政治と金 money

2009/06/11

議員報酬の削減、6月分期末手当

恵庭市議会では、3月に開催された第1回定例会の中で、
職員給与も独自削減などを行なっている厳しい財政事情を考慮し、
議会としても「月額報酬の5%分」を、2回の期末手当から減額することで
各会派が合意をしておりました。

恵庭市では、5月に出された人事院勧告の6月期末手当の凍結に基づいて、

職員の期末手当も独自削減分に上乗せして削減(凍結)することとなり、
このことを考慮して、議会も歩調を合わせ、追加の手当削減を行なうことと
なりました。(-0.15カ月)

(これは5/29の第4回臨時会で議決されました)
第4回臨時会、議案.pdf

議員の報酬は特別職等報酬審議会での意見を参考にして決まるものであり、
これまで人事院勧告に合わせて報酬の引き上げが行なわれているわけではないので、

本来は今回も引き下げに追随する必要はないのですが、痛みを分かち合うという
判断になりました。

反対できるものではありませんが、割と理屈のないものです。

なかなか単独で人事院のような機能を持つこともできないので、職員給与も
人事院勧告をベースにしているわけですが、本当は恵庭の景気がよくなったら、
市の職員の給料も増える、というような仕組みが望ましいように思います。


6月分期末手当は
「恵庭市議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例」
http://giji.city.eniwa.hokkaido.jp/reiki_int/reiki_honbun/aa03200251.html
の4条に基づいて、6/15づけで支給されます。

報酬月額355,000円に1.2をかけるところですが、

附則3

「議長、副議長及び議員の期末手当の額については、恵庭市議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例(平成16年条例第 20号)の施行の日から平成22年3月31日までの間、第4条第2項の規定にかかわらず「100分の20」を「100分の15」とする。」

となっていますので、1.15をかけて、408,250円。
6月は2.1カ月分ですが、5/29の第4回臨時会で減額の条例改正を行なっており、
1.95カ月分で796,087円。

附則4で、5%削減分として、
「平成21年4月1日から平成22年3月31日までの間に支給する議長、副議長及び議員の期末手当の額は、第4条第2項及び前項の規定にかかわらず、これらの規定により定められる期末手当の額から、議長にあっては13万2,000円、副議長にあっては11万5,500円、議員にあっては10万 6,500円を減じて得た額とする。」

としていますので、689,587円が期末手当となります。

(参考:昨年度期末手当

そこから、
所得税38,274円
共済掛金51,675円

が控除され
差引支給額599,638円です。

その重みをしっかりと認識し、いただいている分以上に市に貢献できるよう、
日々の調査研究と市民意見の聴取に努めたいと思います。

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