活動報告 activity

2009/07/03

千歳市議会を傍聴してきました

現在、改選後初めての千歳市議会が開会中です。
隣町ということもあり、補正予算特別委員会を傍聴してきました。

同じ市議会でも、いくつもの違いがあり、議会改革を考える上で、
大変参考になりました。

恵庭市議会の場合、臨時会などに出される補正予算の審議は、
本会議で質疑をするしかなく、しかも議案の配布は直前(前日か当日)
です。

予算をつけること自体はいいとしても、これではその事業の中身
までを議会としてチェックすることはできません。

7月に予定をされている臨時議会でも、国の補正予算に伴う
事業が示される予定ですが、単なるバラマキ予算とならないよう、

予想される効果とそれにかかる費用をしっかりと検証する必要が
あります。

恵庭と千歳の違いはいくつもあったのですが、
まずは、補正予算の審議に際して、特別委員会を設置するのが
あたり前になっているということ。これは上述の通りです。

今日の委員会では一問一答制が取り入れられていたのですが、
通常はまだ一括質問、一括答弁で行なわれているようです。

会派ごとの持ち時間の中で、複数人が登壇することができる
ようで、流れの中で配分を変えられるのは悪くないと思いました。

質問項目の通告がされているそうで、答弁する行政側は、
質問者が変わるたびに入れ替わります。内容通告でなければ
委員側としてもそれほど負担はないので、部長・課長全員が
出席しているよりも効率的だと思いました。

傍聴用の資料は、審査日程や要領の記載された紙が一枚
あるだけで、委員が審議している議案に関する資料はなく、
傍聴していて、とてもわかりづらいです。実費でのコピーを
お願いしても、事務局にはない?とのこと。
(恵庭も配布はしていませんが、初日に行けば議案はもらえる)

他には、外形的な面として、
以前は議席だった?ところに質問席が設けられ、行政側と

対峙する姿勢が明確。(普通の席に演台を乗せただけの
ようで、すぐにでもマネできそうなつくり)

天井が高く、傍聴席に開放感がある。

市長の座席が右側で教育長が左側(恵庭と逆)。

といったところです。

あたり前だと思っていることがあたり前ではなく、議会改革の

議論の中でとても参考になります。
他のまちの事例ももう少し見てみようと思います。

補正予算特別委員会議案.pdf


(09.7.3 補正予算特別委員会議案のPDFファイルを追加しました。)

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