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2017.02.02

恵庭市農福連携シンポジウム


昨日は恵庭市主催の「農福連携」シンポジウムを聞きに行って来ました。

そもそもは農業従事者の高齢化などに伴って労働力の不足という課題に対し、高齢になっても働き続けられる仕事として、また障がいをもつ人たちの賃金向上の方策として、双方の課題の解決につながる可能性があるということで全国的にもその取り組みは注目されています。

恵庭市においても、2015年からいくつかの農家と障害者就労支援施設が連携し、障がいを持つ肩が農作業に従事する枠組みが作られて来ました。
今回のシンポジウムは、その実態などを広く障がい関係者や農業関係者に周知することを通じて、さらなる拡大をはかったものだと思います。

はじめに、新得町の共働学舎の宮嶋望さんからの基調講演をいただき、その後市内の事例報告ということで、余湖農園の余湖智代表から報告がありました。

共働学舎の取り組みは、始めた時期もとても早く、当時は社会福祉という枠組みに収まらない形で非常に先鋭的な取り組みとしてスタートしています。障がいや困難を持つ人たちが協力し合うことによって、その個性や能力を活かし、共同生活を送っています。

それぞれの主体性を伸ばすということは教育にも通じる視点で、住民の幸せを支える行政としても大きな示唆をいただいたように思います。


余湖農園の余湖代表からは、実際に受け入れをした経験を踏まえ、今や不可欠の存在になっているということに加え、日本の労働問題、とりわけ外国人技能実習制度に関しても提言をいただきました。

生産年齢人口の減少による、有効求人倍率の上昇は顕著ですが、この問題は今後さらに困難な課題になっていきます。
目の前だけを見て、工業団地の開発をするのは一見良さそうでも、長期的にはその問題を拡大することにつながるような気がしています。


少しだけ残念だったのはパネルディスカッションで、宮嶋さんの理想と恵庭の現状の間に何があるのか、どうしていけば理想に近づいて行くことができるのかということをもう少し深く聞ければよかったのかなと思いました。

まだこうした取り組みは始まったばかりであって(実際には他にも取り組んでいる方はおられるようですが)、こうしたシンポジウムを契機として、さらに取り組みが進むことを期待しています。

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