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2017.03.24

平成29年度予算を議決し、議会閉会


会期中、ブログでの報告が滞っており、申し訳ありません。
本日は定例会の最終日で、平成29年度予算案などを議決し、終了しました。

日程表はこちら。
平成29年第1回定例会最終日日程表(PDF、1.3MB)

私は、一昨年以来、原田市長の予算・決算には全て賛成してきましたが(補正予算を除く)、今回はじめて反対し、反対討論を行いました。

予算の概要などは市のウェブサイトからご確認いただけます。
予算情報公開用資料(PDF、1.2MB)
予算の概要(PDF、1.9MB)
平成29年度予算書(リンク)

一般会計予算は、4人が討論をし、賛成多数で可決されています(賛成18:反対2)。
賛成討論:小橋議員(清和会)、佐山議員(公明党)
反対討論:藤田議員(共産党)、柏野(諸派)


そのほか、2つの議案について反対の討論を行いましたので、それについてはまた後日ご報告致します。

討論の原稿はこちらです。


平成29年度恵庭市一般会計予算 反対討論
17.3.24 柏野大介

 まずはじめに、この間予算編成に取り組んでこられた職員のみなさんの努力に心から敬意を表したいと思います。
 私は原田市長のもとでの予算・決算について、補正予算を除けば、すべて賛成をしてきました。
それは、厳しい財政状況の中でも、借金を減らし持続可能な財政運営に努めようという姿勢があったからです。しかし、経年の変化を見ていくと、平成28年度予算は10年前の三位一体の改革以前の水準を上回り、平成29年度予算はさらにそれを超えています。
それにも関わらず、この予算案は平成29年度に生じる将来の負担を全て表してはおりません。

 定例会の初日、市長は新年度の市制執行方針の中で、第5期総合計画に触れ、新工業団地の開発に向け、取り組みを進めると明言をしています。
 民間との連携を念頭に、リスクの小さい手法と説明をしていますが、市にとってリスクが低く、事業者にとって大きなリターンが見込めるならば、その負担を負うのは誰でしょうか。世界経済の不確実性が高まる中、インフラの維持を含めた市の財政負担がどのようになるのか、現時点では全く明らかではありません。

 また、まちづくり拠点整備事業の中の緑と語らいの広場の複合施設については、すでに事業者が選定をされ、平成30年4月のオープンに向け、設計に着手されているとのことです。
 新年度には建設が始まるであろうこの事業も、建設費の総額は12億円とも言われる大事業ですが、建設は民間企業によるものであって、賃料や契約期間の詳細が示されておらず、年間の実質的な負担額が、5000万円なのか、1億円なのか、30年後にその建物がどうなるのか、将来の負担額がいくらになるのかもわかりません。

 恵庭市財政運営の基本指針では、地方債現在高の縮減について、2つの目標を設定しています。
投資的事業充当起債は年間10億円程度を上限とし、一時的にこの上限を上回る場合にも、その年度に償還する投資的事業充当起債の元金の額以内とするというものです。
 わずか3年前に作られたこの指針も、すでに形骸化をし、現在の中期財政見通しで示されているだけでもすでに5年間で10億円この目標を上回ることとされています。
 ここにはもちろん、先ほどの緑と語らいの広場のように、隠れた借金は入ってきませんし、島松駅のバリアフリー化を進めるための起債の余力もありません。
 過去最大の予算に、こうした見えない負担が加わると、(さらに今年度補正で出てくるものを加えると)全体像はどうなるのでしょうか。


 確かに財政上のルールをクリアしているのかもしれません。しかし、この予算は、制約をすり抜けてハード事業を進めるための隠れ蓑になっていると言わざるを得ません。いくら予算の編成過程や個別の事業を公開しても、こうした手法によって、全体像を意図的に隠してしまったときに、市民は正しい判断ができるでしょうか。


 地方自治法は、第1条で、民主的にして能率的な行政の確保を目的として掲げています。企業と大きく違うのは、単に能率的なだけではない、民主的な過程が何よりも自治にとって重要であるということを示しています。
また、財政運営について、恵庭市まちづくり基本条例の中では、第23条第3項において、「市長は、予算及び決算並びに財政状況に関する情報を市民に分かりやすく公表しなければなりません」としています。

 予算の個々の事業ではなく、議会に提案がされないままに既成事実が積み上げられていく、こうした行財政運営のあり方に問題があると私は考えています。

 原田市長は多くの場面で、市民や職員の信頼を得て、職務を果たしておられます。
 今後の行財政運営においては、全体像をしっかりと示した上で、まちづくり基本条例に定める市民協働のまちづくりを進めていただけるようお願いをし、反対の討論といたします。


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