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議会の役割とは...

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名古屋の市長選挙で河村たかしさんが大勝しました。
同時に行われた住民投票では、議会のリコール(解散・解職)が成立し、
自民、民主という二大政党が地方における民意を汲みとり切れていない
現状を現しているようにも見えます。


議会制民主主義を進める上で、政党や会派といったグループは
一定の役割を持ちますが、それがすべてに優先するものではありません。

しかし、現状の地方議会においては、あたかもそれらが絶対的な
ものであるかのように存在し、見えづらい議会の中では、
議員個人がどう行動するのかということが軽んじられてきた部分が
あります。


恵庭の市議会も同様でした。
市長に対して、賛成・反対という結論がまずあり、そのあとに、
理由が続きます。

市民が求める声。
すべての議員が、その声に従って行動し、その結果を常に見せる。
そんな「見える議会」が機能をしていれば、今回のリコール成立という
ことにはならなかったのではないでしょうか。


地域主権が進むからこそ、議会はいつまでも機能不全を
起こしているわけにはいかないのです。


地域の、日本の未来が明るいものとなるかどうかは、議会を変えられるか
どうかにかかっています。

北海道の議会を、大きく前進させるために、精一杯がんばります!

議会改革セミナー

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12/11に白石区で開催されていた議会改革セミナーに参加をしてきました。

PICT4670.JPG

広田道議藤沢道議が中心となっての企画の第3弾です。
http://hiromaru.jp/2010/12/1211.html

講師は神奈川県議の菅原直敏さん。
当日の様子はユーストリームでも見られます。
第1部 http://www.ustream.tv/recorded/11370145
第2部 http://www.ustream.tv/recorded/11371852

何のため、誰のための議会改革か。

民主政治がめざすものは、主権者の意思に基づく政策決定。
間接民主制が求めているのは、それをより少ないコストで達成すること。
現状は、必要のない(意義の見えづらい)コストはかかる一方で、
民意が的確に反映されていないこと。

地域主権が進むということは、地域ごとの差が生まれてくること。
民意に基づいて、住民の満足度が高まるところと、
住民ニーズに合わない税金の無駄遣いを垂れ流すところ。


議会改革は、住民の意思が活かされる仕組みづくりというあたり前のこと。
報告会や、議会の可視化は、あくまでもそこに至る手段のひとつ。


議員同士が、住民の声を代弁し、議論を深めていくことで、
立場の違う住民の利害を調整していける形が理想。


セミナーを振り返って、そんなことを考えました。

多くの方にお集りをいただき、第8回目の報告会を終了いたしました。

今回は、初めてユーストリーム中継を実施いたしました。

http://www.ustream.tv/recorded/10777753

準備不足もあって、途中でカメラのバッテリーが切れ、中継は終わってしまいました。
(約40分、5人の議員からの報告の最後、林嘉男さんの報告の途中まで)
またライブ中継で実施していたのですが、電波の状態がよくないことも
あって、途中で途切れてしまっている部分もあったようです。

この時間に会場でご覧いただけない方にも見ていただくということを
考えれば、録画中継でしっかりと配信するということでもよかったのかもしれません。


ICT(情報通信技術)の発達によって、いつでも、どこでも情報が得られる
環境は整ってきています。しかし、そのツールを活かしきれなければ、情報は
市民の元には届きません。

こうした議会改革に関する取り組みこそ、率先してICT技術を活用し、
ネットをお使いいただけば、誰もが見られるようにしていきたいと思います。


2007年の11月から続けてきた議会報告会も、これで8回目となります。
実施方法については、これまでも何度も議論を重ねてきました。
現状ですべて完璧とは言えませんが、関わってきた7人は、常に開かれた場で、
それぞれの考えをお伝えしてきたつもりです。

それは、選挙の際にお約束をしたことを確実に実行しているか、
みなさんの声が市政に届いているのかを確かめる機会でもあります。

来春の市議会改選に向けて、議会として、こうした報告会に取り組むか
どうかも、ぜひ選択の一助としていただければと思うところです。


ただ数を減らせばいいということではありません。
地域主権の時代を切り拓く存在となるために、議会が、議員が努力をし、
市民のみなさんにそれを支えていただきたいのです。

この任期中最後になるであろう議会報告会に、
ぜひ足を運んでいただき、厳しいご意見や激励などいただければ
幸いです。

第8回議会報告会

と き:平成22年11月11日(木) 18:30~
ところ:恵庭市民会館 中会議室 (2F)
テーマ
   ・恵み野駅西口開発について (行沢政義議員)
   ・議員定数削減問題について (榎本敦尚議員)
   ・決算と財政状況について  (寺田務議員)
   ・低炭素型社会に向けてのLED化の推進について(林謙治議員)
   ・ごみ問題について     (林嘉男議員)
司会  柏野大介   

主催  恵庭市議会の改革を考える議員懇談会


PICT0203.JPG
(第7回目の様子)

本日から、北大の公共政策大学院が開催している
地方議員向けサマースクールに参加しています。


今日の講義は、
公共政策大学院教授の宮脇淳さん、
北海道町村議会議長会事務局長の勢簱了三さんのお二人から、
そして、最後に地域主権改革に関するワークショップでした。


宮脇先生のお話は、銀行の調査部門にもお勤めだったという経験も踏まえた
為替講義も途中に入り、大変興味深いものでした。
中でも、今の議会改革は形の議論が中心だが、本来必要なのは
質の話、つまり立法権の拡充こそが重要だという話はまったく
その通りだと思います。


立法権の拡充、つまりは自ら政策を創っていくための視点。

あたり前すぎることでありながら、ついつい忘れてしまいがちな、
議論とは、政策とは、考えることとは、そんなことにも触れながら、
価値観の違うもの同士が合意形成を図るという、合議体の
意思決定に必要な作業を改めて学びました。


今日のワークショップでお話をしてみても、道内はもとより、
さまざまな自治体からの参加者の方がいます。
明日以降も、それぞれのまちが抱える背景などを伺いながら、
私たちが求める地域主権のあり方を描くのが楽しみです。

この地方議員向けサマースクールは今年で3年目になるそうですが、
宮脇先生の講義を聞いている中で、自治を担う人材を育てていこうという
強い意思を感じました。

私たちが行っているダッシュ政権塾も、分権が進む中で
地域が自ら人材を育てていくという点では同じ視点です。

自治を創るのは、誰かではない、われわれ地域です。

北広島市議会主催の議員研修会に参加をしてきました。

とてもすばらしいと感じたのは、幹部職員や、市民の参加も広く集めていること。
多くの自治体議会が抱える問題を議員だけではなく市民も理解をすることに
よって、求められる議会を市民とともに作っていこうという気概を感じます。


PICT4451.JPG

講師は、とても意外に思ったのですが、室蘭工業大学大学院教授の
永松俊雄さん。室工でも公共政策などの科目があって、こうした先生が
いることにまず驚きました。

大きな項目としては、
1)政権交代と地方
2)自治体における新たな潮流
3)議会の現状と改革の潮流
といったお話でした。


2点目の中で、お話をされていたローカル・マニフェストのところでは、
注意事項として、

・すべての政策を網羅できない
・将来起きる問題にたいして、具体的対応を事前に知ることはできない
・個別の政策ごとの取捨選択はできない
・要約的なので、全ての具体的政策を正確に評価することは難しい

というご指摘でした。
おっしゃる通り、マニフェストに書いたということを持って、すべてが市民の
信任を受けていると考えてしまったときに起こる問題は、どこかでも見たような
気がします。
自分たちが作っていくときには、しっかりと心に留めておかねばなりません。

この点、国では民主党政権も、ぶれずに、そして柔軟であってほしいと思います。


3点目の議会の現状と改革の潮流というところがメインだったと思うのですが、
自治体職員としての経験も踏まえ、現状の「学問的な議会改革の流れ」に対する
懸念も含めたお話をされていました。


本会議や委員会におけるやり取りだけでは、詳細な政策論議は困難というご指摘を
されていましたが、特に議員間において、意見交換をしても、一致が見られないことが
あきらかな場合には、詳細な論議が困難なことを承知した上でも、真剣勝負を
しなければならないときがあるように思います。

それは特に、今の恵庭のように、一会派が単独過半数を持っているときには、
容易に起こりうることです。


議員自身の意識を変えていくためには、市民も参加をする場で、議員自身が
あるべき姿について自覚をしていく必要があります。

北広島では、大半の議員が出席していたとのことでしたが、これは
議会が全体として行うからこそ可能なことです。恵庭でも、一部の議員だけでは
なく、すべての議員が納得した上で参加できる場を作っていく必要があります。


まずは、今できる報告会を、より参加のしやすい形としていけるよう、
改善をしていきたいと思います。

まさに本日が議会報告会。
ご参加の上、ぜひご意見をお寄せください。


PICT4449.JPG
(写真は小岩均北広島市議会議長)


前回(http://kashiwano.info/blog/b/2009/07/626.html)に
引き続いて3回目の審議会が開かれました。(私は傍聴です)

前回は、都市計画マスタープランを見直すにあたり、白紙委任はできない、
どういう点を見直すのかを示すべき、という委員の意見が出ていました。

それに対して、例示されていたひとつの、都市計画決定がされたものの
整備が行なわれていない道路の一覧と現況、諮問する内容などが
示されました。

(図)都市計画決定済み未整備路線.pdf

資料1.pdf

道路によっては、昭和49年に決定されたものもあり、確かに必要性自体から
考え直す必要がありそうです。


それ以外では、想定人口と、直近の推計の整合性、それに伴う面積(区域)が
どうなるのかという非常に重要な指摘がされました。


市長が直接参加しているわけではないのですが、事務局の説明を聞いていて、
少し感じたのは、中島市長自身も人口推計に沿って、総合計画などで掲げている
将来人口を引き下げる必要性を感じているのではないかということです。

もともと市長もそういう考えを持っていたのかもしれませんが、
私も繰り返し訴えてきたところであり、ぜひこの見直しは行なうべきです。

ただ、残念なことに、これは議会の議決する案件(議決事件)とはなっておりません。


審議会では、各委員のまちづくりに対する考え方が多少垣間見えましたが、
すべての会派、議員が参加しているわけではなく、あくまで審議会は行政機関
としての役割です。


議会としては、もっとも重要な将来のまちづくりに関する決定が、しっかりと
市民に見えるように、条例を定めて議会議決を経るようにしていくことが必要です。

第5回目の議会報告会を7/23(木)に開催します。

今回のテーマは
・市職員の不祥事問題について
・財政問題について
・議会改革について
・恵み野西口開発について
・ごみ問題について

です。

今まで同様、全議員に案内し、参加を呼びかけています。

議会として出した結論を、ひとつひとつ市民のみなさんに直接説明を
していくことが、市民本位の議会に近づく道筋なのだと思います。

ぜひご参加いただき、ご意見をお寄せください。

--
日時 平成21年7月23日(木)18:30〜20:30
場所 恵庭市民会館 視聴覚室
  恵庭市新町10番地(33-3171)



大きな地図で見る


現在、改選後初めての千歳市議会が開会中です。
隣町ということもあり、補正予算特別委員会を傍聴してきました。

同じ市議会でも、いくつもの違いがあり、議会改革を考える上で、
大変参考になりました。

PICT3550.JPG
(1枚だけ撮影許可をいただいて撮りました)

恵庭市議会の場合、臨時会などに出される補正予算の審議は、
本会議で質疑をするしかなく、しかも議案の配布は直前(前日か当日)
です。

予算をつけること自体はいいとしても、これではその事業の中身
までを議会としてチェックすることはできません。

7月に予定をされている臨時議会でも、国の補正予算に伴う
事業が示される予定ですが、単なるバラマキ予算とならないよう、
予想される効果とそれにかかる費用をしっかりと検証する必要が
あります。


--


恵庭と千歳の違いはいくつもあったのですが、
まずは、補正予算の審議に際して、特別委員会を設置するのが
あたり前になっているということ。これは上述の通りです。

今日の委員会では一問一答制が取り入れられていたのですが、
通常はまだ一括質問、一括答弁で行なわれているようです。

会派ごとの持ち時間の中で、複数人が登壇することができる
ようで、流れの中で配分を変えられるのは悪くないと思いました。

質問項目の通告がされているそうで、答弁する行政側は、
質問者が変わるたびに入れ替わります。内容通告でなければ
委員側としてもそれほど負担はないので、部長・課長全員が
出席しているよりも効率的だと思いました。

傍聴用の資料は、審査日程や要領の記載された紙が一枚
あるだけで、委員が審議している議案に関する資料はなく、
傍聴していて、とてもわかりづらいです。実費でのコピーを
お願いしても、事務局にはない?とのこと。
(恵庭も配布はしていませんが、初日に行けば議案はもらえる)


他には、外形的な面として、
以前は議席だった?ところに質問席が設けられ、行政側と
対峙する姿勢が明確。(普通の席に演台を乗せただけの
ようで、すぐにでもマネできそうなつくり)

天井が高く、傍聴席に開放感がある。

市長の座席が右側で教育長が左側(恵庭と逆)。

といったところです。


あたり前だと思っていることがあたり前ではなく、議会改革の
議論の中でとても参考になります。
他のまちの事例ももう少し見てみようと思います。


補正予算特別委員会議案.pdf


--
(09.7.3 補正予算特別委員会議案のPDFファイルを追加しました。)

最終日の本会議に、中島市長に対して5回目の問責決議案が提出され、
賛成多数で可決をされました。

私はこの問責決議案は、民意とはかけ離れた、実質的な意味を持たない
決議案だと判断し反対いたしました。


決議案の文中、市長を批判する言葉が並び、「責任を全うすることを強く求める」と
していますが、市長自らが提案した処分には反対し、1/2の減給では不十分と
言いながら、具体的な提案は見当たらず、提案者は議会の多数を握る責任を
放棄しているかのようです。


前回、ほんの3カ月前にも問責決議案が提案をされ、そのときの質疑でも
これまでの問責決議がどういう効果をもたらしたのか、提案者に尋ねましたが、
「効果がないから再び行なった」という答弁でした。

また、11月の選挙を見ているとも答え、今回も他の議員に対する答弁で、
同じ趣旨のことを述べておりました。

政治的な対立を煽り、市政を混乱させている責任は、市長よりも、
むしろ提案者にこそ問われるべきです。責任を持って、市長を追及するので
あれば、法的にも拘束力のある不信任決議案の提案こそが相応しいと思います。


結局は、議会解散というリスクは負わずに、市長を一方的に責めたてる手段
として、問責決議を利用しているという意図が明白です。

責任を問うという名のもとに、政治的なかけひきを続けるだけでは
まちは何もよくなりません。

首長よりも、議会の責任こそが重い。
今の議会構成を変えることが、恵庭市の将来を変える一番の早道だという
思いを強くしています。

2年後に必ず、その判断が下されることを。

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お知らせ

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木村としあきさんを応援しています+

木村としあきさんとともに、
地域から元気があふれる北海道をつくっていきます!


プロフィール

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柏野 大介
(かしわの だいすけ)

大学を卒業後、2度の就職と合計約2年の旅行を通して、常識や慣習といった言葉に囚われない道を模索し続けています。
外に出たことで、日本、北海道への愛着はさらに強いものとなりました。

2007年4月、恵庭市議会議員当選。
2009年12月、北海道議会議員選挙に挑み落選。
市民とともに創る自治の確立のため、「見える北海道」の実現を目指し活動中。

ご意見・ご質問などはメールでお願いします。
dkashiwano○gmail.com
(○を@に変えてください)

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