2008年の記事一覧Archives

和光小、地域説明会のお知らせ
和光小、地域説明会のお知らせ
  コメントでもいただいていましたが、和光小学校区では広報おしらせ版と一緒に地域説明会のお知らせが配布されたようです。 客観的にこれまでの経緯と、課題・対応などが記載されています。 これについてのご意見などをお持ちの方はぜひ説明会にご出席ください。
セージを私たちの手に!
セージを私たちの手に!
民主党北海道のDASH政権塾が開校します!! 今回が2期目となる政権塾ですが、私にとってはこれの第1期に参加したことが、大きな意味を持ちました。 多様な声が政治に反映されるためには、政治家だけでなく政党も変化し続けていく必要があります。 この塾を通じて塾生の政治への関心がさらに高まり、同時に民主党にとっても多様な市民の声を受けとめるための入り口として機能すればすばらしいことです。 http://www.minsyu.net/topics/topics_080508-1.html 議会改革など、ひとつのまちだけでは進んでいきづらいこともあります。 だからこそ、北海道全体として、改革を目指す市民が、政治家が、増えていくことには大きな意味があります。 今日はそのために千歳駅前でのビラ配布も行ってきました。 明朝も実施します。
4大事業の概要について
4大事業の概要について
先日の議会報告会に参加された方から質問のあったことについて、行沢議員が請求した資料です。 あくまで計画額であって、実際に設計など行ってみないと数字は固まりませんが、(3)和光小建設と(4)西島松北地区などを比較すると明確に違うのは補助率です。 22億で小学校を建てるのに恵庭市が出さなくてはいけないお金が15億(70.0%)、11億円のパークゴルフ場(など)を作るのには、5億円弱(43.5%)。 これが国による補助金の縛りの結果です。 地域間の格差を生めるのであれば、補助金ではなく交付税の比率をあげればよいのであって、各省庁が力の源泉としての補助金を維持し続ければ、それを「頂く」ために自治体が国にお願いをする構図は変わりません。
4月23日の和光小施設整備・環境改善等に関する説明会
4月23日の和光小施設整備・環境改善等に関する説明会
ずいぶん経ってしまったので、メモを見ても思い出せない部分があり、不正確な部分がありえることをお許しください。 18:30から開始の説明会には父母と先生が合わせて20数名ほど。 親御さんと一緒に何人かの子どももおりました。 はじめに教育長のあいさつの中で、 平成16年に、団地中央通りの交通量増加に伴って、通学区域の境界を第2幹線(暗渠)から団地中央通りに変更したこと。 この時点では、新設分離を行ったとしてもそれぞれが(補助基準である)12学級を維持できないという推計であったことなどの説明がありました。 その後、担当の方から、昭和46年の和光小開校以降の経過、現況などが説明されました。 現在の自動数は864人、25学級。 推計では平成25年のピーク時には最小でも28学級、最大で31学級になるとされており、普通教室が6教室不足します。 今回の増築では、3階建ての校舎に普通教室6つと多目的ホールを備え、多目的ホールを集会や体育の授業など、体育館の一部代替的な役割として使用することや、可動式の間仕切りによって教室のように使うことも想定しているという説明でした。 質問で出た主なものは、 1)この説明会での意見の取り扱い 2)教育委員会のこれまでの対応 3)推計の誤り 4)火災時などの避難経路 5)校舎の耐用年数がばらばらになること 6)地域と学校の情報共有 7)通学路の安全 8)政策決定の方法 9)新設分離以外の対応 といったものでした。 私個人の見解としては、 3)平成17年時点の推計が現状と大きく乖離していることの結果に対する責任がまったくないわけではありません。 しかし、土地を保有している民間事業者がどのくらいのペースで土地を売却するかまで含めて推計を行うことはかなり困難であると思います。 むしろ問題なのは、1)、8)のあたりです。 市長は、「予算編成の透明化」ということを言っているわけですが、やはり市民にとって関心が高いのは、自分に関わりのある施策です。 今のパブリックコメントでは、あがっている事業に対して、意見を述べることは容易ですが、あがってこない事業や削られた事業に対してはよほど関心がないと気づかないことになってしまいます。 和光第2小学校の問題にしても、いわゆる4大事業という位置づけで議論がされておりながら、その判断を「経営戦略会議」の意見を聞いて市長が決めるというブラックボックスの中で行いました。 意見を聞くべきだったのは、経営戦略会議ではなく、市民や議会の声だったはずです。 議会としても反省すべき点がありました。 恵庭駅の西口に関してもそうですが、それまで議会で議論されていることが十分に市民には伝わっていないということです。 3月の議会では恵庭駅西口ばかりが注目されたために、第2和光に対しての市民の声をはかりきれませんでした。 恵庭駅西口開発のような形で、予算審議の前に市民意見を聞く場を議会として設けられていれば、それまでの議会の中で議論の経過や市長の考え、議会の対応をより詳しく、ご理解いただけたのではないかと思います。 市は、4/28に防衛省への校舎増築のための補助金の概算要求を行いました。 このことによって、新しい小学校建設は難しくなります。 新設が望ましいとしても、それができなかった場合には、 7)や9)のような問題を考える必要があります。 これまで議会の中でも、通学区域の柔軟対応やスクールバスの利用などは多少議論されていますが、それ以外で、実現性の高いものは出ていません。 他にどんな可能性があるのか。 限られた時間の中で、子どもたちにとっても、地域にとっても、よりよい結論を導いていけねばなりません。
和光小学校関連資料
和光小学校関連資料
先月23日に和光小学校体育館で、現在通っている児童の父兄を対象とした説明会が行われました。 その場でもやはり指摘されていたのは、決定される前にPTAや地域の声をしっかり聞いてほしかったというものです。 そのときのもう少し詳しい内容とあわせて、先日いただいたコメントへのご返答を新しい記事として書きますので、少しお時間をください。 まずはこれまでの和光小学校に関連する記事の一覧です。 一般質問その1〜通告内容 (2007.6.16) https://kashiwano.info/b/2007/06/post-53.html 一般質問その2 (2007.6.16) https://kashiwano.info/b/2007/06/post-124.html 市議会だより No.53(平成19年8月1日発行) (2007.8.4) https://kashiwano.info/b/2007/08/no531981.html 第3回定例会 一般質問 通告内容 (2007.9.21) https://kashiwano.info/b/2007/09/post-162.html 和光小見てきました (2007.9.23) hhttps://kashiwano.info/b/2007/09/post-164.html 一般質問 (2007.9.28) https://kashiwano.info/b/2007/09/post-166.html 和光第2小学校新設分離を求める陳情 (2008.4.20) https://kashiwano.info/b/2008/04/post-244.html 続いて、 和光小学校児童数の推計値(2007年の秋時点)です。 2008年4月11日時点での推計値と、教室の転用計画です。 4/23の説明会での配布資料です(5ページ)     
第2回定例会(6月)
第2回定例会(6月)
平成20年第2回定例会が6/6(金)から始まる予定です。 今回中心となりそうなのは、恵み野駅西口開発、和光第2小学校の増築対応などが想定されています。 日程が確定するのは6/5の議会運営委員会ですが、ご都合のつく方はぜひ議会や委員会の傍聴をしていただければと思います。 議会ではありませんが、重要なものでは、市の付属機関である「恵庭市廃棄物減量等推進審議会」ではごみの有料化が審議されています。 ここからの答申を踏まえて、議会に提案されることになりそうです。 札幌市でもごみの有料化が検討されております。ごみの有料化が避けられない流れだと しても、将来の恵庭のごみ処理の方向性が示されない中で、有料化だけを認めるという ことにはなりません。これらについてもご意見などありましたら、 ぜひかしわの(dkashiwano@gmail.com)までお知らせください。
政務調査費の公開(2007年度)
政務調査費の公開(2007年度)
4/21づけで、4月分の議員報酬をいただいています。 4月分報酬は 報酬 355,000円 から 所得税 -8,080円 共済掛金 -57,600円 議員会会費 -3,000円 森林・林活連盟会費 -4,000円 が控除されます。 控除合計72,680で 差し引き、282,320円が口座に振り込まれた金額です。 森林・林活連盟会費は4月に1年分を納めます。 所得税は少し下がりましたが、共済掛金が増えていますので、 昨年より手取り額は減っています。 ここからさらに国民年金、国民健康保険を納めます。 国民年金14,410円、今年度分の国保税がまだわかりませんので、 わかり次第、公開いたします。 -- 先月お知らせした通り、政務調査費の使用内訳と領収書類を公開いたします。 お金の管理に関しては、厳密を期しているつもりです。 政務調査費など税金からいただく以上、中身についても全面的にオープンである必要があると思っています。 ただ、現行ルールと自分の認識との間に少しのずれがありました。 地方自治法では、政務調査費の支給対象を議員か会派で選択できるようにしています。恵庭市では会派に対して支給されることになっています。 会派単位で支給されているとしても、会派の所属する議員数×3万円という形である以上、各議員がそれぞれの責任において使うものだという認識を持っていました。 しかし、恵庭の場合は、あくまで会派が会派としての調査研究のために使うということであって、議員個人への支給ではないそうです。 その意図は会派に責任を負わせることで不適切な支出を避けるということなのでしょうか。調査研究を行うのは結局のところ議員個人です。協同で研修会などを行うときには、それを合わせれば済む話です。 資料で本を買いました。研修に参加しました。 その本や研修が恵庭のために役に立つかどうか。これだって議員の活動を評価する情報のひとつになるはずです。 選挙で選ばれているのは会派ではなく議員個人なのですから。 ルールでがんじがらめにして使えないお金にするのではなくて、できるだけ用途の自由度は高めた上で、市民がいつでも手軽にチェックをできる仕組みを整えることで公正さを担保するほうが、本来の目的である議員の調査能力の向上、議会の機能強化につながると思います。 これも議会改革の中で訴えていきたいと思います。 ---- (収入) 政務調査費 90000円(30000円*3人) (支出) 資料購入費 25764円 研究研修費 10000円 支出合計 35764円 (返還額) 54236円 ---- (柏野分 29064円の内訳) 環境危機をあおってはいけない 4725円 地域再生の経済学ー豊かさを問い直す(中公新書) 714円 地方自治判例百選(別冊ジュリスト No.168) 2600円 行政判例百選(別冊ジュリスト No.181) 2310円 条例による総合的まちづくり 3150円 地方財政改革の政治経済学ー相互扶助の精神を生かした制度設計 3465円 習うより慣れろの市町村財政分析ー基礎からステップアップまで 2100円 市民と議員の条例づくり交流会議 10000円 (研修内容については以下を参照) http://www.citizens-i.org/jourei/gaiyo07.htm https://kashiwano.info/b/2007/09/post-156.html https://kashiwano.info/b/2007/09/2.html 以上です。    
和光第2小学校新設分離を求める陳情
和光第2小学校新設分離を求める陳情
更新が遅くなりまして申し訳ありません。 16日の委員会で審議された和光第2小、新設分離を求める陳情の分です。 質疑では、大野委員から 1) 増築を続けていくことで、今後迎える立て替え時期が校舎ごとに異なる ことへの懸念。 2) 将来的には体育館の増築もあるのか 3) 災害避難場所としての体育館の収容能力 4) 1年保留して検討せよ という質問がされ、 2)体育館の増築はないこと 4)1年延ばした結果、増築では説明がつかない という答弁がありました。 寺田委員は 1)23日の全保護者向け説明会、具体的な中身は? 2) 大規模化がもたらす子どもたちの落ち着きへの影響。 3)グラウンドの狭さ 4)西島松の見直しも小学校のためなら理解が得られるのでは などを質問し、 2) 今年から保健の先生も増員となり、2名体勢で子どもたちを見守る 3)和光小のグランドは児童数800人以上の柏小の1.3倍ほどある 4)西島松は先延ばしできない という答弁でした。 前佛委員からは市長がかねてから言っていた「米百俵の精神」はどうするのか質し、市長からは明確な答弁はありません。 鷹羽委員は 空き区画が、議会で答弁されている690区画よりも多いことを指摘し、新設断念を表明したあと、黄金への人口流入がストップしているのではないかとの質問がありました。 全委員が小学校は新設に積極的な立場だったので、慎重論からの質問がなかったことは少し残念です。 私も建てることには積極的ですが、あらゆるリスクを考慮した上で、建てるという方向に進んでいくほうが、健全ではないかと思っています。 総務文教委員会では全会一致で陳情が採択すべきとされました。 「市民の会」の委員が入っていないので、本会議で全会一致となるかはわかりませんが、陳情が採択されることはほぼ確定的です。 文科省への補助の概算要望をするのが4/28とのこと。 この時点で「増築」の補助要望をしてしまうことで、「新設」が難しくなるのではないかという懸念も委員からは示されておりました。 時間がないことを理由とせず、十分な議論を尽くしていきたいと思います。
4.16 総務文教委員会
4.16 総務文教委員会
本日は総務文教常任委員会が開かれました。 午前中は、若草小、和光小などの現地視察が行われたようです。 私は委員ではないため、午後からの会議を傍聴しました。 今日の主な議題は付託されている2つの陳情案。 恵み野駅西口と和光第2小学校に関するものです。 結論から言うと、恵み野駅西口開発の白紙撤回を求める陳情は、高橋委員が採決の際に退席し、全会一致で採択との結論。 和光第2小学校の新設を求める陳情は、全会一致で採択すべきとなりました。 2つとも市長の立場とはまっこうから反対となっておりますが、全会一致であるという点を十分にご理解いただきたいと思います。 恵み野西口の陳情での主な質疑は以下の通りです。 私の解釈を含んでいる可能性がありますので、その点お含みおきください。 -- 鷹羽委員) ・事業者を決めたことの意味 ・行政負担の明示がないこと 市長)事業計画の予定者を決めだだけ 市の財政負担も今後の調整の中で決まっていく 寺田委員) ・判断を下す時期は ・財政計画はいつ示すのか これに対し、明確な答えはありませんでした 前佛委員) ・アンケート結果の感想は 市長)関心の高い方が多かった。反対もいるが、全体としては開発に前向きな意見が多い。 高橋委員) ・1案が優位となった項目 ・事業の確実性の根拠は ・議会にはいつ示すのか 副市長) H21年9月に都市計画決定を行うとすれば、H21年3月の予備審査に付す必要があり、 遅くとも9月議会で審議してもらう。 宮委員) あらためて、この案でよいという判断なのか 市長)あくまで基準を越えているかどうかの判断であり、 よりよい案にしていく -- 私が驚いたのは、審査委員会の評価で1案が617点、2案については450点しかとっていなかったことです。この評価は平均的だという判断を3点とする5点満点で5人の委員が185点満点の得点をつける方式です。 つまり、すべてが平均的なレベルだとしても555点となります。 すべてが「やや優れている(4)」という評価を受ければ740点となりますが、今回選定された1案の得点は617点、かろうじて平均を越えたというレベルであり、2案では平均的なレベルにも達しないものだったということです。 これを当て馬と呼ばずしてなんと呼びましょう。 (客観的な判断でないことをお許しください) 開発をブラックボックスではないところで決めたはずですが、市民の目線でもこの提案がすばらしいものだという評価はされておらず、当初市長が述べていた「市民の理解を得られなければ、中止する」ということになる様子はまったく見受けられません。 これでは議会として認めることができないのは当然です。 各委員の態度は、 共産党、寺田委員は両計画が大型店の誘致であり、既存市街地の空洞化などを考えると認められないとの立場で陳情を採択すべき。 清和会、鷹羽委員は全市民対象のアンケートを求めるものではないが、陳情の趣旨をくんで採択すべき。 宮委員、大野委員、川股委員は同じく採択すべき。 民主春風の会、前佛委員は開発自体に反対するものではないが、財政事情を考えると今は好ましくない。採択すべき。 公明党、高橋委員は今の段階で判断すべきではなく、市民の判断をあおぐべき。 継続審査を求めておりました。 和光第2小学校の新設を求める陳情については、次の記事で書かせていただきたいと 思います。
議会報告会、盛況!
議会報告会、盛況!
50名近い市民の方にご参加をいただいて、熱気あふれる議論ができたと思っております。 普段は質問するばかりですので、こうした機会に答える側の苦労がわかるということも大切なことです。数字の話などは資料がないと十分なお答えもできません。今回お答えできなかった部分については後日しっかりと回答をさせていただきますし、今後の報告会ではより周到に準備をして臨みたいと思います。 たくさんのご質問、ご意見をいただいたのですが、アンケートの結果からはやはり財政問題や議会改革にもみなさんの関心が非常に高いということが見えてきました。 こうした報告会を行っていくことに対しては、賛同の声が大きいです。 この動きをすべての会派の参加によって実施していけるように、みなさんから議員に対しても求めていただければと思います。 また町内会などが主体となって、議員に呼びかけるという形での報告会、懇談会などの企画があれば、「改革懇談会」としては積極的に参加していく意向です。ぜひそうした地域からの動きがあれば、お声かけいただければと思っています。 議会も変わります。 ぜひそのうねりを市民の手で、ともに作っていきましょう。