歩むべき新たな道
歩むべき新たな道
今日は道内各地で原発に関する出前授業を行っている、川原茂雄さんの講演を聞きました。 震災直後に比べると、北海道での原発に関するマスコミ報道は減り、どこか収束に向かいつつあるような錯覚を覚えます。 事故でどんなことが起こったのか、そして今何がまだ続いているのかを、あらためて知りました。 今日で震災から8カ月が経つにも関わらず、多量の放射性物質の放出は止まらない。 このことだけをもっても、震災以前には考えられなかったことです。 そんな中でも、行くあてのない高レベル放射性廃棄物は増えています。 30年とも50年とも言われる貯蔵期間を経ても十分に冷却されるのか、そして何よりも放射性物質が漏れてこないのかは明確ではありません。 これまでに生み出してしまった放射性廃棄物を減らすことは、今のところできません。 少しでも早く、それを止めることでしか、これ以上増やさない方法はありません。 これから生まれてくる子どもたちに、国の借金だけでなく、もっと大きなツケを残すことにならないためにも、一刻も早く、新たな道を歩み始めねばなりません。 -- もっと詳しく聞いてみたいという方は、ぜひ川原さんのブログをご覧下さい。 http://blogs.yahoo.co.jp/skawahara1217 年内もまだ10回以上の講演があるようです。 ちなみに、12/3(土)の午後には恵み野会館で講演を予定されているとのことでした。