活動報告 activity

2010/10/29

子どもの貧困を考える

昨日は、石狩の花川南で青年局の本間憲一さんと朝の街頭演説。
私は、民主党の企業献金解禁の批判と、地域主権時代の議会の役割、
議会改革の必要性などをお話させていただきました。

日中は選挙以降連日の看板・ポスターの撤去。
結構な数があり、今週中では終わらなそうです。
掲示にご協力いただいた方にはご迷惑をおかけしておりますが、
もうしばらくお待ちください。。。

夜は、子どもの「貧困」を考えるフォーラムに参加。

子どもと保護者のための電話相談をされている方から、
相談内容の分類によるおおまかな傾向と問題提起があり、
その後さまざまな立場のパネラーから、お話がありました。

相談の類型としては、
1.いじめ不登校、(教師と親、生徒の関係)
2.進路進学
3.難病治療費用

という内容で、そのことによって、子どもたちの学ぶ権利が
侵害されています。

定時制の高校で教師をしていた方からは、
夜間定時制に進学する生徒の多くは、
経済的な問題、不登校・いじめ、学力・発達障がいなどの
問題を抱えていることが多く、結果として、正規雇用には
就業することが難しく、あきらめの気持ちが強くなるという
お話でした。

また、奨学金を受けながら大学に通う学生からは、
経済的な事情により、大学進学をあきらめる学生がいること、
奨学金を受けられるのは一部に限られていること、卒業時には
500万円を超える借金を抱え、長い年月をかけて返して
いかなければならないことなどが訴えられました。

札幌では、子どもの権利救済機関として、子どもアシストセンターが
設置され、具体的な助力につながる相談ができるようです。
またそれ以外にもPTAや、児童虐待防止関係団体、教育関係団体の
電話教育相談などもあります。

こうしたいくつもの機関が連携し、ネットワークを広げていくことに
よって、その網の目からこぼれる子どもを1人でも減らしていかなくては
いけないと思います。

皆様のコメントを受け付けております。

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