活動報告 activity

活動報告
2008.04.17
議会報告会、盛況!
50名近い市民の方にご参加をいただいて、熱気あふれる議論ができたと思っております。
普段は質問するばかりですので、こうした機会に答える側の苦労がわかるということも大切なことです。数字の話などは資料がないと十分なお答えもできません。今回お答えできなかった部分については後日しっかりと回答をさせていただきますし、今後の報告会ではより周到に準備をして臨みたいと思います。
たくさんのご質問、ご意見をいただいたのですが、アンケートの結果からはやはり財政問題や議会改革にもみなさんの関心が非常に高いということが見えてきました。
こうした報告会を行っていくことに対しては、賛同の声が大きいです。
この動きをすべての会派の参加によって実施していけるように、みなさんから議員に対しても求めていただければと思います。
また町内会などが主体となって、議員に呼びかけるという形での報告会、懇談会などの企画があれば、「改革懇談会」としては積極的に参加していく意向です。ぜひそうした地域からの動きがあれば、お声かけいただければと思っています。
議会も変わります。
ぜひそのうねりを市民の手で、ともに作っていきましょう。

活動報告
2008.04.12
恵み野グルメチケット
もうみなさんご存知でしょうか?
恵み野限定グルメチケットが始まりました!
新聞などでご覧になった方もいるかと思いますが、恵み野地区の飲食店有志の方たちで今年から新たに始めた取り組みで、2500円のチケットを買うと、参加している15のお店のうち5店舗で500円以上の飲み物、食べ物のサービスを受けることができます。
私の場合、特に恵み野のお店は知らないところが多いので、こうしたきっかけができることはとてもありがたいこと。そして、そうした自主的な取り組みはぜひ応援させていただきたいとう思いもあって、さっそく使わせていただきました。
使える期間が4/10(木)〜30(水)の20日間と限られていますが、居酒屋、カフェ、おそば屋さんなど多様な業種があるので、いろんな場面で使うことができます。
チケットのお店をはしごするもよし、毎日1軒ずつ攻めるもよし。
発売期間は、しあさって4/15(火)までですので、ぜひお試しください。
詳しい中身は「カフェ パリの空の下」のほうへお問い合わせください。
ちなみに参加している15店は
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+焼鳥居酒屋 さわ
+スナック 白扇
+カフェ パリの空の下
+ダイニングバー宙(SORA)
+ほかほか弁当 恵み野
+炭火焼厨房 知どり
+手づくり処 そばの実
+居酒屋 小ばちゃん
+キャトル・フィーユ
+手打そば 恵み野 思君楼
+花カフェ きゃろっと
+和風居酒屋 KAHMA(カーマ)
+ケーキハウス ポム
+ベーカリーハウス ピーコック
+料理店 てんしん
です。

活動報告
2008.04.11
閉会中の委員会日程
「お知らせ」にはすでに書いていますが、3つの常任委員会それぞれが閉会中にも委員会を開きます。
総務文教が4/16、10:00〜
厚生消防が4/18、13:30〜
経済建設が4/23、13:30〜です。
総務文教では午前中に現地調査を行ってから、付託案件審査として恵み野西口、和光第二小の陳情の審議と所管事務調査が、
経済建設では付託案件である恵庭駅西口の陳情の審査と所管事務調査が行われます。
厚生消防では付託案件がないので、所管事務調査のみが行われます。
えにわのまちづくりにも影響の大きい事業が中心となりますので、お時間の都合がつく方はぜひ傍聴にいらしてください。

活動報告
2008.04.10
地域医療を守る
昨日は、道議会で有志議員により開催された「地方の医療確保」に関する勉強会に行ってきました。
藤沢道議(自民党)、松浦道議(自民党)、田島道議(民主党)が中心になって呼びかけをしてくださったようです。
恵庭は札幌や千歳の病院、また市内の民間病院が充実していることもあって市立病院を抱えていません。道内の自治体病院の話を聞いていると、恵庭の環境は非常に恵まれていると感じます。
だからといって、恵庭市が医療をまったく手放しにしておけるわけではありません。
お話の中心はヘリコプターの活用によって、離島やへき地の医師を確保し、地域の医療を守ろうということです。最近はドクターヘリや防災ヘリなど活用例が増えてきているようですが、確かにヘリのスピードと、場所を選ばないという点は魅力的です(どこにでも降りられるのはドクターヘリなど特例のようです)。
コストもかなりかかるのですが、時速200kmというスピードが解消できる空間の問題は非常に大きく、活用の可能性は感じられました。
ただ、恵庭の場合となると、札幌と千歳の間という立地もあり、活用できる場面は非常に限定されるようにも思います。
ヘリ以外では公立病院の経営形態のお話なども出ましたが、こと医療に関しては経営的な観点だけでモノゴトが進むわけでなく、国の医師不足対策の結果が出てくるまでの間に地域が耐えきれるのか非常に心配です。
これまで不勉強だった分野なので、今後もさらに勉強していきたいと思います。

活動報告
2008.04.07
かしわレポート No.04
かしわ☆レポート 第4号です。
今回初めて両面印刷にしました。
3/24から恵庭駅の東西、恵み野駅東口、島松駅の4カ所で配っています。
途中東京へ行ったりで配っていない日もあったため、明日の恵み野駅でようやく2まわりです。
定期的に届けてほしいという方は、かしわの( dkashiwano@gmail.com )までメールをお願いします。

活動報告
2008.04.04
片山さんのお話と予算議会の反省
フォーラム in 札幌時計台で前鳥取県知事の片山善博さんのお話を聞いてきました。
さすがは改革派知事としてならしただけあって、鋭い切り口は非常に明快です。話題はタイムリーな自治体財政の話と暫定税率の話が中心でした。
自治体財政の話の中で、議会の権能や改革の方向性、直接民主制の仕組みの導入など、議論の場としての議会の目指す姿が示されました。
「議会議論の中で結論が変わる」、「大きな事業は住民に直接聞く」というあたりに非常に強い共感を覚えました。
ガソリン税暫定税率については、交通機関の発達していない地方ほど車への依存が高く税負担が大きいが、一方で所得は低いという税の逆進性があるから、自治体の税収減だけじゃない、暫定スタート時点の金持ち課税という構図は崩れてるでしょというお話と、ほとんど全ての首長が「道路が重要」という以上、特定財源でなくなっても道路建設は進むんだから、一般財源化しなさいというお話が中心でした。
暫定税率は単純な引き下げではないものの、前提が崩れた以上引き下げるべき、そして一般財源化ということで、私もほとんど同じ考えのためお話は非常にすっきり聞くことができました。
お話の中でも、全国の首長は自ら税の使い道を限定してほしがっている、とかなり批判的に言っていました。
会場には首長や議員も結構来ていたようで、中島市長も来ていました。
片山さんからは、政府に対峙したときの補助金の減額への対抗策(?)も示されており、首長の立場からの反論があれば伺ってみたかったです。
ひとつ、講演を聞き終えて、強く反省したことがあります。
それは、予算審議に関して、賛成討論や組み替え動議を行わずに賛成の立場をとったことです。
今、ほとんどの自治体や国などは、暫定税率の期限切れによって、財政に穴があくということが言われています。これについて、あらかじめ懸念がなかったわけではなく、本当は暫定税率分をのぞいた予算を組み直すような「組み替え動議」を出したいという気持ちはありました。
しかし、自分の中の甘さというか、「出したとしても否決される」ことを考えてしまい、どうせ否決されるにしても、国会で政党間の対立のない火葬場条例の反対討論のほうが意味があることというように考えました。
これは間違いでした。
政党間で対立していようがいまいが、むしろ私が暫定税率の廃止に反対の立場であったとしても、国会の状況を鑑みて、日切れに対する対策を考えておくことが議会の役割であったと思います。
そしてそのことは、H18年度で2億1000万とも言われた恵庭市の暫定税率影響額のおよぼす影響を再考する契機にもなったことでしょう。
初めての予算議会、もっとも重要な予算の審議で、こうした不備があったことを強く強く反省して、今後の議会活動に臨んでいきたいと思います。

活動報告
2008.04.03
議会改革ブログ
4月になりました。
昨年の選挙から約1年になります。
これまで4回の定例議会で4回の一般質問を行い、予算・決算委員会も経験しました。いつまでも新人ということも言ってはいられません。
議会をもっと身近なものにしていくために、ブログはとても有効な手段だと考えて、これまでも書いてきました。
採決のときの賛否、その態度に対する考え方、傍聴時の資料、お金に関すること。
議会全体としては一人で変えられないことであっても、私がブログで書くことでそれを補うことができると思うからです。
まだまだ認知度が低かったり、記述が十分でないこともあります。
それでも、これを続けていくことで、確実に変化を起こしていけるように、このブログ自身がその礎となるように、今日からブログの名前を変更します。
市民がもっとまちづくりに関わっていくための、議会改革をここから。
「かしわの大介、新人議員日誌」は
「かしわの大介、議会改革ブログ」になります。

活動報告
2008.03.31
市民と議員の条例づくり交流会議に行ってきました
3/29に法政大学で開催された「市民と議員の条例づくり交流会議2008プレ企画/予算改革をはじめよう!」に参加してきました。
これは、私も賛同している「変えなきゃ!議会2007」に関連する企画で、恵庭からは林嘉男議員も参加しております。
はじめに、基調講演として前我孫子市長の福嶋浩彦さんから「予算編成過程の公開と市民参加は、予算改革の切り札になるか」というテーマでお話をいただきました。
実は、昨年の8月にも別な会で、福嶋さんのお話を伺う機会がありました。その際にも非常に鋭い切り口に敬服したのですが、今回は単独でのご講演ということでさらに詳しいお話を伺うことができました。
以下、要点メモです。
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自分たちの手で自治を作っている。完成はない。永遠の目標。
市民にできるところは市民が、できないところを自治体が。
まずは市民にもっとも近い市町村がやる。それでもできないところを都道府県が。
なるべく、権限やお金を市民に近いところに持って行くことで、コントロールを働かせやすくする。
選挙は政治参加のひとつの手段だが、もっと大切なことは、日常的なことに直接市民が参加していくこと。行政のあらゆる分野に。
特に予算は一番重要なもの。
そうであるならば、その予算編成過程に参加してもらうことが必要。
これまでにタウンミーティングも行い、2006年からは新規事業に絞って(規模の拡大や、やり方の変更も含めて)編成過程を公開した。
各課が予算要求したところから、すべてホームページで公開してしまおう。
それを積み上げれば、実際に組める予算よりもはるかに大きくなってしまう。企画調整室の査定2回、理事者査定が2回。すべてを公開することで、どこで切られたのかも見える。
市民が要望をあげたものを、担当課が予算要求しているかどうかがまず見える。
要求しているのに、企画調整室で切ったものも見える。
自分の要望が実現するかどうかだけではなくて、他の市民の要望、他の事業との比較でどちらの優先順位が高いのか、まちづくりの方向性と一致しているのかどうか。もし齟齬があるなら、まちづくりの方向性が正しいのか。
まちづくり全体に視野を広げて行くためのツールになりうる。
ただ、我孫子市でもまだまだこの制度を使いこなしているとは言えない。
(パワーポイントの資料)
4回の査定で(A,AB,B,C)とランクづけを行い、削り落としていく。
事業の拡大部分を削ると経常にまわるなど複雑な要素があり、数は完全には一致しない。
補助金)
一度全ての補助金を廃止した上で、2000年から公募を行った。
既得権を廃止することが目的。いい活動であっても、新しい活動にはなかなか予算が行かない。逆に長く続いて来た中で、必要性が薄れてきているものもある。だから一度リセットした。その上で、オープンな場で議論を行って配分を決めた。
職員採用)
それまで我孫子市役所は縁故でしか入れないと思われていた。
職員採用試験の試験委員会には必ず1人民間の人が入るようにしている。
今でこそ若い職員が試験委員になるようになったが、それまでは何十年も役所しかみていないような幹部職員ばかりが委員を占め、決めていた。
ある意味、これまで聖域のようなところだった。そういうところにこそ、市民の介入が必要だ。
住民投票条例)
常設型の住民投票条例を持っている。
これは必要だ。白紙委任を受けているわけではない。
選挙のときに話題になっていない争点だってある。主権者である市民の意思と議会の意思がずれていると感じたときには、それを示せるという仕組みが必要だ。(定住外国人含む)資格者の1/8の請求でやるということになっている。
現実的に直接民主制をとるということは、物理的にも不可能。
だから間接民主制(代議制)をとっているが、あくまでも理想は直接民主制。
できる範囲で直接民主制的な要素をとりいれて行くべき。
二元代表制)
国は議院内閣制、自治体は二元代表制。国会と同じような与党、野党という構図はない。
それぞれが市民から選ばれているから、政府与党間協議のようなものはない。市長が提案したところから市長と議会の協議が始まる。
しかし、正式な提案前に、いかに議員の意向を入れるかというのが議員の仕事というような話になってしまう。
我孫子の場合)
「原案訂正」を委員だけで行い、全会一致でまとまった部分や、賛成多数でまとまった部分などを明示して市長にぶつける。その訂正を市長が飲むか、断固として譲らないかを示し、再提案する。そのキャッチボールの繰り返し。
結果として否決されることもあれば、原案訂正で可決されることもある。
(修正は議会側にも容易ではない)
議会は議場や委員会室で要望、陳情するだけにとどまってはいないか。
議員立法には制約が多いが、だったら議案に対して修正をすればいい。
個々の議員が陳情しているだけにとどまらず、議会で合意をつくらなくてはいけない。
修正権を行使していくことで、議会の力が強まる。
市長も議会も直接選ばれている。
だから、それぞれが市民に説明責任を持っている。市長も直接説明しなくてはいけないし、議会も自分たちの決定の理由を説明する。
同様に市民も自治の力をもっとつけなくてはいけない。
違う利害関係をもつ市民同士が合意を作り出すこと。
それぞれが要望するだけにとどまらない合意形成を。
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このあと、第2部では、林さんや他の方からの問題提起などがあり、会場からの質疑などが出されました。
市民の自治の力を高めていくためにも、議会が討議の場となり、合議による意思決定の手本となる存在にならねばなりません。
一度に十歩は進めなくても、今日できる一歩を。

活動報告
2008.03.24
かしわの★レポートNo.4
こちらからダウンロード可能です
PDFダウンロード

活動報告
2008.03.24
市長の問責決議案を可決して閉会
21日の本会議で予算案などの議案を審議し、第1回定例会は閉会となりました。
今回の審議では意見が分かれ、起立採決となったものがかなり多くありました。
審議の順に書いていきます。
○「恵み野駅西口開発計画の白紙撤回を求める陳情書」
この陳情については、委員会で継続審議することとされましたが、採決すべきという意見があり、陳情を採決するかどうかを採決しました。
この陳情が提出されたのはプロポーザルの募集を開始した時期であり、提案の内容と、それに対する市民の声によっては実施しない、と市長が言明していたことから、その時点で計画を白紙撤回する必要はなく、陳情は否決すべきだと考えていました。
これまで継続審議を続けてきたのは、その計画や審査委員会の意見を見てから判断をしようということだったので、その意味では審査委員会の結論が出ない今の時点では、採決する時期ではないということになります。
採決では、林嘉男議員、寺田議員、行沢議員が継続審査に反対しました。
○火葬場条例の一部改正案
この議案については委員会の中でも質疑を行ってきました。
しかし、制度導入による利点はまったくあきらかにならず、むしろ懸念だけが残りました。それなのに、委員会では圧倒的多数で可決されたことは、行政への安易な追随にも見えます。(市長のマニフェストに関しては非常に厳しいですが)
多数決で勝てないことはわかっていたので、反対討論を行いました。
(討論原稿は後日アップします)
この改正案に反対したのは、
前佛議員、榎本議員、柏野の3人で、議案は可決されました。
続いて、
○後期高齢者医療に関する条例の制定
これについては先日の委員会の記事でも書きましたが、制度自体には反対するものの、恵庭で条例を作らなかったときに市民に起こりうる不都合を考慮し、賛成しております。
共産党、寺田議員と行沢議員が反対で、議案は可決です。
陳情の1つ目は
○後期高齢者の健康診査と脳ドックの自己負担に関する陳情
後期高齢者医療制度の開始に伴い、これまで老人医療制度で無料とされていた健康診査に一部自己負担が発生します。
今想定されている健康診査の自己負担額は700〜1000円。制度自体は廃止、見直しの必要がありますが、全て無料がよい、とまでは考えておりません。
そして、それを市が独自で出していく、ということは求められないという判断で私はこの陳情に反対いたしました。
前佛議員、寺田議員、行沢議員、榎本議員が賛成、陳情は否決です。
陳情の2つ目、
○後期高齢者医療制度に関しての意見書。
これについては、制度を見直すことが主旨なので、基本的には賛成です。
ただ、特別な事情の相談がないままに、滞納を続けた場合に、資格証を発行する余地は残す必要があると考えています。
前佛議員、寺田議員、行沢議員、榎本議員、柏野が賛成しましたが、陳情は否決です。
経済建設委員会に付託されていた、
○恵庭駅西口再整備に関しての陳情は、
これまでも私たちは事業の見直しを求めてきたところであり、現在の財政見通しの中で進めるという判断はできません。
前佛議員、林謙治議員、田中匡四郎議員、林嘉男議員、榎本議員、柏野が反対。
それ以外の17名の賛成で、陳情案は採択されました。
予算審査特別委員会付託の案件については、こちらをご参照ください。
共産党が一般会計予算で反対にまわったこと、採決に前佛副議長と田中委員長が加わること以外は同じ結論です。
一般会計、国保会計、後期高齢者会計の予算について、行沢議員が反対討論を行いました。
○財産の処分について
文教大学への支援金の一部を捻出するために、隣接する土地を売却しようとするもの。昨年の12月議会で、市がこの土地を購入することについての議決をしています。
林嘉男議員、寺田議員、田中匡四郎議員から質疑もありましたが、説明を受ければ受けるほど、その取引の実態は不可解です。
納得できないものに、賛成はできないため、起立せず。
田中匡四郎議員、寺田議員、行沢議員、柏野が反対ですが、議案は可決です。
○市長の問責決議
大規模開発の凍結は私たちも求めてきたところであり、事業の選択が必要なことはこれまでも訴えてきたところです。今回、清和会から提出された問責決議案は、事業の是非を問うものではなく、施策遂行の姿勢を問うもの。
もっと早い段階で決断をすること、凍結という結論に至るための準備、市民に対して説明などが必要であり、市長の責任は否定できません。
この点が前回の問責決議案との違いであり、私たちが賛成にまわった理由です。
林謙治議員、田中匡四郎議員、林嘉男議員が反対をしましたが、
20:3で問責決議案は可決されました。