議会報告 report

2017/01/21

図書館の指定管理者はTRC(図書館流通センター)に決定

一昨日、平成29年第1回臨時議会が開催されました。

議案と議事日程は以下の通りです。
・議事日程表
・H29年第1回臨時会議案1/2
・H29年第1回臨時会議案2/2

賛否が分かれた議案は、図書館(本館、恵庭分館、島松分館)における指定管理者の指定と、その予算を含んだ補正予算です。
採決の結果は、以下の通りです。
賛成:清和会(議長を除く11名)、公明党(3名)、無所属市民の会(2名)、諸派(榎本議員、前田議員、柏野)
反対:諸派(藤田議員)

私も図書館の指定管理導入については、これまで一般質問などを通じ意見を述べてきました。
私は、指定管理者制度の導入に絶対反対という考えではありませんが、導入をするならば、少なくとも恵庭市として図書館の理念を明確にした上で、その理念達成に必要な条件を明確にし、募集を行うべきだという考えでした。
2015年(平成27年)12月に出された指定管理者制度導入を可能にする図書館条例の改正には、その条件が整っていないということで反対をしていました。

https://kashiwano.info/article-2683.html 2015.12.4総務文教常任委員会での審議
https://kashiwano.info/article-2735.html かしわのレポート17号(採決結果)

今回、事業者を公募した際の説明会には4事業者が参加をしたということでしたが、実際に応募をしたのは、図書館流通センター(TRC)の1社のみでした。
この間の議会議論を通じて、条件がかなり厳しくなったことが要因という見方もあるようですが、実際のところはわかりません。

市民サービス向上の具体的な中身や図書ボランティアとの連携、指定管理者の職員の処遇改善などについては質疑も行いました。
TRCはこれまで恵庭市立図書館の窓口業務を受託してきた事業者でもあり、図書館運営に関しては全国的にも多数の実績を持っています。そうしたノウハウを生かしながら、市民の知る権利、学習権を保障する社会教育施設として、さらに発展することを期待したいと思います。

図書館指定管理者候補の主な提案及び現行との比較

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