16.8.29厚生消防常任委員会
16.8.29厚生消防常任委員会
閉会中の委員会が開催されました。 厚生消防常任委員会はいつもながらに報告事項が多いです。 報告案件は以下の通りです。 次第、報告案件一覧 ◯生活環境部(PDF、15.8MB) 1)恵庭市証明書コンビニ交付サービス実施概要について 2)恵庭市空家等対策計画(案)の策定について 3)第2次恵庭市地域公共交通総合連携計画(案)の策定について 4)第2次恵庭市駐車場・駐輪場基本計画(案)の策定について 5)児童・生徒への学習支援及び食事提供モデル事業 6)環境・エネルギー展について 7)恵浄殿及び恵庭墓園に係る指定管理者のあり方について ◯保健福祉部 8)恵庭市地域密着型サービス事業予定者及び恵庭市地域包括支援センター業務委託事業者の選定結果について 9)歩くことを通したまちづくり事業について ◯子ども未来部 10)柏子どもの集う場所運営要領(愛称:フーレかしわ) 11)すみれ保育園保護者からの問い合わせについての検証と今後の対応について 12)1号認定(幼稚園等)の利用者負担額の変更(案)について ◯消防本部・署 13)消防本部隣接地の取得等事業費について 14)危険物安全週間期間中の消防訓練について 15)消防庁舎見学・職場体験等について 16)救急要請受信時の口頭指導とその成果について -- 私が気になったのは12)の1号認定(幼稚園等)の利用者負担額の変更(案)について。 恵庭市の幼稚園は今年から全ての園が新制度に移行しています。 料金の設定に関して、諸々省きますが、国が決めた利用者負担に対して、それぞれの自治体が独自に軽減策を行っていますが、当初の見込みよりも収入の多い人の割合が多かったということもあって、所得が比較的高い区分について、近隣市なども考慮して利用者負担額の変更を行うというものです。 利用者の負担額が減ることは望ましいこと。 一方で、共働き世帯が増えていることから、保育のニーズは高まっており、年度後半になると恵庭市でも待機児童が発生するようになっています。 そうであるならば、この負担額の変更に要する1000万円というお金を、枠の拡大に使うべきではないかというのが私の考えです。 説明が不十分だと思いますが、ご意見などいただければうれしいです。 (おおむね書いてあったのですが、8/31に公開にするのを忘れ、9/8に公開しました)
(仮称)ビールで乾杯条例意見交換会
(仮称)ビールで乾杯条例意見交換会
お知らせしておりました(仮称)ビールで乾杯条例の意見交換会、本日は恵庭会場で開催をしました。 悪天候の中、ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。 賛否さまざまなご意見をいただきましたが、これからの条例案策定に生かしていきたいと思います。 本日いただいたご意見の中で、そもそも策定の状況がわかりづらく、素案も初めて目にしたというご意見がありました。 議論の全てを正確にお伝えできるわけではありませんが、素案策定部会の中で7人のうち、座長を除く6人の議員から提出され、今日までに一部修正をしてきた一覧を掲載します。 8/22 条例素案比較表 陳情採択の経緯と素案部会の検討経過 条例の題名ひとつをとっても、意見が分かれています。 条文の中では色々な懸念に対応するものを盛り込んではいますが、やはり名称が与える印象は大きいです。 明日、明後日と恵み野、島松でも意見交換会を開催します。 こういう点はいい、こういう心配がある、こういう内容を盛り込むべきなど、ぜひ多くのご意見をお寄せいただけますようお願いします。 なお、次回の素案検討部会は9/9(金)9:00から、市役所3階の委員会室で開催されます。 こちらも公開されており、傍聴が可能であることを合わせてお知らせします。 -- (参考) 議会だより No.90(平成28年5月1日発行)議決状況 http://www.city.eniwa.hokkaido.jp/www/contents/1461726326459/files/giketu.pdf(少々重いです) こちらで陳情に対する賛否を見ることができます。 私はこちらにも記載した通り、賛成をしています。 https://kashiwano.info/article-2917.html
(仮称)ビールで乾杯条例の制定過程
(仮称)ビールで乾杯条例の制定過程
昨年の8月に、商工会議所とサッポロビール会の連名で「恵庭産ビールで乾杯する条例」制定を求める陳情書(※)が提出をされました。 (※陳情書:市議会に対して意見、要望を反映させるため、誰でも提出ができるもの) http://www.city.eniwa.hokkaido.jp/www/contents/1366609386255/index.html この陳情は、総務文教常任委員会に付託され、5回にわたって審議されました。 その過程では陳情者にも参考人として出席をしていただき、あらためて陳情提出の経緯などについて質疑が行われました。 陳情書では、サッポロビール北海道工場が恵庭市の観光振興にも寄与してきたこと、他にも観光施設のビールイベントが定着し、恵庭の農商工連携を発信するためにビールをきっかけとすることなどが提案されています。 私は当初、特定の企業だけを対象とした条例であれば、望ましくないと考えていましたが、陳情の願意を尊重しつつ、対象を広げることによって、恵庭の豊かな水資源を発信する機会として活用するほうが意義が大きいのではないかと考えるようになりました。 最終的に平成28年第1回定例会の最終日に、本会議での採決が行われ、清和会、公明党、柏野が賛成をし、陳情書は採択をされました。 https://kashiwano.info/article-2789.html https://kashiwano.info/article-2784.html 陳情を受けて条例を作るのは、われわれ議会であって、言葉の定義なども市民のみなさんの声を踏まえて制定していくものです。 4月以降、各会派、諸派の議員からなる条例制定素案部会を設置し、それぞれが素案を持ち寄る中で議論をしてきました。 現時点で完璧な案があるわけではありません。 しかし、市民からの提案をただ否定するのではなく、その思いを受け止めながら、多くの市民に理解が得られる条例をつくることに、単なるチェック機能だけではない、提案する議会、合議体としての議会の意味があるのだと思っています。 お盆あけに3回の意見交換会を開催します。 ぜひ、みなさんと対話をする議会をさらに広げるためにも、ご参加をいただき、意見を交わしていただけますようお願いいたします。 日時と会場は以下の通りです。 8/22(月)18:00〜 恵庭市民会館 大会議室 8/23(火)18:00〜 恵み野会館 集会室 8/24(水)18:00〜 島松公民館 集会室
8.10 議員協議会
8.10 議員協議会
生涯学習施設・かしわのもり視察に続いて、10時からは議員協議会が開催されました。 議案は2点で、6月に急きょ具体化してきた緑町の複合施設、まちづくり拠点整備事業(旧営林署跡地)に関する報告と、 議員提案による条例制定に向けて協議が進められている「乾杯条例」の経過報告でした。 16.8.10まちづくり拠点整備事業に関する報告 7月にも経過報告がありましたが、公の場での報告は初めてです。 20年間の定期借地権設定により、市が所有する土地を賃貸し、そこに民間企業が3000平米を上限とするビルを建設します。 行政はこのうち2000平米程度を目安として、建物の一部を賃借し、そこに保健センターや学童、子育て支援センターなどの機能を集約するという計画です。 事業者の選定はプロポーザルにより行い、9月をめどに事業者を選定すると説明していましたが、本日の報告によると、事業者選定の時期は11月下旬から12月にずれ込むとのことでした。 費用の試算では、現状の施設をそれぞれ建て替えるよりも、建設コスト、維持管理コストの面でメリットがあること、独自に建設するよりも民間との複合施設にすることで、事業費が割安になることなどが説明されました。 私からは、 1)定期借地権方式以外に、どのような方式を検討し、どういう点に優位性を見出して定期借地権方式としたのか 2)なぜ定期借地権の存続期間を20年としたのか、より長期の設定はないのか 3)現在の市民活動センター用地も一体的に提案の対象とすることで、民間施設の割合を高めてさらに事業費を圧縮するようなことは考えられないのか について質疑を行いました。 なんだかよくわからないのですが、 「法改正で定期借地権が使えるようになったからこれにしたけれども、最終的には検討委員会が決めるので、まだ最終確定ではない」という答弁でした。 定期借地権の存続年数についても、設定期間を30年とすると自前で建てたほうが安くなるように思うのですが、答弁としては、「試算はしてないけど、30年にすれば賃料も下がるから、民間複合を賃借のほうが割安」なんだそうです。 将来の人口減少を考えれば、施設の複合化、効率化は必要だと思います。 民間施設を含めることで、維持コストを下げることも大切です。 ただ、多くの不確定要素が、ブラックボックスの中で、「検討委員会」によって最終決定をされるということに、ちょっとだけ違和感を感じています。 9月にも再度、議員協議会は開催されるようなので、みなさんのご意見もいただきながら、建設的な提案をしていければと思っています。
恵庭市生涯学習施設、かしわのもり
恵庭市生涯学習施設、かしわのもり
本日午前中は、新しい複合施設「かしわのもり」の現地視察と、議員協議会が開かれました。 まずは「かしわのもり」の写真から。              柏地区の子育て支援センター(0歳〜就学前)と子ども広場(小中高生)、体育館を兼ねた施設で、地域の方から寄付していただいた本が廊下にびっしりと並ぶようです。 2016年9月10日(土)のオープン予定です。 img1360
8.8 経済建設常任委員会
8.8 経済建設常任委員会
昨日、8/8は経済建設常任委員会の現地調査がありました。 私は委員ではありませんが、できるだけ現場を歩きたいと思っているので、同行させていただきました。 調査項目は市営牧場、恵庭渓谷、作況調査の3項目でした。   盤尻のごみ処分場を過ぎて、浄水場の脇をのぼった先に恵庭市市営牧場はあります。 昭和53年に開設され、すでに38年が経つそうです。 生産性の低い若牛を集めることで飼料代の軽減を図ることを目的に、道内の他市町村でも設置をされていますが、預かっている頭数が減少したこともあり、平成25年からは市外の牛も受け入れ可能としたとのこと。 以前、苫小牧でも同じような話を聞いたことがあり、近隣では他にも千歳市が同様の施設を持っています。 移動距離、規模、市内外での料金差などいくつか課題はあるものの、単独の自治体でやるよりも効率化が図れそうな気がします。    続いて、恵庭渓谷へ。 これまで白扇の滝、ラルマナイの滝など、個別で呼ばれることが多かったのですが、新たな観光の核として、今回の地方創生の交付金なども活用し、ロゴの作成、看板の更新などを行ったとのこと。 試み自体はいいと思うのですが、盤尻に来た観光客をどう市内の消費に結びつけるかというところが非常に難しい課題で、私もなかなかいい方策が浮かびません。 たまたま訪れていた方にお話を伺うと、埼玉県からのご旅行の方で、某観光情報誌を見て訪れたとのこと。 来ていただいたその次の手が必要だと思います。    最後は作況調査で、小麦、カボチャ、とうもろこしの生育状況などについて、いくつかのほ場を見せていただき、JA道央の方からお話を伺いました。
クラウドファンディングセミナー@札幌
クラウドファンディングセミナー@札幌
書かなきゃいけないことはたくさんあるのに、なかなか書けておりません。 すいません。 昨日は札幌で行われていたクラウドファンディングのセミナーに参加をしてきました。 http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/ckk/cloudfanding.htm 恵庭市も、今回の地方創生加速化交付金の中で、クラウドファンディングに関する支援事業を盛り込んでますので、興味あるという方はぜひ恵庭市企画振興部(企画広報課)か私のほうにお問い合わせください。 さて。 講師はACT NOWの杉山央さん。 ACT NOWは初音ミクでも有名なクリプトンフューチャーメディアの伊藤さんと昨年立ち上げたばかり。北海道発のクラウドファンディング運営会社ということで、ここを基軸に北海道内でもあらたな起業が増えることは望ましいことです。 オンラインとオフラインをうまく融合することによって、お金を集めるだけではない、人を巻き込む仕組みが作れる。 巻き込んだ人が、さらに地域外の次の人を呼んでくるというような連鎖をぜひ恵庭からもつくっていきたいと思います。 クラウドを使うにしても、運営会社の審査が入るわけで、そこは金融機関の融資とは違いますが、当然ビジネス、財務、法律的な条件が確保されているのかは外部の目が入ることになります。 小規模な起業を考えているけど、資金計画どうしようかなという方は、融資だけではない選択肢のひとつとして、ぜひご相談されてみてはいかがでしょう。 ちなみに、昨日のセミナーには恵庭市市民活動センターの方も参加されていましたので、純粋なビジネスだけではなく、NPOや市民活動セクターでも、活動資金、ファン獲得の手法のひとつとして非常におもしろいと思います。 まだ道内5カ所で開催されるようですので、日程・会場の都合がつく方はぜひ参加してみてください。