かしわのブログ

2017年9月の記事一覧

17.9.14(仮)かわまちづくり事業にはいくらかかるのか

昨日、9/13から第3回定例議会が始まりました。
<日程表>
日程はこちらの通りで、補正予算の特別委員会が開催されないこととなりましたので、本日は休会となります。


市長の行政報告と教育長の教育行政報告はこちらで、
http://www.city.eniwa.hokkaido.jp/www/contents/1487923576276/index.html
定例会に提案されている議案はこちらです。
http://www.city.eniwa.hokkaido.jp/www/contents/1397001272665/index.html

議案審議では、市長提案議案のすべてが即日採決となりました。
多くは全会一致でしたが、賛否が分かれ、起立採決となった議案は3件ありました。

1つは議案第11号の「財産の取得」、
もうひとつは議案第12号の「恵庭市都市公園を設置すべき区域の決定」、
そして、それらの議案の財源的な裏付けとなる議案第16号の「一般会計補正予算」です。


1つ目の「財産の取得」は道と川の駅横の花の拠点施設整備に関連する土地の取得に関する議案で、共産党の藤田議員が質疑を行いました。
質疑の趣旨は、昨年以降の計画の進捗の確認と、事業の全体像が見えない中で、土地の購入を行うことの是非を問うものです。
採決は賛成19、反対1(藤田議員)で可決となりました。

私は昨年花の拠点整備が始まる時点では、事業開始に議会として承認を与えることとなる議案に反対しました。
それは、今回の藤田議員の質疑と同じ趣旨であり、運営事業者が定まらず、事業の成否が見通せない中では時期尚早であるという判断です。
しかしながら、すでに議会で承認され、事業が進んで行く段階では、事業に協力をし、土地の売却を承諾していただいた地権者の方たちにはご迷惑はおかけできないと考えています。



2つ目の「恵庭市都市公園を設置すべき区域の決定」については、私が質疑を行いました。
・(仮)かわまちづくり事業の提案に至る経緯
・隣接地で予定する民間宅地開発との関連
・概算事業費総額
という3点を確認しました。

1点目は、以前から道と川の駅周辺のさらなる整備が必要だと考えており、花の拠点整備に合わせて国と協議をして進んでいるというような内容、2点目は隣接地の宅地開発を行う上でも崖地となっている環境を改善する必要があるということ、3点目は国の補助が固まった段階で報告したいということでしたが、概算では3000〜4000万とのことでした。

花の拠点整備事業の隣接用地では、民間事業者による宅地開発の計画があり、市の都市計画審議会でも承認されていますが、それを進めるためには、環境の悪い崖地をこのままにはしておけないということもあるようです。

私はそもそも人口減少を見据える中での新たな市街地開発には慎重な立場です。
市全体では公共施設や道路、上下水道などのインフラの総量削減を掲げながら、それと整合性の取れない市街地拡大はもっと慎重な議論が必要であったと思います。

また、河川用地に関しては国の事業だとはいいつつも、この(仮)かわまちづくり事業全体としては2億円以上の事業費を要するという話もあるようです(今後にも注視していきたいと思います)。人口減少時代の公共事業のあり方は、国のお金を使うから市の負担が少なくてよいというものではないと思います。

この議案と補正予算案については、賛成18、反対2(藤田議員、柏野)で可決となりました。

19日からは一般質問が始まります。

宮城県登米市「豊里小中学校における小中一貫教育」

会派視察の2日目は宮城県の登米市へ。
平成16年度から教育特区ということで、豊里小中学校において、小中一貫教育に取り組んでいます。
当初は別な施設(施設分離型)で、平成19年度からは、中学校敷地に小学校を増築して校舎一体型となりました。
http://www.tome-svr.jp/~toyosato-syo/html/?page_id=40

他市の小中一貫教育では、4・3・2制をとる学校が多い中、豊里小中では3・4・2制をとっており、小4からの英語導入と、一部教科担任制を取り入れているそうです。

中1ギャップの解消や、9年間の教育プロセスが見えやすくなるというメリットがある一方、中学生がいることによって小学生(高学年)のリーダーシップが育ちづらいことはデメリットとしてあげられていました。

また、課題として、会議が増えることによって、教職員が多忙になっているとのお話と、教科担任制の導入時期は子どもの理解度、実態と合っているのかはしっかり見極める必要があるという点を指摘されていました。

意外なところでは、年度ごとの推移はあるものの、不登校の子どもが比較的多い状況だそうで、ただ、その要因としては、必ずしも中高一貫という枠組みに起因するものではなさそうです。

質疑では、
・読書活動の取り組み
・就学援助の状況
・学力の定着
・教員の多忙化解消の方策
・区切りの儀式
・子どもたちの変化
ということなどについて、校長先生や教頭先生の実感も交えたお話や教育長から県やまちの状況などを含めたご説明をいただきました。

翌週(9/6)の委員会視察では、東京都品川区の小中一貫教育についてお話を伺うことになっていますので、都市部と地方での違いについても学んでいきたいと思います。

http://www.city.tome.miyagi.jp/kyoiku/kyoikutokku.html

岩手県紫波町「オーガルプロジェクト」

会派で視察に行ってきました。
視察先は岩手県紫波町と宮城県登米市の2か所です。

まず、お伺いしたのは、以前からぜひ訪ねてみたいと思っていた紫波町の「オーガルプロジェクト」。
http://ogal-shiwa.com

飛行機の都合もあり、29日のうちに紫波町に入り、オガールプロジェクトの中で民間複合施設として整備されたオガールベースの中の宿泊施設、「オガールイン」に宿泊し、マルシェをはじめとした施設内の様子も事前に見学させてもらいました。

オガールインの天井。コストを抑えた内装。

 

音楽スタジオ前のボード。交流も盛ん。

 

広場には占用も可能なスペースがたくさん。



施設後方に広がる住宅地。兼用住宅も可能。ここはお寿司屋さん。

 

立派な役場庁舎。

 

賑わう紫波マルシェ。




仕事を終えて、学童施設に子どもを迎えにくる保護者の方がいたり、産直の紫波マルシェで買い物をする方がいたり、スポーツ施設には、合宿中の選手もいます。

公民連携による公共施設の整備にとどまらず、エネルギー供給や宅地分譲などを含め、まさに新たな「まち」が形成されています。

取り組みの内容については、この本などでも事前に勉強していましたが、あらためてそのエリアの規模や空気、そしてそこから離れた日詰商店街の様子にも触れさせていただきました。
https://www.amazon.co.jp/dp/4344030095/


翌日お話を伺ったのは、元は役所にいて、現在はオガール紫波の取締役を務める八重嶋さん。
九州の県庁職員の方と一緒の研修でしたが、われわれは、事前の勉強会もしていたので、かなり質疑も活発でした。


・町外の大手企業に頼らない
ということや
・資金を地域内で循環させる
ということは、恵庭ですでに動き出している公共施設整備の中でも、十分に取り入れられる考え方だと思っています。
10年後にもぜひ再訪してみたいと思います。

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