議会報告 report

最終日、追加議案
最終日、追加議案
08.12.16追加議案.pdf 最終日の追加議案です。 お金がないはずの恵庭市ですが、 現在凍結されている市営住宅の建て替え事業という名目で、古い住宅の解体のために1億円ほどが予算計上されています。 法律では、自治体は借金ではないお金で事業をやりなさいというのがルールです。 例外として、公共施設などを作るときには、将来の市民もその施設の恩恵を受けることから、耐用年数の範囲内で借金(地方債)を認めています。 建て替えを行うというのであれば、新築のメドが立ってから解体すれば済む話ですが、お金がない恵庭市では、次の5号棟に着工できるメドはありません。 そんな中で、解体のために5000万円の借金をするということが市民の理解を得られるのでしょうか。明日の本会議では、こうした観点から質疑を行う予定です。 夕張のときにも北海道は借金を認めてくれました。 道が認めたから借金をしていい、ということではありません。 借金を返していく市民のみなさん、そして将来それを担う子どもたちの理解が得られないとすれば、安易に認めるわけにはいきません。 こちらは日程表です。意見書などもついています。 08.12.16第4回定例会日程表.pdf
ネット広報・ネット広聴、一般質問終わりました。
ネット広報・ネット広聴、一般質問終わりました。
一般質問終わりました。 今回質問したのは、大きく4点、 1.事務事業の見直しについて 2.広報・広聴について 3.指定管理者について 4.児童虐待の防止について です。 要旨としては、 1.「事業仕分け」を形骸化させることなく、それを行政も議会も共有した上で、事務の改善につなげましょう(ただの事業カットじゃありませんよ) 2.メール配信、ネットを活用して、低コストでひとりひとりに伝わる広報を。行政情報のにもマーケティング戦略を。 3.指定管理をやるならすべて公募で、透明性を。 公益的な事業は切り離して、長期で公が担うべき。 4.恵庭の現状と、早期発見のために学校との情報共有を強化すべき。(時間切れ) 現状の改善と、明日に先回りする一歩。 会社だって、行政だって、その繰り返しだと思うのです。
定例会、議事日程表
定例会、議事日程表
平成20年 第4回定例会議事日程表.pdf 本日、10時から始まります。 議案のうち第16号について討論を行います。 一般質問順位及び時間.pdf 一般質問の時間の目安です。
第4回定例会議案
第4回定例会議案
0811行政報告.pdf 0811教育行政報告.pdf H20年度第4回定例会議案.pdf 当初11/28からとおしらせしておりましたが、 開会の予定日は12/2に変更になっております。 12/1の議会運営委員会で最終的な日程は確定します。 081127一般質問通告書.pdf 私の一般質問は、1日目12/4の14時からの予定です
家庭ごみ有料化の実施計画
家庭ごみ有料化の実施計画
11/6に開催される厚生消防常任委員会では、家庭ごみ有料化の実施計画が議題です これまでも小学校区ごとに説明会が行われてきましたが、そこでの意見を元に、より具体的な計画がまとまりました。 おおむねこれまで通りですが、主な内容は *平成22年4月から *可燃・不燃・粗大が対象 *可燃・不燃は1リットルあたり2円(40リットルで80円) *粗大ごみは1個100円 *お金はごみ処理や減量・資源化のために使う *町内会のごみ拾いや地域ボランティアは無料 *同時に19の循環型社会に向けた取組みも行う というところです。 減免がボランティアしか対象となっていないこと、まちづくり委員会の評価で「不要」という評価を受けた施策がそのまま残っていることなど、いくつか確認しようと思っています。 詳しくはこちらのPDFをご覧下さい。 08.11.4 家庭ごみ有料化実施計画(案).pdf 08.11.4 家庭ごみ有料化実施計画(参考資料).pdf
定例会、議案の追加
定例会、議案の追加
本日は議会運営委員会が開かれ、明日の議案審議の進行が決まりました。 ネット中継の際などこちらの資料をご覧下さい。 08.10.18最終日、日程表.pdf 08.10.17追加議案.pdf
10.8 厚生消防委員会
10.8 厚生消防委員会
本日は私の所属する厚生消防常任委員会。 午前中は現地調査として、 民営化に移行するさくら保育所、今回条例改正が行われた恵み野の高架下駐車場、そして恵み野にオープンしたプレイセンター(を実施している場所)を視察してきました。 08.10.8厚生消防、現地視察.pdf プレイセンター(を実施している場所)は思ったよりも広く、木の質感も落ち着いていい雰囲気でした。 午後からは委員会室で所管事務調査。 午前中の現地調査、資料説明に基づいての質疑では、私からは3点、 1)ごみ料金(直接搬入・粗大・事業系)の整合性 2)低炭素地域づくり〜、予算2000万のときと何が変わったのか 3)プレイセンターの継続性 を質問しました。 <答弁> 1)1/3負担→粗大1コあたり100円。 直接搬入は10kgあたり70円を想定。モノによって料金を変えているところでは、多くがコールセンター方式を採用しており、結果として高く付く。単一のほうが安く済むので、そのあたりを含めて検討。 2)普及啓発事業の530万円が外された。これについては別途ついたので、試験運行自体にはまったく影響しない。 3)単年度契約なので割高。H21以降は未定。 当初半年という契約なので、初期の投資で高くなる。長期的に利用するならば、安くなる。 その後の所管全般への質疑では、以下の4点を質問しました。 1)福祉灯油の支給範囲〜障がい重度でなくても、単身世帯では支給対象とすべきではないか。対象数は。 2)し尿手数料、事業系・仮設で処分手数料を取ると、均衡が損なわれるというが、下水道料金についても、事業系と住居系で分けている 3)松恵小ケロッコクラブの支援体制と、学童対象児童拡大の可能性 4)プレイセンター(を実施している場所)に名前をつけては 答弁は、 1)対象数は把握していない。検討。 2)今回はもうできない。次回検討。し尿はごみと違って民間で処分できない。(←他の自治体では差をつけているところがあるのに!!) 3)対象拡大は困難 4)後先になったが、つけたい。 という感じでした。 短くまとめてみると、非常に消極的な答弁ばかりでした・・・。 この他、林嘉男委員から、黄金に地区子どもセンター整備を急ぐべき、 恵本委員からは大阪の火災に類する恵庭市内の施設の査察状況を問う質問などが出されました。
10.7 総務文教委員会
10.7 総務文教委員会
本日の総務文教常任委員会、一度も部屋の中には入りませんでしたので、詳しい質疑の内容については確認できておりませんが、 付託案件3つのうち、 「えにわ・花子さん愛情寄付条例」と 「北海道備荒資金組合規約の変更」については、様々な意見が出されたあとで、可決すべきという結論に至ったようです。 恵み野駅西口周辺開発の陳情については、本会議の延長というか、 議会側はどちらかというと手法の問題で、議論に入れないという主張をし、市長の側は恵み野の開発自体が必要だという市民合意はある、という立場で議論がかみ合っていないように感じます。 高橋委員も質疑しておりましたが、どういう条件になれば開発に踏み出せるのか、市長にも示していただきたいですし、議会としては、手法を別にしても、開発を行うべきと考えるのかそうではないのか、意思表示をする必要があると思います。 明日は厚生消防常任委員会ですが、 午前中は現地調査として、民営化に移行するさくら保育所、今回条例改正が行われた恵み野の高架下駐車場、そしてプレイセンターを視察します。 午後からは委員会室で所管事務調査となります。
意見書調整、議会運営委員会
意見書調整、議会運営委員会
10/6は議運(議会運営委員会)でした。 私は委員ではないので、傍聴。 議運の傍聴者は少ないのですが、特に意見書調整のときには、各会派・議員の本音が見えるいい場面です。 他の委員会や本会議もこのくらい意見を交わせる場であればよいと思うのですが。 各会派から提出されていた意見書案は13本。 https://kashiwano.info/b/pdf/08.9.22ikensho_an.pdf 今回はその中で完全に不採択となったものはありませんでした。 会派ごとに温度差はあるものの、最終的にはその含意をくみ取り、調整の上全てが一致して提出となりました。 No.2清和会提出の道路整備に必要な財源の確保に関する意見書(案)と No.7公明党提出の道路財源の「一般財源化」に関する意見書(案)、 No.4清和会提出の生産資材価格高騰対策・国内農業生産基盤の確保実現を求める意見書(案)と No.11共産党提出の投機マネーの規制強化と農業経営の対策を求める意見書(案) の2組が、 類似した内容を含むということで、一本化されましたが、その調整過程もすんなりはいきませんでした。 比較的あっさり調整がついたのは、1、3、6あたり。 これまでであれば、調整が難しかったであろう8、9、10、12などが通るようになったのも、疲弊する国民生活に対する議会の共通認識を反映してのことかと思います。 1点、No.13、共産党提出の雇用促進住宅廃止計画の白紙撤回を求める要望意見書だけが、即採択とはならず、意見書としては珍しい継続審査となりました。 これは、国の特殊法人改革の中で廃止が決定された雇用能力開発機構(旧雇用促進事業団)が建設した雇用促進住宅がなくなってしまうことによって、住む場所を失う人たちをどうするかということです。 恵庭市内にも3カ所7棟の雇用促進住宅がありますが、 昨年の7月から順次退去を進めています。 新しいものではまだ築20年も経過していないものもあります。 数年前に修繕を行ったばかりのものもあります。 それをただ壊してよいのか。 機構から各自治体に提案されている条件は、公営住宅として修繕を加えた上で、 自治体が担うには十分なものではありません。 厚生労働省と、国土交通省というもともとの垣根を超えて、今ある資産を有効に 活用していく為の方策を国に求めていく必要があります。 そうした主張を盛り込んだ意見書を全会派の合意に基づいて提出すること。 恵庭市議会としては新しい領域まで進んで来ているように思いました。
決算特別委員会、款別質疑
決算特別委員会、款別質疑
10/2(木)、3(金)と決算委員会が行われていました。 決算委員会に入るのは議長を除いた議員の半数です。 昨年は委員ではなかったため傍聴していたのですが、2年目になってもやっぱりよくわかりません。 恵庭市議会の慣習では、 質問=自分の主張を交えて、行政を質す 質疑=数字の確認など・・・ となっているそうです。 そしてよく批判の対象になるのが 窓口質問:窓口で聞けばすぐわかるような質問(質疑) 質疑と窓口質問の境目がよくわかりません。 そして、これはあくまで慣習的なものなので、明文化された定義があるわけでもないのです。 決算書、追加の資料は膨大で、市が抱えるすべての事業が載っています。 1000すべてを知ろうとすれば、事前にすべての部署をまわり説明を受けねばなりませんが、決算書が配られるのは議会が始まる1週間ほど前。一般質問の準備などを考えると現実的には無理があります。 結果として、窓口質問的な質疑や、あきらかに質問の域に入っていると思われる質疑をしてしまいます。 すべての事業は1年でできないにしても、事業仕分けのように一通りの事業概要を説明してもらえれば、どこに問題がありそうなのか気づくきっかけは増えると思います。それでないと、どうしても見逃してしまう部分が出てしまうように思います。 そんなことを考えながら臨んでいた款別質疑ですが、川股委員の質疑は、ごみ処理場での免税軽油や川の樋門の管理など、非常に詳しく調べた知識に基づいて、争点を明確にするもので大変参考になるものでした。 どうしても、少人数の会派では網羅的にならざるを得ないのですが、自分の専門分野をさらに深めることの必要性を痛感しました。 明日は10時から第1委員会室で、議会運営委員会が行われます。 意見書案の審議が中心になると思います。