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期末手当、議員報酬ほか
期末手当、議員報酬ほか
ずいぶんと遅くなってしまいましたが、6月15日づけで6月の期末手当を、6月21日づけで6月分の議員報酬をいただきました。 期末手当は恵庭市議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例に基づいており、在職期間が3ヶ月未満ですので、30%の支給額となっています。 報酬 257,197円 から 所得税 −19,033円 共済掛金 −19,275円(いわゆる議員年金です) これに議員会の特別徴収で -30,000円(懇親旅行代です) ということで控除合計 68,308円。 差し引き、振り込み額は188,889円です。 -- 6月分報酬は 報酬 355,000,円 から 所得税 −8,490円 共済掛金 −52,200円 議員会会費 -4,000円 森林・林活議員連盟会費 -4,000円 が控除されています。 控除合計68,690円で 差し引き、286,310円が口座に振り込まれた金額です。 ここからさらに国民年金、国民健康保険を自分で払います。 国保税はまだ金額がわかりません。 国民年金14,100円を引いた残りは272,210円。 あと国保税額を引いた分が手取りになります。 森林・林活議員連盟会費は年会費なので、今月だけの支出となります。 来月以降はほぼ変動がないと思いますが、報酬の重みを感じるために毎月報告は続けていこうと思います。 -- 選挙費用の中で、ポスター印刷の公費負担を申請した際に消費税の加算がもれていました。 その分印刷会社からの請求を受けて支払ったため、収支報告の3回目を追加しました。 消費税額4,950円が合計に加わっています。
問責決議と陳情に対する各会派の態度
問責決議と陳情に対する各会派の態度
今回の6月議会の中で、採決された議案は2つありました。 ひとつは厚生消防委員会に付託され、委員会としては「否決すべき」という結論になった『生活保護の「母子加算」廃止に反対する国への意見書を求める陳情書』で、 賛成少数により否決されました。 賛成(7):[民主春風]前佛さん、榎本さん、柏野 [共産]寺田さん、行沢さん [諸派]林謙治さん、田中匡四郎さん 反対(16):[清和]川原さん、川股さん、長谷さん、大野さん、小野瀬さん、伊藤さん、谷川さん、恵本さん、田中芳憲さん、宮さん、鷹羽さん、遠藤さん [公明]鹿野さん、高橋さん、野沢さん [諸派]林嘉男さん もうひとつは清和会から出された「中島市長の施策遂行における見通しの甘さと市民説明不足に対する問責決議」(全文は下のつづき以下をご参照ください)です。 この決議案は賛成多数で可決されました。 賛成(15):[清和]川原さん、川股さん、長谷さん、大野さん、小野瀬さん、伊藤さん、谷川さん、恵本さん、田中芳憲さん、宮さん、鷹羽さん、遠藤さん [公明]鹿野さん、高橋さん、野沢さん 反対(3):[諸派]林謙治さん、田中匡四郎さん、林嘉男さん 議場から退席(5):[民主春風]前佛さん、榎本さん、柏野 [共産]寺田さん、行沢さん 問責決議に関して、基礎となる認識が会派内でも一致していない部分があります。 私は2005年の衆議院選挙が終わった直後から恵庭を離れており、市長選で市長が訴えているのは直接目にしていません。市長のマニフェストは今でも見ることができますが、実際に市長が自らの言葉で語り、庁内でまた議会内でどのような政策遂行がなされてきたのかを知りません。 私が知りうるのは、市民に対して発信されたものだけです。 当時から議員であった前佛議員と、当時市役所職員であった榎本議員、そして当時をしらない私の間には過去の認識が違う部分があります。 自らの認識に基づき、また今回市長自らが自分の処分を課したことも鑑み、当初私は問責決議に反対の立場をとりました。市長に責任がまったくないとは思っておりませんが、議会で決議をするところまでの責任ではないと判断したということです。 一方で私よりも、市長当選後をよく知る立場からすれば、その責任はより大きく感じられているのかもしれません。そうした立場からは、逆に反対するほど責任がないわけではない、という帰結にもなりえます。 また二元代表制の趣旨を考えるのであれば、本当に議会が市長の責任を問うときには、法的にも拘束力のある不信任決議案であるべきだと考えます。議会、市長それぞれが選挙を通じて選出され、有権者からの負託を受けています。 法的に拘束力を持たない責任を問う、というのは政治的な意味以外に何を持つのでしょうか。 その点からも、賛成することはできないと考え、会派内での議論を重ねました。 本来、議場内で議論を交わし表決を行うことが勤めであると考えていますが、 会派制をとる恵庭市議会の中で、苦渋の選択として「退席」という立場をとりました。 この「退席」という態度が市民のみなさんから見て、わかりづらいということは十分承知しております。しかし、議会改革を実行していくためにも、今の仕組みの中では会派に属さねばなりません。その現状を無視して、外野にまわることは逆に有権者の負託を裏切ることだと考えます。 外からではなく、内から変えていく力となっていきたいのです。 決議案第1号 中島市長の施策遂行における見通しの甘さと市民説明不足に対する問責決議 本事項について、次のとおり議決を求めます。 平成19年6月22日提出 恵庭市議会議員 宮   忠 志  田 中 芳 憲  小野瀬 一 記              伊 藤 雅 暢  大 野 憲 義 中島興世市長は「自校炊飯給食」導入に関して、各種審議会設置や関係者・市民を動員して施策をアピールしながら今年6月、唐突に導入断念を表明し、さらに昨年5月に明らかにした「JR恵み野駅西口周辺開発事業」における事業主体の基本的な確認事項をおろそかにするなど、恵庭市の街づくりや行政運営における手法に重大な疑念を生じさせる結果となった。 このことは、中島市長の施策に一定の理解を示す市民の期待を裏切る事でも有り、十分な市民説明を怠ったことが原因と考えられる。 また、議会での発言・答弁は総論、抽象論に終始しており、市政執行の上でも思いつきのような独断的判断は庁内の混乱、停滞に拍車をかけている状況だ。 地方分権確立を進める重要な時期にあって、目標を達成するための人材・財源・スケジュールなどをバランスよく調整し、全体の進捗状況を管理する市長としてのマネジメント能力に疑問を呈する。 したがって、恵庭市議会としてその施策遂行における見通しの甘さと市民説明の不足に対する責任を問い決議する。
6月議会を終えて
6月議会を終えて
まず今回の6月定例議会を振り返りますと、流れは以下のようになります。 以前にも書きましたが、議会の初日に議案や意見書などの説明が行われます。 実際には、その前の日に行われる議会運営委員会の中で、それぞれの議案を簡単な手続きで決めるか、慎重に話し合ってから決めるかに分けられています。 議案説明のあと、平日一日の熟読日をはさんで一般質問が続きます。 一般質問では議員個人が市政全般に関して、市長や役所のえらい方たちの姿勢や考えを聞いていきます。質問の中で、各議員は自分の意見も提案していきます。 質問に対して答え、それに対してまた質問と何度か繰り返して行われるのですが、はじめに聞く大枠の部分は事前にどんなことを聞くかお知らせがしてあります。2回目の質問からが台本のないやり取りとなります。 この一般質問が各議員の取り組む仕事がよく見える部分であって、とても大切なものだと思います。ぜひみなさん傍聴してみてください。 一般質問のあとは、常任委員会が開催されます。 1人1つの委員会に所属し、より細かな議論が行われます。初日に「委員会付託」となった議案はこの場で議論されます。(定員8人) 恵庭市議会には3つの委員会がありますが、1人1つの委員会に所属するということは、2つの委員会には出席する必要はありません。少し分野を狭くするから、深くお勉強しましょうということと、人数が多すぎても議論がしにくいってことだと思います。 常任委員会の他に、特別委員会というものもありますが、今恵庭にあるのは「基地特別委員会」1つです。自衛隊の基地に関わることが話し合われる場で、この委員会だけは定員が9人です。私も所属しています。 そして、これら委員会に付託されたものと議会が始まったあとに出てきた議案の結論が最終日の本会議で出されます。この本会議の前にも議会運営委員会が開かれて、議案に対してそれぞれの会派が賛成・反対、どのような立場に立つのかここですでに示されています。 この流れの中で、確かに本会議は議会の中心なのですが、中身のある議論がされるのは、委員会であり、議会運営委員会です。本会議と比べると傍聴している人もかなり少ないのですが、9月以降もネット中継はされないと思いますので、もし傍聴されるならこちらがおすすめです。 委員会で話し合われた議案に対しての各議員の賛成・反対は直接見にいかないと目にすることはできません。本会議であきらかになるのは、委員会の話し合いの結果、賛成と反対のどちらが多かったのかだけです。 今後も委員会で各委員がとった立場をわかる限りで公開していこうと思います。 委員会に付託となっていた4件の議案・陳情のうち、 意見が分かれたのは「厚生消防」の陳情のみでした。内容・委員構成は以下を参照。 ・ 総務文教 ・ 厚生消防 ・ 経済建設 各委員会、所属議員はこちら。 最終日前日の議会運営委員会では、新聞などでは注目された市長の問責決議(文字通り責任を問うということらしい)と市長・副市長の減給処分についても話し合われていました。 減給処分に対しては、自民・清和会の中でも意見が分かれていたようですが、議運のなかではしっかりと統一されました。 問責決議に関しては、コメントもいただいていますので、次のエントリで書きたいと思います。
原点回帰
原点回帰
私にとって初めての定例議会が終わり、その議会報告を作りました。他の方たちと違って、支持してくださった方がどなたなのかほとんどわからない私にとって、市内の各駅前であいさつをしていたことは原点のひとつだと考えています。 チラシ作りに手間取りまして、ようやく今日からその原点である駅前でのあいさつ&チラシ配布を始めました。ご支持・ご支援の感謝の気持ちと、また次の議会へ向けての決意をこめましてあいさつをしています。 チラシがあまり面白いものにならなかったことは次への課題といたします。わかりやすくて多少おもしろい、そんな報告が理想です。 かしわの大介の議会報告、名前もちっちゃく募集しております。(えにわ民報とか、プレス民主、みたいなやつです)よいアイデアありましたら、メールまたはコメントでお寄せください。
かしわの★レポートNo.1
かしわの★レポートNo.1
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議会閉会
議会閉会
本日で2007年第2回定例議会が閉会いたしました。 これから議員会による懇親旅行ということで、定山渓にいってきます。 (費用は議員会積立=自己負担です) 普段なかなかお話する機会のない他会派の方たちとも懇親を深め、恵庭全体がよくなっていくような議論につなげていけたら、と思います。 来週からブログでの全体総括に加えて、駅頭などで6月議会の報告をするつもりです。 詳細は来週あらためて報告いたします。
経済建設常任委員会
経済建設常任委員会
今日は常任委員会の3日目、経済建設常任委員会。 付託案件は「最低賃金法の抜本改正と均等待遇の実現を求める陳情書」です。 陳情書で述べられているワーキングプアの実態は確かに問題ではあります。非正規雇用の待遇改善も必要なこととは考えますが、それがこの陳情書の求める最低賃金法の抜本改正だけで片付く問題ではないと思います。 また、地域別での賃金格差があることはまったく不合理だとは思いませんし、高校生のアルバイトなど今の賃金でもよいのではないかと思う部分もあります。そうした選択の幅をなくしてしまう一律の最低賃金引き上げには賛成しかねます。 (参考まで、陳情書のベースになったと思われるpdfがネット上にありました。上のものです) 全委員の判断が「継続してさらに審議をする必要がある」ということで一致したため、この案件は継続審議となりました。 その後、所管事務の質疑などが行われ、ユカンボシ川周辺の雨水管整備や下水道料金賦課もれのその後、市営住宅駐車場などについての質疑が行われました。 今日までの3日間、常任委員会に参加して感じたことは、 1.朝10時から16時近くという非常に長時間に渡って、30人以上の管理職を拘束する必要があるのか。 2.傍聴席がない。委員会室の広さが十分ではないこと、行政側の出席者が多いことがひとつの理由だと思います。 3.傍聴者に資料の配布がない。知らない言葉が出てきたときに資料もなしだと、なおさらなんのことやらわかりません。 4.パソコンが使えない。行政側の方はみなさん山のような資料を持参されています。 こんなところでしょうか。 これまで明示・黙示のルールで行われてきているわけですが、先輩議員にもご意見を伺いながら、変えられるところから少しずつでも変えていきたいと思います。
厚生消防常任委員会
厚生消防常任委員会
昨日は私の所属する厚生消防常任委員会でした。 付託案件は 生活保護の「母子加算」廃止に反対する国への意見書を求める陳情書、一件です。 生活保護という制度が被保護者の自立を促すものとなっていくことには反対するものではありませんが、「一般の母子世帯の平均収入より保護基準の方が高い」という廃止の理由は、母子世帯の平均収入が十分であるかということは無視されており、すべての国民に健康で文化的な生活を保障する憲法の理念から考えたときに十分に納得できるものではありません。 生活保護制度全体の見直しは必要としても、この時点での母子加算のみを廃止することがそうした国民の自立に資するものではないと考えるものです。 こうした理由から、私はこの陳情を恵庭市議会として可決すべき、との立場にたちました。 委員8人のうち、笹松委員、林嘉男委員は欠席されており、 清和会の恵本副委員長、谷川委員、長谷委員が否決すべき、 田中匡四郎委員が可決すべき、とのことでしたので、 委員会としても賛成少数によって否決となりました。 その後、厚生消防常任委員会の所管する、保健福祉部、生活環境部、消防本部から事務分掌(仕事分担ですね)の説明を受け、これに対しての質疑となりました。 それ以外では、「子どもセンター整備基本計画(案)」(pdfファイル)、「保育計画(案)」(pdfファイル)の説明、「市民活動支援制度 えにわブーケトス」の提言書の説明がありました。 それぞれ、計画(案)や、提言書であります。子どもセンター整備のパブリックコメントは昨日で終わってしまいましたが、保育計画はこれからパブリックコメントがありますので、ぜひご意見をお寄せいただければと思います。
総務文教常任委員会
総務文教常任委員会
本日は常任委員会初日。総務文教常任委員会が開かれました。 私は厚生消防常任委員なのですが、お勉強させていただくために他の委員会も傍聴させていただいております。 まず議題になったのは、議会本会議の初日で「委員会付託」となった案件。 本会議の初日にこの6月議会で話し合われる議案・陳情などが出てきているのですが、討論をする必要がない(すぐ決められる)とされたものだけが初日に採決されています。話し合う必要がある、とされたものはその案件を担当する委員会で議論した上で結論を出します。 「委員会付託」となっていた案件は2つ。 (1)下水終末処理場の工事契約に関する議案と (2)先ごろ国会で成立した財政健全化法関連の陳情議案 でした。 (1)につきましては、議会の初日のところでも書きましたが、これのさらに詳しい説明をいただきました。 今回問題視されているのは、談合に関わった会社に対して、近くの自治体では指名停止処分も行われているが、恵庭では指名停止にしないのか、しないのならば今の基準は適切か、ということです。 一番根っこまでたどれば、まずは憲法がすべての国民に経済活動の自由を保障しています。 しかし、そこには「公共の福祉に反しない限りという」制約が課せられ、独占禁止法が第一条で述べるように、不当な取引を制限し、不公正な取引方法を禁止することで、自由な競争を促進するとともに、消費者全体、国民全体の利益につなげようということであります。 なにやらカタい話になってしまいました。 公共事業というものが、国民の大切な税金を使ったものである以上、その支出にあたっても厳格さが求められるというのは当然です。 だからこそ、行政の職員が運用にあたっても判断に悩むことのない、明確なルールを策定する必要があると思うのです。地域を限定しない「不正・不誠実」な行為のすべてを指名停止基準に入れてしまえば、確かにいつでも指名停止処分を下すことはできます。 しかし、行政裁量という名の元にマスコミや議会の雰囲気によって、対応が変わるようなことではいけないと思うのです。 その他では、ニュージーランド・ティマル市との姉妹都市提携に関すること、文教大の国際交流会館建設などの説明がありました。
キャンドルナイト。
キャンドルナイト。
6/22(金)は夏至です。 これに合わせて、身近でできる小さなことから世界を変えよう、ということで 様々な取り組みがされます。 ・100万人のキャンドルナイト ・TEAM GOGO 2007 カシワノも「自分にできる小さなことを積み重ねていく」ということには共感するので、号外新聞配りをお手伝いしました。 恵庭では黄金の「ブルームーン」さんが中心になってやってます。 他の地域の方で興味がある方は、TEAM GOGO 2007から探してみてください。 話変わりまして、 おととい金曜日に議会が終わったあと市役所1階の窓口のところで、教科書がいっぱいならんでいました。 検定教科書の展示らしいです。どんな教科書があるのか興味がある方は、ぜひ市役所へどうぞ。自分が勉強したころとはちょっと中身も変わってるようです。 展示期間は6/15〜6/29とのこと。