
雑感一覧
7月4日から始まった参議院選挙も残り10日ほどとなりました。
私は今回の選挙では、選挙区では畠山和也さん、
比例区では山本太郎さんを応援したいと思っています。
私自身は、民主党に所属をして政治活動をしていたこともありますが、現在は無所属であり、国民が幸福に生きられるのであれば、政権を担う政党はどこであってもいいと思っています。
自民党政権でも構わないと思いますが、現在の安倍政権が続いていくことを私は望んでいません。それは私が何よりも重視したい、自治や立憲主義に関しての考え方が根本的に違うと感じるからです。
こうした前提に立ち、今回の参院選の北海道選挙区の情勢を見ると、以下のように報道機関の調査では、高橋(自民)→勝部(立憲)→岩本(自民)→畠山(共産)という順位は全国紙などでも一致しています。
産経新聞
https://www.sankei.com/politics/news/190710/plt1907100018-n1.html
第25回参院選 情勢報道集約(7月7日)
https://note.mu/miraisyakai/n/n055944669cb9
それならば、政策のすべては一致しないとしても、北海道選挙区の3議席の配分が、自分の考え方に近づく選択をしたいと思っています。
参議院の比例区はそもそも候補者が多すぎて、よくわからないと思ってしまいます。
知っている人は数名いるものの、既存政党の数の増減にはあまり興味は持てないと思っていました。
ただ、今回は「れいわ新選組」に期待したいと思っています。
代表の山本太郎さん、これまで1期、参議院議員を務めてきました。
国会の中で、議員1人でできる活動の限界を感じ、会派を組み、政党を作り、様々な方法を考えてきたと思います。
規模は違いますが、私もこの10数年、恵庭の中で「変えたい」と思い、数の力に大きな壁を感じ、もがき、へこたれて、ちょっと立ち直り、今回新岡さんという新たな仲間の力を得て、一歩前に進むことができました。
自分1人が議員を続けるということよりも、仲間を増やすことを優先し、当事者の声を直接届けるということから、国を動かすという考え方に、私は強く賛同します。
こちらも、現時点では、政策のすべてに納得をしているわけではありません。
でも、単なるアンチ自民ではなくて、どういう国を作っていきたいのかというビジョンに、私はかけてみたいと思いました。
https://www.youtube.com/watch?v=V9zvlpOE1TA
選ぶのは私たち。
どんなまちを、どんな国を、私たちはつくるのか。
7月21日がとても楽しみです。
昨日は、「就労継続支援B型事業所はっぴーjob」、「カフェはれる屋」の開所式にお邪魔してきました。

運営主体は、NPO法人ワーカーズコープで、恵庭市内でも長年憩の家の指定管理者を務めています。憩の家を利用する人たちの声から、放課後等デイサービスが始まり、そこを卒所したあとの働く場として、今回のはっぴーjobの開設につながっています。
開所式に参加された方々のお話からは、そこで働く人が主体的に運営に携わるという理念に基づいて、地域での信頼を築いてきたことがよく伝わってきました。
また、カフェの運営を行うB型事業所は市内でここだけだと思いますので、障がいを持ちながら就労を希望する人にとって、新たな選択肢が増えることはすばらしいことだと思います。
カフェ営業は、平日11:30〜15:00で、木曜日がお休みとなるようです。
シフォンケーキもいただきましたが、とてもおいしかったです!
ぜひご利用ください。

本日、午後から議会改革検討協議会が開催をされました。
私は前回提案していたものに加えて、新規の提案を行いました。
昨年11月から心配な件があったので、諸派で検討協議会に参加をしている榎本議員には事前に内容を説明した上で、書面については、本日午前中に議会事務局宛にメールで事前送信の上、書面は会議直前になってしまいましたが、提出をしました。
昨年からは、一般質問の通告もメールでの提出が認められており、今回も午前中に送信したメールを議会事務局では受信の上、コピーを準備してくれていました。
が、会議の中で、提案した内容についての提案、書面の配布は行われませんでした。
会議中は発言ができないため、会議が終了して、提出したことを座長を務めている清和会の川原光男議員に確認したところ、事前に自分のところに持ってくるのが社会常識で、自分は説明を受けていないし、受け取っていないとのことでした。
議会事務局の職員も困っていますが、これまでの会議の中では、ただ、次の会議までに出してくれと口頭で確認しただけで、事前に座長への説明をルール化したわけでもありません(実際に当日の持参でも前回は配布をされています)。
それが川原議員に言わせると「社会常識」なんだそうです。
個人の好き嫌いは仕方のないことですが、議会がきちんと機能をし、よくなることを求めて改善の提案をしています。
まして、今回提案した内容は、議会会派に貸与されているパソコンのOS更新に関わることで、パソコンが古く(windows vista)、個人のパソコンがプリンタも接続できないことが原因で、事務の非効率が発生しており、書面を事前に提出することができなかったということを改善する内容です。
内容はさておき、気に入らない議員からの提案は受理しないという川原議員の姿勢こそ、変えていただかないことには、議会改革は何も進展しません。
あまり個人への批判はしたくありませんが、ただ残念です。
今回提案しようとした項目は以下の通りです。
—
17.1.20 議会改革提案項目(諸派)
・各控室でのレーザープリンタの廃止とネットワークプリンタの導入
(理由)
現在、各会派で使用しているパソコンのOSはwindows vistaであり、サポートの期限が2017年4月11日で終了する。
また各控え室に配置されているレーザープリンタは15年前のものであり、新しいパソコン(OS)ではプリンタドライバ(接続するためのソフト)を組み込むことができない場合が多い。
パソコン5台、プリンタ5台の更新が必要となるが、使用する人は限られるため、パソコンについては、使用する各自がノートパソコンを持ち込むこととし、議会としては更新をしない。
プリンタについては、議会事務局前に、ネットワークプリンタを1台導入し、議会のネットワークと接続をすることで、4台のプリンタを減らすことが可能になる。
また、タブレットの導入も検討されているので、wifi接続によるプリントアウトが可能となる。
・議会中継の接続環境の拡大(インターネットエクスプローラー以外への対応)
(理由)
別紙の通り、現在ブラウザの中でインターネットエクスプローラーが占める割合は20%を切っている。また、マイクロソフト社がwindows10においては、新たなwebブラウザであるMicrosoft Edgeを標準ブラウザとしており、今後はインターネットエクスプローラーの古いバージョンを更新しないこととしている。
そのため、現在市議会中継は8割のインターネットユーザーが見ることのできない状態にあり、今後ますますその割合は増えていくこととなる。
・議会中継の即日公開
(理由・説明)
議案質疑や一般質問で、翌日に引用しようとした場合に、現行では記録が間に合わない。
前項とも重なるが、例えばインターネット中継に際し、浦添市議会では「ツイキャス」をミラーサイトとして利用しており、千歳市議会では「Ustream」を利用している。この方式であれば、コストをかけずに、スマートフォンでの視聴や、即日市長にも対応が可能である。
先月、駅でチラシを受け取ったという高校生から、チラシの内容についてもう少し詳しく教えてほしいという連絡をもらいました。学校で、テーマを決めて調査を行うという課題があり、そのテーマを「恵庭市のごみ値上げ」にしたいということでした。
街頭での活動をしていて、何かの反応をいただくことは多くないので、こうしたリアクションはとてもうれしいです。
今日直接お会いをして、簡単に概要を説明し、私なりの見解を述べつつ、質問に答えました。
中立的ではなかったかもしれませんが、できるだけ多角的な視点を伝えたつもりです。
また、8月からは、NPO法人ドットジェイピーが実施をしている「議員インターンシップ」の受け入れを行っています。
人に何かを教えられる立場ではありませんが、一緒に考えていくことはできます。
少しでも興味を持ってくれた人と全力で向き合い考えていくことで、それぞれの分野で前に進む同志が増えたら、壁は動くんじゃないかと思ったりしています。
メールでも、電話でも、facebookでも、
疑問、質問、ご意見、お気づきのこと、教えてください。
柏野大介
メール:dkashiwano☆gmail.com (☆をあっとまーくに変えてください)
電話:090−2695−2880
facebook:https://www.facebook.com/kashiwano.eniwa

6/24で第2回定例会が閉会となりました。
一般質問やら、委員会やら、なかなか詳細なご報告ができておりませんが、最終日に採決が行われた中で、現在国会で審議されている戦争法案に関する意見書がありました。
憲法を少しだけかじった立場からすると、憲法の改正手続きを経ないで集団的自衛権の行使を認めるようなことは許されず、今回の国会審議があまりにも乱暴であるということは多くの有識者の指摘からも明らかなわけですが、国会と同様、恵庭市議会の中でも、理屈ではない「数」の力を覆すことは叶いません。
他に私たちにできることは多くないと思うのですが、直接的に意思表示をすることも、今の状況の中ではとても大切なことだと思っています。
「間接」が私たちの意思を示していないとするならば、「直接」それを示すしかありません。
明日はこれに参加してこようと思います。
https://www.facebook.com/pages/922618164463050
議会初日にも議案として出しておりますが、札幌の労働組合から提出されている陳情が最終日採決される予定です。
この手の労働組合から出る陳情、意見書については、一般的に自民、公明が反対をして、共産、民主が賛成をするという構図になることが多いです。私は政党にとらわれず、地域での実感に基づいた判断をしたいと思っています。(1つ賛成、1つ反対)
賃金はもちろん高いに越したことはないのですが、これまでも最低賃金を引き上げれば全てが解決するとは思っていませんでした。
ここ数年で、最低賃金が大きく上がり(とはいえ、その賃金で働いて十分な額になるとは思っていませんが)、矛盾が大きくなってきているように思います。
扶養の枠をそのままにして、学生のアルバイトも同じ枠組みで考えて、ただ盲目的に最低賃金の引き上げだけを目指すのは、ますます矛盾を大きくするように感じています。
詳しくは後日改めて書きたいと思いますが、ぜひ賛成の方も反対の方も、ご意見をお聞かせいただければと思っています。

昨日、6/9の千歳民報、みんぽう恵庭面で初日の議会について取り上げていただきました。
ありがとうございます。
名物コーナー「記者席」は恵庭支局担当記者の金子さんの個人的なご意見も交えながらわかりやすい説明をしているコラムです。
ぜひこのコラムに対するご意見、私の対応に対するご意見などをいただければと思っています。
私が当初お願いをしたことは、各議員が共通認識を持った上で議案の採決に臨むため、委員会に付託をした上で審議をしたいということでした。私としても、もっと多くの議員の賛同を得た上で、議会議論を深めていくことを望んでいますが、今の議会運営委員会では発言の機会がなく、どうしても本会議で行動をする必要がでてきます。(ちなみに、いくらでも議論する場があるというのは、質問時間の制約を無視しています)
ご意見をいただける場合、どれかを(近いものを)選んだ上でコメントをいただければ幸いです。
1.議案には黙って賛成をして、一般質問など他の場面で主張すべき
2.本会議こそ重要。審議のあり方に問題があり、今回の対応に賛同する
3.もっと違う方法を模索すべき
4.その他
以下、6/9付千歳民報からの引用です。
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◇空転
議案・市保育に関する条例の一部改正案の質疑をめぐり、柏野大介氏(諸派)が動議をかけ、本会議が20分以上にわたり空転する一幕があった。動議の賛同者は藤田俊輔氏(同)だった。
この議案は即決に決まっていたが、柏野氏が所管委員会への付託を求めた。こすもす保育園の駐車場の在り方について議論を深めようと試みたものだが、「議案の範囲を超えている」と退けられた。
柏野氏の質問や主張そのものに同感するところは多々あっても、やはり発言の場が違ったのでは。この議案は同園の住所変更を記したわずか3行の案件で、これで同園の管理・運営まで議論しては「何でもあり」になる。
しかも後日行われる一般質問で柏野氏はこの問題を通告済み。厚生消防常任委員会にも所属しており、議論する場はいくらでもある中、あえて本会議を空転させたり、反対討論する必要はなかったと思う。
何よりも柏野氏が他者の発言をさえぎるように声を荒げたのが残念でならない。他からも野次が飛んだが、議員の品格を忘れないでほしい。(金)
—
私としても、確かに冷静さを欠いたところは反省しなければいけないところです。
ですが、私の冷静さを欠いた発言の前に、他の議員の不規則発言(答弁をする必要はないという趣旨)があり、その結果、議長の判断の前に副市長が答弁を避ける発言をしています。特定会派・特定個人に配慮をして、議会の進行が歪められるとするならば、非常に残念なことです。
議会人事に関して、批判的な見解の記事が5/20付けの地元紙に掲載をされました。
要旨としては、議長選挙に際して白票が投じられたことに対して、1人会派も含めて事前に協議を行った、数の力に頼らない姿勢を示したのだからその姿勢に誠実に応えるべきというものです。
そうでしょうか。
議会運営委員会の中に諸派から委員が入っています。
でもそれは議会運営のシナリオを書く上で「必要だから」入れたのであって、こちらからお願いしたものではありません。
また、諸派から入っている議運の委員は、諸派が複数いるため便宜上1人が「代理」となるのであって、「代表」しているわけでもありません。
そしてそもそも議長を選ぶのは選挙です。
そうであるならば、選挙で選ばれようとする人が、議長としてどんな議会運営を進めていくのかを明らかにした上で、投票されるというのが本来の姿であって、当選回数が多いから順番に議長になれるという仕組みに基づいて合意をする今までのおかしな慣習を変える必要があります。
ある意味では、諸派が4人になった議会の運営が、今後会派制を脱却していくために大きな意味を持つのではないかと感じています。
それはさておき。
議会の中で市長と大会派が強く結びつき、方向性を決めていくまちにおいて、経済界を含めてその影響力は絶大です。
様々な圧力、思慮が働く中で、メディアが本来の正しい姿を訴えられないとするならば、非力ではあってもこのブログや議会報告を通じて、広くみなさんと意見を交わしていくことしかないのだと思っています。
以前は3人で会派を作っていましたので、基本的な打ち合わせはするものの、発言などについては、それぞれが行っていました。
以前も自分が所属していない委員会についてはできる限り傍聴をして(うしろのほうに座って見てます)、情報を得るように努めていましたが、今期は1人会派ということで、より細かい情報を自分で集める必要があります。
そんなこともあって、ゴールデンウィークは知っている農家の方のところでお手伝いをさせていただいて、当事者の声を伺ったり、今週は発達支援センターで市が行っているいくつかの事業の現状を見せていただいて、基礎的な部分を勉強してきました。
もちろん1日や2日ですべてがわかるわけではありません。
だからこそ日常的に、そういう機会を意図して作ることが必要なんだと思います。
もちろん、そのやり方は議員それぞれで違っていて、兼職をしている人はその仕事を通じて見ている世界があることでしょう。
ただ、私は少しでも現場に近いところでお話を聞くことにできるだけ多くの時間を割いていきたいと思っています。
私からお願いすることが多いと思いますが、こういうところにもっと目を向けてみてはというようなご意見がありましたら、ぜひお聞かせください。可能な限りお邪魔をさせていただき、お話を聞きにいきたいと思っています。

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夜はこれまでも参加をしていたある実行委員会の会議。
方向性が大きく変わるということで、ちょっと紛糾する場面もありました。
腹を割って話をしないと、いつまでも前に進まないよなーと思いました。
かしわの大介(2015.05.13)|
雑感, 活動報告||
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