ブログ blogs

厚生消防常任委員会
厚生消防常任委員会
先日お知らせしていた通り、ごみ有料化の実施計画についての審議が行われました。 追加の資料で、市民懇談会での意見とそれに対する市の考え方が示され、説明を受けました。 http://www.city.eniwa.hokkaido.jp/www/contents/1219295126715/files/siminkonndankaiikennkoukan.pdf(PDFファイル) 最初に私から3点について質疑を行いました。 1.おむつなどの減免策(実施計画案p.5、p.8) 2.集団資源回収奨励金の中身の見直し(実施計画案p.11) 3.手数料納付方法の確認(実施計画案p.6) 1つ目、単純にごみを出す量に応じて負担が増えるという仕組み(排出量単純比例型制)の利点はわかります。 他に検討されていた、一定料金までは低額や無料で、それ以上の場合割高になる仕組みのほうがより公平性は高いです。しかし、その制度設計が複雑になることで、結果として事務コストが転嫁されてしまいます。 その点も含めて考えると、所得の多寡などに関わらずすべての人が負担をすることで、ごみ減量への意識を高めていただくという原則に立ち返ることは理にかなっていると私は判断しています。 ただし、障害者自立支援法(法律名なので害は漢字表記です)などでも批判が多いのは、排泄など、まさに生きることそのものに対しても「受益者負担」という名のもとに負担を求めることです。 障がいがあって、排泄管理支援用具を使う方や、排便機能障がいなどで紙おむつなどを使う方、また乳(幼)児の紙おむつはどうしてもカサが増えてしまいます。最低限これらについては有料化の対象としないということでないと、減量のためという筋からも外れてしまうというのが私の主張です。 保健福祉部で、対策を検討中ということでしたが、実施計画の中でそれがあきらかになていないと、これに対してゴーサインを出すということにはなりません。 2点目の集団資源回収の中身の見直しについては、まちづくり委員会での「不要」という判断も含めてお話をしましたが、私はこれをすべてなくしてしまえばいいと言っているわけではありません。 集団資源回収を行うことによって、市の収集量が減って、費用を抑えることができているというのは意義が大きいことです。また、町内会や各種団体にとっても、貴重な収入源です。 ただ、拡大のために奨励金を引き上げればいいということではないと思うのです。 業者の引き取り単価は品目によって大きく違います。 2〜3円/10kgというようなものであれば、2円という奨励金の上乗せは大きな意味を持ちますが、30円以上もの単価のものに、2円程度を上乗せしても、それは意味が薄いのではないでしょうか。 また、団体ごとに集め方が違い、単価も違っているのですが、同じ方法であればより高い業者を使うことで市の負担は増やさずとも町内会の収入は増やせます。 ただ、拡大のためには奨励金の単価アップということではだめだというのは、こうした理由からです。 3点目の手数料納付方法は、取扱店が仕入れた時点で取扱手数料を納付(価格に含まれている)とすべきだと思い確認したのですが、詳細はまだ確定していないという答弁でした。 確定後になるのかもしれませんが、現状の図では誤解を招くように思います。 その他、 笹松委員から、 1.行政への信頼が失われている 2.まちづくり委員会で集団資源回収が不要と判断されたこと について 林嘉男委員から、 1.料金の使途 2.指定袋ではない方策の検討を 3.ディスポーザーは循環型社会に合うのか 4.千歳への委託経費も含めて、処理経費を算出しているのか 5.白樺の旧埋立場のガス調査 について 田中匡四郎委員から、 1.集団資源回収の奨励金を拡大すべき 2.袋の製造コストは 3.販売手数料 4.今の袋はどうなるのか 5.廃プラを焼却すべき 6.容リ協会以外のルート模索 7.雑がみのバイオガス化 について 野沢委員長から、 1.なぜ有料化、根拠は 2.適正な排出への対策は 3.千歳との過渡期処理 4.2円/リットルの算出根拠は 5.低所得、障がい、母子家庭、高齢者など幅広い減免策を 6.事業所向け、施設向け説明会を 7.経費 8.まちづくり委員会の不要という判断 9.不法投棄対策 について 質疑が行われました。 このあと、前回の議会で議決されている恵み野高架下駐車場の供用開始が1ヶ月遅れてしまうこととコミュニティタクシー(仮称)の試験運行についてが報告されました。 えにわecoバス通信(第1号).pdf 引き続きごみ有料化に関してのご意見がありましたらかしわのまでお寄せください。
家庭ごみ有料化の実施計画
家庭ごみ有料化の実施計画
11/6に開催される厚生消防常任委員会では、家庭ごみ有料化の実施計画が議題です これまでも小学校区ごとに説明会が行われてきましたが、そこでの意見を元に、より具体的な計画がまとまりました。 おおむねこれまで通りですが、主な内容は *平成22年4月から *可燃・不燃・粗大が対象 *可燃・不燃は1リットルあたり2円(40リットルで80円) *粗大ごみは1個100円 *お金はごみ処理や減量・資源化のために使う *町内会のごみ拾いや地域ボランティアは無料 *同時に19の循環型社会に向けた取組みも行う というところです。 減免がボランティアしか対象となっていないこと、まちづくり委員会の評価で「不要」という評価を受けた施策がそのまま残っていることなど、いくつか確認しようと思っています。 詳しくはこちらのPDFをご覧下さい。 08.11.4 家庭ごみ有料化実施計画(案).pdf 08.11.4 家庭ごみ有料化実施計画(参考資料).pdf
クラークシアター2008
クラークシアター2008
http://www.clarktheater.jp/ 北大で開催していたクラークシアターに行ってきました。 恵庭でも、ガチ☆ボーイ(http://www.go-go-igarashi.jp/)のロケが行われましたが、まちの魅力を発信していく意味でも、 こうした取り組みは大切だと思いました。 恵庭ロケーション推進の会 http://www.tomamin.co.jp/2006/cp060801.htm が活動しているようですが、文化活動としても大変重要だと思います。
9.6 自治体学会フォーラムinえにわ その2(第3分科会)
9.6 自治体学会フォーラムinえにわ その2(第3分科会)
今更ながら、9/6に恵庭で開催された自治体学会フォーラムの記事をアップし忘れていました。 私は第3分科会「議会改革」の担当でした。 以下、報告です。 -- 第3分科会では、市民に開かれた討議の場としてますます重要になる自治体議会の役割を考えることを目的に「議会改革」をテーマとしました。コーディネーターの森啓さんから、従来の型通りのパネルではなく、活発な意見交換の場とするような提起がされました。 まず始めに、これまでに実践してきた改革として、田中氏(恵庭市)が「財政健全化の中で、議会も痛みを分かち合うべき」として26名から24名に定数を削減したことを報告したのに対して、林氏(江別市)は「様々な属性の代表がいなくなってしまう」との考えを示し、中尾氏(栗山町)は「議会力にはまったく関係がない。市民の声を受けとめる手段が十分あるからこそ、栗山では18人から13人に定数を減らした」と述べました。 続いて話題に上ったのが、会派制。もともと会派がなく、議員個人の考えが大切であるという認識の中尾氏に対して、24人中13人を占める多数会派を形成している田中氏からは、会派内部で責任ある十分な議論をしていることや会派の表決が2つに分かれたケースを紹介しながら、政策の実現のために会派が果たしている役割についての発言がありました。これについては、会場とパネリストとの間でもその利害についての意見が交わされました。 3つ目の話題は議員の資質、議会の信頼。 中尾氏からは、議会全体としてのレベル向上、信頼されることが必要であり、そのためには議会報告会など議員自らが説明・答弁をする側に立つことは大いに役立っているとし、4点目の条例による法令の上書き権については、地域に即した条例を作るための上書き権が必要であるという立場の林氏に、田中氏も賛意を示しました。 二元代表制については、一般論として「与党会派だから、質問すべきでない」という話をよく聞くが、実際には与党会派、野党会派というものは存在しないという森氏の提起があり、議案ごと是々非々でやるようになって、表決のときまで結果が見えなくなったと中尾氏。田中氏は市長との緊張関係の中で議会の役割の再認識に触れました。 会場との意見交換では、インターネット中継以外の議会や常任委員会の公開方法として日曜議会・夜間議会の開催について等、活発な討論が行われました。 最後に、議会と住民投票との関係について、中尾氏から「信託を受けた範囲というのは限定されている。必要なときには住民投票を行うべき」という意見があり、この分科会は閉じられました。 -- 以下、メモです <第3分科会、メモ全文> 資料確認。質問表含めて7種。 中尾さん、林かづきさん、田中芳憲さんを紹介。 森先生)シンポジウムの打ち合わせ。全貌が見えないから、話し合う。違う意見に気づくもの。70%以上はがっかりする。パネリストが10分前後の話をする間聞くだけになる。 どんな改革をしてきたのか。 <1>議員の数を減らすことが改革になるのか。 田中さん)15年4月の選挙の前に、26人を24人にした。 財政健全化。自民党と公明党が提案会派。 議会も痛みを分かち合うべき。 林さん)また定数削減の話が出ている。数を減らせばいいという問題ではない。 様々な属性の代表がいなくなってしまう。それより先にやるべきことがある。 中尾さん)議員の数を減らすことがセオリー。 まったく関係がない。議会力には影響がない。市民の力をしっかりと受けとめる別のツールがあれば、議員の数は関係がないから、18人を13人にした。 田中さん) 民意の形成、あらがえない。 68000人で24人。98000人の千歳市が25人に減らす。 森さん)あってもなくても同じ、ということであれば。 市長側にしてみれば減れば減るほど楽。 それでは何人が、市民の期待に答えられるものなのかという決めがない。 <2>会期日程の短縮 田中さん)事務方が拘束を受ける。委員会中心主義。 4つあった委員会を3つにした。当時は1日2委員会。 しかし、問題共有ができないということで、1日1委員会に変えた。単に短くしただけではない。 中尾さん) 議会改革そのものは、市民とどう向き合っていくか。 住民との会合をどう増やしていくか。このことです。 林さん) 議員になったばかり。 あまりにも議会の動きがわからない。 内々に決まってしまう。情報交換の場をもっと持っていきたい。 森さん)びっくりしたこと、なんとかならないことは? 林さん)距離が遠い。情報の開示があまりにも不十分。 一般質問。質問事項が5つあれば、5つ聞いて、5つ答える。 単純に思った。議運でもそう話したが、3回まで質問ができる。3回目がだいたい1問1答になっているということで議論のテーブルからおろされた。 森さん) 新人の林さんだから酷かもしれんが、会派としての拘束、決定に従うということで公約として思っていたことができないというようなことはないか。 栗山)26人のときから、会派がない。もともと個が大切なので。 田中さん)24人中、13人を占めている。 だから、会派の機関決定が議会での決定になる。それだけの十分な議論をしてきている。 それに従って、表決行動にでることは問題ない。 重要な案件であった開発に関しては会派の決定がまっぷたつに割れた。 重要な案件で、どうしても合意に至らない場合は、個人の考えで表決を行うのであるから問題はない。 >会派に所属するメリットってなんだろう。 田中さん)自分たちの決定が、実現することが大切。 その実現に役割を果たしている。議会ルール。 議会マナーも大切なことが多い。 >議長をとりたいから会派を結成しているんじゃないの? 田中さん) 一定程度のルールがある。バックグラウンド。 林さん) 会派に所属していたことの利点。不都合? 便宜的な政策集団だと思っている。 先輩からルールやこなし方を教わったり。 法的根拠はない。慣習。自分の主張はやっていきたいから、会派の先輩から反対されながら続けてきた質問。 ある本に、 選挙のときには会派というものが出てこない。選挙が終わると、出てくる。 会派は幽霊だ。 <会場で、意見あれば・会派について> 恵庭の林さん) 会派の解消が必要だ。やめるべきだ。2期目までは会派に所属していなかったが、今回、会派解消のための会派を作った。 名前を書いてもらって当選している。自分の意見に沿わないということを、表決で行うというのは市民に対する裏切りではないか? 百害あって、一理なし。 長沼の曽我部さん) 長沼に会派はない。会派があることが改革を阻害しているように見える。 投票された人の意見を反映されるようにならねば。 自由に活動し、自由に発言することが必要だ。 権力闘争だから、やむを得ない部分もあるが、そこから離れるべきだ。 田中さん) 個人名で選挙されるというが、われわれは全員が党籍を持っている。 看板を掲げて選挙をやっている。 森さん) アメリカ人に話したら、whyとなる。 議員の資質が低いと言われることがある。資質、レベル、問題意識をあげることが必要だと言われる。 田中さん)資質とは何か? 会場から 資質:住民から信頼されるということでは。 栗山のレベル向上というのは。 中尾さん)事務方だから、資質を述べることは控えたい。 議会全体が信頼されることが必要。個人がどうこうということではない。 議会報告会。自分の有利な地域じゃないところへいって、説明をする。 住民から聞かれる。議会で関係のない議案であっても関心を持って臨まなくてはならなくなる。そのことが、議員の資質の向上につながる。 説明する側、答弁する側に立っていることで、レベルをあげている。 質問に答える側に 定例会ごとではなく、3月議会のあと。 町民のほうが地域経営とういうことに特化してきた。 要望陳情が減ってきた。4回目。 議員の側が答える側にまわるということは極めて、重要。 政務調査費、年間9万6000円。視察やこういう研修に使っている。 >>自治法は上位法と思うのかどうか。 これを上回るルールは作れるのか。違ったものを作れるか。 林さん) 無理だ、だめだとしたら、どうしたらできるかを考えたい。 法令の解釈権。地域に即したものを考えるべき。そういうことをやっていきたいな。 田中さん)同じ考え方。 根拠とする由来がほしい。独自に税財源があったりすればね。 森さん) 多くの首長はそう考えている。 憲法65条に書いてある法令解釈権、自治立法権を除いたもの。 どういう論理を作り出すか。 田中さん) 予算編成権がないから困った。 森さん) 自治体議会の権限、権能、それは責任。 国の法律が改正されたから、やるということではないよね。 会派制だから、全員協議会は必要がない。 いらないよね、という議論をしている。 一般会議なりはどうだろう。 公務災害の保障がされるのか。われわれは当然できるものとして考えている。 自治省出身の人は違うという判断。 水道条例?。国の法律に反したもの。 訴えられたら訴えられる被害者とは誰なのか?何のペナルティが誰にあるのか。 地域基準法。 国の法令を無視しているのではなく、解釈しているのだ。 民意がどちらかにあるのか。 決定する側にあるのか。 よくある話。 首長会派だから、質問すべきでないという話がよくある。 与党会派、野党会派。 林さん) けれども、友人から聞いた話だが、「われわれは与党だ」という台詞を何度も聞いた。 中尾さん)議案に対して、是々非々でやるということをやっている。 職員の側も厳しい立場になった。 市長選挙応援した会派、支持する立場から脱却できるのか。 理論認識もなく、ただおかしいよ、では困る。 国の場合は、党で選ばれている。 自治体議員の場合はそうではないはず。 田中さん) それならば、なぜわれわれがその過半数をずっと維持できたのか。 長く信任を受けてきたこと。たしかに長老議員や有力議員もいた。 ほかの会派だって、政策を訴えてきたはず。その時代に応じた施策をやってきて、それが信任を得てきたことだ。われわれは滅び行く恐竜かもしれない。 会派に所属しないで、自由にやって、表決の自由を持って、それが予算、 事務方がきちんと作ったものを、カオスのように。 中尾さん) 重要議案の審議。 1つは否決、1つは1票差で可決。表決する場までストーリーが見えない。表決の結果が見えているということはまずいのでは。議会側として。 当選してしまえば、こっちのものだということで、有権者のコントロール。 -- <質疑> 議会の決定によって、住民に重大な損害を与えた場合。 どういう責任の取り方があるのか。 中尾さん) 議会解散の直接請求をすべき。白紙委任ではない。 江差追分の方) 職員にも町長は、反町長派と分かれている。 会派もある。11人、6:5。 議会議員の資質の話の前に、住民の側、職員の側に問題がある。 議会議員だけが変わっても、だめだ。 キーパーソンがいる。 どちらかというと道南は遅れている地域。 ものを決める時に、個々の決定に それをさらして、みんなに問うている。 片山さん) 全体のトーンを聞いていたら、そう聞こえるが、 過半数でなくなったら、会派がすべての会議を公開してくれればいい。 実はレベルの高い会議をやっているのだろう。 質疑2・議会の運営の中で公開について、限界はあるのか。 議運の公開。 中尾さん) 全員協議会は非公開。説明だということで。 インターネットでも。 情報公開、むかしは情報提供と行っていた。 情報共有。 森先生) 池田町のCATVの話。 中尾さん 議会の情報、すべて見てもらうことによって、強くなった。 むしろ発言をしない議員のほうが問題。 窓口質問を繰り返す議員もいる。 質疑) どうして夜やったり、土日にやってくれないのかな。 みんなが集まりやすい時間帯を考えてくれないのか。 林さん) 行政が持って居る情報はすべて住民の情報だ。 江別では、ネット、ケーブルテレビ入っていない。インターネットどれだけの人が活用して、見てもらえるのか。 それよりも、ビデオカメラを持っていって、庁舎内で映すとかね。 先例主義ではなく、執行権がある長が訴訟の対象では? 夜間議会、土日議会。 やってもあんまりこないんじゃないかという議論の仕方。いかがか。 夜間議会を原則にするべきではないか? 北欧では確かにやっているが。 栗山では、 多様な民意の反映の限界は感じている。 議会は住民投票を嫌うわけだが、それについて一言ずつコメントして終わりにしたい。 中尾さん チームの一員として事務局を認めてもらいたい。 それでないと議会改革は進まない。 信託を受けた範囲というのは限定されている。 必要なときには住民投票を行うべきだ。
それってカニコーじゃん!!
それってカニコーじゃん!!
さっぽろ自由学校「遊」の講座に参加してきました。 タイトルは今話題の『蟹工船』から。蟹工船と同じような状況が今起きているということから、今の労働環境をよくするための知恵や勇気を学ぼうということが講座の趣旨だそうです。 実際に残業手当の未払いや、団体交渉を行い、それを改善してきたという方からお話を聞けるということだったので、恵庭市ではないですが、今の労働実態をより深く知りたいと思い参加してきました。 介護職とビルメンテナンスで働くお二人からお話を伺ったのですが、介護労働者が持つボランタリー精神が、かえって悪い労働条件を助長している傾向や、正当な労働運動であっても、多くの人は事なかれ的な考え方でそれを見過ごしてしまうということを、実際の経験を踏まえて伺うことができました。 札幌にそうした実態があるということは、間違いなく恵庭にも類似の事例はありそうです。 特に若年者が置かれているこうした労働環境の悪化を食い止めるためにも、選挙によって国の流れを変えることと同時に、働く人自身が声をあげることの必要性を感じました。 働き方での問題などあれば、ぜひかしわのまでお寄せください。 dai○kashiwano.info(○を@に替えてください)
和光小の体育館
和光小の体育館
和光小学校で全校集会があるということを教えていただき、見学してきました。 確かに入退場に時間はかかっているのですが、入場は朝の学級指導が終わったクラスから分散して入っており、スムーズです。8:32ころに一番最初のクラスが体育館に入り始め、8:45の1時間目が始まる前には全クラス入場が完了です。 退場は集会が終わった9:15ころからで、全員が体育館を出るのに5分少々、9:20過ぎには出ています。みんなきちんとあいさつもしながら、きれいに整列して歩いていました。 写真は撮っていないのですが、スペースについては、想像していたよりも余裕がありました。これからもっと増えたときが厳しくなります。 それと、増築で対応となってしまったときに、一部児童は多目的ホールで集会に参加するということでしたが、歌を唄うときは困りそうです。 昨日は「あの青い空のように」を唄っていました。低学年が先に唄って、そのあとを高学年が追いかける形でしたが、テレビ越しでは成立しないように思います。
自治体財政研究会in札幌
自治体財政研究会in札幌
これまでも東京などで開催されており、ぜひとも行きたかった研修が札幌でありました。 しかし、日程の都合が合わず、一番最後の1コマだけ受講してきました。 講師の先生方は非常に充実しており、 ・吉田寛さん(公会計研究所代表、公認会計士) ・福嶋浩彦さん(前・千葉県我孫子市長、中央学院大学客員教授) ・野口理佐子さん(人と自然の研究所、(有)カルティベイトカンパニー代表取締役) ・松本武洋さん(ジャーナリスト、和光市議) ・内山優さん(JTR日本税制改革協議会設立者、会長) といった方々です。 参加できたのは、和光市議で「会計のルールはこの3つしかない」、「自治体連続破綻の時代」などの著書もある松本武洋さんの講義「自治体財政分析の見方」 とてもよい本だと思いますので、まだ読んでいない方はぜひ読んでみてください。 講義は、財政分析指標などをどう見るかということが中心だったのですが、やはり北海道は近隣も悪いことで少し感覚が麻痺しているところがあるというご指摘。 全国の数値と比べてみなくてはいけません。 とても参考になる話が多かったのですが、伺った話に基づいて数値を見てみると、財政の説明で受けていた話と違って見える部分がありました。 例えば、7月頃に受けた財政分析の説明では、単独の扶助費が多いことが財政を圧迫しているということでした。 性質別歳出で見ると、確かに類似団体よりも扶助費は少し高いのですが、維持補修費はそれを上回る比率で非常に高く出ています。 また、目的別歳出の比較であきらかなことは、民生費は高くないし、衛生費はとても低い。むしろ商工費は高く、土木費が圧倒的に高いという構造です。 データはこちらからご覧ください。 平成18年度の財政状況類似団体比較カードというところで、32ページが恵庭市です。 http://www.pref.hokkaido.lg.jp/sk/scs/shi-zaisei-3-1.htm さらに深めて、次のレポートではそれを詳しくお伝えできればと思います。
かしわ☆レポート配布中!
かしわ☆レポート配布中!
今週月曜日から、朝の各駅前と一部地域のポスティングでかしわレポートを配布しています。 駅には行かないけど紙で読みたいという場合は、ご連絡をいただければお届けします。 このアドレスの○を@に変えてください  (PDFファイル)
市長の不信任決議
市長の不信任決議
第3回定例会が終了しました。 平成19年度決算は、一般会計と国民健康保険特別会計で共産党が反対した以外は、全員が賛成し、認定されました。 委員会に付託されていた議案、追加で提出された議案についても、すべて原案通りです。 今回の定例会、一般質問を聞いていて大きな疑問が残りました。 議員がいくら質問をしても、市長が十分な答弁をしなくても、行政は進んでいきます。 果たしてこれでよいのか。 予算案が提出されたあとの議決でしか議会は決定的な権限は持ちません。 しかし、このままいけば、市民の声は来年の予算に反映されないのではないかという懸念を強く抱いてしまいます。 今、論議されている4大事業。 事業費だけではなく、将来のまちづくりを大きく左右するものです。 これが十分に民意をくみ取ることなく進められていくとしたら、その責任は誰が負えるというのでしょう。 市長や議員は4年という限られた任期でしか責任を果たすことはできません。 間接民主制(議会制民主主義)はは市民からの白紙委任ではありません。 重大な案件については、常に原点である直接民主的な手法で民意をはかる必要があると思うのです。 この点、前回の一般質問で、中島市長にはその意思がないことがあきらかになりました。議員時代には「住民投票」と言っていたはずが、それを行わず、市民に開かれた市政を訴えていたはずが、議会と十分な議論を尽くさず、市民に直接訴えることもない。 今の大事業の進め方でよいのか。 唯一、議会が執行権を市民に投げ返すことのできる武器。 それが長の不信任決議です。 これまでは、汚職だとか、過去の不祥事に対して決議されることが多かったようです。 でも、それは本来の使い方ではないと思います。 過去の不祥事よりも、将来への責任を託せるのかどうか。 それが信任・不信任ではないでしょうか。 執行権を市民の手に取り戻すためにも、不信任決議案を提案すべきではなかったのか。 そうした思いが頭に残ります。 -- 「中島市長の市政執行に対する不信任決議案」 2008年10月16日 恵庭市議会議員 柏野大介 開発よりも子どものためにお金を使うというマニフェストを掲げた中島市長の就任以来3年が経過した。 その間の市政執行は、もっとも大きな争点のひとつであったはずの西島松北地区の開発だけでなく、総合計画にもなかった恵み野駅西口の開発事業など、大型事業を進めようとする一方で、読書以外にはとりたてて子育て施策の充実を図ったということもなく、また和光小学校の分離新設問題に対する対応など、市民との約束を反故にしている。 その間、議会は恵み野駅西口開発の白紙撤回を求める陳情書、(仮称)和光第2小学校の早期建設を求める陳情書などを採択してきたが、中島市長は十分な議会議論を行わないままに、それを顧みることなく、自らの考える施策のみを遂行しようとしている。 議会で十分な答弁を行わず、また市民に対しても直接に説明をすることなく、市民の理解を得るというだけでは、その真意をはかりかねるところである。 また、市民に開かれた行政を標榜していた中島市長は、自校炊飯においては、市民会議など市民の声を聞く姿勢をとってきたものの、その後の恵み野駅西口開発や、和光第2小学校の分離問題に関しては、形式的な市民フォーラムや説明会の実施にとどまり、十分な市民合意をもって市政執行にあたっているとは言い難い。 平成21年度の予算編成を控え、恵庭市の将来を大きく左右するこの時期に、民意を問わずに盲進していくことは将来に大きな禍根を残すこととなる。 今、議会に求められているのは、残された権能である不信任の決議を行い、議会解散を賭しても、将来を大きく左右する大型事業について再び民意の判断をあおぐことであると確信している。 専門家の知見を頼むということは必ずしも悪いことでないが、あくまで最終判断は業者や霞ヶ関ではなく、恵庭の市民にこそ求めるべきだ。 この決議の最大の目的は、民意の判断をあおぐことであることを重ねて申し上げ、中島興世市長の不信任の決議を提案するものであります。 議員各位におかれましては、よろしくご審議の上、これまでの陳情採決において、それぞれが取られた判断と中島市長がとってきた態度の差異を深くご認識いただいた上で、この決議案にご賛同いただけることをお願いし、提案理由の説明といたします。
かしわの★レポートNo.6
かしわの★レポートNo.6
こちらからダウンロード可能です PDFダウンロード