180314 総務文教常任委員会(所管事務調査)
180314 総務文教常任委員会(所管事務調査)
昨日の続きです。 現地調査後には、各所幹部からの報告を受け、それに対する質疑を行いました。 資料は非常に多いのですが、以下の通りです。 1 恵庭市防災会議及び恵庭市国民保護協議会について 2 平成30年度恵庭市行政組織機構(案)について 3 窓口サービス改善に関する取組について 4 指定管理者に係る労働条件審査結果について 5-1 行政改革の推進について 5-2 まちづくり基本条例の見直しについて 6 連携中枢都市圏構想の推進に向けた取り組みについて 7 恵庭市国際化推進アクションプランの策定について 8 「えにわシティセールス事業」の取組について 9 恵庭市公共施設花づくり指針について 10 移住促進の取組状況について 11 新工業団地概要について 12 平成29年度全国学力・学習状況調査の結果について 13 平成29年度全国体力・運動能力調査の結果について 14 都市間文化交流事業について 15 図書館恵庭分館について 16 郷土資料館アイヌ展示リニューアルについて 資料の詳細は文末のリンクからご覧ください。 私からは、以下の5点の質疑を行いました。 ①No.4 指定管理者に係る労働条件審査結果について 定期的に労働条件審査を行っているということは評価できる。 しかし、セクハラ・パワハラがないという記述の裏付けとなるヒアリングはどの程度行っているのか。 これまでの審査結果で不備が多かったのは、最新の法令改正への対応。 H30.4月からの労働契約法(無期転換)に対応した就業規則となっているのか。 対応できていないとするならば、これまでのように、6月から調査し、9月にヒアリングし、12月でまとめて来年の3月までに対応では遅い。 ②No.5-1 行政改革の推進について 効率面から、複数施設を一括で指定管理としているのは理解できるが、民間による創意工夫を発揮するためには、民間事業者から個別の提案を受けられる枠組みが必要では。 例としては、公園の中でも、柏木レクリエーション施設や、今後リニューアルされるふるさと公園などでは、収益的な事業を含めた提案が期待できる。 しかし、現行の152箇所一括では、個別の提案は難しい。 ③No.7 恵庭市国際化推進アクションプランの策定について 外国人観光客への対応マニュアルなどが平成33年までに検討して、平成34年からの実施予定。 花の拠点のオープンなどを考えると、対応が遅いのでは。 平成32年から実施できるようにすべきでは。 ④No.8 「えにわシティセールス事業」の取組について シティセールスの目的が「イメージ戦略」でよいのか。 具体的な手法について市民検討会議で進めるのは理解できるが、 「何を目的とするのか」を市民検討会議に委ねるのは、違和感がある。 (居住意欲度、暮らしやすさに絞ったアプローチがいいと思います) ⑤No.15 図書館恵庭分館について 自動貸出機導入と人員配置で窓口サービスは改善されるか。 不明本増加の場合のリスク分担について。 1803_266総務文教常任委員会(次第、No1〜4) 資料No5-1 資料No5-1別添1 資料No5-1別添2 資料No5-2 資料No.6〜8 資料No.9 資料No.10〜11 資料No.12 資料No.13〜16 事故等発生(処理)報告 当日配布資料「えにわシティセールス基本方針(素案)」
180314 総務文教常任委員会(現地調査)
180314 総務文教常任委員会(現地調査)
本日は私の所属する総務文教常任委員会でした。 最初に、4月からオープンする新しい複合施設「えにあす」の現地調査を行い、その後所管部からの報告事項の調査を行いました。 1803_総務文教常任委員会(現地視察) FMラジオの内装工事はまだ終了していないようですが、公共施設部分については、概ね工事が終わり、あとは本棚や備品などの搬入を待つ状態となっています。 見た目の印象は簡素。 天井の配管が露出していたり、合板そのままの壁であったりと、お金をかけていないようにも見えます。 (工事費用は明示されていませんが、これまでの資料によると同種のものを直接建設した場合のコストの目安を坪30万円としています) 図書館部分にはまだ本棚などが入っておりませんが、これまでの面積よりも若干縮小となる予定です。書庫の1万冊を含めて、5万5000冊ほど。これまで同様に子ども向けの本が多い蔵書となるようです。 作りとしては壁の一部に窓があったり、そもそも壁がなかったりと、複合的要素、共有という意識が強く打ち出されています。そのため、これまでの児童館の位置付けである子ども広場の場所も、一部壁がない部分があります。 自習スペースは広く取られているので、中高生の勉強場所としての利用は多くなりそうです。 複合施設「えにあす」の詳細について
「登別市生きることを支えあう自殺対策条例」の審議
「登別市生きることを支えあう自殺対策条例」の審議
予算の個別審査が終わり、今週は水、木、金と常任委員会が開催されます。 本日は会期中ではあったのですが、登別市議会で、議員提案による条例「登別市生きることを支えあう自殺対策条例(案)」の委員会審査が行われるというのを聞き、傍聴しに行ってきました。 そもそも議員提案による条例の提案は珍しいことと、これが成立すると道内では初の自殺予防条例であることなどから、非常に注目度が高く、テレビの取材が入り、通常よりも多くの傍聴席が用意されていたようです。 提案者は、若手議員の会でもご一緒させていただいている辻弘之副議長で、精神保健福祉士として活動してきた経験を元に、関係者と条例案策定を進めてきたようです。 http://tsujihiroshi.blog.fc2.com/blog-entry-1189.html 行政との協議(意見交換)や議会としてのパブリックコメント手続きをすでに済ませ、本日の委員会でも原案が承認されました。実際に見ることができたのは、委員会での質疑の様子だけですが、条例案の策定過程から、一つひとつの手続きを丁寧に進めてこられた様子が窺えました。 http://www.noboribetsu-shigikai.jp/publiccomment/29.12publiccommentanken.htm 私は、これまで何度か修正案の提案は行ってきましたが、ゼロから条例案をつくるという経験はありません(ビール条例の素案は…)。 道内のこうした事例を参考にさせていただき、恵庭においても、市民のみなさんが必要とする条例を、ぜひ提案していきたいと思います。 それにしても、 久しぶりに他のまちの議会を傍聴しましたが、特に委員会は傍聴する機会が少ないこともあり、様々な発見がありました。 以下、箇条書き。 ・委員会の説明員は入れ替え制(最大10名) ・次の出番の職員は外で待機 ・会議室の扉は開けたまま、オープンな会議 ・委員、説明員はPC使用可能(傍聴者は不可) ・議員提案なので、所管委員会でない議員も説明員となれる ・副委員長が質問を取りまとめし、一括で質疑(例外的なケースだったらしい) ・委員会質疑で一問一答制 ・付託案件審査が非常に多い(確認してませんが全件委員会にかける?) ・議長は常任委員会に所属しない(標準委員会条例を変えている) 恵庭の場合、会派ごとに事前の説明が行われており、結果として公開の場では、質疑がないケースが非常に多くなっています。登別でも休憩をとって、意図の確認を行ったりはしていますが、公開の場で多くの質疑が行われていることによって、個々の議員の姿勢がよくわかります。 また機会を見つけて、他のまちの議会運営についても学び、恵庭での議会改革に結びつけていきたいと思います。