一般質問が始まります
一般質問が始まります
本日から市議会で一般質問が始まります。 1年に4回の定例会の中で、議員がそれぞれの問題意識に基づいて、市政一般について、行政に質す(ただす)ことのできる機会です。 今回の日程はこちらの通りです。 http://www.city.eniwa.hokkaido.jp/www/contents/1415688878961/index.html 私はラストバッターなので、12月3日(木)の14:00ころから登壇する予定です。 お時間の許す方は、ぜひ議会傍聴やネット傍聴をしていただき、ご意見をいただけるとうれしいです。 なお、市役所庁舎の耐震工事が完了し、傍聴席に上る昇降機が設置されました。 http://www.city.eniwa.hokkaido.jp/www/contents/1448586748348/index.html 車椅子利用の方や階段の昇降が不自由な方もこれまでより容易に傍聴席にお越しいただけます。 -- 一般質問順位及び時間(敬称略) 11月30日 1 猪口  信幸  65分 2 林   謙治  65分 3 鷲田  政博 40分 12月1日 4 市川  愼二 50分 5 岩井  利海 50分 6 早坂  貴敏 50分 7 小橋  薫 50分 12月2日 8 長谷  文子 50分 9 川股  洋一 40分 10 佐山 美惠子 50分 11 野沢  宏紀 60分 12月3日 12 藤田  俊輔 50分 13 前田  孝雄 50分 14 榎本  敦尚 50分 15 柏野  大介 50分
図書館の指定管理者制度への移行について
図書館の指定管理者制度への移行について
11/26から第4回定例会が始まりました。 議案については、前回のブログにも掲載しましたが、 今回、「恵庭市図書館条例の一部改正について」が議題にあがっています。 (P.107〜110) 図書館の管理委託については、早くから議論がされてきましたが、全面委託は時期尚早であるとして、平成23年には図書館窓口業務の民間委託が始まりました。 読書の取り組みでは、一定程度成果も出て、いよいよ指定管理導入の下地はできたと担当部署では考えているようです。 http://www.city.eniwa.hokkaido.jp/www/contents/1444284826598/index.html (図書館協議会の議事録) 指定管理導入の趣旨としては、「恵庭市読書活動推進計画」に基づく読書のまちづくりを推進するためには、民間事業者の持つ柔軟な民間活力を最大限に活用することが必要とし、導入による効果を以下のように示しています。 (1)新規事業など多彩な事業の実施(ICTを活用した情報提供サービス等) (2)民間の活力を導入することで生まれる財源により蔵書整備の拡充 (専門書の充実、新聞・雑誌のタイトル増等) (3)開館時間、開館日の拡大 (4)民間のネットワーク活用による図書館サービスの充実 (3)の開館時間の拡大などはわかりやすいものの、すでに窓口業務を委託しているにも関わらず、指定管理を導入してさらに開館時間が拡大できるのであれば、なぜ今できていなかったのでしょうか。 効果としてはいろいろ列挙しているものの、一方で、指定管理者に委ねる業務の範囲については、「まだ定まっていない」という趣旨の答弁もしており、どこまでの効果が実現をし、その結果、何が犠牲になるのかは全く明らかにされていません。 議会の公開の場で議論をするという考え方を尊重するのであれば、付託された総務文教常任委員会の中で徹底した審議を行い、同時に市民ともこのテーマについて議会としても意見を聴取した上で、結論を導いていくことが求められているのだと思います。 まさか今議会中に結論を出すということはないとは思いますが、ぜひとも議会に、みなさんの知っている議員に、ご意見を届けていただければ幸いです。 私は残念ながら、総務文教常任委員会の委員ではないのですが、先日の委員会視察の空き時間を利用して、いくつかの図書館を覗いてきました(ごく短時間ですが)。 海老名市立図書館 https://ebina.city-library.jp/library/ 武蔵野プレイス http://www.musashino.or.jp/place.html 可能な限り委員外議員として出席、発言を求めていきたいと思います。
次の議会の議案(平成27年第4回定例会議案)
次の議会の議案(平成27年第4回定例会議案)
なかなかブログが更新できておらず申し訳ありません。 明日から第4回定例会が始まります。 議案として提案をされているものは以下の通りで、すでに一部は前回の定例会中に行われた委員会の中で概要の説明が行われています。 第4回定例会議案 この中で、私が大きな議題になると思っているのは以下の3つの議案です。 ・図書館の指定管理制度への移行 ・火葬料金の有料化 ・なのはな保育園の民営化(とそれに伴う施設の無償貸与) これら3つの議案に関しては、委員会付託となり、採決は最終日となりましたので、 詳しい内容については追ってご報告したいと思います。
ふらのマルシェと演劇のまちづくり
ふらのマルシェと演劇のまちづくり
10/31〜11/1はグリーンシード21の研究会に参加をし、富良野のまちづくりについて勉強をしてきました。 10/31の研修はフラノマルシェと中心市街地活性化の取り組みについて。 マルシェ2が6月にオープンしたばかりのフラノマルシェの中を見学したのち、富良野駅周辺の通りを歩きながらまちの歴史と市街地開発のこれまでの経緯について、富良野市議の広瀬さんからご説明をいただきました。 その後場所を移して、当時担当をされた市職員の方から、富良野駅前開発の背景と、区画整理・再開発事業が直面した困難、その後のマルシェ成功との違いなどについて、思いのこもったお話を伺うことができました。 わが子に、孫に、このまちとして何を残していきたいのか。 まさに恵庭も、駅前の再開発ビルが完成をし、区画整理が進行中ですが、うまくいかなかったほうと同じ道をたどっているように見えてしまいます。 全国的にも成功例と言われるフラノマルシェですが、初動を誤った駅前開発は今も厳しい状況にあります。これを考えると、恵庭でも今後の立て直しは非常に厳しいように思います。 まなび館周辺などの「次の手」をうまく結びつけることが、その鍵になるのではないかと思いますが、そこには行政以外の主体が加わることが必要です。 -- 2日目、11/1は、全国初の公設民営劇場である富良野演劇工場へ。 演劇をつくるために造ったというコンセプトが明快な建物は、それ自体が非常に魅力的で、ここから生み出されるものもぜひ見てみたいという気持ちにさせられました。 NPO法人の富良野演劇工房が指定管理者として運営を行いながら、演劇文化の定着と人材の育成などを図っています。 これによって、外貨を稼ぐ、演劇で収入を得られる仕組みをつくるという構想は、まさに先を見据えたまちづくりであり、20年かけてこうした取り組みが進んできたということに、感服しました。 追いつくことは容易ではありません。 でも、20年後、56歳になった自分が、一歩でもそこに近づけるように、多くの方と意見を交わしながら恵庭でも取り組みます。