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6.17 厚生消防常任委員会
6.17 厚生消防常任委員会
本日の委員会、午前中は市内福住町の児童館と千歳市の総合子育て支援施設「ちとせっこセンター」を視察に行きました。 第1回定例会で、総合子どもセンターに関わる予算が減額修正をされたあとに、私個人として両施設は訪れておりましたが、議会の中の所管委員会として施設の現状、すぐ隣のまちの複合的な施設のよいところと課題などが共有できたことはとても意義のあることだったと思います。 恵庭の総合子どもセンターは、総事業費3億円ほどの想定だったのですが、「修正されたことを受けて再精査をしている」というのを理由に昨日の総務文教常任委員会で配布された資料の中から省かれていました。 これも非常におかしな話で、今財源不足をうめるための4つの方策を行ってもまだ足りないという話をしている中で、事業費を盛り込まないというのは、「やる気がない」とも感じてしまいます。 また、総合子どもセンターを後回しにして、黄金に地区子どもセンターを作るとなると、その用地は小学校建設予定地と重なることが想定されます。 公共施設のない黄金地区のために、という理屈ですが、地域の方は子どもセンターができれば、学校ができなくても仕方がない、とは考えていないように思います。   午後からは所管事務調査。 行政側から「循環型社会形成推進施策(案)」へのパブリックコメントの報告、市民活動支援制度「えにわブーケトス」の中間報告などが行われ、ブーケトスについてはいくつかの質疑が行われました。 ブーケトスについては、今年始まった制度なので、できるだけ間口を広くしておきたい、ということは理解できるのですが、判定会の審査が十分であったのかという点で少々思うところがあります。 所管の中では、谷川委員から、「生活安全条例について」、「消防広域化」など、 柏野から「集団資源回収奨励金の適正化」、「障がいを持つ方の交通費助成の維持」、「生活安全条例の実効性担保」について、 恵本委員から「防災について」、「AEDの利用拡大」など、 林委員から、「消防広域化の見通し」、「警察署機能の拡充」など、 笹松委員から「災害時の個人情報共有」、「子どもセンター整備の見通し」など について質問が行われました。 私の質問はおおまかに、 (1)「集団資源回収奨励金の適正化」 資源物によって、単価が40円〜3円と大きく違う。奨励金によって、市が収集する資源物の量が削減できていることは認めつつ、限られた財源の中でメリハリをつけた奨励金への再編を求めました。 (2)「障がいを持つ方の交通費助成の維持」 昨日の総務文教常任委員会の中でも、他市に比べ単独福祉施策が多いということが示されており、また今年の財政健全化メニューにも載っていることから、見直しの方向を確認しました。障がいを持つ方の社会参加を促す助成の仕組みはぜひとも維持すべきです。 (3)「生活安全条例の実効性担保」について、 単なるお題目にとどまる条例制定のために検討プロジェクトを作るのは無駄な事務。いかにして条例の実効性を伴うものにするかは委員間でこそ協議すべき。 というものです。 最後の「生活安全条例の実効性担保」についての委員間協議は、まわりくどい言い方をしていたためにうまく真意が伝わりきらずでした。 行政が条例を作ったからといって、犯罪が減り、交通事故が減るということはありえません。この点、交通安全協会への補助金を拠出することによってどれだけ交通事故が減っているのかという議論に通じるものがあります。 「とりあえず昔からやっている」的なものを見直すことも必要です。
市内で街頭演説
市内で街頭演説
昨日の日曜日に、前衆議院議員の小林ちよみさんと一緒に市内各所で街頭演説を行いました。 駅頭での議会報告は何度か行ってきていたのですが、街頭演説は久しぶりでした。 郵政選挙という非常に限定的な争点で争われた結果を受けて、今の衆議院は構成されています。それ以降の2人の総理大臣は、参院選での敗北や、支持率の大幅な低下にも関わらず、国民による信任は問われていません。 これは今の中島市政にも通じる部分があります。 総合運動公園という大きな争点が中心で選ばれた市長は、もともと恵み野駅西口の開発を掲げていたわけではありません。 これに関して、市民は「開発よりも子どもの政策」を掲げた市長を支持したのであって、その民意に沿わない事業は今行うべきではない、というのが議会の見解だと思います。 こうしたお話や、葉っぱのフレディのことも一部でさせていただきました。 あまりご迷惑になるようなやり方は避けたいのですが、ブログやチラシだけではない方法でも議会の報告をしていく必要があるということは感じています。 駅頭でのチラシ配布は来週23日からの予定です。
本会議、議案審議など
本会議、議案審議など
定例議会が開会しました。 初日は報告事項と議案審議が行われました。 閉会中の委員会に付託されていた案件の報告があり、採決がおこなわれました。 「恵み野駅西口開発計画の白紙撤回を求める陳情」 公開プレゼンテーションの結果、選定された案の実現性や、まちづくりヘの影響などを考えると今の事業計画には賛成できません。 アンケートなど同意していない点もありますが、白紙撤回を求めるという点で一致しているので、賛成です。 https://kashiwano.info/b/2008/04/416.html <採決結果> 賛成18:前佛議員、川原議員、川股議員、長谷議員、大野議員、林嘉男議員、小野瀬議員、伊藤議員、谷川議員、恵本議員、寺田議員、行沢議員、榎本議員、柏野、田中芳憲議員、宮議員、鷹羽議員、遠藤議員 反対1:林謙治議員 (欠席):田中匡四郎議員 (退席):鹿野議員、高橋議員、野沢議員 陳情の2つ目、 「(仮称)第二和光小学校の早期建設を求める陳情」については、これまで ブログでも書いておりますが、新設分離すべきだと考えています。 https://kashiwano.info/b/2008/05/post-245.html https://kashiwano.info/b/2008/04/post-244.html <採決結果> 賛成21:前佛議員、川原議員、川股議員、長谷議員、大野議員、鹿野議員、高橋議員、野沢議員、小野瀬議員、伊藤議員、谷川議員、恵本議員、寺田議員、行沢議員、榎本議員、柏野、田中芳憲議員、宮議員、鷹羽議員、遠藤議員 反対2:林謙治議員、林嘉男議員 (欠席):田中匡四郎議員 3つ目、 「恵庭駅西口周辺整備事業(恵庭の顔づくり)の早期実施を求める陳情」 これについては、昨年から今の財政状況では凍結すべきと主張してきた結果、市長の判断に至っています。 <採決結果> 賛成17:川原議員、川股議員、長谷議員、大野議員、鹿野議員、高橋議員、野沢議員、小野瀬議員、伊藤議員、谷川議員、恵本議員、寺田議員、行沢議員、田中芳憲議員、宮議員、鷹羽議員、遠藤議員 反対5:前佛議員、林謙治議員、林嘉男議員、榎本議員、柏野、 (欠席):田中匡四郎議員 -- 本日異例だったのは、議案第2号の市税条例の改正です。 年金からの市民税天引きが含まれた条例案だったので、反対が出るということは前日の議運でも確認されていました。 しかし、質疑の中で、この天引きに関してかかるシステムのランニングコストが膨大であることがわかり、もともと議論を深めるべきだという意見もあったことから、急きょ議案の取り扱いが変更されました。 質疑であっても、核心をつくことで、議会が動く。 見習っていきたいです。 私は、議案第9号として提出されていた補正予算に対して、質疑を行い、反対の討論を行いました。 内容は、葉っぱのフレディ実行委員会に対する負担金300万円です。 議会議論を経ずに進められたという手続的な問題もありますが、何よりも「誰のための施策なのか見えない」ことは大きな問題です。 施策の是非は金額の大小ではありません。     -- 葉っぱのフレディ 反対討論 08.6.6 柏野大介 私は、「民主・春風の会」を代表して、議案第9号「平成20年度恵庭市一般会計補正予算(第1号)」に反対の立場から討論を行います。 反対をするのは、補正予算のうち、総務費、総務管理費、一般管理費の各種行事関係費「恵庭市葉っぱのフレディ実行委員会負担金」のみについてです。  まず第1の理由は、この事業が子どもたちのためだといいながら、子どもが中心で始まったものではないことです。洞爺湖サミットやJ8に連動して何かをすることで、確かにインパクトとして大きくなる効果はあります。しかし、それが一時的なもので終わってしまわないためには、イベント的なものをもってくるだけではなく、子どもたちが自ら考え、取り組んでいくものでなくてはなりません。場当たり的にコンサートを見せて、これをきっかけに環境について考えてくれたらいい、ということでは困るのです。 時間や料金の設定を見ても、これがすべての子どもにとって等しく見られるものではありません。夕方に保護者がついてきてくれる子どもだけが見られる。これでは自校炊飯のときに市長が主張していた普遍性の原則とも矛盾します。見ることができる、出演することができる子どもたちにとって忘れ難い思い出となるということは否定しませんが、派手な方法でなくても、全員が参加できる形で、子どもたちと一緒に環境を考えることはできたはずです。はじめから一部の子どもしか参加ができないような枠組みを持って子どもたちのためだとは、私には言えません。  この機に恵庭の名前を発信したい、というのであれば、子どものためなどと言わなければいいのです。  2つ目は事務手続の問題です。 予算は議会の議決なくして執行できません。法律的には問題がないように、実行委員会方式をとっていても、予算の議決がないままに、出演者の募集やチケットの販売などの事務を進め、事実上議会が反対する余地を狭めることは、議会議論を形骸化させ、当然追認されるであろうというおごりに他なりません。 4月に開催された総務文教常任委員会の中でも、この点に関する懸念は示されておりますが、その後、臨時会を招集して議論を深めようということもありませんでした。  3点目は、財政的な問題です。 この度あきらかにされた財政収支計画では、以前に比べてさらに大幅な収支の不足が示されました。税収が落ち込んで、投資的一般財源が捻出できないということを言う一方で、臨時的な経費だから、また恵庭の名前を世界に発信するチャンスだから300万くらい支出してもいい、ということでは、理事者の財政に対する危機感は甘いものと言わざるを得ません。 また、ただいまご答弁があったように、収支計画通りにチケットが売れる保障もなく、助成金も固まったものではありません。結果として、収支不足が発生したときには誰がその責任を負うのかも不明確です。そうなれば実質的な主体である恵庭市の負担額はさらに膨らみます。 以上、3点の理由を述べ、議案第9号、平成20年度恵庭市一般会計補正予算(第1号)への反対討論といたします。 --
6月議会始まります!
6月議会始まります!
本日の議会運営委員会で決定した議案の取り扱い・日程については、以下の画像の通りです。    「恵み野駅西口開発計画の白紙撤回を求める陳情」 「(仮称)第二和光小学校の早期建設を求める陳情」 「恵庭駅西口周辺整備事業(恵庭の顔づくり)の早期実施を求める陳情」 の3点については、 各議員の見解が分かれているため、起立採決となります。 ここで優先順位の考え方の違いがあらわれます。 その他、税条例の改正や、補正予算などでいくつか問題となることが予想されます。 ちなみに補正予算の中で、総務費の各種行事関係費「恵庭市葉っぱのフレディ実行委員会負担金」については反対の立場から討論を行います。 反対理由は明日以降アップします。 20日までの会期ですので、インターネット中継を含めて、ぜひご覧ください。 -- <一般質問> 6月10日 13時〜 林謙治さん 75分 田中匡四郎さん 75分 谷川徳雄さん 70分 6月11日 13時〜 長谷文子さん 60分 川股洋一さん 70分 川原光男さん 70分 6月12日 13時〜 小野瀬一記さん 70分 高橋通子さん 70分 野沢宏紀さん 80分 6月13日 13時〜 柏野大介 75分 榎本敦尚さん 75分 行沢政義さん 90分
@ 質問通告
@ 質問通告
一般質問の通告書です。      林謙治さん(1)、(2)、田中匡四郎さん(1)、(2)、谷川徳雄さん(1)      谷川徳雄さん(2)、長谷文子さん(1)、(2)、川股洋一さん(1)、(2)      川原光男さん(1)、(2)、小野瀬一記さん(1)、(2)、高橋通子さん(1)      高橋通子さん(2)、野沢宏紀さん(1)、柏野大介(1)、(2)、(3)      榎本敦尚さん(1)、(2)、(3)、行沢政義さん(1)、(2) 行沢政義さん(3)
行政への市民参加
行政への市民参加
恵庭市では、行政の公平、公正の確保と市民意思の反映を図るため、行政が設置する付属期間の委員の原則2割以上を公募によることとしています。 http://giji.city.eniwa.hokkaido.jp/reiki_int/reiki_honbun/aa03208041.html これまでも公募が行われていますが、広報で静かに(?)募集していることもあって、何十人も応募してくる、というような状況にはないようです。 本来であれば、こうした機会を通じて、多くの市民に行政に参加してもらい、今何が議論されているのかを、広く知っていただく必要があります。 今月の広報お知らせ版で募集しているのは2つあります。 ・都市計画審議会委員 ・公共料金等審議会委員 具体的に予想される審議内容としては、 都市計画審議会では、恵み野駅西口などの開発事業など 公共料金等審議会では、ごみの有料化などです。 締切は迫っておりますが、行政に意見を直接届ける機会として非常に意味のあることだと思います。 以下は、広報からの引用です。 -- *都市計画審議会委員 募集 市は、土地の利用や道路、公園などの都市計画に関する調査と審議を行う委員を募集します。 ◎募集内容 募集人数:2人(1人以上を女性) 応募資格:市内在住の20歳以上の人 ※平成20年4月1日現在 任期:委嘱の日から平成22年6月30日まで 応募方法:都市計画についての意見を800字程度の作文にまとめたものに、住所、氏名、年齢、職業、電話番号を記入し、持参または郵送、電子メールで応募ください。 応募期限:6月2日(月) ※郵送の場合は2日(月)の消印有効 問合せ・応募先 都市計画課(〒061-1498 京町1/tel 33-3131内線2333、メールアドレス toshikeikaku@city.eniwa.hokkaido.jp) -- 公共料金等審議会、委員募集中 市では、上下水道料金やごみ・し尿処理手数料などの料金を審議する公共料金等審議会委員を募集します。 応募資格 市内に居住する、平成20年4月1日現在20歳以上の人 募集人数 2人程度 任期 委嘱の日から2年間 ※審議会は年に数回、平日の日中に開催する予定 応募方法 公共料金についての意見を400字程度にまとめ、住所・氏名・性別・生年月日、職業、電話番号を明記し提出ください。 ※郵送可。応募多数の場合は選考により決定します。 応募期限 6月12日(木) ※郵送の場合も12日(木)必着 問合せ・応募先 財政課(〒061-1498 京町1/tel 33-3131内線2351・2352)
和光小、地域説明会のお知らせ
和光小、地域説明会のお知らせ
  コメントでもいただいていましたが、和光小学校区では広報おしらせ版と一緒に地域説明会のお知らせが配布されたようです。 客観的にこれまでの経緯と、課題・対応などが記載されています。 これについてのご意見などをお持ちの方はぜひ説明会にご出席ください。
セージを私たちの手に!
セージを私たちの手に!
民主党北海道のDASH政権塾が開校します!! 今回が2期目となる政権塾ですが、私にとってはこれの第1期に参加したことが、大きな意味を持ちました。 多様な声が政治に反映されるためには、政治家だけでなく政党も変化し続けていく必要があります。 この塾を通じて塾生の政治への関心がさらに高まり、同時に民主党にとっても多様な市民の声を受けとめるための入り口として機能すればすばらしいことです。 http://www.minsyu.net/topics/topics_080508-1.html 議会改革など、ひとつのまちだけでは進んでいきづらいこともあります。 だからこそ、北海道全体として、改革を目指す市民が、政治家が、増えていくことには大きな意味があります。 今日はそのために千歳駅前でのビラ配布も行ってきました。 明朝も実施します。
4大事業の概要について
4大事業の概要について
先日の議会報告会に参加された方から質問のあったことについて、行沢議員が請求した資料です。 あくまで計画額であって、実際に設計など行ってみないと数字は固まりませんが、(3)和光小建設と(4)西島松北地区などを比較すると明確に違うのは補助率です。 22億で小学校を建てるのに恵庭市が出さなくてはいけないお金が15億(70.0%)、11億円のパークゴルフ場(など)を作るのには、5億円弱(43.5%)。 これが国による補助金の縛りの結果です。 地域間の格差を生めるのであれば、補助金ではなく交付税の比率をあげればよいのであって、各省庁が力の源泉としての補助金を維持し続ければ、それを「頂く」ために自治体が国にお願いをする構図は変わりません。
4月23日の和光小施設整備・環境改善等に関する説明会
4月23日の和光小施設整備・環境改善等に関する説明会
ずいぶん経ってしまったので、メモを見ても思い出せない部分があり、不正確な部分がありえることをお許しください。 18:30から開始の説明会には父母と先生が合わせて20数名ほど。 親御さんと一緒に何人かの子どももおりました。 はじめに教育長のあいさつの中で、 平成16年に、団地中央通りの交通量増加に伴って、通学区域の境界を第2幹線(暗渠)から団地中央通りに変更したこと。 この時点では、新設分離を行ったとしてもそれぞれが(補助基準である)12学級を維持できないという推計であったことなどの説明がありました。 その後、担当の方から、昭和46年の和光小開校以降の経過、現況などが説明されました。 現在の自動数は864人、25学級。 推計では平成25年のピーク時には最小でも28学級、最大で31学級になるとされており、普通教室が6教室不足します。 今回の増築では、3階建ての校舎に普通教室6つと多目的ホールを備え、多目的ホールを集会や体育の授業など、体育館の一部代替的な役割として使用することや、可動式の間仕切りによって教室のように使うことも想定しているという説明でした。 質問で出た主なものは、 1)この説明会での意見の取り扱い 2)教育委員会のこれまでの対応 3)推計の誤り 4)火災時などの避難経路 5)校舎の耐用年数がばらばらになること 6)地域と学校の情報共有 7)通学路の安全 8)政策決定の方法 9)新設分離以外の対応 といったものでした。 私個人の見解としては、 3)平成17年時点の推計が現状と大きく乖離していることの結果に対する責任がまったくないわけではありません。 しかし、土地を保有している民間事業者がどのくらいのペースで土地を売却するかまで含めて推計を行うことはかなり困難であると思います。 むしろ問題なのは、1)、8)のあたりです。 市長は、「予算編成の透明化」ということを言っているわけですが、やはり市民にとって関心が高いのは、自分に関わりのある施策です。 今のパブリックコメントでは、あがっている事業に対して、意見を述べることは容易ですが、あがってこない事業や削られた事業に対してはよほど関心がないと気づかないことになってしまいます。 和光第2小学校の問題にしても、いわゆる4大事業という位置づけで議論がされておりながら、その判断を「経営戦略会議」の意見を聞いて市長が決めるというブラックボックスの中で行いました。 意見を聞くべきだったのは、経営戦略会議ではなく、市民や議会の声だったはずです。 議会としても反省すべき点がありました。 恵庭駅の西口に関してもそうですが、それまで議会で議論されていることが十分に市民には伝わっていないということです。 3月の議会では恵庭駅西口ばかりが注目されたために、第2和光に対しての市民の声をはかりきれませんでした。 恵庭駅西口開発のような形で、予算審議の前に市民意見を聞く場を議会として設けられていれば、それまでの議会の中で議論の経過や市長の考え、議会の対応をより詳しく、ご理解いただけたのではないかと思います。 市は、4/28に防衛省への校舎増築のための補助金の概算要求を行いました。 このことによって、新しい小学校建設は難しくなります。 新設が望ましいとしても、それができなかった場合には、 7)や9)のような問題を考える必要があります。 これまで議会の中でも、通学区域の柔軟対応やスクールバスの利用などは多少議論されていますが、それ以外で、実現性の高いものは出ていません。 他にどんな可能性があるのか。 限られた時間の中で、子どもたちにとっても、地域にとっても、よりよい結論を導いていけねばなりません。