○恵庭駅西口再開発の最近のブログ記事


前回(http://kashiwano.info/blog/b/2009/07/626.html)に
引き続いて3回目の審議会が開かれました。(私は傍聴です)

前回は、都市計画マスタープランを見直すにあたり、白紙委任はできない、
どういう点を見直すのかを示すべき、という委員の意見が出ていました。

それに対して、例示されていたひとつの、都市計画決定がされたものの
整備が行なわれていない道路の一覧と現況、諮問する内容などが
示されました。

(図)都市計画決定済み未整備路線.pdf

資料1.pdf

道路によっては、昭和49年に決定されたものもあり、確かに必要性自体から
考え直す必要がありそうです。


それ以外では、想定人口と、直近の推計の整合性、それに伴う面積(区域)が
どうなるのかという非常に重要な指摘がされました。


市長が直接参加しているわけではないのですが、事務局の説明を聞いていて、
少し感じたのは、中島市長自身も人口推計に沿って、総合計画などで掲げている
将来人口を引き下げる必要性を感じているのではないかということです。

もともと市長もそういう考えを持っていたのかもしれませんが、
私も繰り返し訴えてきたところであり、ぜひこの見直しは行なうべきです。

ただ、残念なことに、これは議会の議決する案件(議決事件)とはなっておりません。


審議会では、各委員のまちづくりに対する考え方が多少垣間見えましたが、
すべての会派、議員が参加しているわけではなく、あくまで審議会は行政機関
としての役割です。


議会としては、もっとも重要な将来のまちづくりに関する決定が、しっかりと
市民に見えるように、条例を定めて議会議決を経るようにしていくことが必要です。

定例議会が開会しました。

初日は報告事項と議案審議が行われました。

閉会中の委員会に付託されていた案件の報告があり、採決がおこなわれました。


「恵み野駅西口開発計画の白紙撤回を求める陳情」
公開プレゼンテーションの結果、選定された案の実現性や、まちづくりヘの影響などを考えると今の事業計画には賛成できません。

アンケートなど同意していない点もありますが、白紙撤回を求めるという点で一致しているので、賛成です。

http://kashiwano.info/blog/b/2008/04/416.html


<採決結果>
賛成18:前佛議員、川原議員、川股議員、長谷議員、大野議員、林嘉男議員、小野瀬議員、伊藤議員、谷川議員、恵本議員、寺田議員、行沢議員、榎本議員、柏野、田中芳憲議員、宮議員、鷹羽議員、遠藤議員

反対1:林謙治議員
(欠席):田中匡四郎議員
(退席):鹿野議員、高橋議員、野沢議員


陳情の2つ目、
「(仮称)第二和光小学校の早期建設を求める陳情」については、これまで
ブログでも書いておりますが、新設分離すべきだと考えています。

http://kashiwano.info/blog/b/2008/05/post-245.html

http://kashiwano.info/blog/b/2008/04/post-244.html

<採決結果>
賛成21:前佛議員、川原議員、川股議員、長谷議員、大野議員、鹿野議員、高橋議員、野沢議員、小野瀬議員、伊藤議員、谷川議員、恵本議員、寺田議員、行沢議員、榎本議員、柏野、田中芳憲議員、宮議員、鷹羽議員、遠藤議員

反対2:林謙治議員、林嘉男議員
(欠席):田中匡四郎議員


3つ目、
「恵庭駅西口周辺整備事業(恵庭の顔づくり)の早期実施を求める陳情」
これについては、昨年から今の財政状況では凍結すべきと主張してきた結果、市長の判断に至っています。

<採決結果>
賛成17:川原議員、川股議員、長谷議員、大野議員、鹿野議員、高橋議員、野沢議員、小野瀬議員、伊藤議員、谷川議員、恵本議員、寺田議員、行沢議員、田中芳憲議員、宮議員、鷹羽議員、遠藤議員

反対5:前佛議員、林謙治議員、林嘉男議員、榎本議員、柏野、
(欠席):田中匡四郎議員

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本日異例だったのは、議案第2号の市税条例の改正です。

年金からの市民税天引きが含まれた条例案だったので、反対が出るということは前日の議運でも確認されていました。

しかし、質疑の中で、この天引きに関してかかるシステムのランニングコストが膨大であることがわかり、もともと議論を深めるべきだという意見もあったことから、急きょ議案の取り扱いが変更されました。

質疑であっても、核心をつくことで、議会が動く。
見習っていきたいです。


私は、議案第9号として提出されていた補正予算に対して、質疑を行い、反対の討論を行いました。

内容は、葉っぱのフレディ実行委員会に対する負担金300万円です。
議会議論を経ずに進められたという手続的な問題もありますが、何よりも「誰のための施策なのか見えない」ことは大きな問題です。
施策の是非は金額の大小ではありません。


freddy501.jpg freddy502.jpg freddy499.jpg freddy500.jpg


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葉っぱのフレディ 反対討論
08.6.6 柏野大介

私は、「民主・春風の会」を代表して、議案第9号「平成20年度恵庭市一般会計補正予算(第1号)」に反対の立場から討論を行います。

反対をするのは、補正予算のうち、総務費、総務管理費、一般管理費の各種行事関係費「恵庭市葉っぱのフレディ実行委員会負担金」のみについてです。

 まず第1の理由は、この事業が子どもたちのためだといいながら、子どもが中心で始まったものではないことです。洞爺湖サミットやJ8に連動して何かをすることで、確かにインパクトとして大きくなる効果はあります。しかし、それが一時的なもので終わってしまわないためには、イベント的なものをもってくるだけではなく、子どもたちが自ら考え、取り組んでいくものでなくてはなりません。場当たり的にコンサートを見せて、これをきっかけに環境について考えてくれたらいい、ということでは困るのです。

時間や料金の設定を見ても、これがすべての子どもにとって等しく見られるものではありません。夕方に保護者がついてきてくれる子どもだけが見られる。これでは自校炊飯のときに市長が主張していた普遍性の原則とも矛盾します。見ることができる、出演することができる子どもたちにとって忘れ難い思い出となるということは否定しませんが、派手な方法でなくても、全員が参加できる形で、子どもたちと一緒に環境を考えることはできたはずです。はじめから一部の子どもしか参加ができないような枠組みを持って子どもたちのためだとは、私には言えません。

 この機に恵庭の名前を発信したい、というのであれば、子どものためなどと言わなければいいのです。


 2つ目は事務手続の問題です。
予算は議会の議決なくして執行できません。法律的には問題がないように、実行委員会方式をとっていても、予算の議決がないままに、出演者の募集やチケットの販売などの事務を進め、事実上議会が反対する余地を狭めることは、議会議論を形骸化させ、当然追認されるであろうというおごりに他なりません。

4月に開催された総務文教常任委員会の中でも、この点に関する懸念は示されておりますが、その後、臨時会を招集して議論を深めようということもありませんでした。


 3点目は、財政的な問題です。
この度あきらかにされた財政収支計画では、以前に比べてさらに大幅な収支の不足が示されました。税収が落ち込んで、投資的一般財源が捻出できないということを言う一方で、臨時的な経費だから、また恵庭の名前を世界に発信するチャンスだから300万くらい支出してもいい、ということでは、理事者の財政に対する危機感は甘いものと言わざるを得ません。

また、ただいまご答弁があったように、収支計画通りにチケットが売れる保障もなく、助成金も固まったものではありません。結果として、収支不足が発生したときには誰がその責任を負うのかも不明確です。そうなれば実質的な主体である恵庭市の負担額はさらに膨らみます。


以上、3点の理由を述べ、議案第9号、平成20年度恵庭市一般会計補正予算(第1号)への反対討論といたします。
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連合審査会

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総務文教常任委員会と経済建設常任委員会の連合審査会が開かれ、恵庭駅西口再整備事業の関係者による意見陳述が行われました。

これまでこの計画策定にかけてきた思いやその重みがそれぞれの立場から述べられました。市長の凍結決定の時期やその伝達方法が、さらに感情を複雑にしてしまっているようにも見受けられました。


地権者の思いは切実です。
ただ、私たちはその思いを強く受けとめながらも、一方で冷静に恵庭が財政破綻とならないような道を進んでいかなくてはなりません。どういう手法を選べば、いつになればできるのか、じっくりと見極めていきたいと思います。


一番心に残ったのは、市長の所信を引用してお話された方の言葉でした。
「これまでブラックボックスだった、開発行為の決定過程を明らかにしてきちんとした議論を行うこと」これを市長は訴えておりました。

凍結することが、進むことよりも難しいことはわかりますが、その苦渋の決断が、適切な方法で地権者の方たちに伝わらなかったことがとても残念です。


参考人の方もおっしゃっていましたが、議会が、党派を超えて議論を尽くすことが求められています。

私は、すべてが網羅的に盛り込まれた総合計画ではなく、優先順位をはっきり示したまちづくりの工程表を議会として作っていく必要があるのではないかと思っています。

そのためには議員同士の議論が必要となり、ここにこそ、議会が合議制であることの意味が最も発揮されると思うのです。

恵庭駅前通り商店会と恵庭駅通まちづくり推進協議会共催の説明会に出席してきました。

泉谷会長から簡単な説明のあと、市長にも説明を求めました。
説明の内容を簡単にまとめると、

三位一体改革の中で、予想を超える地方交付税の削減が行われた。
一方で扶助費など義務的経費は増えており、市の財政状態悪化は著しい。
これまで計画してきた区画整理事業(道路を広げたり、効率的に土地を使えるようにすること)と再開発事業(ビルを建てる計画です)の一体的施行は凍結し、区画整理のみを練り直して行う。

ということです。


これに対して、市民からは様々な厳しい意見が出されました。
7年、8年と積み重ねてきた重み。
財政見通しに対する甘さ、もっと厳しい予算編成の要望、恵み野駅西口開発事業との関係、また先延ばしになることで見通しが立たなくなる不安。


もっと早い時点で、しっかりとした説明を行った上で凍結という判断ができなかったのか、ということは思います。
予想を超える財政悪化を理由とするのであれば、議会も含めて、その痛みを分かち合うことは避けられません。

西島松北は事業計画の採算性などさらに精査しなくてはいけませんし、恵み野駅西口については確実性いかんによっては、実施しないという選択肢も視野に入ります。

市民の方からは、行政に頼れない以上、他の手法を使ってできないのか、という前向きなご意見も出されていました。危機的状況に対応するには、市民、議会、行政が一体になった取り組みが不可欠です。市民の信頼を取り戻していけるように、さらなる対話と
情報共有をはからねばなりません。


行政に頼りきるのではなく、市民の手によってこれを進めていくことができれば、真に市民中心のまちづくりと言えます。こういうことにこそ、取り組んでいきたいと強く思います。

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プロフィール

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柏野 大介
(かしわの だいすけ)

大学を卒業後、2度の就職と合計約2年の旅行を通して、常識や慣習といった言葉に囚われない道を模索し続けています。
外に出たことで、日本、北海道への愛着はさらに強いものとなりました。

2007年4月、恵庭市議会議員当選。
2009年12月、北海道議会議員選挙に挑み落選。
市民とともに創る自治の確立のため、「見える北海道」の実現を目指し活動中。

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