かしわのブログ

2008年1月の記事一覧

恵み野駅西口周辺開発、公開プレゼンテーション

1/26(土)に恵み野駅西口周辺開発事業の公開プレゼンテーションが
行なわれました。
非常にみなさんの関心は高かったようで、200人ほどの方が来場された
ようです。

私の個人的な感想としては、2社のプレゼンの内容には大きな差がありました。
提案1(pdf)のほうは、恵庭というまちの恵み野という地域を理解しようと
する姿勢、これから20年、30年とまちをともに創っていこうという気概を
感じました。

一方の提案2(pdf)のほうは、どこにでもある郊外型の開発、とりあえず敷地に
合わせて絵を描いてみたという印象を受けました。

あくまで私の個人的な受け方なのですが、これほどの差があるのは、
意欲だけでない何かがあるのではないかといううがった見方もできます。
極端にいえば、出来レースの捨て駒なのでは?という風にも思えてしまいます。

確かに業者の選定過程は公開されています。
しかし、プレゼン会場でも市民の意見を聞くことはなく、アンケートの結果が
どう審査委員会に反映されるのかは不透明です。
公開プレゼンテーションを行なっただけで、開発の透明性が増した、とは
言えないでしょう。


2社のプレゼンでは、以前の計画よりもさらに大きい事業費が想定されて
いました。しかし、その中で行政にどれだけの負担を求めているのかは
示されていません。(昨日の総務文教常任委員会でも示されませんでした)

増加する見込みの税収についても非常におおまかな試算が示されただけで、
これだけをもって、提案に対する賛否を表せる段階にはありません。

また、恵庭駅西口開発との整合性の点でもまだ見えてこないものが
あります。


まちを元気にしていくことは、誰も反対するところではありません。
事業の成功をより確実なものとするためには、すべてを網羅的に行なうの
ではなくて、優先順位を決めた上で、力を一点に注がなくてはなりません。

市民、行政、議会が一丸となって、えにわを創っていけるように。

会派視察2日目(1)綾瀬市


綾瀬市 人口約82000人、面積22㎢(恵庭の1/13ほど)
一般会計予算 約238億円(恵庭より1割ほど大きい)
特徴 市内に鉄道駅がない。自衛隊厚木基地が行政面積の18%を占めており、航空機騒音が大きな問題。東京から40km、横浜から20kmと大都市に近い。


綾瀬市では、市民活動応援補助金(きらめき補助金)について研修。
現在恵庭市議会でも、市民活動を資金面で支える「えにわブーケトス」が議論されています。
「市民活動支援制度 えにわブーケトス」についてはこちら。
(こちらは市民準備会の提言であり、これに基づいてまとめられた市の提案は
まだネット公開されていません)

住民自身が決定権を持つすばらしい仕組みだと思いますが、特定の団体に得票が集まることなどが懸念されています。少し別な仕組みでの導入実例のお話を伺う中で、その解決策や、恵庭方式の改善案などを模索することが研修の目的です。

綾瀬では、まず市民活動推進のきっかけとなったのは、平成12年に議会会派から提出された「市民活動推進条例案」だったそうで、4年ほどの検討期間を経て、平成16年に条例が制定されました。
支える仕組みとしては、まず「条例」→「場所」→「資金」という順序で整備が進みました。

恵庭では、「恊働のまちづくり指針」、えにわ市民プラザ「アイル」などがありますが、指針はあくまで方針であって、ルールではありません。
また、「アイル」に関しても、多くの市民活動のための拠点として、もう少し長い期間行政がサポートをできなかったものかとも思います。

綾瀬の市民活動センターは公民館の中のオープンなスペースにあるということで、他の用事で来た人に対しても、市民活動をアピールできるメリットがあるとお話されていました。現在、非常勤職員が9時から22時まで配置されているそうです。今後は別な施設への移転も検討されているとのこと。


本題の「きらめき補助金」は、
・ 「団体に対する補助」ではなく「事業」に対する補助金
・ 団体の成熟段階に合わせて「いぶき」「はぐくみ」「はばたき」の3つの区分
・ 補助事業の選考は、提出書類と公開プレゼンテーションにより「選考委員会」が総合的に判断
・ 補助金を受けた段階は事後にも公開の報告会で実績報告

という特徴です。
事業補助という点は「ブーケトス」も同様。
3つの区分があることで、継続的な支援が受けられることは恵庭と大きく違います。
はぐくみだけにしても1事業につき3回まで。説明によると「初年度より2年目、3年目のハードルは上がる」とのことですが、エントリーすることは可能です。

補助金が既定のものとならないためにも回数制限は必要なことだと思います。
しかし、活動を始めたばかりの団体は毎年新しい事業を行なっていけるのか。そして、補助金のために事業を探すということにならないか少し心配です。


「えにわブーケトス」の一番の特徴であり、綾瀬「きらめき補助金」とも大きく違うことは、補助金の決定を市民自身が投票により行なうことです。
選考委員会で選ぶのと違い、同じ市民の目線で見て、理解される活動や提案が求められるということは、活動が硬直化しないためにも大きな意味を持ってくると思っています。
綾瀬の場合、公開プレゼンテーションに足を運ぶのはほとんどが団体の関係者だそうですが、公開プレゼンテーションを入り口として、市民活動に関心をもつ方が増えるような仕掛けは必要でしょう。


担当の職員の方は「えにわブーケトス」についてもご覧いただいていたようで、非常に参考になるお話をたくさん伺うことができました。
ありがとうございました。
PICT0557.jpg




以下、メモ。

不交付団体になった。神奈川県では6市のみが交付団体。

市民活動の推進の中に、市民恊働も盛り込めないかと考えた。(1条)

補助金創設にあたり、
民間基金による補助金/行政基金による補助金/直轄
の3つを検討した。

民間になると税制の問題、直轄にすると行政からお金をいただいているというイメージになる。だから、行政による基金を選択した。

大和市や茅ヶ崎でもマッチングギフト方式でやっている。

市外団体も申請できるというのがひとつの特徴。
綾瀬には歴史がないということもあって、綾瀬の市民のためにやってくれるのであれば、補助金の対象としようという考え方。

3セット方式。(多くの自治体が導入)
答申ではそれが望ましいということになっていた。
しかし、3年間で仕上がるのだろうか、ということで今の最大9年受けられる仕組みとなった。

10/10補助はどうなのっていう意見もあった。
でも、それは団体が考えること。選考会でおとされる(削られる)べきだ。

選考委員会、平塚市をモデルにしている。
委員の方の中には選考会の1ヶ月まえから人断ちをするという人も。
今後、委員の交代も考えている。

公開プレゼンテーション:
綾瀬では、発言の機会なし。
大和では、発言を認めているが、危険かなぁ。公開プレゼンには関係者しかきていない。

市民活動センターへの支援:
非常勤職員9-17、17-22の勤務で1人ずつ+事業をやるための費用。

助成金情報を提供。全国の基金などに応募できるだけのちからを作っていってもらいたい。
「市民活動センターあやせ」

相模原のパートナーシップ事業をモデルにしている。これは1年ぽっきり、それで継続できるのかという話もある。

市民活動センターが他との複合施設なので、ほかの目的で来た方も。

脱・言い訳、即・アクション

日経ビジネスの記事で気になるものがありました。

「中国産」より「夕張産」を自慢!

http://business.nikkeibp.co.jp/article/person/20071119/140976/?P=1


表現は少し厳しいですが、「経済が腐るのは自分たちのせい」など、大切なことを言っていると思います。



ご飯を食べる、ガソリンを入れる、本を買う。

そんな日常の積み重ねが恵庭の経済を作っているのだなーと思います。

わかっていてもついついアマゾンで本を買ってしまっています。


このあたりから変えていかないといけないですね・・・。

会派視察、1日目 厚木市

本日から会派の行政視察に来ています。

1日目は神奈川県の厚木市
人口も20万人以上の特例市、一般財源の予算も600億と恵庭の3倍
ほどで自主財源の割合も高いまちです。

これまで行政評価を行なっていましたが、今年度から新たに
「事業仕分け」も導入しました。

前市長のときの行政改革大綱で実施を目指していましたが、
市長選で市長が交代したことがどう影響したのか、また行政評価は
やめてしまうのか、そして、推進してきた方たちではなく、導入した
自治体の生の声を聞いてみたいと思っていました。


市長交代については、滝川のように、市長のマニフェストだったわけでは
ないようですが、新しい市長も行政改革には熱意を持っていたので、
影響はなかったそうです(むしろ進んだ?)。
職員による自主研修グループがあるそうで、わりと職員主導というように
受けとめました。


導入したあとだから言えることなのかもしれませんが、やはり、行政評価
には限界があった、導入したことによって、行政評価としてもさらに
厳しい見方ができるようになったそうで、職員の方も導入前とは持っていた
印象が変わった方が多かったようです。

評価者として、内部の職員が多かったり、仕分けをすることになった35事業
の選び方についても議論があったようで、今年度の結果を踏まえて来年度に
改善をはかるとのことでした。
やはり、始めてみたから見えたということがあるのでしょう。


経費節減の効果としては1億2000万円ほど。600億の予算から見ると大きく
ないのかもしれませんが、効果は財政的な部分だけではなく、行政事務が
市民から見えることや、目標の明確化など副次的なものも多くあります。

恵庭でもパブリックコメントを行なっていますが、残念なことに、ここには
事務にかかる人件費が出てきません。
今日でたばかりの予算査定中間報告でも、計画作成にあたって、外部委託をやめて
委託コストを減らしたものがありました。これによって、どれだけの事務
コスト増になっているのか、そこまで比較する必要があるのではないでしょうか。

限られた職員の中で、さらに拡大する行政需要を満たすこと。
財政健全化と市民サービス向上が両立するためにも、
えにわの「事業仕分け」もぜひ進めていきたいと思います。

恵庭の開発 〜その1 恵庭駅西口再開発

まずお知らせから。 明日(1/16)、13:30から議会運営委員会が開かれます。議題としてあがっているのは、各会派から提出されている「議会改革」の懸案事項について、です。それ以外にも市長のいう「経営戦略会議」に対して、議会側の対案(?)を話し合うことになるかもしれません。 本日(1/15)の経済建設常任委員会では、水道料金改定などが議論されこれまで反対してきた清和会を含め、全会一致で可決すべきという結論に達しました。 内容についても書きたいのですが、今日はまず恵庭駅西口開発などについて書きたいと思います。
委員会の中で、最近の大きな懸案の一つである「恵庭駅西口周辺再整備事業」で計画されている再開発ビルの建物モデル案が示されました。図の通りで、ホテル、医療モール、フィットネス、スーパーなどが入居する方向になっています。 恵庭の駅前に活気を生むことに反対する人は誰もいないと思います。 ですが、これまでの議会の議論の中でも各議員が心配しているのは、市のお財布の中身です。 市はこれまでにも、特にこれからの何年かが厳しいという説明をしてきています。 その中で、この(1)恵庭駅西口再開発と、プロポーザル方式で進めようとしている(2)恵み野駅西口開発と(3)西島松北地区の振興策を同時に行なおうとしています。また、黄金・戸磯地区の児童数がこれまでの予想を超える伸びで推移しており、(4)第二和光小建設も懸案にあがってきています。 全ての事業を並行して進められるのかを問うと、「経営戦略会議」という新たな組織を設け、そこでの議論によって可能性の可否を判断するという説明がされます。しかし、これらの大事業は来年度の予算と関連するものもあり、遅くとも3月中に一定の方向性を示さねばならないものもあります。 明日ようやく立ち上げられるという「経営戦略会議」がこれまでの経緯も含めて十分な議論を尽くし、結論を導けるのかは疑問です。また、本来であれば、判断に必要な情報を市長側が提供した上で、優先順位を含めた議論を行なうのが、議会の役割なのではないでしょうか。 議会には予算の議決権はあっても、提案権はありません。 市長が、議会に必要な議論を求めないとすれば、議会は予算を否決するしかありません(修正は可能です)。 国会とは違います。立場は違っても、恵庭のために議会として徹底した審議を行なっていくことが求められます。

学生インターンシップ

ドットジェイピーという学生の組織が議員インターンシップという企画を
行なっています。
私が学生のころからこの企画は存在しており、当時から興味を持っていたこともあって、
今回インターン生に来てもらうことを決めました。

インターネット中継が始まったことによって、いつでもどこでも議会を見られる
環境ができました。しかし、これだけで議会の情報発信が十分なわけではありません。

議会がわかりやすい、身近なものになっていくためには、様々な角度からの取り組みが
求められます。インターンという形で、政治に関心を持つ学生に議会や議員の活動を見て
もらえるということは、政治に対して理解を深め、信頼を構築していく上でとても大きな
意味を持つと思います。

それと同時に、私たち議員の側も、生の目で見てもらうというネット中継とは違った緊張感や、
インターン生がいることによって気づく新たな視点など、多くの学びがあることを
期待しております。

受け入れを決めてない議員の方、今後インターンをしてみようという学生の方など、
さらに多くの方に関心を持っていただければと思います。


私自身、1年にも満たない議員活動の中で、まだ手探りの部分はあります。
そういった部分も含めて、どこまで学生の方たちにお伝えできるかはわかりませんが、
最大限の努力をしていきたいと思います。

2月のお知らせ

2月に2つの講演会、研修会があります。お時間の都合がつく方はぜひご参加ください。 1「地方財政の危機とは何か」 2/2 14:00〜16:00  RBパーク3階にて ニセコ町、財政課の加藤さんをお招きして、自治体の財政危機の本質をお話いただきます。 2「事業仕分け」研修会 2/15 13:00〜16:30 市民会館2階、大会議室にて職員課主催の職員向け研修 職員課主催の職員向け研修会ですが、他市の職員の方や市民の方も参加できるそうです。 自治体が担っている「事務事業」のそもそもの必要性や効果的な行政事務を考え直す手法です。 神奈川県小田原市の井澤さんをお招きして、講演と模擬仕分け作業を実施の予定です。

年頭にあたって

1月2日から、昨年お世話になった方などにごあいさつに伺いながら、議会報告もお渡ししています。

これまで、ゆっくりとみなさんのお話を伺う時間を十分に作れていなかったので、こうした機会にお話できることはとても大切だと思っています。

恵庭駅西口再開発、水道賦課もれ、市長と議会、後期高齢者医療制度、それ以外にもさまざまなご意見をいただいています。自分では気づいていなかったことで新たな視点をいただくこともあります。


こちらから伺うことも必要ですが、それだけにとらわれることは、ご意見も限定的になってしまいます。今年はさらに多くの方からのご意見を伺うためにもオープンな環境での意見交換の場を作っていきたいと考えています。


これのひとつとして、喫茶店などでの「座談会」を開催したいと考えています。
例えば、喫茶店でコーヒーを飲みながら、
例えば、Barでお酒を飲みながら、
政治の話に限らず、お話をする場を持っていきたいと思っています。


これ以外でも、こんな場所でやったらというご提案、場所を提供していただける方などいらっしゃいましたら、かしわの(090-2695-2880)までご連絡をいただけるとありがたいです。
メールの場合は dkashiwano@gmail.com までお願いします。

「変化」を形あるものに。
これをテーマに今年も全力で走ります。

本年もよろしくお願いいたします。

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