一般質問その2
一般質問その2
一般質問その1の続きです。 これに対して、 1.教育行政のうち、(1)小学校建設計画については、今年度中にはっきりと方向性をしめした上で、住民説明を早期に行うという答弁しかいただけませんでした。 (2)学区制の柔軟運用については、新しい学校が立つまでの間にスクールバスを利用することで、子どもたちの安全な通学と狭い教室の回避を両立できるかと思っていました。 しかし、境界付近ではやっと経過措置が終わって落ち着いたということもあって、地元町内会・PTAの方のご意見は様々なようです。今後もっと多くのみなさんの声も伺っていきたいところです。 2.環境行政のほうも、広域計画の大枠は今年度中に固まる見込み。 大枠が固まらないことには、可燃ごみ処理の方策も決まらないところ。可燃・不燃ともに埋め立て処理を行ってきた結果、計画よりもかなり早く最終処分場はいっぱいになってしまっており、今年度新たな最終処分場も作ることになっています。 (仮称)ごみ減らし市民会議も始まったことですし、しっかりと市民の理解を得られるごみ政策を市民と職員の方たちと一緒に作っていきたいところです。 最後に拡大生産者責任について。 これまでほとんどごみの処理に責任を負ってこなかった生産者に、その収集・処理にかかる費用の負担を求め、それを価格に転嫁することで、これまで価格に反映されてこなかった処理費用を内部化していきましょうということです。 最終的には費用は消費者が負担するものなのですが、これによって、生産者側としてもリサイクルに対して負荷の高いものはそれだけ価格も高く設定する必要がでてくるため、よりリサイクルしやすいものを作ろうという動機づけが働きます。 容器包装リサイクル法にしても、廃清法(廃棄物の処理および清掃に関する法律)にしても国が定めているわけで、地方自治体としては、それに従っているわけです。 ただ、その枠内でも、生産者や流通業者に対して役割の分担を求め、それを広げていくことで、国の仕組みを変えていかねばならないと思うわけです。 ということで自治体独自の動きについて、質問していったわけですが・・・。 再質問、思ったよりも難しかったです。 ある程度、答弁を想定して考えていたものの、想定したほどの答弁をいただけなかったり、言おうとしていたことを忘れてしまったり。 スムーズにそして歯切れよく、再質問をするにはもう少し修行が必要です。 単に言いっぱなしになるのではなく、実のある答弁をもらえるような質問をめざして、明日から次の質問を練っていこうと思います。 次回9月定例議会からはネット中継も始まりますので、ご期待ください。 議事録が公開になりましたら、またお知らせします。
議会始まりました!
議会始まりました!
6月議会、始まりました。 議会の中心となるのは、議場で行われる「本会議」なのですが、議事の進行などについては前日などに開催される議会運営委員会(以下、議運)で方向性が決められています。 私は議会運営委員会のメンバーではないのですが、それぞれの議案や議事の進行を少しでも深く理解するために、議運も傍聴させていただきました。 昨日の議運で決まった流れで今日の本会議も進んでいったのですが、昨日、問題となった議案がありました。 下水終末処理場の工事に関わる契約で、北海道や札幌市といった他の自治体では「指名停止処分」を受けている業者が受注しているものがあったためです。 談合などを行って、独禁法(独占禁止法)に違反した会社があるとします。 恵庭市の基準ではその違反が、道内で起きていれば指名停止ですが、道外で起きていた場合、もう少し甘い扱いをしているということです。 入札による指名停止(参加できませんよー)という処分は、制裁としての意味と、そうした違反を犯した会社を一定期間排除することで、入札制度の公平性を維持しようという2つの趣旨に基づいているものだと思います。 悪いことをしたら罰があります。 泥棒をしたら、刑務所に○年ですよ、とか。 恵庭市の基準では、道内なら2ヶ月から9ヶ月の間、入札に参加できません。 道外であれば、もう少し悪いことをした場合で1ヶ月から9ヶ月となっています。 どのくらいの期間がちょうどいいのか、という議論とは別に、これが今の基準です。 議会は議論の場ですから、その基準が適切なものであるかを議論することは必要です。しかし、現在の基準のもとで入札が適正に行われたものを、あとから「やっぱり基準がおかしいから」として手続きを停止するということにはならないと私は思います。
一般質問その1〜通告内容
一般質問その1〜通告内容
本日で6月定例議会の一般質問が終了いたしました。 今回は選挙後一回目の議会ということで、新人6人を含む14人が質問に立ちました。 私も昨日6/14、初めての一般質問をいたしました。 今回の質問内容は以前にお知らせしていたとおり、 「教育行政について」(黄金・戸磯地区の小学校建設、学区制度の弾力運用)、「環境行政について」(ごみの広域処理、ごみ減量、拡大生産者責任) こんな内容でやらせていただきました。 以下は事前に提出している通告書の原文です。 --- 1.教育行政について (1)黄金・戸磯地区の小学校建設について  恵庭駅東口の住宅地では住宅地の造成により、大きく人口も増えているところであり、若い世帯の増加に伴って児童・幼児の多い地域であります。現在、その地区の児童は和光小学校に通学しておりますが、校舎も手狭になっている上、非常に遠くから通学している子どもたちもいると聞いています。これまでも黄金・戸磯地区を中心に新たな小学校を求める声があり、それに対して、学校区の変更や校舎の増築など対応がなされてきたかと思いますが、これまでの学校建設計画の経緯を伺います。  現在黄金町、戸磯から和光小学校に通う児童はそれぞれ51人、350人と聞いております。今後、計画がより具体的になっていくとすれば的確な将来予測に基づいたものであるべきですが、5年後、10年後、20年後の各地区児童の推計値があれば推計値を、もしなければ見通しを伺います。 (2)学区境界地域での柔軟な学区制運用  小学校新設までの間、また建設しないという結論に達した場合、経過措置としてではなく恒久措置として、和光小・恵庭小の学区境界付近で学区制度を柔軟に運用することで、その期間、新たな設備投資をせずに学習環境を維持できると思います。これに対してのご所見を伺います。 2.環境行政について (1)千歳市との可燃ごみ処理について  広域計画がストップし、当面の可燃ごみ処理対策が急がれるところですが、過渡期対策としての千歳市との協議の進捗状況を伺います。  同時に新たな広域の枠組みも含めた可燃ごみ処理の長期的な考えを伺います。 (2)拡大生産者責任の原則に基づく処理費用負担について  いずれにしてもごみのさらなる減量が必要だと思いますが、現在の仕組みでは製造者側に、包装容器の削減の動機づけがなされておりません。消費者側だけではなく、流通業者、製造業者にまで広げて恵庭市として今後どのような働きかけを行っていくのか、ご所見を伺います。 --- 続きます。
5月の活動報告+若手市議の会
5月の活動報告+若手市議の会
最近はあまり活動報告が書けてませんが、5月中は新人議員向けの庁内業務説明会でお勉強させていただいたり、市内でサンデーパパ、リサイクルセンター、給食センターなどを見学に行ったり(自分がパパになってからのための勉強です。笑)、札幌で「スウェーデンの福祉」の講演会を聴きに行ったり、苫小牧で「港湾・航空の物流とものづくり産業フォーラム」を聴きに行ったりと色んなところに出没しておりました。 今後はもう少しこまめに更新できるよう心がけます。 そして6月に入ってからは、先週末運動会を少しのぞきに行ったのとこの前の日曜日、若手市議の会というのにも参加させてもらいました。 参加していたメンバーは、 青山剛さん(室蘭市議) 赤根広介さん(登別市議) 安住太伸さん(旭川市議) 植村真美さん(赤平市議) 上村ゆうじさん(旭川市議) 金澤俊さん(苫小牧市議) 佐藤伸弥さん(網走市議) 武田圭介さん(砂川市議) 谷村尚祐さん(前網走市議) とりこし浩一さん(苫小牧市議) 辻ひろしさん(登別市議) 成田祐樹さん(小樽市議) 水口典一さん(滝川市議) もりい秀明さん(前小樽市議) 山口和佐さん(札幌市議) (50音順、リンクもれてましたらごめんなさい) 以上15名に私かしわのを加えた16名です。 所属党派はバラバラでも、自分のまちをよくしそれを広げていこうという想いは共通のもので、非常にいい刺激をいただいてきました。 1人の議員、1つの自治体だけでは大きな動きとはならないものでも、それをつなげ広げていくことで、変化のうねりを作っていきたい。選挙期間中に言っていたこととも重なる部分ですが、そんな想いをまた強くいたしました。 そのためにも、まずは恵庭の議会の中で、しっかりと勉強を重ね、発言していかねばなりません。 いよいよあさってから議会始まります!
一般質問、内容通告
一般質問、内容通告
本日、6月議会の一般質問(行政に対して行う市政全般についての質問)の質問内容の通告締切で、私も初めての一般質問の内容通告をいたしました。 今回は教育行政の分野で「黄金・戸磯地区の小学校建設について」と「学区制度の弾力運用について」。環境行政の分野で「ごみの広域処理」、「ごみ減量」について質問いたします。詳しい内容につきましては、また議会が終わってから答弁も含めてブログに書こうと思います。 事務局に通告をだして、その後わりとすぐに一般質問をされる全議員の通告内容のコピーが配布されました。 議会の日程は、議会の初日に決まるもので、また議論の内容によっては日程の変更があるのですが、大まかな予定くらいはお知らせしたほうが、傍聴をしたい市民にとっても有益ではないかと思います。 ということで確定ではないのですが、 12日13:00〜 本会議(一般質問) *長谷議員(50分)「ゴミ行政について」、「公園・学校の遊具の安全対策について」、「高齢者生き甲斐対策について」 *川股議員(60分)「市民活動を支援する1%システムについて」、「千歳川治水対策について」、「廃棄物対策について」 *川原議員(60分)「栄恵町飲食店街の振興について」、「防衛施設庁防音工事の推進について」、 「私立幼稚園児教育振興に関する陳情書」、「通年屋外スポーツ施設について」 13日13:00〜 本会議(一般質問) *田中(芳)議員(90分)「プラスチックゴミの収集日数拡大を」、「選挙開票もスピードアップ」、「自校炊飯方式導入見送り」、「漂うJR恵み野駅西口開発」、「なぜ都市計画技術職職員募集か」 *鷹羽議員(90分)「恵み野駅西口周辺開発の見直しについて」、「西島松北地区振興策と優良田園住宅について」、「子どもセンター整備計画について」、「自校炊飯試行の中止について」 *高橋議員(60分)「一般行政について」(ごみ収集、住宅防音工事、)、「福祉行政について」(お風呂なし世帯対策) 14日10:00〜 本会議(一般質問) *野沢議員(90分)「市長の政治姿勢について」、「一般行政について」、「経済行政について」、「保健福祉行政について」、「建設行政について」、「教育行政について」 *榎本議員(60分)「労働行政について」(季節雇用労働者対策)、「一般行政について」(労働安全衛生法改正) *柏野 (60分)「教育行政について」(黄金・戸磯地区の小学校建設、学区制度の弾力運用)、「環境行政について」(ごみの広域処理、ごみ減量) *寺田議員(65分)「医療を保障する国民健康制度について」、「老人医療費の助成について」、「子育て支援について」 15日10:00〜 本会議(一般質問) *行沢議員(65分)「市長の政治姿勢について」、「後期高齢者医療制度について」 *林(謙)議員(50分)「市長の政治姿勢について」、「教育行政について」、「福祉行政について」 *田中(匡)議員(50分)「市長の政治姿勢について」、「一般行政について」、「水道事業について」 *林(嘉)議員(50分)「市長のマニフェストと政策決定と情報公開のあり方について」、「一般行政について」(企業誘致) となっています。 平日の昼間なので、なかなか時間の都合をつけづらいところかもしれませんが、興味のある項目を選んで傍聴してみてはいかがでしょうか?
6月議会の日程
6月議会の日程
平成19年第2回定例市議会の招集が告示されました。 議会初日は6/8(金)で、この日議案や意見書などの説明が行われます。 以下は予定です。 11日(月)は熟読日(休会) 12日13:00〜 本会議(一般質問) 13日10:00〜 議会運営委員会、13:00〜 本会議(一般質問) 14日10:00〜 本会議(一般質問) 15日10:00〜 本会議(一般質問) 18日から21日には常任委員会・特別委員会があります。 そして22日(金)が最終日で、この日に議案審議が行われます。 私たち、民主・春風の会の一般質問は14日となりそうです。 榎本議員とかしわのが質問をいたします。 市役所3階にあります本会議場で紙に名前を書くだけで傍聴できますので、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。