2014年の記事一覧Archives

選ぶだけが道じゃない
選ぶだけが道じゃない
選挙、ですね。 新聞とか見てるとあまり盛り上がっていないとか。 関心がない、関係がない、 そうでしょうか。 給料は増えないのに、なんだかお金が残らない。 それ、アベノミクスの影響ですよね。 安倍総理が高らかに訴えるアベノミクスの極端な金融緩和によって、 25%も円の価値は下がり(※1)、インフレ誘導と合わせて、私たちが買い物をする様々なものが値上がりをしています。 一方で、雇用が増えた、給料が増えたと言いますが、正規雇用が25万人減って、非正規が109万人増えたというだけのことだし(※2)、現実的に給料が増えた人は、北海道でどのくらいいるのでしょうか。 結果的に、給料は変わらなくても、買えるものは減って、 なんだかちょっと苦しくなった気がする。 少しずつかもしれないけど、確実にそういう方向で進んでいます。 このままでいいですか? 自衛隊の駐屯地、基地があって、多くの自衛隊員がいる恵庭・千歳。 小中学校の同級生の家族でもたくさんいましたけど、今も同級生で自衛官という友人は何人もいます。 集団的自衛権の行使に向けて、最初は国民に憲法改正を問うって言ってましたよね? いつのまにかその話を飛ばして、解釈変更で認めるってことになって、なし崩しで自衛隊が戦争に巻き込まれることになりました。 東北の震災ボランティアに行ったとき、偶然に自衛官の友人に会いました。 彼らが東北のため、日本のためにがんばってくれたことには本当に感謝しています。 だけど、彼らが戦争をしている国へ行って、爆撃に巻き込まれることは望んでいません。 家族が、友人が戦争に加担する。 それでもいいですか? ここ数年、自分の中ではいろいろ無力感があって、 自分ひとり何かやっても何も変わらないんじゃないかとも思いました。 だけど、 自分のまわりでがんばっている人たちと一緒にやれば、 自分だけじゃできなかったことができるかもしれないとも思えるようになりました。 学校のPTAとか、保育園の父母会とか、町内会とか地域の団体とか、 まわりのことを考えている人がいて、 少しでもいい方向に進めるように努力をしていて、 すべてがバラ色の未来ではないかもしれないけど、 今より明日がよくなるように、行動をしている。 今の政治には期待できないとか希望が持てないって言われたりしてます。 でも、希望とか未来ってつくってもらうものじゃないですよね。 希望を、未来を、 一緒に描ける人を探すのが選挙だとするならば、 まだ道は残っていると思うんです。 今選ばないということは、「このまま」を認めるということ。 仕事も、家事も、子どもの送り迎えもあって、 雪が降れば除雪もしなくちゃいけない。 うん。 ハガキ(※3)を持っていけば5分で済みます。 その5分が、きっと次の希望につながるんだと信じてます。 彼らは、黄色いブルドーザー(※4)で自分たちの未来をひらくことができるのだと。 -- ※1 対ドル 2012年12月と2014年12月を比較 ※2 総務省労働力調査、2012年10−12月期と2014年7−9月期で比較 http://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/4hanki/dt/index.htm ※3 投票所入場券。投票日時、投票所のほか、期日前投票の場所、期間なども記載されているはず ※4 一般的にはスノーダンプ。彼によると「ブルドーザー」 --
Do it ourselves
Do it ourselves
ラノベプロジェクトに参加してスツールをつくってきました。 暮らしに身近なもの、自分でつくれたら楽しいですよね。 そもそもは、畑におくベンチがほしいと思い、買ってくるほどでもないから自分でつくろうと思いました。でもどうせつくるならちゃんと作り方を勉強したいと思っていたタイミングでDIY教室を見つけました。 やり方を覚えて応用ができるって楽しいですよね。 ラノベのみなさんがやっていることや、教室に参加している方たちと お話をしていると、いろんなものがつくりたくなってきます。 ふと見かけた木製のものが、自分でもつくれるような気がしてしまったりもします。 ベンチよりも先に、今は堆肥をつくるコンポスターがつくりたいです。 たぶん土に分解されて朽ちていってしまうけれども、 朽ちたらまた直せばいい。 壊れたら直せるのもDIYの魅力ではないでしょうか。 海外で安くつくられたものを買うということは、 グローバル化に取り込まれて、地域の外にお金を流出させること。 近くのお店で材料(できれば道産材を)を買って必要なものを子どもと一緒につくる。壊れたら、一緒に頭を使って工夫をして直す。 お金がたくさんなくても、家族と過ごす時間を大切にしながら、必要なものを自分たちで手入れできるというのはゆたかな暮らしなんじゃないかなーと思っています。
あらそいのはじまり
あらそいのはじまり
(2014年8月10日追記) 最近はfacebookなどのコメントで追記するクセがついてしまい、あえて本文に意図をすべて 書かないことが増えてしまっておりました。 今回記事が1か月以上遅れてtwitterでリンクされ、そのリンクからご覧いただいた方に、 投稿時の状況(2014年7月1日に集団的自衛権行使の閣議決定がなされたこと)などが 伝わらずに誤解を受けた部分があるようです。 そのため、facebook上で記載していたコメントを本文の下に追記しておきます。 (以上、追記) -- 自宅の目の前の公園にカラスが巣をつくっているようです。 公園のそばを歩いていると、低く飛んできたりして威嚇をされます。 昨日は、子どもを抱いて歩いているときにも2羽のカラスがかなり近くに寄ってきました。 身を守らなくてはならないと思いますが、攻撃をすると、カラスは覚えていて後日反撃をされたり、容貌が似ている人も標的になるという話を聞いたことがあります。 緊張が高まっています。 私は、人間としての誇りを持って、石つぶてをぶつけてやろうと思うのですが、反撃を恐れる妻は、反対しています。 公園の横を通る歩行者も危険にさらされています。 みなさんはどう思いますか? -- (以下、facebookのコメント欄より2014年8月10日追記) (2014年7月1日21:42) みなさんコメントありがとうございます。 妻が言うには鳥獣保護法があるから、やみくもに攻撃しちゃいかんっていうのもあったんですよね。 で、私的には先制攻撃を受けている訳だし、わが子を守るための緊急避難が適用されるだろうって思いました。 人間の生活領域に踏み込まれているという意識と、そもそも先住していたのはどちらかという疑問。 言葉が通じない動物相手に向きになっても仕方がないような気がしつつ、相手のことをよく知らないから、相手が緊張を高める原因をつくっているという無理解。 自分が子どもを守るためと思って積極的な防衛行動にでるということが、無関係な人たちにも危害を及ぼすかもしれないという危険性。 みなさんから教えていただいた情報などを参考に、なぜ相手がそういう行動をとろうとするのかを知り、自分が危険を避けるためにどんな行動を取ることができるかを考えるのがよい策なのかなと思いました。 まわりくどくてすいません^^ – (2014年7月3日8:47) 今朝児童の登校見守りに行っていたのですが、大量のカラスたちが一定の方向に飛んで行きました。 巣立ち?なのか、普段みるカラスよりもずいぶん小さい個体が多かったように思います。 自然界には季節のサイクルが訪れます。 私たちの社会では、緊張の波は人によってつくられるものだと思うんですよね。 エゴを主張し合って緊張を高めるのでなく、平和をつくる努力を。 ということで、うちの近所にはそろそろ平和が訪れそうです。 もう一方は?
「どーせ無理」をなくすため
「どーせ無理」をなくすため
本日賃労働がお休みで、赤平にお勉強をしに行ってきました。 これまでもお名前はよく耳にしていたものの、お話を伺うのは初めて。 植松電機の植松努さんです。 お話の中で心に残った言葉はたくさんあります。 ・お金がないと買えないのは、誰かがしてくれるサービス ・嫌なことを我慢しないで解決策を探す ・だったらこうしてみれば、で夢は叶う などなど。 あふれ出てくる言葉のひとつひとつに実感がこもっていて、重みがあって、とことんやってきた人の言葉は心をぐいぐいと揺さぶるものでした。 私も自分なりに、夢を、理想を追いかけて、つまずいて、失敗して、 別な道をめざしてもうまくいかなくて、あきらめかけそうになっていました。 自分の限界、日々の生活。言い訳をしだせばきりがなくて、 そんなときに、夢から目を背けるような話がありました。 それに流されて、まったく別な目標をつくって忙しくしていれば、 一瞬は心が落ち着くのかもしれません。 でもそれは違う。 あきらめなくていいんだ。 あきらめないでやろう。 そう、思いました。 植松さんのFacebookページはこちら https://www.facebook.com/ZhiSongNu 植松努さん著書 『NASAより宇宙に近い町工場』 http://www.amazon.co.jp/NASAより宇宙に近い町工場-植松-努/dp/4887597525
NPO法セミナーに出席してきました
NPO法セミナーに出席してきました
書こう書こうとは思いつつ、なかなか書けておりませんが。 さて。 昨日は恵庭市が開催したNPO法人向けの法改正に関するセミナーに参加をしてきました。 NPOの設立からなんだかんだでもうすぐ2年。 気づけば法改正があったり会計基準が変わったり、対応していかなければならないことは多いのですが、日々の業務に飲み込まれ、気づけば置いていかれることもあるわけです。 北海道NPOサポートセンターの北村さんが講師で、平成24年度施行の法改正を中心にNPOの定款で直しておくべきポイントを教えていただきました。参加していた他のNPOの方たちも、結構修正する点があったようでした。 われわれの団体は平成24年に設立なので、本来は法改正後なのですが、申請が改正法施行前のため、改正前に作成した定款のままで未対応のものが一部残っておりました。また、会計基準の変更もあったので、とりあえずは次回の総会で定款を変更していこうと思います。 内閣府NPOホームページ(法律・制度改正) https://www.npo-homepage.go.jp/kaisei/kaiseihou_tsuchi.html