かしわのブログ

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一時不再議を理由に採決を拒否

普段あまり使わない言葉ですが、議会用語で一事不再議(いちじふさいぎ)という言葉があります。
大辞林第3版によると、「議会が一度議決した案件については,同一会期中には再び審議することを許さないとする原則。」とのことです。


今回の定例会では、体育施設条例の一部改正(市民スキー場のリフト料金を設定する内容)が議題として上がっており、厚生消防常任委員会に付託となりました。
私は厚生消防常任委員会の委員であり、委員会では1人であっても修正の提案ができますので、①子ども料金を引き下げる、②大人料金となっていた中学生を小人料金とする、という2点の内容の修正案を提案しました。

残念ながら委員会でのこの提案は賛成2、反対4で否決されました。→ http://kashiwano.info/blog/article-3003.html
委員会の審査の結果、市から提出された原案を可決すべきものとすることに決定しています。
(議会の議決ではありません) 

残念な結果ではありましたが、委員会の中での他の委員からの質疑として、①子ども料金を引き下げることによる減収の影響についての質疑がありましたので、この部分についての合意が図れないと判断をしました。
本会議に臨む段階で前田議員と調整をさせていただき、②中学生を小人料金とすることで体育施設条例の他の施設との整合性を取ることのみを内容とした修正案を作成しました。

最終日の本会議、議案審議の中で、委員長からは原案を可決すべきとの報告があり、この時点で前田議員から、修正の動議を提出しました。
この質疑の中で、委員会で提案された修正案と、本会議で提案された修正案の何が違うのかということが問われました。

2つの修正案は明確に違います。
(1)委員会(委員7名)に提出された①と②を内容とするもの。小学生、中学生の幅広い利用促進を目指すもの。提案者、柏野1名。(減収の試算は10万円程度)

(2)議会(議員21名)に提出された②の内容のもの。特に中学生の利用促進を目指すが、条例の条文の整合性を図るもの。提案者、前田議員、柏野の2名。(減収の試算は2万円程度)

しかし、この違いを無視して、「全く同じもの」と断じられました。
しかも、一旦は議長が採決の宣告を行いましたが、笹松議員から、本来できないはずの宣告後の発言がなされ、採決がストップしました。
この後は、1件目の修正案と同様、議会運営委員会が開かれ、今回の内容が一事不再議にあたるか否かについて、議会運営委員会の委員が意見を述べていき(市民の会の猪口委員を除く議運の委員は口を揃えて一事不再議にあたると述べました)、最終的には議長が取り扱いを決定しました。
法令の解釈を数の力で決めたということです。

一事不再議は、会議の能率性や議決の安定性から導かれる条理上の原則であって、明文の規定のない、国会などでも適用されるそうです。つまり、恵庭市議会会議規則に明文の規定があるからといって、それは無制限ではなく、その採決を行うことが会議の非効率に繋がったり、一度決定されたことが覆されて議決が不安定な立場に置かれるかということが判断の基準となります。

議会事務局とは事前に相談、調整を行い、当然、一事不再議には該当しないという判断で動議の提出をとり進めていました。
一事不再議の取り扱いを審議するために、採決の寸前から1時間近く余分に時間がかかることとなり、かえって非効率な会議運営となりました。
また、仮に委員会での修正案と本会議での修正案が同一の内容であったとしても、委員会の構成と議会の構成は別のものであり、表決を行っていない議員もいることから、そもそも議会で議決された事件とは言えません。


繰り返しになりますが、議会に求められているのは、予算や条例がいかに市民の役に立つもの、声を反映したものとしてつくっていくことであって、対案に反対であるならば、その理由を述べて、正しいと思う案を議決すればいいだけのことです。

これまで私は1人で対案を示すことができず、ただ反対する場面が多くありました。
今回ようやく、他の議員の協力のもと、修正案という形で、選択肢を示すことができました。

しかし、その選択肢はあっけなく、葬り去られました。
否決される可能性は考えていましたが、その賛否を問うことさえされないということは考えもしませんでした。

良識ある恵庭市議の皆さん、市民の皆さんに問いたいです。
本当にそれは市民が望んでいることなのでしょうか。


私の意見だけが正しいとは思いません。
だからこそ、自由に意見を交わした上で、議員それぞれが、自身の良識に基づいて判断をし、議決をする。
そんなあたり前の姿を渇望しています。


恵庭市議会会議規則

(一事不再議)
第15条 議会で議決された事件については、同一会期中は再び提出することができない。

(選挙及び表決時の発言制限)
第61条 選挙及び表決の宣告後は、何人も発言を求めることができない。ただし、選挙及び表決の方法についての発言は、この限りでない。


総務省
会期制に係る論点について
http://www.soumu.go.jp/main_content/000087294.pdf

議案の修正の範囲

昨日の本会議では、2つの議案に対し、修正の動議を提出しました。
条例をつくる・その1(選挙カーに工夫を)

ようやく、条例、政策の中身で議論ができると思っていたのですが、結果は議案の修正の範囲を超えているという判断により、修正案は採決されないこととなりました。

地方自治法115条の3では
普通地方公共団体の議会が議案に対する修正の動議を議題とするに当たつては、議員の定数の十二分の一以上の者の発議によらなければならない。

としています(恵庭では2人以上)。
質疑や議会運営委員会の中では、修正案の範囲を超えているので修正動議ではなく、改正案として出すべきだという発言もありました。
議案の修正権は幅広く認められ、案文の追加や拡張も認められるというのが一般的な解釈(地方自治法質疑応答集、第一法規)であって、採決を拒否するために、あえて無理な解釈をしているようにも見受けられます。


そして、112条ではこうなっています。
普通地方公共団体の議会の議員は、議会の議決すべき事件につき、議会に議案を提出することができる。但し、予算については、この限りでない。
2項 前項の規定により議案を提出するに当たつては、議員の定数の十二分の一以上の者の賛成がなければならない。
3項 第一項の規定による議案の提出は、文書を以てこれをしなければならない。

議案の提案も修正動議も必要な賛成議員の要件は同じであり、これをあえて狭く解釈して中身の審議を行わないことに合理的な理由はありません。

本来であれば、お互いにより良い政策を競い合い、市民にとってよいものを成案とするのが議会の役割のはずですが、足を引っ張ることに必死です。

質疑を受けて、議論を尽くすことを楽しみにしていただけに失望は大きいです。
これに負けずに正論を訴えていきたいと思います。(続く)

委員の議案修正

本日は私の所属している厚生消防常任委員会が開催されました。
午前中は現地調査ということで、新たに作っているごみの埋立場やリサイクルセンター、生ごみのバイオガス化施設に行ってきました。割とごみ関連の施設は行っている方だと思いますが、第6期の埋立場がずいぶんと完成に近づいたというのを見てきました。


午後からは付託されている議案の審議と、報告事項などです。
これまでも、議案審議こそが最も議会の大切な役割ということを訴えてきましたが、法律の規定では議員定数の1/12以上でしか議案の提出はできないことになっており、賛同者が得られず提案ができないという場面が何度かありました。

しかし、委員会においては、1人であっても議案を修正することができます(会議規則101条)。
今回はこれを使って、体育施設条例(スキー場リフト料金)の修正案を提案しました。

事前にいくつか質疑を行いましたが、今回市から提案されている料金はあくまでもこれまでの料金を踏襲したものというだけで、特に根拠は示されていません。また、中学生を大人にするということ、他の体育施設との整合性が取れないという点についてはお答えをいただけませんでした。

私からは、スポーツ振興まちづくり条例の趣旨に照らし、特に小中学生の心身の健全な発達及び体力の向上を図る必要があること、現状の小人料金が高く、中学生は大人料金であることから積極的な利用を阻害する要因となっていることを理由として、中学生を小人料金として、小人料金全般を引き下げることを提案いたしました。

他の委員からは、
1)料金を下げたときに収入がいくら減額となるのか
2)不足する財源をどう補うのか
という質疑がありました。

1点目については、計算してあったものを手元に持っておらず、その場ではお答えできておりません。
(小人の個人利用者が2割増となった場合に影響額が数万円にとどまるというお答えをしました)
ただし、これまでの民間事業者の収支の内訳について質疑をしておりますが、答えられないという答弁をされており、積算するために十分なデータとはなっていません。
2点目については、本会議で議案が提案された時に、私からも収入が不足した場合はどうするのかについて質疑をしていますが、担当部長からは、収入が足りなくても払っていくという答弁を頂いており、その答弁に基づいて収入が不足した場合でも問題はないというお答えをしております(※)。

提案の趣旨はわかるが拙速というようなご意見もいただき、採決の結果は、賛成2、反対4で修正の提案は否決をされました(原案が賛成4、反対2で可決されています)。

行政が提案をしたものをただ丸飲みするのではなく、よりより答えを見出すために、それぞれの議員が個々に意見をぶつけ合えるようになることが理想です。
まだまだ道は遠いですが、今後も諦めることなく、提案を続けていきたいと思っています。



(※)
平成28年9月13日 本会議 
(平成28年度一般会計補正予算案質疑)1:41:30ころ

>柏野
体育施設条例の一部改正については付託となっておりますが、
スキー場の維持管理費に関して、収入として衛生使用料を見込んでおります。
これが見込み通りとならなかった場合にはどのように対処されるように考えているのか確認をします。

>船田保健福祉部長
収入につきましては、前年度等の収入を参考にして計上しております。
残念ながらそれが見込めなかった場合につきましても、歳出についてはこの金額については変わりなく、今までかかっている経費の3カ年平均等を積み上げた経費ですので、この経費は払っていくということであります。

4.24 明日は投票日!

衆議院北海道5区の補欠選挙が明日投票日を迎えます。

報道によれば、かなり激しい接戦となっているようで、双方の支援者から、相手に対する誹謗のようなものも聞こえてきます。
立候補をしている2人の方はいずれも国のため、国民のために働くことを訴え、活動をしているわけで、どちらの候補が勝ったとしても、精一杯力を尽くしてもらいたいと思います。


さて。
私は今回の選挙では池田まきさんを応援しています。
私は現在無所属で活動をしており、民進党にもそれほど期待をしているわけではありません。

今回の選挙がこれまでと大きく違うのは、政党には関わっていない、普通の市民が立ち上がっているということです。
震災、原発の事故以降、普通の市民が、声を発するということがあたり前になりました。
その流れの中で、野党が手をとって、池田まきさんを応援をする体制が整いました。

今回の選挙を少しでも応援したいと、北海道外からも多くの方が手弁当で応援に参加していただいています。
会社を休んで、飛行機に乗ってかけつけ、なんでもいいから力になりたいという方。
北海道まではこれないけれど、仕事のあとに電話をかけてくれるという方。
野党に期待ができないからこそ、市民ができることをして、これを動かすしかない。
そこに、わずかな希望が見えています。
この希望を、広げていくためには、結果を出す必要があります。


和田さんもいろいろなものを背負って大変な中でもがんばっていらっしゃる。
それは同時に、これまでの自民党・安倍政権の政権運営に対する評価というものを背負うことになります。

和田さん個人はすばらしい方だと思います。
しかし、今回は違憲との批判の強かった現行憲法下での解釈改憲による集団的自衛権の行使容認とそれにともなう法律が施行されてから初めての国政選挙です。
どれだけ福祉を充実しようと、どれだけ経済を活性化しようと、すべての前提となる「法の支配」を前提から覆すようなことは許されません。憲法を守れなくなった自民党に対する評価をここで下さなくてはいけない。

これまでの自民党には多様性を認める包容力がありました。
それが失われ、かつて自民党に所属をしていた国会議員や地方議員、古くから支持してきた人の中にも疑問の声をあげている方がいます。

自民党、民進党など、中央集権的な今の政党政治に代わるものを、市民は求めているのではないでしょうか。
市民が草の根でつくる政治の新しい姿。
その希望を、池田まきさんが勝利することで、広げていける。

この希望に、あなたの力を貸してください。


池田まきさん http://ikemaki.jp
和田よしあきさん http://yoshiakiwada.com

議会議論の形骸化、ここに極まる

本日は第3回定例会の最終日で、
各常任委員会、決算特別委員会に付託されていた議案、認定案の審査結果が報告をされ、本会議での採決が行われました。

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決算以外に、非常に気になった議案が1つありました。
初日に総務文教常任委員会に付託となっていた「恵庭市基金条例の一部改正」です。

これまで市が持っていたたくさんの基金の中で目的が重複するものや、使用ルールが明確でなかったものなどの使途基準を明確にすることなどが目的で、市の財産について所管をするのは財政課であるということから総務文教常任委員会に付託となったものだと思います。

しかし、今回この議案の中では、新たに設けられる廃棄物処理施設環境保全基金も含まれていました。
これは、現在計画中の焼却施設に関わって、建設予定地が農業地域であることから、環境被害や風評被害に備え、万が一の事態にはその処理を行うために設けられる基金とのことです。

こうした概要の説明は10/6に開催された総務文教常任委員会でも行われましたが、その際、説明に対する質疑はないままに議案の採決が行われ、可決すべきという委員会の結論が出されました。

翌日の10/7に厚生消防常任委員会が開催され、当然ながら廃棄物処理施設環境保全基金に関する質疑が行われましたが、備えるべき農業被害の対象などが不十分であることや平行して議論されている料金改定などと密接な関連を持つことが明らかになっただけで、審議は十分とは言えないままでした。

しかし、すでに前日の総務文教常任委員会では、基金条例の改正は可決すべきものという結論が出ています。
これを審議の形骸化と言わずして何といいましょうか。

本日の本会議では、私から委員長に対し、総務文教常任委員会で、廃棄物処理施設環境保全基金に関しても十分な議論が行われたのか、質疑がなく、どのように妥当性を判断したのかなどについて質疑を行いましたが、明確な答弁はなかったように思います。

本来ならば、再審査や再付託という手続きが取られるべきで、そうした手続きを経ない本会議での採決は著しく不当であるということで、反対の討論を行いました。
以下に討論の内容を掲載します。

なお、本会議終了後、質疑・討論の中で用いた「瑕疵」という語句について、「違法な行政行為である」という誤解を招くおそれがあるというご指摘をいただきました。私も違法な手続きであるという認識は持っておりませんので、今後のブログやチラシの中では、他の表現で記載をいたします。(なお、行政行為の瑕疵については藤田先生の「行政法入門」がオススメです)


「恵庭市基金条例の一部改正について」 反対討論
15.10.16 柏野大介

 私は、ただいま報告されました議案第5号「恵庭市基金条例の一部改正について」可決すべきものとしたとする委員長報告に反対の立場から討論を行います。

先ほどの質疑で明らかになったように、この条例の改正では、あらたに設けることとされた廃棄物処理施設環境保全基金に関して、質疑が行われることなく、委員会採決が行われ、その翌日に厚生消防常任委員会において、実質的な審議が行われました。

決算委員会において、採決を行ったあとに、個別質疑を行うというようなことがあり得るでしょうか。明らかに採決が形骸化しており、審議の手続きに瑕疵があったと言わざるを得ません。

しかも議会としては、会議規則の中で、再付託という手続きが定められているにも関わらず、そうした手続きが取られませんでした。

今回の廃棄物処理施設環境保全基金の新設は、焼却施設の環境被害の未然防止やその処理を目的とするもので、基金の積立手法や基金額は焼却施設やごみ手数料の改定とも密接に関わるものです。

万が一の風評被害、環境被害に備える、そしてその対象となるのは市内すべての農業者とされています。60億にのぼる市内の農業生産額を考えたときに、当面のものであったとしても、1億円という基金の積立額は十分なものと言えるでしょうか。
また、その基金を施設更新で支消するとした判断は妥当でしょうか。

予算以外で個別に議会としての判断を示すことができる条例改正の議決という重みを考えたときに、今回の手続きの瑕疵はあまりにも重大です。
議員諸賢におかれましては、現時点での拙速な議決に反対をしていただけますようお願いを申し上げ、反対の討論といたします。


動きが見える議会をつくります【政策その4】

先週から、だいたい朝6:30〜8:20くらいの間、駅に立っています。

私にとっては、8年前に市議選への立候補を決めてから、政治活動を始めた原点の場所。
それは、恵庭出身ではあっても、これまで大きなつながりを持っていなかった私にとって、そこを通る1人1人の方と出会える場所。
選挙が終わったあとも、必ず定例会ごとに議会報告のチラシをつくり、お渡しをしてきました。
ここ4年間は政治活動をお休みをしていたので、ずいぶんと間が空きましたが、それでも中には覚えていてくれる人もいます。

私は、あらためてこの駅前であいさつをすることで、今後も議会報告を続けることをみなさんに約束しているつもりですが、もちろんそういう言葉は発していませんので、伝わってはいないと思います。
定例会毎に、必ず議会報告を発行します。そしてそれを駅など広くみなさんにお渡しします。


自分が最近立っていなかったので、はっきりしたことはわかりませんが、雰囲気からみて、他の方たちも普段は立っていないように思います。
大人数で来て、大きい声を出している姿は、結構圧迫感があると思うのですが、候補者の方ってそういうことが気にならないのでしょうか。
入り口とかの近くに大勢いるのは、自分が通るときは嫌だなーって思います。

もちろん、私も配慮が足りなかったり、自転車で走っていて、ご迷惑をおかけしている場面もあるかとは思います。
でも、選挙の直前や期間中にやるよりも、普段やったらいいのにと思うのは私だけでしょうか。

過去のかしわのレポートはこちらからダウンロード可能です。(mac→winでフォントが崩れているものがあるかもしれません)
http://kashiwano.info/#nav_09

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高齢者が活躍できるまちづくりを目指します【政策その3】

人口減少の中で、さまざまな世代がつながり、安心できる地域づくり。

私が住んでいる恵庭小学校区では、子ども達が家庭を離れて自分たちで食事の支度や生活をする「えにわ通学合宿」を行ってきました。
これまで恵庭小学校、和光小学校、柏小学校の3校が合同で行ってきた「えにわ通学合宿」が10年の区切りを迎え、より地域に密着した行事としてそれぞれの小学区ごとにわかれて生まれ変わりました。
恵庭小地区でも多くの町内会・PTA関係者のご尽力があり、盛会のうちに終了しましたが、プログラムの中で、孫以上に歳の離れた経験豊富な方々に、知恵や協力をいただいたことが多くありました。

通学合宿の主な参加者は子どもたちですが、子どもたちの学びには大人の手が必要です。
子どものための学びや遊びを支える行事に多くの大人が関わり、作り上げていくことで、あらたなつながりが生まれています。

地域のコミュニティを再生していく上で、また、地域の担い手となる人に引き継いでいく上で、多くの経験と知識を持つ高齢の方の参加は不可欠です。
子ども同士、大人同士、大人と子ども、地域のつながりは、そこに住むすべての人に安心をもたらします。

多様な世代がひとつになれる機会を学校や地域で増やしていくことは、子どもにとっても、大人にとっても、
学びやいきがい、自らが関わり、住みつづけたいと思えるまちをつくる一歩であると信じています。

通学合宿や、プレーパークなど、世代を超えて学び合える事業を積極的に推進します。

子育て・教育予算の拡充をはかります【政策その2】

経済成長の時代であれば、次々と新しい事業を求め、あれもやります、これもやりますということが言えた時代もあったのだと思います。しかし今は人口もピークに近づき、まもなく恵庭でも人口のピークを迎えることが予想をされています。

こうした中で、政策、予算の面でも優先順位を明確にしていく必要があります。
私は以前市議を務めていたときにも、子どもたちに対する負担をかけないこと、可能性と個性を伸ばせる教育を充実させていくという視点で、議案審議に臨んでいました。

例えば思い出す議案は、
2008年の12月議会で、「恵庭市立学校施設の開放に関する条例の制定について」が議題となったときのことです。
詳細については、一番下に議事録を引用しますので、ご覧ください。

私はもともと子どもたちの教育のための施設である学校の体育館を、
放課後に少年団の活動などで子どもたちが使うのに費用を負担をしなければならなくなるという条例案に反対の立場でした。
ただ反対をするのではなく、財源の部分も含めた上で、整合性を取りながら対案となる修正案を提案しました。

市が提案をしたのは、大人が1時間あたり300円、子どもが1時間あたり150円という料金設定でした。
それに対する我々の修正案は大人を1時間あたり350円とする代わり、子どもの費用負担はなしとする案です。
なお、試算では、年間の必要経費を利用実績で割った1時間あたりの費用は332円ということですから、当初案と比べても大きな引き上げではありません。また、本来子どもの施設であるものを、大人が借りるために、費用を多めに負担をするということは私は当然のことだと考えております。

議事録を見ていただくとわかる通り、120万円という予算の一部を賄うために、子どもたちから料金を取ろうとしているわけです。
子どもたちのスポーツ環境の充実を選挙で訴えるならば、大きな予算を投じて新しいスポーツ施設を作る前に、
今ある施設を子どもたちに使いやすくすることの方が先ではないでしょうか。

具体的には乳幼児医療費助成の拡大など考えていることもありますが、市に提案をするということは一般質問だけで行うことではなく、しっかりと市民とともに練り上げた条例案を持って、他の議員と議論を深めていくことが必要なのだと私は考えています。

私は、子育て・教育予算を最優先に考えます。



○議事録
【 平成20年 12月 定例会(第4回)-12月16日-委員長報告、質疑、討論、採決-06号 】

△審査報告第1号

○笹松京次郎議長 日程第26 審査報告第1号、総務文教常任委員会付託案件審査報告、議案第6号、議案第7号、議案第13号、議案第14号、議案第15号及び陳情第8号、以上6件一括の報告であります。
 総務文教常任委員長の報告を願います。
 田中芳憲委員長。
◆田中芳憲総務文教常任委員長 -登壇-
 審査報告第1号、総務文教常任委員会付託案件審査報告。
 第2回定例会及び本定例会において付託された案件について、委員会は審査の結果、次のとおり決定したので報告します。
 平成20年12月16日、総務文教常任委員会委員長田中芳憲。
 恵庭市議会議長笹松京次郎様。
 1、審査の結果。
 (1)議案第6号恵庭市立学校施設の開放に関する条例の制定について。
 (2)議案第7号恵庭市体育施設条例の一部改正について。
 (3)議案第14号公の施設の指定管理者の指定について(体育施設18施設)。
 (4)議案第15号公の施設の指定管理者の指定について(パークゴルフ場)。
 本各案件は、原案のとおり可決すべきものと決定したので報告します。
 (5)議案第13号公の施設の指定管理者の指定について(恵庭市民会館、恵庭市島松公民館及び地区会館)。
 本案件は、否決すべきものと決定したので報告します。
 (6)陳情第8号恵庭市恵み野駅西口地区の市街化区域編入と土地区画整理事業による開発に関する陳情書。
 本案件については、さらに審査の必要があるため、閉会中の継続審査としたいので、御承認を願います。
 以上、よろしくお願いいたします。
○笹松京次郎議長 榎本議員。
◆19番(榎本敦尚議員) 動議を提出したいと思います。
 ただいま、報告のありました議案第6号に対して、修正案を提出したいと思います。よろしくお願いいたします。
 〔賛成と呼ぶ者あり〕
○笹松京次郎議長 ただいま、榎本議員から、議案第6号に対し修正の動議が提出されました。
 この動議は、所定の賛同者がありますので、成立いたしました。
 訂正案の資料配付のため、若干休憩いたします。
    午後 1時03分 休憩

    午後 1時04分 再開
○笹松京次郎議長 会議を再開いたします。
 本審査報告のうち、議案1件に対し、修正の動議が提出されました。
 したがって、各案件を分割して問題としたいと思います。これに御異議ありませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○笹松京次郎議長 御異議なしと認め、各案件を分割して問題といたします。
 初めに、議案第6号恵庭市立学校施設の開放に関する条例の制定についてを問題といたします。
 本案に対しましては、お手元にお配りいたしました修正の動議が提出されております。
 したがって、これを本案とあわせて議題とし、修正案提出者の説明を求めます。
 榎本議員。
◆19番(榎本敦尚議員) -登壇-
 ただいま、総務文教常任委員会の委員長より報告のありました、議案第6号恵庭市立学校施設の開放に関する条例に対する修正案の提案説明をさせていただきます。
 修正内容は、お手元に配付のとおり、別表第5条中の使用料、一般を300円から350円へ、中学生以下の150円を無料とするものであります。
 このたびの学校施設の開放に伴う使用料の徴収については、かかる経費の一部を受益者負担の考え方により負担願うことについては、私どもも賛成の立場であります。
 しかし、本来、教育施設としての学校を児童・生徒が利用することに対し、使用料を徴収することに対して、反対するものであります。
 総合体育館のように、広く市民に対し、スポーツや健康増進のために提供される施設と、教育の場としての学校とでは、おのずとその取り扱いは違ってしかるべきであります。
 これまでも、学校開放については、一般の利用は体育施設の代替として利用されたものであります。一方、子どもたちの利用は、少年団などの活動として利用されております。
 この少年団活動は、単にスポーツをするということにとどまらず、少年団活動を通して、チームワークの大切さ、上級生が下級生の面倒を見る、また、下級生は上級生を先輩として敬う、また、きちんとあいさつをし合う、そのような社会性を身につける場として活動されております。このことこそ、社会教育の重要なことだと考えております。
 また、このたびのかかる経費の一部を使用料として徴収することとした経費は、年間で120万円であります。
 一般の使用料を350円にすることにより、年間112万円の収入が見込まれることから、収入面においても大きな差異は生じないものと考えております。
 以上、一般を300円から350円、中学生以下の150円を無料とする修正案の提案説明とさせていただきます。
 よろしく御審議いただき、御賛同いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
○笹松京次郎議長 ただいまから、委員長報告及び修正案に対する質疑に入ります。
 野沢議員。
◆12番(野沢宏紀議員) 修正案の提案者に、何点かお聞きしたいと思います。
 今回の修正案の提案につきましては、一般300円、中学生以下150円というところを、一般350円、中学生以下無料という形になっております。
 学校施設の開放についての件でありますが、確かに、小・中学生については、教育観点から、無料というのが大変に望ましいとこのように感じているところでございますが、既存の体育施設の利用状況というところからかんがみますと、今、体育施設においても、中学生以下の団体が使用する場合については料金を徴収しているというような状況でございます。
 そういう意味から、こちらの学校開放についての料金についてだけ無料にするという、整合性の問題についてはどのようにお考えか、1点お尋ねいたします。
 また、もう1点は、今回、その中学生以下を無料にすることによって、その分を一般の方々に少し補っていただこうとの形で、300円という市の提案に対して350円という形になっておりますが、これは、一般の方々の負担がふえるというようなことでありますが、そういうことについて、その一般の方々の市民理解というのが得られるのかどうか、どのように認識されているか、2点お伺いをいたします。
○笹松京次郎議長 お答え願います。
 榎本議員。
◆19番(榎本敦尚議員) ただいま、質疑のありました2点について、御説明申し上げます。
 まず、この学校施設と、それから総合体育館のような施設との関係で、一方では、中学生以下も、団体利用の場合料金を徴収していると、また、この学校施設については無料とすることに対しての整合性についてということだと思いますけれども、私たちは、この学校施設については、提案理由でも述べさせていただきましたけれども、総合体育館のように、広く市民に開放して提供する施設と、この教育の場としての学校との施設の位置づけというのは、違いがあってしかるべきだというふうに、私どもは判断しております。
 したがいまして、総合体育館のような料金設定をもって使用する施設と学校とでは、違いがあってよろしいというふうに考えております。
 また、今回、一般を300円から350円に引き上げるということに対する理解はどうなのかということだと思いますが、今回、教育委員会でこの使用料を算定したときの数字がありますけれども、かかる経費を年間の利用実績等々で割り返した金額が、これ教育委員会の試算では、1時間あたり332円ということになっております。
 これを、教育委員会側では端数を切り捨てて、一般300円という設定にされているわけでありますけれども、今回、2時間単位での利用が想定されていますけれども、これを、仮に2時間単位にしますと、664円ということになりますが、これを大人の方が若干負担は増になりますけれども、引き上げて700円と設定した場合に、1時間あたり350円という金額で、私どもは考えたわけであります。
 大人の方が多少負担をすることによって、あえて子どもたちから料金を徴収しなくても、概ね教育委員会、行政側で試算したかかる経費に充当する金額が概ね賄えるということから、私どもは、この一般を300円から350円としてお願いをしたいというふうに考えております。
 〔発言する者あり〕
○笹松京次郎議長 追加説明ですか。
 〔発言する者あり〕
○笹松京次郎議長 今、ちょっとお待ちください。
 野沢議員、質疑ありますか。
 〔発言する者あり〕
○笹松京次郎議長 野沢議員。
◆12番(野沢宏紀議員) 今、現状、体育施設を使っている場合と、それからこの学校施設を使う場合の整合性に関しては、施設が違うからだというようなことでございましたが、しかし、施設は違っても使う子どもたちに差はないはずであります。
 子どもたちにとっては、そこが総合体育館であろうと、恵み野小学校の体育館であろうとかわらないわけであります。また、それと匹敵するような、駒場体育館もそのような状況になっているということであります。
 また、今回の市の説明においては、今回、社会教育団体に登録をしている団体については5割減免だったものを、小・中学生についは7割5分まで減免するというような提案も規則で定めるというようなお話があったと思います。
 そういう意味からいくと今後、この学校施設の開放に関わる事業につきましては、電気代、それから教頭先生の、そういう運営管理にかかる経費の部分だというようなことでございますので、そういう意味からいくと、今のお話というのは、なかなか理解しがたいものであるというふうに思いますし、それから、一般の使用料のついても、50円であろうとやはり、市の提案よりもアップされた部分の修正案という部分についてはなかなか、どうなのかなというふうに感じている次第でございます。
 そういう意味からいくとなかなか、今の提案については、非常にいかがなものかなというようなことを思っておりますが、何かございますれば、御答弁いただきたいと思います。
○笹松京次郎議長 柏野議員。
◆20番(柏野大介議員) 先ほども、その違いがあってしかるべきというお話で説明をさせていただいたところなんですけれども、そもそも子どもたちの健やかな育ちにとって、学校施設と社会教育施設というものを分ける必要がどこにあるのかという観点がございます。
 それで、今、社会教育施設の中で……。
○笹松京次郎議長 簡潔にお願いします。
◆20番(柏野大介議員) はい。総合体育館が、団体利用の場合には有料であると、一方で、それは個人利用の場合には無料で行われているわけであります。
 団体利用をされるときには当然、その一般を含めて個人利用ができなくなる、その観点から団体利用に関しては、大人と子どもの区分をなく……。
○笹松京次郎議長 柏野議員に申し上げます。
 質問の趣旨に沿ってお答え願いたいと思います。
◆20番(柏野大介議員) 質問の趣旨に沿った上で今、お答えしているんですけれども。
 総合体育館においては、子どもであっても団体が有料であるという意味を説明しているんですけれども。
○笹松京次郎議長 簡潔にお願いします。
◆20番(柏野大介議員) はい。ですから、総合体育館の子どもの団体が利用する場合に有料であるということは、合理性があるということをお伝えしたんです、今。
 一方で、小学校においては団体利用ができなかった場合に、ではどういう利用のされ方をするのかと言いますと、放課後は一般の子どもが使います、それ以外では、今まで利用する枠組みとしてはこの学校開放しか使えなかったわけです。これは団体利用しか認められていないわけで、そういった中で、これを継続的に使っていただくためには、きちんと料金を支払っていただこうということです。
 もともと、その社会教育施設の代替としての位置づけが大きいということを、御理解いただきたいというふうに思います。
 その2点目なんですけれども、料金に関して、もともとその試算では664円になるというものを600円に切り下げているということは、本来の趣旨である継続性から言えば、その経費の一部を相変わらず行政として持ち続けるということになりますので、できるだけ660円に近い値段をいただくのが、継続的な利用という意味では望ましいわけです。
 それが切り捨てるのか、あとその分の不足分として、子どものためということも考えて御負担を願うのか、そういう視点でありますので、ぜひ御理解いただければと思います。
 以上です。
○笹松京次郎議長 その他、質疑ありませんか。
 田中芳憲議員。
◆21番(田中芳憲議員) まず、今の提案理由の中にある、施設によっての違いがあって当然ということと、それから660円という実経費に近い料金をとるべきだという提案説明をされるのなら、この別表にある350円そのものの提案に、私は疑問を感じるところです。なぜこういう提案になるのか。
 それから、実態として、中学生以下の団体においては、柔道など小・中学校施設に施設がない種目は、社会体育施設で有料で利用されています。
 ただいまの提案説明のように、種目によってきちんと整理されているものもありますが、一般に、スポーツ団体が広くそこを利用しようとすれば限られているわけですから、料金をとるということの整合性がきちんとされていなかったら、これは同じスポーツ少年団、スポーツに加わる方々で不整合・不平等を生むのではないでしょうか。その点についてはどうでしょうか。
○笹松京次郎議長 答弁願います。
 榎本議員。
◆19番(榎本敦尚議員) まず、2時間で664円というものと、それが何で350円になるんだということなんですけれども、これは1時間に置きかえたときに350円になるということでございます。
 それから、他の少年団でも種目に応じて、例えば総合体育館しか利用していない団体があるんでないかと、学校開放を利用している団体と、種目によって差異があるんでないかという御質問だったと思うんですけれども、私ども、その少年団なり、どういう種目の少年団の方々が、どれだけの団数、種類があって、学校開放のほうを使われていて、学校開放では使えないそういう少年団のグループがあるのか、体育館でないとどうしても使えないというような団体があるのかどうかというのも承知しておりませんけれども、基本的には、私たち言っているのは、本来、教育の場としての学校を、児童・生徒が使うということに対してやはり、一般の方がそこを使うのとはちょっと違うんでないかということを言いたいわけで、ちょっとその団体の利用状況については今、現在ちょっと把握しておりません。
○笹松京次郎議長 田中芳憲議員。
◆21番(田中芳憲議員) であるならば、その660円という金額について、実経費に近い金額をとることが今、提案理由とされた基本ではないでしょうか。
 それを、まるで150円をつかみのように捉えて、無料にするから50円上乗せというんでは、あまりにも料金設定に対する考え方が十分とは言えないと思います。
 それから、少年団という、その広く教育であろうと、提案理由の中に、広く総体であろうと教育の場である学校であると、使っている少年団の性格は全く変わらないわけです。
 だから、場所によって差別されるというんだったら、まさに私は、この議案、単体だけを見ても当然、それは認められないことではないでしょうか。
 もし、そういう施設で教育の場だから、あるいは総合体育館だからというんであったら、そこに利用できる、規定する団体をきちんと政策として整えなければ、一部の議案だけを無料化にするというのは非常に不整合であり、これはちょっと、市民にとっては耳障りのいい話なのかもしれないけれども、全体としてその費用は全員に転嫁されるか、一般利用に転嫁されるか、もともと一般の方も、体や健康を保持するためのプラスのメリットを、政策としてハードルを高くすることにもつながりかねません。
 以上、申し上げたような趣旨で、私としては、理解に苦しむところでございます。
○笹松京次郎議長 柏野議員。
◆20番(柏野大介議員) ただいま、御指摘のありました、その種目によってというところが、総合体育館における弓道場、格技場の利用に関してかと思うんですけれども……。
 〔発言する者あり〕
 格技場ですね、こういった施設も少年団で使うといったときに、団体の中で専有して使うということであれば当然、それは専有利用料ということで団体利用料をいただかなければなりませんが、個人利用として使う場合には当然それはかからないわけでして、そこにおける整合性というものは必ずしもとれていないとは、私たちは考えておりません。
 それで、2点目の料金なんですけれども、そもそも、その332円という1時間の料金を300円に設定していたということ自体も政策的な判断だと思いますので、そこの中で、実料金が332円、その1円単位ですべていただくことが正しいかというと、料金徴収の手間含めまして、一定程度切り上げなり、切り下げなりをしているわけですから、そこで350円というのが非常に近い金額ということで、適切であるというふうに考えております。
 以上です。
○笹松京次郎議長 田中芳憲議員。
◆21番(田中芳憲議員) これは若干、質疑を超えるのかもしれませんけれども、政策的に料金を抑えていることと、今提案されていて、費用を上回る実経費をとることこれは、考え方に天地の差があると思います。
 それから、もう一度申し上げますけれども、施設によってその利用料金や減免が、学校施設が無料になって、同じく体育施設が有料になるんだとすると、スポーツによってその条件の差が出るこれはやはり、同じく政策としては無理があるのではないでしょうか。スポーツの種目によって差が出るのは無理があるのではないでしょうかと申し上げたんです。
 もし、できるのならば、原案に対してきちんと賛成し、その後、子どものスポーツ施設の利用がどうあるべきなのかというきちんとした政策、整合性を持った提案をされたほうが、私はよろしいのではないかと申し上げて、終わります。
○笹松京次郎議長 前佛議員。
◆2番(前佛優議員) 議論の方向が少しずれてきているように感じてならないわけであります。
 いわゆる、私どもの提案というのは、少なくても、子どもたちから学校を使う場合にお金をとるんでないと。なぜかということになります。
 ほかの施設がとっているんだから整合性をとるべきだとか云々だとかということで、ちょうどお釈迦さんが孫悟空の手のひらで暗躍しているような議論になっておりますが、本来的に、子どもたちというのは、聞いてくださいよ、子どもたちというのは、自分たちでどんなことを願っても、自分たちが、我々を選ぶ1票を駆使することはできないわけであります。
 子どもたちの願いというのは山積をしているそういう形の中で、大人社会が健全に子どもたちにどうはぐくめる場所を提供していくかということは重大な課題であります。
 しかし、恵庭市の中を見渡してみましても、御案内のように、子どもたちが群れて健全に育てるような場所がございますか。飲み屋へ行って遊ぶわけにもいきません。
 ましては、施設の違いを申し上げましたら学校であります。学校で子どもたちが群れて、健全なスポーツ活動の中でさまざまな学びをしようとするその子どもたちからもお金をとらなきゃならない、これは、子どもたちのための施策があるのかということを問われても仕方がないと思います。
 そういった意味で、私どもは、いわゆる現状の姿の中から、少なくても学校施設についてはとるべきではないということを提案申し上げているところでございます。
 以上です。
○笹松京次郎議長 その他、質疑ありますか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○笹松京次郎議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。
 お諮りいたします。
 本案及び修正案には、討論の通告がありませんので、討論を省略して採決に入ります。
 まず、本案に対する修正案について、採決をいたします。
 修正案に賛成の議員の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○笹松京次郎議長 御着席ください。
 起立少数であります。
 したがって、修正案は、否決されました。
 次に、原案について、採決いたします。
 委員長報告は、原案可決すべきものとの報告であります。
 委員長報告のとおり、決定することに賛成の議員の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○笹松京次郎議長 御着席ください。
 起立多数であります。
 したがって、議案第6号は、委員長報告のとおり可決されました。

ごみの値上げに反対します【政策その1】

前回の落選以降、NPO法人を設立し、市議時代から取り組んできたテーマのひとつであるごみ問題を中心に活動を続けてきました。

審議会の委員なども務める中で、大きな課題だと感じていたことは、選挙を通じた政策選択が行われない中で一方的な政策決定がなされることです。
多数を占める会派(グループ)が単独過半数を握っていることで、基本的には市役所が提案した議案はすべて通ります。
そして、今ごみに関して出てきた市役所の方針はごみ処理経費の1/3を市民に求めるという理屈に基づいたごみ処理手数料の値上げです。

私は、有料化当初から訴えてきた通り、市民が努力をしてごみを減量するならば、その分負担も減るような算定の仕組みが必要という考えです。

そもそもごみの有料化の目的は、ごみの減量が主たる目的であって、財政的な問題は、あくまで付随的なものというのが当初の説明でした。だからこそ、私は有料化には賛成をしましたし、一方で減らすことのできない、排泄に関わるごみについては無料とすべきということを主張し、2歳未満のおむつや、大人のおむつ、ストマ用の袋などに対する袋の配布を求めてきました。

今回の値上げ案は、そうした目的に反し、市民に過度の負担を強いるものです。
また審議会の中でも発言している通り、算定の根拠となっている一般廃棄物と産業廃棄物の割合についても、当初計画とずれが生じており、見直しが必要です。

そうした理由から、私は平成29年4月からのごみの値上げには反対で、このことが争点のひとつになっていないことに大きな疑問を感じています。

詳細はこちらもご覧ください。
http://kashiwano.info/blog/article-2113.html

いざ出陣!【選挙準備その10】

いよいよ明日から始まります。
今回も遊説(選挙期間中の行動)は自転車で行います。

一般的な遊説は、大きなスピーカーをつけた選挙カーから、候補者の名前を連呼して回ります。
でも、それは有権者が選択をする上で、どんな役に立つのでしょうか。

民意に基づいて政策決定が行われるために、選挙を通じて、間接的にその決定を行う代理人を選択するのが今の民主主義です。
選挙は、有権者にとってはその代理人を選ぶ、選択のとき。

現職の候補者にとっては、任期中を振り返り、また次の任期を任せてもらえるのかを問う機会。
新人の候補者としては、自分の理念を訴え、どんな期待や、ニーズがあるのかを問う場面にもなります。

選挙の期間中は、市民の政治に関する意識が高まり、多くの有権者が選挙に関わる情報を得ようとします。
そのときに、適切な方法で、情報を提供できることはとても大切なことです。

かつては、それは選挙カーからのマイクによる一方的な訴えだったのかもしれません。
でも今は、マイクによる一方的な訴え、特に選挙カーからの名前の連呼は迷惑に感じる人も多いのではないでしょうか。

候補がどんなに訴えても、チラシを配っても、聞いてもらえなければ、見てもらえなければ、思いは届きません。
私はこれまでも自転車での遊説を行ってきました。
それは、すぐにおりられて、直接お話ができる手段だからです。

今回は車と一緒とはいえ、音を出さない車と自転車では、走っていてもあまり目立たないと思います。
使うスピーカーも、車につけた小さなものか、ハンドマイクなので、音も大きくはありません。

できるだけ多く街頭に立ち、恵庭の現状と課題を、そしてこれからのあるべき姿を、訴えさせていただきます。
明日からの1週間、一人でも多くの方と出会い、これからの恵庭のまちづくりについてお話ができればと思っています。

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