○事業仕分けの最近のブログ記事

今年も事業仕分け

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恵庭市では、今年で3年目になる事業仕分けを実施しています。

http://www.city.eniwa.hokkaido.jp/www/contents/1278391653250/index.html

春に委員の公募をしていたので、どうせなら応募して委員として
参加すればよかったです。残念ながら今年も傍聴席から。

まちづくり委員会資料.pdf


13日に行われた1日目の仕分けでは、以下の4つの事業が対象となりました。

1)防塵処理事業
2)適応指導教室「ふれあいルーム」の充実
3)中学校施設維持管理事業
4)市民会館維持管理事業

1)防塵処理

まず、市としては、余り交通量が多くない道路であっても、
同じ市道として、舗装を目指して行くとのこと。
未舗装の市道は160kmほどあって、毎年舗装しているのが3kmほど。
50年以上かかってしまいます。

その上、舗装も10年ほどでメンテナンスが必要ということは、
舗装をすればするほど、将来の維持経費が増大するという
ことにもなりかねません。

現在の防塵処理については、交通量の多いところでは毎年実施する
ようなところもあるということですから、雨水管整備の問題はあるに
しても、コストを試算した上で、より明確な優先順位をつけていくことと、
舗装をしないという選択も必要になるのだと思います。


未舗装160kmのうち、
例えば、今後20年間の維持管理コストが
舗装に要する費用+維持管理経費<防塵処理に要する費用×頻度 というものについては、
舗装の必要性が高いと思いますが、
舗装に要する費用+維持管理経費>防塵処理に要する費用×頻度 ということであれば、
そもそも舗装が必要であるのかを見直す必要があると思います。

防塵処理の仕分けではありますが、表裏一体とも言える道路舗装に
対する考え方が、仕分け員の発言にも出ていたと思います。


結果は、現行通りが3人、要改善が5人です。


2)適応指導教室「ふれあいルーム」

その必要性については、まったく異論はありません。
もともと不登校の児童・生徒が通う場所ということで、不登校児の
中で利用している割合が高くないことも理解はできますが、

通学の支援、学習面での増強(人員増が難しければ、曜日で
教科をわけることができないか)などが必要なのではないかと
思いました。

仕分け結果は
要改善が2名、現行通り・拡充が6名でした。


恵庭市では不登校児童・生徒は減少傾向にあり、加えて
市としては、外部と連携した新たな事業展開も考えているようですので、
すべての子どもたちが、よい形で学びの機会を得られるよう期待を
したいです。

時間の都合もあり、最後までの傍聴はできませんでした。

明日23日の10:00から、2日目の仕分けが行われます。
項目などもこちらでご覧いただけますので、ぜひ傍聴にお越し下さい。

http://www.city.eniwa.hokkaido.jp/www/contents/1278391653250/index.html

事業仕分け

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恵庭市の「事業仕分け」、2年目が始まります。

事業仕分けは、事務事業のそもそもの必要性、実施主体、実施する場合の
仕事の中身などを、これまでの前例にとらわれず、あるべき姿を追求する
仕組みです。

予算の一律〜%カットということではなくて、必要性の低くなったもの、事業目的から
ずれているものなどは整理した上で、必要なところに予算づけをしていかなければ、
いつまで経っても厳しい財政は変わりません。

最近では、自民党や民主党が国の事業で導入したことから注目が高まって
いますが、北海道内では、滝川市に続いて恵庭市が導入しました。

今年も昨年に引き続き、全国で仕分け人を務めているお二人をお招きして
公開での職員研修が行なわれます。


市がやっている事業の中身を詳しく知りたいという方、
事業仕分けの導入を検討されている自治体の方、
どなたでも傍聴できますので、直前のご案内ではありますが、ぜひご参加ください。
http://www.city.eniwa.hokkaido.jp/www/contents/1248231991611/index.html


【日時】  
 7月24日(金) 13:30〜17:20
7月25日(土)   9:30〜15:00

【場所】  
 恵庭市民会館 2階大会議室

です。


<参考>

http://www.kosonippon.org/shiwake/index.php
構想日本「事業仕分け」

http://www.kosonippon.org/shiwake/municipality_sort/detail.php?m_project_cd=747
民主党×国土交通省、農水省

事業仕分けの結果

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08.9 行政評価報告書.pdf

厚生消防常任委員会でも話題になった、まちづくり委員会の評価結果です。

まず報告書の中身ですが、まちづくり委員会の評価結果だけが示されたものであり、議論の経過やなぜその結論になったのかということが記載されていません。

委員会のときにも、「事情がわからないで評価だけされても困る」というような意見が出されていましたが、市長をはじめ議員もすべての仕分けを傍聴していた人はいないと思います(私もすべては傍聴できませんでした)。

不要や要改善という結論にしても、どこを改善するべきという意見なのかがわからなければ、結果は十分に生かされません。
せっかく市長が取り入れてくださった仕分けですが、このまま結果が黙殺されるようなことになれば、市民と行政で行った「協働評価」の意義が失われてしまいます。

市長や議員も、文句を言うのであれば、しっかりとその過程を見た上で発言をしていただきたいというのは言い過ぎでしょうか。

恵庭版の事業仕分けを行なう、まちづくり委員会が開催されました。

まずお詫びですが、
ブログでは「明日の地方財政を考える会」の方の説明がある旨記載しておりました。
先方の都合がつかなかったとのことで、説明はなくなりました。
報告を期待していた方にはご迷惑をおかけしました。お詫びいたします。


事業仕分け自体は、事務事業のそもそもの必要性や有効性を問うものなので、財政とは関係がありません。
お金がないからできない、という判断をする場ではありません。
080819machidukuri.pdf


資料の1枚目に議題がありますが、その点から考えると財政状況の説明から入ることは不適切です。
もともと事業仕分けの説明のための時間であったとすれば、短い時間であったとしても、実際に仕分けを体験している人からの説明などがあってもよかったと思いました。


滝川で実施した仕分けの際には、ベテラン仕分け員の方が何人も参加をしており、点をつく質問が多かったように思います。

今回の仕分けでは、みなさんが積極的に発言をされていたのはとてもよかったと思うのですが、その事業から外れてしまったり、行政の意向を気にするということがたまに見られました。

1000程度の事業を数年間で全部まわそうと思えば、1つ1つの事業をもう少しテンポよく掘り下げるさばきも必要ではないかと思います。

それは今後の課題でしょうか。


この日の評価対象は以下の8事業でした。

080819chosho.pdf


1.千歳・苫小牧地方拠点地域整備推進事業
2.循環型社会形成の取り組み
3.道路維持管理業務等
4.有害鳥獣対策事業
5.パートナーシップ排雪制度
6.市民農業講座
7.恵庭市融雪施設設置費助成事業
8.こどもふれあい農園推進事業


中身についてはいろいろとあるのですが、先日の委員会で私も確認していた「循環型社会形成の取り組み」が仕分け対象となっていました。

これは
(1)資源回収奨励金交付事業(町内会などの行う資源物回収に対し、1kgあたり
2円の助成)と
(2)ごみ排出抑制促進事業(生ごみ堆肥化容器の購入助成)の
2つからなっています。
そもそも仕分けを行うにあたっては、別々に議論をする必要があると思います。

まず(1)の集団資源回収の奨励金について。

委員からの質問で、資源物の単価を把握しているのかとの問いに、まったく把握しておらず調査中であるという答え。

厚生消防委員会では「資源物によって、単価が40円〜3円と大きく違う」という答弁をしています。はっきり言って、40円で引き取ってもらえる資源物に奨励金は必要ありません。

単価が安いもの(=市が集めてもお金にならない)には重点的に配分をすることで、処理費用のかさむものをこそ集団資源回収で集めてもらうことが必要です。

次に(2)の生ごみ堆肥化容器は、
把握が難しいとはいえ、それを実施していることによる削減の効果を把握していません。
コンポスター、段ボール堆肥化容器、電動生ごみ処理機、密閉式容器でそれぞれ単価も違えば生ごみの減量効果も違っているはずです。

また堆肥化が難しい資材であれば、使い始めたものの、それが継続されていない場合も考えられます。それが継続的なごみの削減につながっていないのであれば、単なるばらまきになってしまいます。

仕分けの結果としては、「恵庭市が実施する必要があるが要改善」となりました。
私は政策の効果が見えないままであれば「不要」であると思います。


明日22日には第2回目の仕分けが行われます。

恵庭の事業仕分け

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恵庭の事業仕分け、続報です。

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8/1にはこの3枚のシートにあげられている58の事業と、これに加えて委員の方が提案するものが仕分けの対象となるようです。

図書課、郷土資料館、スポーツ課というくくりの事業がやけに多いこと、予算額の小さい事業が多いことなど、どのような選び方をしたのか気になります。


先日も少し書きました、文部科学省の仕分け結果はこちらで見ることができます。
http://www.kosonippon.org/project/

対象となった28の事業、2兆2000億円の事業費に対して、不要と判断されたものはなんと10事業、今のままなら不要の6事業を合わせると事業費の総額は1600億円!にも及びます。
国から目の届かない自治体のお金を削る前に、自分たちがチェックできる範囲をまずはしっかり見てもらいたいものです。


条例づくり交流会議などでもご活躍されている武蔵野市議の川名ゆうじさんが実際にご覧になったようで、ブログでも非常にわかりやすく書いてくださっています。


本来は議会が予算・決算でチェックすべきもの。
決算審査や、来年の予算編成での議会議論を活発にする意味も大きいと思います。

8/19の午前中には、「明日の地方財政を考える会」の方(井澤さん?)にお越しいただいての説明もあります。
ぜひ道内他自治体の議員や職員の方にもご覧いただき、道内でも普及に努めていきたいと思っています。

国でも事業仕分け

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事業仕分けについてはこれまでにも何度か書いております。

http://kashiwano.info/blog/b/2008/06/post-257.html
http://kashiwano.info/blog/b/2008/02/post-222.html
http://kashiwano.info/blog/b/2008/01/post-213.html

自治体での取り組みがついに中央へ波及し、自民党「無駄遣い撲滅プロジェクトチーム」の強い意向などにより「事業仕分け」が実現したようです。
昨日4日と本日5日の2日間で実施されています。

詳細はこちら

文科省ではどれだけ深い議論が行われたのか、今後の報告をチェックし、恵庭の仕分けにも反映させていきたいと思います。


恵庭でも8/1に「事業仕分け」を行う「まちづくり委員会」が発足し、今月の19日(火)、22日(金)、26日(火)の3日間に渡って仕分けが実施されます。

平日の日中というのは、公開で行って市民に役所の仕事を見てもらおうという点からはあまり好ましくはないですが、ついに実施できるということをまずは前向きに評価したいと思います。

19日の午前中には、あらためて「事業仕分け」とはという説明も行われます。
市役所がやるべき仕事の範囲を市民のみなさんがどこまでと判断するのか。
ぜひとも多くの方にご覧いただければと思います。

直前のお知らせとなってしまいましたが、
恵庭市では、これまでやってきた仕事の評価を行い、今後への意見や提案をいただく委員を8名くらい募集しています。

もともとは、私もぜひ導入すべきだと思っている「事業仕分け」がベースにあるのですが、市の職員も仕分け員として参加するということについては、問題があると思っています。

今までこうした役所の委員として参加されてきただけではない多くの方が評価に参加することになれば、大いに変化となりうる取り組みだと思っています。

そのためにも、一人でも多くの方がご応募していただけることを願っております。

主な条件は、市内在住し、平日に開催される委員会に参加できることです。
7月末から8月末で3〜4回程度とはじめは結構頻繁な開催を想定しています。

6月30日が応募の締切です。詳しくは市のHPをご覧ください。
http://www.city.eniwa.hokkaido.jp/www/contents/1213360944757/index.html

2月から来ているインターン生のAさんもずいぶん慣れてきました。

先日の研修会の報告を書いてくれたので、掲載します。


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2008年2月15日、事業仕分けについて学ぶ職員研修会に出席しました。
講師は神奈川県小田原市からおこしになった、危機管理対策担当課長であり「明日の地方財政を考える会」のメンバーでもある井澤幸雄さんです。

講演会というと難しい長話で途中疲れる方が多いですが、井澤さんのお話は聞きやすく、皆さん最初から最後まで興味を持って聞いている様子でした。
私は一応事前に事業仕分けとは何かをさらっと勉強していきましたが、ハッキリ言ってあまり分かりませんでした。しかし井澤さんはこんな私にも分かりやすく事業仕分けについて説明してくださり、後半では模擬事業仕分けをして実際にどのような感じなのかを見ることができ、とても興味深かったです。


事業仕分けとは、簡単にいうと自治体が現在行っている行政はそもそも必要なのか?本当に行政機関でやるべきなのか?民間でやる分野なのでは?行政だとしたらそれはどの機関で行うべきか?という具合に、細かく見直していくことです。

進め方は、その事業を担当する課の職員が説明をし、評価者が質問や意見を述べて議論をします。評価者になりうるのは、公募の住民、他自治体の議員・職員、NPO職員などです。そして最後に多数決で結論を出し、改善方法などを検討していきます。
この事業仕分けにより事業が良い方向に進むだけでなく、職員の意識に働きかけ、より良い仕事を促す効果もあります。


職員の方にとっては、自分がしている仕事にケチつけられるみたいであまり気持ちの良いことではないかな?と思っていましたが、模擬事業仕分けを見ていた限り、良い刺激になったという様子でした。

第三者の目によって行政を見直すということはとても重要だし画期的なことだと思います。これから事業仕分けが当たり前のようになっていって欲しいですし、市民もこれにより行政に興味を持ち、双方向性のある自治の実現に近づく良いきっかけになるのではないでしょうか。

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今日は川股議員、長谷議員と一緒に滝川まで行って事業仕分けの講演を聞いてきました。
本でだいたいの内容はわかっていたものの、それを全国で実践してきた方の言葉にはパワーがあります。

繰り返しになりますが、「事業仕分け」とはシンクタンク「構想日本」が提唱しているもので、行政が担っている仕事のそもそもの必要性から議論をし、必要であるとすれば誰が行うべき事業かを具体的な事例で評価・仕分けを行っていくというものです。


全国的には16の自治体で実施されてきていますが、北海道内では今年10月に滝川で実施されるのが初めてです。

団塊の世代が一斉に退職し、限られた職員数で行政サービスの質を維持していくためには、抜本的な事業の見直しが必要です。そこでは、これまで行ってきたことだから、という理由は通じません。また、市民に対しても、これまで得られてきたサービスがなくなる可能性があります。

事業仕分けを実施してきた自治体の平均値では、「不要」と判断された事業は全体の10%程度にもなります。結果として財政の健全化に寄与することも期待できます。
それは、財政のために必要なサービスを切り捨てるということではなく、本来行政が担うべきでなかったということなのです。

明日は模擬仕分け作業をしてきます。

行政の事業仕分け

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構想日本が出している事業仕分けの本を読みました。

平成18年の議会において野沢議員の質問に対する理事者側の答弁は「行政評価」とよく似たもの、とのことでしたが、実際のところ大きく違います。

特徴的な2点は、公開の場で行われること、そして外部の人が参加することです。


公開で行われることによって、事業の実態をより広く住民に知ってもらうことができ、説明に立つ職員にも緊張感が生まれます。説明の言葉よりも説明する姿勢から伝わるものも多いことでしょう。

2点目の外部者の参加も、そもそもその事業が必要なのかという原点にかえって、よそ者だから見えるものに気づくことができます。

仕分けの対象をどこまで広げるかは実施した自治体の目的によって違うようですが、平均して10%以上の事業は不要または民間の仕事という結論になったそうです。これが人員ベース、金額ベースでどのくらいになるのかはわかりませんが、かなり大きい比重を占めると思います。


同僚議員、役所の担当課職員さんも参加を前向きに検討してくださっているので、しっかりと講演で理解を深め、恵庭での事業仕分け実施につなげていきたいと思います。
さらに多くの方の参加をお待ちしております。

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お知らせ

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プロフィール

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柏野 大介
(かしわの だいすけ)

大学を卒業後、2度の就職と合計約2年の旅行を通して、常識や慣習といった言葉に囚われない道を模索し続けています。
外に出たことで、日本、北海道への愛着はさらに強いものとなりました。

2007年4月、恵庭市議会議員当選。
2009年12月、北海道議会議員選挙に挑み落選。
市民とともに創る自治の確立のため、「見える北海道」の実現を目指し活動中。

ご意見・ご質問などはメールでお願いします。
dkashiwano○gmail.com
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