
2016.12.15
最終日日程表
・第4回定例会、最終日日程表(ビール条例案、意見案含む)
「恵庭産のビール等による乾杯を推進する条例」案はこちらの3〜4ページです。
これまでの検討経緯や意見交換会についてはこちらです。
https://kashiwano.info/article-2927.html

2016.12.13
16.12.8 厚生消防常任委員会
12/8は私の所属している厚生消防常任委員会が開かれました。
今回は付託案件が多く、3つの議案と、2つの陳情についての審議が行われました。
定例会では市長から多くの議案が提出されますが、初日の議案審議で「即決」できないもの、より慎重な審議を行うべきものについて、それぞれの所管委員会に付託をし、審議を行います。
今回の議案で付託をされたのは、以下の3つで、
・事業系一般廃棄物、産業廃棄物の手数料改定に伴う条例改正
・火葬場、指定管理者の指定
・恵庭墓園、指定管理者の指定
陳情はこちらの4ページ目、5ページ目のものです。
https://kashiwano.info/wp/wp-content/uploads/2016/11/img1595.pdf
付託案件について、私はかねてより、事業系一般廃棄物の料金算定根拠については見直す必要があると考えています。
以前は産業廃棄物の処理原価の70%という料金の設定がされていましたが、平成25年からは原価計算を行って、その総額の2/3とすることに変更されました。決定された当時、私は公共料金等審議会の委員を務めていましたので、1/3減免の根拠とその所要額などについて質問をしました。
当時の答弁は「中小企業の育成のため」というのが理由で、所要額は年間で2000万程度とのことでした。
新たな焼却施設の稼働により、ごみの処分に要する経費が高くなることが見込まれています。その結果、今の算定方式を使い続けた場合、家庭ごみについては1リットルあたり3円(40リットルの袋が120円)、事業ごみについては10kgあたり300円以上となるような試算が示されています(すでに委員会や審議会で示されています)。
これに伴って、事業ごみに関し、市が減免のために負担する額は年間で約2000万円から約5500万円に上がります。2000万の時点であっても、この経費に対する中小企業育成にどのような効果があったのかということに対する答弁はありません(できません)。
それであれば、100%料金についてはお支払いを頂いた上で、特に支援が必要な小規模事業者に限定するだとか、ゴミの削減率に応じた減免制度にするだとか、やり方は変える必要があると訴えてきました。
今回はこの主張に沿って、事業系一般廃棄物については100%の負担をいただく、事業系生ごみについては、分別を促進する観点から2/3とするという2点を内容とする修正案を提案しました。
他の委員の方からは、十分に将来の見通しをご理解いただいていないのか、「高くなることがけしからん」という主張で反対をされました。
すでに今示されている将来見通しでは、事業系一般廃棄物に関しては300円以上と今の約3倍という試算が出ています。ぜひそうした将来の見通しに対しての考え方もお示しいただければよかったと個人的には思っています。
火葬場、墓園の指定管理に関しては、これまで火葬場と墓園を一体的な運営として指定管理が行われていました。
第4墓園の拡張に向け、墓園の事業範囲が大きく拡大をすることから、それぞれの特性に応じた管理をしていただくために、今回は2つに分離しての指定管理者募集となりました。
墓園への応募事業者は2者で、審査の結果はごくわずかな差でした。
評価項目、管理費用に関する考え方に違いがあり、その内容によっては、結果が違っていた可能性もありました。
今回墓園の管理は「恵庭まちづくり協同組合」が指定管理者として(最終日に)議決をされますが、高く評価をされている自主事業によって、市民サービスが向上することを期待しています。
陳情5号については、不採択(猪口委員が採択、高橋副委員長、市川委員、川股委員、笹松委員、柏野が不採択)。
陳情6号については継続審査(猪口委員、柏野が採択、高橋副委員長、市川委員、川股委員、笹松委員が継続審査)となっています。
その他、報告のあった事項に関しては以下の資料の通りです。
幼稚園、保育園に関して、平成27年が利用ニーズのピークとなる計画でしたが、計画以上にニーズは増えています。
市としては最大限の確保の方策を取っており、当初の計画よりも大きく定員の拡大を行っていますが、0歳、1歳などの年齢において、年度後半では待機が発生しています。
今、問題となっているのは、施設よりも職員体制であり、民間事業者の領域もあるわけですが、市として取れる対策のさらなる充実を求めました。
○報告事項一覧
○生活環境部資料
地域公共交通総合連携計画、駐輪場・駐車場基本計画、空き家等対策計画(案)、交通安全計画(案)
○保健福祉部、子ども未来部資料
障がい者地域活動支援センター運営事業者選定、柏子どもの集う場所(フーレかしわ)の利用状況、2号・3号認定(保育所、認定子ども園等)の平成29年度保育料改定(案)、平成29年度以降の教育・保育施設に係る確保方策(案)
○消防資料
消防本部隣接地の取得に関する報告、秋の全道火災予防運動実施結果、消防庁舎見学・職場体験等

お知らせ
2016.12.06
一般質問資料
直前の更新で申し訳ありません。
本日14:00頃から一般質問で登壇の予定です。
前回から設定された資料の締め切りに提出しなかったため、本日の一般質問で使う資料を配布できませんでした。
せめてネットだけでもアップいたしますので、質問をネット中継でご覧になる際にご利用ください。
なお、データは経済センサスと統計書(H22年国勢調査)からの引用です。
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お知らせ
2016.11.29
平成28年第4回定例会始まります
本日(11/28)は議会運営委員会がありました。
明日から始まる定例会の議事運営が審議され、議事日程などが決定されました。
・第4回定例会議事日程表
ファイル容量の関係で、議案のファイルはアップロードできていませんが、12月初めにはアップする予定です。
・行政報告
・教育行政報告
日程は、議会ウェブサイトにも掲載されていますが、一部修正があるので、最新の日程は上に掲載した日程表をご確認ください。
http://www.city.eniwa.hokkaido.jp/www/contents/1415688878961/index.html
12/2、5、6の3日間が一般質問で、私の出番は12/6(火)の14:00頃の予定です。
各議員の通告内容はこちらからご覧いただけます。
・一般質問通告書

議会報告
2016.11.28
16.10.3 厚生消防常任委員会資料
引き続き、前回の第3回定例会の報告漏れです。
申し訳ありません。
非常に大きいファイルが多いです。スマホでご覧の方はご注意ください。
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報告案件一覧
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No.1、2、3、19(生活環境部生活安全課資料)
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No.4〜7(生活環境部資料)
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No.8〜12(保険福祉部、子ども未来部資料)
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No.13〜18(消防資料)
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現地調査資料
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追加資料、容器包装リサイクル制度におけるベール品質調査の適正な実施について
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合理化拠出金について

議会報告
2016.11.28
16.9.30 総務文教常任委員会資料
すいません、委員会報告が漏れていました。
議会会期中は、修正案の準備や、議案審議の準備で余裕がなく、大変遅くなりましたことをお詫びいたします。
資料のみの報告となりますが、ご容赦ください。
《報告事項》
1)姉妹都市及び友好都市との都市間交流の状況について
2)熊本地震被災児童受け入れ事業について
3)「災害に強い地域防災力」に向けた推進施策について
4)組織マネジメント推進の進捗状況について
5)平成28年人事院勧告について
6)今後の公共料金等の審議について
7)指定管理者モニタリング会議報告について
8)平成28年度事務事業評価結果(案)について
9)恵庭市国際化の指針【改訂版】の策定について
10)(仮)恵庭市役所公共施設花づくり基本指針の素案について
11)緑と語らいの広場に係る今後の進め方について
12)恵庭市教育施設等巡回看護師配置事業について
13)図書館の指定管理者制度について
14)衆議院議員選挙における新たな取組み結果について
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会議次第
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総務部資料
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企画振興部資料
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企画振興部資料2(公共施設花づくり基本指針)
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企画振興部資料3、教育部資料、選管資料
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教育部図書課資料
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事故等発生報告書

活動報告
2016.11.15
16.11.9 続・台湾投資セミナー
11/9は前日の投資セミナーに続いて、原田市長はトップセールスを、訪問団メンバーはそれぞれの業種の企業訪問を行いました。
私も同行させていただき、午前中は旅行会社を、午後は2社の百貨店を訪問しました。
お話を伺う中で、旅行に関してはまだまだ団体旅行の需要が多いということで、体験観光などに関しては受け入れのキャパシティを広げていく必要があること、商品の企画はかなり先行して始まるため、今考えられるのは来年のものとなること、日程的には5日間が最低ラインということで日本よりも長めの傾向にあること、最近の売れ筋のコースと人気の要素などについて知ることができました。
百貨店では、台湾の消費の傾向、検疫のこと、物産展の開催、長期的なプロモーションの必要性などについてお話を伺いました。
共通して言えるのは、やはり恵庭単独での知名度は皆無で、全国、海外に対してアピールしていくためには、北海道や札幌圏などもう少し大きい単位で売り込んでいく必要があるように思いました。
具体的な進展が見られそうな案件もあったようですが、ほとんどは今回をきっかけとして、これからやり取りが始まっていくということになろうかと思います。
市としては、どこまで本腰を入れて取り組んでいけるのかということが問われます。
市長のトップセールスの様子は新聞でしか情報を得ていないので、どのような感触であったのか気になるところです。

活動報告
2016.11.14
16.11.8 台湾投資セミナー
11/8に台湾、台北で行われた投資セミナー(台湾・北海道「恵庭市」企業商機拡大セミナー)に参加してきました。
このセミナーは平成28年の第1回定例会で補正予算が提案・議決された地方創生加速化交付金事業に関わるもので、台湾投資家のニーズを踏まえた対恵庭投資拡大事業費2920万円に含まれています。
この事業は、恵庭市内で台湾資本によるホテル投資を促すことを大きな目標としており、その実現可能性を含め、少しでも実情に触れるため、私も恵庭日台親善協会の一員として参加をしてきました。
他の日程との兼ね合いもあり、私は訪問団とは1日遅れで台北に入りました。
セミナーは11/8の午後からで、午前中少し時間があったので、台北車站(中央駅)のすぐそばにある三越とセミナー会場の最寄駅にあったSOGOで食品売り場などを視察しました。
こちらは三越
こちらがセミナー会場
セミナーでは、原田市長のほか、北海道庁の上海事務所に駐在する川村さん、実際に北海道で事業を行っている宋さんからも北海道での投資、とりわけ恵庭の優位性について講演・プレゼンが行われました。
その後は、恵庭市から参加している企業・団体によるリレースピーチののち、企業ブースにおいて個別の商談会が行われました。
(つづく)

活動報告
2016.11.07
現場みらい塾(第4期)第4回
今期は日程の都合のついた2回だけでしたが、引き続き現場みらい塾に参加させていただいておりました。
全国の自治体職員、議員、市民がともに学ぶ場は非常に貴重で、講師の先生から学ぶだけでなく、熱意あふれる受講生と共有する時間の中からもさらに多くの知見を得ることができます。
今回の2日間は事前に準備した事業シートのプレゼンと、香川県三木町長の筒井敏行さんの講演、元我孫子市長の福嶋浩彦さんの講演をお聞きしました。
今回のプレゼンでは、第3回定例会でも修正案を提案した市議会議員選挙の公費負担制度についてシートにまとめ、説明をし、評価についてお話をさせていただきました。
修正案を提案するにあたり、準備もしていたので、割と説明ができると思っていたのですが、制度自体をご存知ない皆さんに中身を分かっていただくために必要な情報としては全く不十分であったことを痛感しました。
修正案を提案をし、その内容を市民の皆さんに報告をするとしたら、まだまだ至らぬことが多くありました。
筒井町長からは、役所としての仕事のあり方について、住民の方を見て仕事をするということの意味を繰り返しお話いただきました。
町民からの要望に対する姿勢、職員のプロジェクトチーム、職員の信頼、小さな町のやるべきこと、無作為抽出による市民会議・百眼百考会議のことなどを通して、町民が役所は自分たちのために仕事をしてくれていると思ってもらうことがゴールという全体を貫く理念を語っていただきました。
福嶋さんのお話をお聞きするのは、初めてではありませんが、何度聞いてもブレない自治の本質をお話いただきました。
お二人の首長、スタイルは違いますが、市民の思いから始まって、徹底して市民と向き合うという強い信念は共通です。
私にとってやるべきこと、足りないことは明確です。
愚直に、現場で市民と語り、一歩ずつでも共感を広げていけるように努めたいと思います。

活動報告
2016.10.30
「北海道現場みらい塾」始動
昨日、10/29(土)にこれまで準備を進めてきた北海道現場みらい塾がスタートしました。
構想日本とPHP総研という2つの政策シンクタンクが東京で開催をしている「現場みらい塾」という自治体職員、議員向けのプログラムがあり、私も去年から参加させていただいております。
全国から集まる意欲のある自治体職員や議員、市民の皆さんとともに学ぶ時間は非常に有意義で、自治体固有の課題だけではなく、国全体の動きをとらえることも非常に重要だと感じていました。
こうした機会を北海道でも持てないか、多くの北海道の自治体の職員、議員、市民の皆さんと同じように議論をし、北海道の未来を考える場を作りたいと考えてきました。
その後、北海道からも参加した方が増え、同じ思いを共有していただいた方たちの協力を得ることができ、昨日第1回目を開催することができました。
昨日は構想日本、総括ディレクターの伊藤伸さん(北海道出身!)と、清水町職員の前田真さんのお二人から、熱のこもった講義をいただきました。
伊藤さんからは、全国の自治体の取り組みがこの1年でさらに前進をしていることなど多くの事例を交えながらお話をいただきました。私は特に無作為抽出による市民参加の手法が、まちの課題を自分事とするために非常に意義が大きいと感じており、そうした自治体の動きが、国をも動かし始めているということに感銘を受けました。
やはり、自治体改革から始めていくことしか道はないのだという確信を深めました。
前田さんからは、今年の大きな災害のご報告を中心にお話を伺いましたが、大きくない組織の中でも、現場と行政組織のズレが生じていた実態があったということで、「現場からしかこの国は変わっていかない」というメッセージを重く受け止めました。
まだ始まったばかりのこの場には、まだ固まったやり方があるわけではありません。
道外の方もお招きをしながら、その知識をもとに北海道の大地を耕す議論を、続けていきたいと思っております。
志ある自治体職員、議員、市民の皆さんのご参加をお待ちしています。
ご協力、ご参加いただきました皆さん、ありがとうございました。
(詳しくはFBページをご覧ください)
北海道現場みらい塾facebookページ
https://www.facebook.com/genbamirai.hokkaido/