1ドル=111円
1ドル=111円
日経平均がここ数日すごい下げで、新聞でもでかでかと報道されてます。 それよりも気になるのは為替で、7月のはじめに1ドル123円をつけていたのが、ほんの1月半で111円まで急騰してしまいました。 リスクのある金融商品に個人の金融資産がずいぶんとシフトしてきています。 日本経済が輸入に頼る割合を考えれば、家計の中にも外貨資産を入れることで円安リスクをヘッジするという考え方は合理的です。 ただ、そのリスクが大きいものも小さいものも同じようにリスク商品という枠の中で扱われ、必要以上の割合を占めたときに、家計、ひいては実態経済への影響が過剰にならないか心配です。 最近のガソリンや飼料価格の高騰では、バイオ燃料への転作による作付減の他に円安も言われていたわけですから、この円高で少しはガソリン安くなるとうれしいのですが。
行政の事業仕分け
行政の事業仕分け
構想日本が出している事業仕分けの本を読みました。 平成18年の議会において野沢議員の質問に対する理事者側の答弁は「行政評価」とよく似たもの、とのことでしたが、実際のところ大きく違います。 特徴的な2点は、公開の場で行われること、そして外部の人が参加することです。 公開で行われることによって、事業の実態をより広く住民に知ってもらうことができ、説明に立つ職員にも緊張感が生まれます。説明の言葉よりも説明する姿勢から伝わるものも多いことでしょう。 2点目の外部者の参加も、そもそもその事業が必要なのかという原点にかえって、よそ者だから見えるものに気づくことができます。 仕分けの対象をどこまで広げるかは実施した自治体の目的によって違うようですが、平均して10%以上の事業は不要または民間の仕事という結論になったそうです。これが人員ベース、金額ベースでどのくらいになるのかはわかりませんが、かなり大きい比重を占めると思います。 同僚議員、役所の担当課職員さんも参加を前向きに検討してくださっているので、しっかりと講演で理解を深め、恵庭での事業仕分け実施につなげていきたいと思います。 さらに多くの方の参加をお待ちしております。
風が吹くとき
風が吹くとき
レイモンド・ブリッグス作。 核兵器反対のメッセージが強く込められた絵本。 絵本なんですが、漫画のようなコマ割りがされてます。 たまに一面全部を使ったコマの絵の強いこと。 核というあまりにも大きな恐怖が老夫婦の変わらないペースと対比され、 強く響いてきます。 控え室においてあるので、ご自由にご覧ください
事業仕分け、行きませんか?
事業仕分け、行きませんか?
先週参加してきた講演会で、自治体職員向けの研修の資料をもらってきました。 市民サービスをできるだけ減らさずに財政健全化を進めていくためにも、行政がおこなっている業務のなかでやるべきこと、やる必要がないことを明確に分けていく必要があります。 「これが事業仕分けだ!」 という講演。行政改革推進法にも反映され、全国の自治体で取組みが進んでいるそうです。 滝川市では10月から実際に事業仕分けを実施するそうで、それに向けての研修として、8/30、31の両日に研修・講演会が行われます。 事業仕分けの具体的な中身は、構想日本のページが詳しいので、こちらをご覧下さい。 ちなみに恵庭では、野沢議員が議会でも質問して、「行政評価制度」と似たようなものだという答弁を受けています。 8/30(木)、13:00〜17:00「講演」事業仕分けの概要、背景、成果など 8/31(金)、9:30〜12:00「模擬仕分け」 と日程的にもなかなか厳しいのですが、かしわのと一緒に参加しませんか? 今ならもれなく滝川までの送迎つきです。 興味をもたれた方、ぜひかしわのまでご連絡ください。 dkashiwanoあっとまーくgmail.com 市の職員さんも歓迎します。 行革推進委員会の人とか誘ってみましょうか。
地方分権改革の動向
地方分権改革の動向
(8/11) 前日に引き続き、関西学院大学の北海道分権セミナーに参加してきました。 土曜日ということもあって、講師の小西先生も前日よりも柔らかい、率直な発言が目立ちました。 住民参加、住民自治が進んでいったときに、住民と自治体職員の間で何が違うのか、明確なミッションを持ち、モティベーションを維持していくことの必要だというお話から始まって、「地域主権」の問題点、最近の選挙結果の分析まで広い範囲のお話を柔らかい口調で聞くことができました。 後半は滝川の職員さんのお話。どんなによい仕組みであっても、結局それを動かしている人たちに尽きる。トップが、市長が、どうこうということよりも、現場で動く人たち次第ということ。 恵庭に置き換えたときに、「ブーケトス」のことを思い出しました。 元の仕組みがどんなによいものだったとしても、単にマネしただけでは恵庭にふさわしいものにはなりません。参考にした仕組みとは変わっても、それを恵庭で実現しようと思う人たちが思いを込めて作った提言。まちづくりはこの積み重ねなんだなーと。 その後の予定もあったため、途中で退席をして恵庭へ。 今日は住吉町の盆踊りがありました。 福住にいた頃はラジオ体操とか盆踊りとかいろいろやっていたのですが、中学1年で住吉に引っ越してきてからは部活ばかりで町内会とはまったくご縁がありませんでした。これからもっと参加しますので、住吉のみなさん、よろしくお願いしまーす。 はじめはビールを飲みながら、町内の方とお話とかしてたんですが、なぜか子どもたちに混じってやぐらのまわりで踊ってしまいました。最近の子どもたち、あんまり盆踊り知らないのかなぁ。 ビールうまかったー。役員のみなさん、お疲れさまです!
地方分権改革が進むなかでの財政危機の克服
地方分権改革が進むなかでの財政危機の克服
今日は岩見沢にある空知支庁で、自治体財政に関する勉強会に参加してきました。 この講演会、関西学院大学が主催者となっていまして、大学側にとってはこれも恊働のまちづくりの具現化のひとつなんだそうです。 財政健全化法が成立し、平成19年度の決算から4指標の公表、20年度決算からは状況に応じて財政健全化計画の策定義務なども課せられます。この講演会、自治体職員(それも財政、監査部門の)が対象ということもあって、みなさん実務をよくご存知です。 大枠の話は理解できても、細かい科目をあげた話になるとスピードについていけません。標準財政規模だとか、元利償還金だとか、耳から入ってきた言葉が脳で理解されるまでにはまだ時間がかかるんです。 決算特別委員会の前までには自分の言葉として使えるようにしっかりと勉強を続けます・・・。 最後に出席者の意見交換がありまして、各自治体での財政健全化への取組みなどが話し合われました。いえ、まだ私は詳しく説明できる段階になく、自分に足りないものをかみしめてました。 空知支庁で行われたということもあって、空知の自治体が多かったのですが、中には役所の職員さんが庁内の清掃も行っているところがあるそうです。がんばっているということはすごくよくわかるのですが、時給換算2000円(とかそれ以上)の人がトイレ掃除をすることは、財政に寄与するのでしょうか。 結局健全化に寄与するのは、起債(借金)を減らすこと、人件費を削ることしかない、ということ。 恵庭の現状は、確かに他と比べればまだよいほうなのかもしれません。 でもこの時期に複数の大規模開発を並行して行えば、どう考えても小さな行政改革ではまかないきれない多額の借金が残ります。 すべて同時に、そんな魔法があれば知りたいものです。
9月議会日程(予定)
9月議会日程(予定)
少し前から日程案が手元にあったのですが、ご報告遅れました。 あくまで日程は議会初日に(実質的には議会運営委員会)議決を経て決定されますので、予定ということでご承知おきください。 9月25日が議会初日で、27日から一般質問、10月3日から決算委員会が始まって、10月19日で閉会となる予定です。 決算特別委員会のイメージがまだわきません。予算・決算勉強するにも範囲が広すぎて、なかなか手こずっております。
総務文教常任委員会
総務文教常任委員会
本日は総務文教常任委員会が開催されました。 議会中の委員会と違って、市民への周知が十分ではないということもあり、今日は記者の方が4人と委員会に所属していない議員の傍聴、委員外出席があった以外、傍聴者はありませんでした。 本日の議題となったのは恵み野駅西口周辺開発事業の事業者募集要項(案)ですが、要項自体は法律上、議会承認が必要とはなっていません。 西口関連予算が凍結となったあと、急に出てきたプロポーザル方式に対して、これまでの委員会でも多くの委員から質問が出ています。傍聴という立場で聞いていても、それに対しては十分納得できる説明がなされているとは言えません。 事業者は広く募集されるという建前の一方で、理事者側も述べている非常に厳しいスケジュールと事業者側の負担の重さ。選ばれるために相当な努力を要するにも関わらず、選ばれなかった場合に選定理由の説明すら受けられない仕組み。 透明性のある開発を主張しながら、その過程の不透明さ・わかりづらさは手法が新しい(?)ということともあって、これまで以上かもしれません。 将来的に開発は必要だという点はまったくその通りです。 だからこそ、市長のいう、住民合意が求められると思うのです。 市民の声とは言いながら、多くの意見に耳を傾けていただけない点で安倍総理と重なるものを感じてしまいます・・・。 信念を貫くこと、改革だって否定しやしません。でもそこに至る道は一本ではないと。
ザンビアの柔道、ジンバブエの経済
ザンビアの柔道、ジンバブエの経済
今日の朝日新聞朝刊にジンバブエの経済に関する記事があったので思い出しました。 先週末、個人的に興味があったので、JICA主催の青年海外協力隊員の活動報告会を聴きに行ってきました。そこでお話しされた恵庭出身の土屋さんが派遣された国が独立前にローデシアとしてジンバブエと同じ国を構成していたザンビアです。 あまり基礎知識を持たないままではありましたが、もともと格闘技がない文化のなかで、スポーツとしての柔道を教える苦労、異文化の中で暮らしながら進めた相互の理解などいい刺激をいただきました。 1日1ドル以下で暮らすということに対して抱いていたイメージが、滞在中に変わっていったということ、すごくよくわかります。食料だけに限らず、サービスなどが市場取引されなければ当然その数字はGDPなどの統計には反映されません。これから人口も減少していく中で、もう大きくGDPも増えない。その数字にこだわっても、国民の幸せは見えません。 夏休み中の土曜日、家族と出かけている子どももいたでしょう。でもこうした日本にいてなかなか耳にすることができない話こそ子どもたちに聞いてほしいと思います。少しでもこうした情報が伝わるようになってほしいと思います。 ゆとり教育の是非が議論されています。結果をきちんと検証しないままに制度だけをいじるよりも、今の枠の中で、多くの可能性に、多くのきっかけに触れてほしいです。 アフリカではアンゴラ、シエラレオネ、コンゴ、リベリア、ソマリアなど多くの紛争があり、現在でもエリトリアやスーダンのダルフールなど紛争が続いている地域があります。 政府・与党は国際貢献を果たすとして自衛隊の海外派兵や集団的自衛権の行使を主張しますが、それを語るのであれば、石油利権だけに偏ることなく、世界の紛争の現実を伝え、平和構築の方策を議論していかねばならないと思います。
すずらん踊り
すずらん踊り
踊ってきましたー。 恵庭会場(旧道)では踊ることに精一杯でしたが、島松会場では多少周りを見る余裕もでてきました。島松会場についたときはまだ前のプログラムのヨサコイをやっていたので、何チームかの踊りを見せてもらったあとのすずらん踊りでした。 なぜか恵庭会場とは天気も違っていて、祭りだなー、夏だなーと季節を感じてきました。 島松では同じコースを何度かまわるのですが、別のチームの人たちとすれ違うときに同じ踊りを踊っている一体感のようなものを感じられて楽しかったです。 来年はもう少しキレのある踊りをめざして。 恵庭会場のほうには、ずっとお世話になっている小林ちよみ前衆議院議員も来てくださいました。 写真はすずらん踊りではなく、ヨサコイです。