議会報告 report

平成30年度決算に反対
平成30年度決算に反対
ご報告が遅くなりました。 10月10日で第3回定例会が終了しました。 今回の定例会では、平成30年度の決算を始め、重要な案件がいくつもありました。 かしわのレポートも鋭意製作中ではありますが、順次ご報告していきたいと思います。 重要案件のその1。 平成30年度の一般会計決算認定については、以下の3点の理由から反対しました。 ①実質単年度収支が、3年連続の赤字となっていること ②割高となった公共施設管理 ③公民連携事業の不透明さ ① 実質単年度収支は、1年間の収入(歳入総額)から支出(歳出総額)を引いて(形式収支)、翌年度への繰越や、前年度からの持ち越し分、貯金(基金)の取り崩しや、借金の繰り上げ返済などの要素を加えたものです。これが赤字ということは、1年間の支出が、定期的な収入でまかなえないことを表しています。 年によって、多少のばらつきがあることは当然で、恵庭の場合も、ごみ焼却施設の建設など大きな事業が続いたという理由もあるようです。 とはいえ、平成30年度では、予算で見込んでいたよりも市税収入や地方交付税が増えたのに、貯金の取り崩しは増え、実質単年度収支の赤字は過去20年間でも最大となっています。 過去5年間のうち、4年が赤字という近年の状態は、一時的なものとは言えません。 ② 経常的な経費の収支を悪化させたひとつの要因が、公共施設を市が保有しない「えにあす」のような手法です。公共施設等総合管理計画では、将来の人口減少を見据えて、公共施設の総量削減や、複合化などが基本方針として定められました。また、行政改革の中で、官民連携の推進がうたわれ、その一手法である公的不動産を活用した民間資金による施設として、緑と語らいの広場複合施設「えにあす」が整備されました。 こうした進め方では、市が借金をして建設をしないため、借金の残高は増えませんが、家賃として、経常的な支出が増加します。市が直接建設すれば6億円程度と説明されていた建設費は、その後面積が拡大されたことや外構工事を含めても、10億円程度です。一方で、えにあすに30年間で支払う家賃の総額は18億円です。 公共施設等総合管理計画では、公共施設の床面積を減らすことで、将来の更新費用など財政負担を軽減することが目的とされていましたが、この点において、行政改革の取り組みは達成できませんでした。 ③ 平成30年度の事業では、旧保健センターから保健センターなどの機能を複合施設えにあすに移転することと合わせて、建物を花の拠点センターハウスとして改修をすることが計画をされていました。しかし、この建物の改修と運営を行う事業者は年度内に見つけることができず、改修も今年度に先送りしました。現時点でも運営事業者が決定しないままに、建物の改修のみを行政が進めることになりました。旧保健センターを1年半にわたって使用しなかったという機会損失に加え(仮に、旧保健センターの機会損失を、移転後のえにあすから考えると、面積ではほぼ同規模であるため、年間で約6000万と見積もることができます)、民間事業者による収益事業の見通しはまったく立っていません(後日説明します)。 これまでも事業の採算性については大きな懸念を持ってきたところですが、補助金を入れたことによる時期的な制約は受けたまま、民間事業者の出方を待つことによる不確実性というデメリットが大きく現れています。 こうした理由から、私は、当初平成30年度の予算で約束をしたことを実行したとは言えないと判断し、決算の認定には反対という立場を取りました。 採決では、賛成18、反対2で、新岡議員と私が反対をしています。
第3回定例会始まりました
第3回定例会始まりました
昨日9/11から、第3回定例会が始まりました。 201909_第3回定例市議会行政報告 201909_第3回定例市議会教育行政報告 201909_令和元年恵庭市議会第3回定例会議事日程表(9月11日) 本日の議案審議では、継続審査となっていた陳情3件の議決と、新たに上程された議案の審議が行われました。 経済建設常任委員会に付託され、継続審査となっていた陳情が2件ありました。 20190614_経済建設陳情書 ・陳情1号 看護師の全国を適用地域とした特定最賃の新設を求める陳情 ・陳情2号 介護従事者の全国を適用地域とした特定最賃の新設を求める陳情 これまでの委員会審議の中で、陳情1に関しては、 ・看護師の人員不足の要因が低賃金であるのか ・全産業平均よりも看護師の賃金は低いのか ・初任給の地域間格差8万円とする根拠は何か ・陳情が指摘をする内容についての恵庭の実態 などといった質疑があり、 ・人手不足に関して、看護師に特化した調査は行われておらず、その点での把握はされていない ・厚生労働省の賃金構造基本統計調査では、12の産業別、性別、年齢階層別賃金が出ているが、中位に位置しており、職種全体として、金額で著しく低い実態とは言い切れない ・地域間格差の根拠は独自調査と推定されるが一定ではない ・継続審査の中で調べたが、把握しきれていない という答弁がされました。 陳情2に関しても、 ・数字の根拠 ・恵庭での実態 などといった質疑があり、 同様に、 ・統計データなどから、職種ごとに明確に読み取れるものはない ・市内の状況はつかみきれていない という答弁でした。 委員会の中での採決では、全会一致で不採択とすべきという結論でした。 私も看護師、介護従事者に対する処遇改善が必要であるということについては、その通りだと思っていますが、その解決策を、「最低賃金」という制度に求めることは否定的に考えており、さらに「全国を適用地域とする特定最賃」は地域別最低賃金との間の矛盾が大きくなると考えています。 本会議での採決では、以下の結果となりました。 賛成(3):武藤、澁谷、新岡 反対(17):野沢、生本、松島、宮、南出、岩井、小橋、川股、川原、柏野、石井、長谷、市川、早坂、林、前田、鷹羽 (敬称略、議席順) その他、新規で提案された手話言語条例について、 ・事業者の努力義務に対する市の支援策 ・条例制定後の具体的な取り組み(と財政措置) などについて質疑を行いました。 手話言語条例と会計年度任用職員制度については、それぞれ委員会に付託となっており、手話言語条例は10/2の厚生消防常任委員会で、会計年度任用職員は10/1の総務文教常任委員会で、さらに審議が行われることになっています。 一般質問は9/17〜9/19の3日間で、10人が登壇する予定です。 通告内容は以下の通りです。 ぜひ議場にお越しください! 201909_一般質問通告書
第2回定例会始まります。
第2回定例会始まります。
金曜日に定例会前の議会運営委員会が開かれ、週明けの月曜日から、選挙後最初の定例議会が始まります。 議運で決定された日程表はこちらです。 20190614_第2回定例会日程表 ・行政報告 20190610_行政報告 ・教育行政報告 20190610_教育行政報告 今回は改選後ということもあり、いつもより多い14名の議員が質問に立ちます。 ぜひみなさんが応援した議員、質問内容に興味のある議員の時間に議会に足を運んでいただければと思います。 内容と大まかな時間の目安は以下の通りです。 6月20日(木) 13:00〜13:50(50分) 南出議員「一般行政」 14:00〜15:00(60分) 宮議員「少子化対策」、「住み続けたくなるまちづくり」 15:10〜16:10(60分) 小橋議員「一般行政」、「教育行政」 6月21日(金) 13:00〜14:00(60分) 早坂議員「大災害の教訓を生かした防災体制の確立」、「恵み野駅前通りの景観」、「学力向上を目指したICT教育の推進」 14:10〜15:10(60分) 石井議員「市制施行50周年」、「学校教育と地域の連携」、「公共交通の現在と未来」 15:20〜16:20(60分) 市川議員「一般行政」 6月24日(月) 10:00〜10:50(50分) 生本議員「一般行政」、「障がい者施策」、「子育て支援」、「高齢者施策」 11:00〜11:50(50分) 松島議員「公共交通」、「教育行政」、「子育て施策」 <昼休憩> 13:00〜13:50(50分) 野沢議員「除雪サポート等のあり方」、「防災体制の充実」、「文化・芸術」 14:00〜15:00(60分) 武藤議員「一般行政」、「教育行政」 6月25日(火) 10:00〜11:10(70分) 渋谷議員「一般行政」、「観光行政」、「一般行政」 11:20〜12:20(60分) 前田議員「安全安心なまちづくり」、「花の拠点整備事業」 <昼休憩> 13:00〜14:10(70分) 柏野「1.運動・スポーツ環境の充実」、「2.将来を見据えたまちづくり」、「3.ごみ焼却施設運転管理経費の縮減」、「4.投票率の向上」 14:20〜15:20(60分) 新岡議員「1.中学校の部活動」、「2.図書館」、「3.妊娠・出産・育児の切れ目ない支援」 各議員の詳しい通告の内容はこちらです。 20190612_一般質問通告書/a>
議会人事が決まりました
議会人事が決まりました
ここに至るまで、多くの時間を要してきましたが、昨日の第1回臨時会で以下の通り、正式に決定しました。 私は、経済建設常任委員会委員長、議会運営委員会委員、都市計画審議会委員を拝命することになりました。 委員会運営を通じて、これまで訴えてきたことの実現のために力を尽くしていきたいと思います。 (すべて敬称は省略させていただきます。) <三役> 議長:伊藤雅暢 副議長:野沢宏紀 監査:川原光男 <所属委員会>◎は委員長、○は副委員長 議会運営委員会(6名):◎市川(清和)、○前田(希望)、川股(恵義)、松島(公明)、渋谷(民主)、柏野(歩む) 総務文教常任委員会(7名):◎長谷(清和)、○川股(恵義)、南出(恵義)、石井(清和)、野沢(公明)、渋谷(民主)、新岡(歩む) 厚生消防常任委員会(7名):◎武藤(民主)、○岩井(恵義)、宮(恵義)、市川(清和)、生本(公明)、前田(希望)、鷹羽(諸派) 経済建設常任委員会(7名):◎柏野(歩む)、○小橋(恵義)、川原(恵義)、伊藤(清和)、早坂(清和)、松島(公明)、林(希望) 基地特別委員会(7名):◎前田(希望)、○石井(清和)、小橋(恵義)、南出(恵義)、早坂(清和)、生本(公明)、渋谷(民主) <議会内から選出される各種委員> 石狩東部広域水道企業団議員(2名):伊藤、野沢(慣例で議長、副議長) 石狩教育センター組合議会議員(1名):長谷(慣例で総務文教常任委員長) 札幌広域圏組合議会議員(1名):伊藤(慣例で議長) 民生委員推薦会(1名):長谷 功労者等表彰審議会(4名):小橋、早坂、松島、前田 国民健康保険運営協議会(3名):市川、生本、新岡 都市計画審議会(4名):岩井、野沢、武藤、柏野 -- <会派名の略称> ・自民党恵義会:(恵義) ・自由民主党議員団清和会:(清和) ・公明党議員団:(公明) ・民主・春風の会:(民主) ・市民希望の会:(希望) ・市民と歩む無党派ネットワーク:(歩む) ・諸派:(諸派)
臨時議会に向けて
臨時議会に向けて
ご報告が滞っており、申し訳ありません。 5/8の会派交渉会以降、5/10、5/13、5/16、5/20と公式の会派交渉会に加え、非公式のものも含めて、断続的に会派間での協議、調整が続いております。 臨時会日程の変更などについて、一部新聞などでも報道され、ご心配をおかけしておりますが、市議会としての会派構成に変更がありました。 5/20付けで会派結成届が提出をされ、以下のような構成となっています。 自民党恵義会(恵義会)けいぎかい、6名 自由民主党議員団清和会(清和会)、5名 公明党議員団(公明党)、3名 市民希望の会(希望の会)、2名 市民と歩む無党派ネットワーク(市民と歩む会)、2名 →(新岡、柏野) 民主・春風の会(民主・春風の会)、2名 諸派、1名 本日の非公式協議の中でも、なんとしても5/24の臨時会はこれ以上遅れることのないよう、そして議会全体として力を発揮できるバランスの取れた議会構成となるよう、鋭意協議を重ねてきました。 完全に納得のいく形ではないかもしれませんが、最大限、バランスには配慮した形になったと思っています。 正式なご報告は5/24の臨時会終了後となりますので、もう少々お待ちください。 -- (修正) 恵義会の正式名称が自民党恵義会とのことでしたので、加筆修正しました(2019.5.22 16:13)
任期最初の会派交渉会
任期最初の会派交渉会
5/7までに、5会派から会派設立届けが提出されました。 その結果、当初の2年間は、以下のような会派構成となっています。 自由民主党議員団清和会(清和会)、12名 公明党議員団(公明党)、3名 市民希望の会(希望の会)、2名 市民と歩む無党派ネットワーク(市民と歩む会)、2名 →(新岡、柏野) 民主・春風の会(民主・春風の会)、2名 この会派構成に基づき、本日第1回目の会派交渉会が開催されました。 主な議題は議会の構成で、恵庭市議会においてはこれまで慣例として、会派所属議員数によるポイント制に基づいて議会構成について協議しています。 これまでのやり方は尊重しつつ、やはり全体としては、合議体としての議会が最大限機能するような人事が必要ではないかと思います。 初回の交渉会では、各会派の希望する役職が示されましたが、協議の結果、合意には至っていません。 特にどなたが議長となるのかは、これからの議会運営において非常に重要な要素です。 私たちの会派の希望もありますが、議会全体の構成を考えつつ、最善の形を目指して協議を進めていきたいと思います。 全体をお示しできるまで、もうしばらくお待ちください。
【お知らせ】かしわのとえにわを語る会(議会報告会)
【お知らせ】かしわのとえにわを語る会(議会報告会)
今回の任期中、20回目となる議会報告会です。 まずは平成31年度の予算案について報告をさせていただきたいと思っておりますが、いつも通り、報告はできるだけ短めにし、みなさんからのご質問やご意見をできるだけ多くいただきながら、お話を深めていきたいと思っています。 少人数ですので、初めて参加される方も、お気軽にご参加ください。 日時:2019年4月11日(木)18:30〜20:00 会場:市民活動センター 会議室8−3(緑と語らいの広場複合施設えにあす2階) https://goo.gl/maps/QNyFiDNXf4x
【お知らせ】予算代表質問
【お知らせ】予算代表質問
本日に続き、明日も予算審査特別委員会の代表質問が行われます。 10:00からは、清和会の大野委員、 13:00からは、市民希望の会を代表し、柏野が質問します。 ぜひ議場でご覧いただけますと幸いです。 通告書はこちら。 20190311_予算審査特別委員会代表質問通告書
第1回定例会始まります
第1回定例会始まります
来週25日から、任期中の最後の議会となる第1回定例会が始まります。 主な議案は平成31年度の予算案ですが、それに伴う大事業が多く、春の選挙でも争点になると思います。 初日提案の議案の中では、第4回定例会でも議題になっていた青少年研修センターの機能移転、廃止に伴って、青少年研修センター条例の廃止が提案されるということでの説明を受けました。 RBパークへの委託になるという説明ですが、料金などが明確に決まらない中で、条例の廃止が先行することへの疑問を示していたところ、急きょ、設置条例が提案されることになりました。 一般質問は2/28〜3/4で9名が登壇の予定。私の出番は2/28の午後となる予定です。 主な議案、行政報告などは以下をご覧ください。 20190212_平成31年第1回定例市議会予定案件(抜粋) 20190219_平成31年第1回定例市議会行政報告 20190219_平成31年度市政執行方針 20190219_平成31年第1回定例市議会教育行政報告 20190219_平成31年第1回定例市議会教育行政執行方針
自治体議会の役割
自治体議会の役割
最終日、追加議案3件のあとには、最終日の恒例となっている意見書の審議が行われました。 地方自治法第99条では、「普通地方公共団体の議会は、当該普通地方公共団体の公益に関する事件につき意見書を国会又は関係行政庁に提出することができる。」とされており、この規定に基づいて、各会派などから、意見書が提案されます。 会期中の議会運営委員会で協議し、一致できるものについては、調整を行なった上で提出しますが、不一致となったものであっても、本会議で提案することは可能です(以前、不一致となったものは取り扱わないとしていた時期もあります)。 過去に審議された意見書はこちら。 http://www.city.eniwa.hokkaido.jp/www/genre/0000000000000/1391396673105/index.html 政党や政党の支持団体などから出されるものが多く、時代に先駆けた内容なども多いことから、意見案調整にあたっては、一般質問の準備などと並行して、内容の理解を深めなくてはならず、なかなか大変です。 今回は、公明党から3件、藤田議員・榎本議員の連名で3件(提出には2名以上の議員が必要)が提案され、議会運営委員会で協議、一致したものは2件でした。 今回提出された中で、昨日新聞などでも報道をされていた商業捕鯨の再開を求める意見書も含まれていました。 内容としては理解できる部分もありますが、私からは、この実現が当該自治体(恵庭市)の公益にどうつながるのか、調査捕鯨では何が問題なのかについて、質疑をしました。 提案者からは、地方自治法がいう公益は幅広く解することもできるという答弁でしたが、私は市民に直接影響があるもの、市民の福祉向上に直接つながるものに限定されものだという理解です。 質疑の中でも述べましたが、この準備のために少なくない時間をかけて資料を読み、会派内でも協議をしています。 一般質問以上に、恵庭市議会として、取り組むべき課題であるかということが問われるのだと思います。 内容の詳細はこちら。 https://kashiwano.info/wp/wp-content/uploads/2018/12/dab8be0797d62834ed592e8deb41a175.pdf なお、 私たちの会派は、政党とは関係がなく、それぞれが理念や政策を訴えて、選挙で信任を得てきました。 会派結成のときに約束をしたことは、(1)市民参加、(2)情報公開、(3)議会改革であり、少数意見を尊重することです。 だからこそ、議案の審議に関して、会派内での議論は尽くしますが、特に国政に関連した意見書などに関しては、採決で一致することを求めてはいません。 その結果、採決は以下のようになっております。 <意見書> 商業捕鯨再開 賛成:なし 反対:林、猪口、前田、柏野 日米地位協定見直し 賛成:猪口、柏野 反対:林、前田 国保抜本改革 賛成:猪口 反対:林、前田、柏野 消費税10%増税中止 賛成:林、猪口 反対:前田、柏野 <陳情> 後期高齢者窓口負担拡大中止 賛成:猪口 反対:林、前田、柏野 分散型電源、原発ゼロ 賛成:猪口、柏野 反対:林、前田