臨時会の議案(補正予算)

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臨時議会の議案が提示されました。

とてもおかしな話だと思うのですが、議案の配布は7日前までと申し合わせ
事項で決まっています。ところが、臨時会議案については、この限りではない、
としており、当日配布する通例になっていたようです。


今回の臨時会議案は本日の16時過ぎに配布されました。
私たちは16時から17時半ころまで合同の会派説明に入っていたため、
議案を目にしたのは、17時半を過ぎてからでした。

金曜日の終業後に議案をもらっても、その中身を事前に確認することは
できません。本会議で、委員会でしっかりと質疑をすればよいのですが、
これまで補正予算の審議で十分な審議時間が取られて来たとは言えません。

限られた時間の中で、ポイントをついた質疑をするためにも、検討する
時間はある程度必要だと思います。


私の主観ですが、問題があると思う部分だけアップロードしておきます。

img612.pdf


前回も反対していた
「緊急経営安定対策融資」が、経済団体の要望を受けて、期間延長となる
ようです。

前回の「緊急」の実績は44件。
100年に1度の経済危機で、100件を想定したわけですが、前回の
拓銀破綻のときよりも融資件数は少なかったわけです。

その検証もされないままに、また理念のない経済政策が繰り返されます。


前回はまだ、年度末の資金繰り需要という理由がありました。
今回延長の期限となる9月までで、何か状況に好転が見られるのでしょうか。

前回の反省から変わった点は返済の負担が重いから、融資期間を5年に
したということです。むしろ、先の見通しは難しくなり、金利負担も大きく
なります。

プレミアム商品券と併せて、
いつまでも行政依存から抜け出せない悪循環が続いてしまいます。


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<参考> 万円単位
補正予算の事業(一般財源←地域雇用創出推進基金繰入金)1953万

交通指導員設置事業費 125万円
市中小企業振興対策融資利子補給金 327万円(債務負担は923万円)
プレミアム付商品券発行事業補助金 1500万円


(緊急雇用創出事業) 1914万円

観光・イベント推進事業費 83万円
防風林整備事業費 467万円
姉妹都市30周年記念事業費 42万円
公共施設予約システムデータ整備事業費 96万円
街路緑地景観整備事業費 116万円
防火安全対策普及事業費 168万円
地域福祉サービス生活実態調査事業費 74万円
スポーツ振興計画策定事業費 170万円
体育施設安全点検補修事業費 149万円
学校施設安全点検事業費 101万円
市民駐車場緑地環境整備事業費 259万円
畜産総合施設維持管理事業費 184万円


(ふるさと雇用再生特別対策事業費) 3340万円

「恵庭花の旅」商品企画事業費 2000万円
商店街活性化事業費 1339万円

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コメント(9)

なるほど、このような問題があるんですね。

臨時の議会とはいえ、当日に議案が配布されて、
きちんと議案の審議が行なえるとは思えないのですが。
その通例は全く是正されずに現在まできているのでしょうか?
ただ形式的に議会が行なわれているように見えます。

プレミアム商品券や商店街活性化事業費の予算だけでも
3千万円近くになっていますね。
他市でもこんなに手厚い補助を行なっているところは
あるのでしょうか?
そして費用対効果も気になるところです。

ちなみに「恵庭花の旅」商品企画事業費 2000万円
というのは一体何なのですか?


これまでも補正予算の審議では、十分な審議ができていないということを
指摘してきたつもりですが、今回はさらに行政側の提案が乱暴だったように
思います。

本筋から言えば、議会側が委員会に付託をして、慎重に審議をすればいい
ということにはなるのですが、現状ではそれは行なわれていません。

事前に説明を十分にすると、逆に議会に反対されたりややこしいことに
なるから、あとは11月の選挙までは議会を無視して突っ走ってしまうという
印象すら受けます。


金額で言えば、逆に町村で手厚い支援を行なっているところはあります。
人口1万人くらいの町でも1500万ほど補助をして、30%ほどの割増しだった
と思います。

逆に大きいまちほど、行政の支援は薄く、商業者団体などが自主的に
取り組む範囲が広がっています。恵庭は商業においてはまだまだ市には
なりきれていないということを自ら主張しているとも言えます。

費用対効果の検証は求めましたが、今までの検証では、まったく効果など
はかることはできません。


「恵庭花の旅」商品企画事業は議会前にはかなり懐疑的にとらえて
おりましたが、説明を聞くと、それ自体はいい取組みであるという印象を
受けました。

これまでお金がなく、市外からの観光客をひきつける拠点が点だったものを
線や面としていくことで、観光客、消費を誘因しようということが大きな
狙いです。

旅行会社などから提案を受けて詳細は決めるということで、観光協会もその中に含まれているそうです。透明性のある選定を求めました。

目標設定、業者の選定方法、具体的な取組みがこれからというのは、不満が
ありますが、数少ない前向きな可能性のある取組みであると言えます。

過半数をもつ最大会派の自民党・清和会は、こうした行政の提案の仕方に、「それでいいよ」と言っているわけでしょうか? そうだとすれば、過半数を持っている責任を十分果たしている、とはいえません。これは、一党一会派に、過半数の議席を与えている有権者の責任でもあります。まさに、議会が議会としてまっとうな仕事をさせるには、まずは、この一党一会派の議会支配を打破する必要があります。(なんか、評論家的なコメントになってしまった…)

予算について
それが市にとって有意義なものであるか
意見を持ち寄って審議するために
議会が開かれるのではないのかなと思うのですが
行政側が審議を充分に行なう姿勢がないのなら
ただの報告会で終わってしまうのではないでしょうか
よく審議すると反対されるだろうという予算を
出してきているということなのでしょうか

人口1万人の町と
人口7万人近い市では、商店街のあり方や
消費の仕方が違うと思うのですが、
店舗が多種多様にある程度充実している恵庭市で
消費の割り増しなんてあるのかと非常に疑問です

「恵庭花の旅」商品企画事業は
観光客、消費を誘因するということで
それ自体は必要なことなのかもしれないですが
恵庭市は努力というものをしているのでしょうか
お金を渡して企業に考えてもらうというのではなくて
色々なアイデアを自ら出して
それらで「まちおこし」的なことを
行うことも必要だと思うのですが

ところで恵庭市の観光の名所ってどういうところ
なのでしょうか?

返信が大変遅くなり申し訳ありません。

清和会としてもただそれでいいよ、ということは言っておりません。議会運営委員会の中でも、提案の仕方に対して問題視する発言は繰り返されています。

これまで議会としても市長に対して、十分に審議を行なえる提案を求める申し入れなどを提出していますが、それでも行政側からの提案が変わらない以上、議会側として持てる権能を最大限発揮する必要があると思います。

ですから、補正予算案を委員会に付託して審議し、問題点があれば修正などを行なうべきだと思うのです。


ここからは私の推測ですが、
国が景気対策として行なう補正予算である以上、与党意識を持つ清和会にとっては、その補正を最大限生かす必要があり、事業に問題があっても反対まではできないというのが実際のところではないかと思っています。

恵庭市観光協会
http://www.eniwa.org/guide/index.html

・サッポロビール工場
・紫雲台孝子堂宝物館
・恵庭市郷土資料館
・恵庭市立図書館
・北海道立 水産孵化場
・漁川ダム
・夢創館

ということになっています…。

ビール工場などは世界的な旅行ガイドブック・ロンリープラネットなどにも掲載されているはずで、外国人旅行者にも人気です。

あとはえこりん村や10poundなどがいい施設だと思います。

私は道の駅を含めて、行政や半官半民のようなところではなく、民間企業に知恵を出してもらうことのほうが観光振興になると思っています。

お返事ありがとうございます。

確かに
行政や半官半民より民間のほうが
いい知恵があるのかもしれませんが
始めから民間に頼るのではなく
行政でもできることがあるのはないですか?
ここまで観光名所がわかっているのに
ここから2000万を投入して民間に依頼し
何が行なわれるのでしょうか。

民間が恵庭市に観光の魅力を感じているのなら
とっくに観光客が来ていてもおかしくないと思うのは
私だけでしょうか?
(恵庭に魅力が無いと言ってるわけではありません)

いえ。
観光協会ではこれしか出せないということです。

私はここにあがっている以外のものでも、うまく組み合わせれば大きな資源になるものがあると思います。
それはいわゆる名所ではないものです。

そういう組み合わせを行なうことが、観光「業」としての仕事であり、結果として、恵庭のお店にお金が落ちる仕組につながるのだと思います。

今のままでは恵庭の「観光」に魅力があるとは言えません。(同様に恵庭に魅力がないわけではありません)

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柏野 大介
(かしわの だいすけ)

大学を卒業後、2度の就職と合計約2年の旅行を通して、常識や慣習といった言葉に囚われない道を模索し続けています。
外に出たことで、日本、北海道への愛着はさらに強いものとなりました。

2007年4月、恵庭市議会議員当選。
2009年12月、北海道議会議員選挙に挑み落選。
市民とともに創る自治の確立のため、「見える北海道」の実現を目指し活動中。

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