議会報告 report

2016/09/09

16.9.9 (仮称)ビールで乾杯条例素案検討部会

これまでにもお知らせをしてきています(仮称)ビールで乾杯条例の素案検討部会が開かれました。
議会関係の会議は10時からとなることが多いのですが、本日は9:00〜17:00の間、休憩やら他の会議を挟みながらの長丁場となりました。

これまでの経過はこちら。

16.8.22(仮称)ビールで乾杯条例意見交換会
https://kashiwano.info/article-2927.html

16.8.12(仮称)ビールで乾杯条例の制定過程
https://kashiwano.info/article-2917.html

今回は8月に開催された3か所での意見交換会で市民の皆さんから頂いたご意見を反映させつつ、この間素案部会で出された6人の意見を一本化していくという作業。

こちらに議会事務局でまとめていただいた意見交換会での市民意見が載っています。
・意見交換会、市民意見

市民のご意見は賛成、反対様々でした。
私の受け止めでは、意見として多かったのは、恵庭を活性化する条例を作ることはいいけど、特定企業を応援に限定するようなものとはすべきでないというもの。
私も陳情の採択に賛成をした時から、そうした考えを持ちつつ、私なりの案を提示してきました。
これまで地域に貢献していただいた企業だけでなく、これからも恵庭に新たな企業や商品が生まれるように、恵庭の水や魅力を発信できる契機となるような条例をまとめていけるよう議論をしてきたつもりです。

条文については、かなり意見が集約されてきましたが、最も意見の相違が大きいのが条例の名称です。
今日の会議の中では、
(仮1)「恵庭産のビールで乾杯条例」という案でまとめたいという意見と、
(仮2)「恵庭産の米や野菜、ビールなどで豊かな水が織りなす恵庭に住む喜びを乾杯に託して感謝する条例」略称:恵庭産ビールで乾杯条例という意見、
(仮3)「恵庭産飲料の開発・普及促進に関する乾杯条例」という3つに集約されてきた感じです。。

まだまだ隔たりはありますが、できる限り全回一致で提案、議決できるような素案となるよう努めていきたいと思っています。


<昨日再提出した柏野案バージョン3>
えにわ・水の恵みに乾杯条例(通称:ビールで乾杯条例)ver.3 2016/9/8
柏野大介

(前文)
 恵庭市は、恵庭岳をはじめとする山々を源流とする水の恵みとともに歴史を重ねてきました。その豊かな水の恵みは、市民が主体となった花のまちづくりを支え、農産物や食品、飲料として全国に届けられています。
 私たちは、総合計画に掲げる「花・水・緑 人がつながり 夢ふくらむまち えにわ」を実現するため、乾杯を通じた人のつながりと地域の魅力をさらに発信していけるよう、この条例を制定します。

(目的)
第1条 この条例は、本市で生産されるビールや清涼飲料等(以下「ビール等」という。)による乾杯の習慣を広めることにより、ビール等と地域の食文化の普及促進を図るとともに、人のつながりを深め、もって地域の活性化を図ることを目的とする。

(市の役割)
第2条 市は、ビール等による乾杯とその普及の促進に積極的に取り組むよう努めるものとする。

(事業者の役割)
第3条 ビール等の生産に関する事業を行う者(以下、事業者という。)は、ビール等による乾杯とその普及を促進するために主体的に取り組むとともに、市及び他の事業者と相互に協力するよう努めるものとする。

2 事業者は、条例の目的を達成するため、恵庭の水の恵みをアピールするよう努めるものとする。

(市民の協力)
第4条 市民は、市及び事業者が行うビール等による乾杯とその普及の促進に関する取り組みに協力するよう努めるものとする。

2 市民は、市内で行われる飲食物が提供される会食等において乾杯が行われる場合、可能な範囲においてビール等で乾杯し、その普及促進に協力するよう努めるものとする。

(個人の嗜好の尊重)
第5条 市、事業者及び市民は、本条例に基づく取り組みの推進にあたり、個人の嗜好及び意思を尊重するよう配慮するものとする。

(飲酒運転の防止)
第6条 市、事業者及び市民は、北海道飲酒運転の根絶に関する条例の趣旨に則り、それぞれの責務を果たすものとする。

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