活動報告 activity
2007/10/19
議案審議
本日は第3回定例会の最終日、議案審議が行われました。
各委員会に付託された案件が委員長から報告され、それぞれ採決が行われました。
総務文教常任委員会に付託されていた「地方財政」に関する陳情は、賛成が
行沢議員、寺田議員の2名で賛成少数のため不採択。
厚生消防常任委員会に付託されていた「ごみ処理手数料」に関する条例改正は全会
一致で 可決。
経済建設常任委員会に付託されていた「下水道料金」の値上げに関する条例改正
案は継続審議。
基地特別委員会に付託されていた「砲撃音対策」に関する陳情は全会一致で採択と
なりました。
このあと、決算審査特別委員会の審査報告があり、認定案第9号「平成18年度恵庭市
下水道特別会計歳入歳出決算」を除く9つについては原案通り認定すべきもの、当該
認定案第9号は不認定すべきものと報告を受けました。
一昨日の決算審査特別委員会で総括質疑終了後に採決が行われました。
私は総括終了後を傍聴していないため、審議内容は伝聞でしか聞いていない
のですが、榎本委員、林謙治委員、林嘉男委員が認定すべきものという立場をとり、
賛成少数のため、不認定すべきものという結論になったようです。
本日、この報告を受け、原案に反対する立場として清和会から反対討論が行われ
ました。
私たちは原案に賛成する立場をとったわけですが、本来であれば賛成の立場から
討論を行うべきでした。討論をするために必要な事前通告の期限が一昨日まで
というのも少し厳しすぎると思っておりますが、これだけでは理由にはなりません。
次回以降は、こうしてブログで書くだけではなく、本会議の場できちんと議論を行って
いきたいと思います。
清和会の反対理由は以下の3点です。
昨年12月に発覚した下水道料金の徴収漏れに対する対応で
1.情報開示の遅れ
2.未解決段階での処分で事実関係の究明が不十分
3.問題発覚後、市長による謝罪がないままに法的手段に訴える
市長の姿勢は疑問
確かに、情報開示の遅れなどは問題であり、厳しく追及されてしかるべきです。
しかし、決算の認定というものは、立てられた予算に対して、適切に支出が行われたか
を確認するものだと私は認識しています。平成18年度予算の審議には参加していない
わけですが、決算の審議をここまで傍聴してきて、編成された予算に対しての執行と
いう点では適正に行われてきたと私は判断しています。
他の自治体の例を見ても、大規模な談合が発覚したことや旅費不正問題などを
理由に不認定ということはあります。しかし、過失によるミスと、道義的な責任を
理由に決算を不認定にするということは、私は本筋からずれていると思っています。
この点については、地方自治法上、議会の認定に付さねばならないと規定されている
だけで、どういう場合に不認定とするかは各議会での判断ではあります。
ただ私が考える決算認定は上記の通りであるため、こうした結論に至り、議場では
決算認定に賛成の立場で起立いたしました。
これに対してのみなさんのご意見もぜひ伺ってみたいと思います。
皆様のコメントを受け付けております。