活動報告 activity

議会はじまりました
議会はじまりました
議事に関しては、先日の議会運営委員会で決まった通りに進んでいきました。 あらためて書くとすれば、決算に関わる案件で、財政を担当する部長から説明に関してです。 そこでは、慣例ということなんでしょうが、おおまかな内容をひたすら読み上げていきます。議員はまだ手元に資料があるので資料を追うことができますが、それでも結構なのスピードなのでついていくのがやっとです。資料がない傍聴の方は聞いていてどう感じたことでしょう。 議会初日の傍聴は、市長の方針や議案などの読み上げが多く、あまり面白いものではないかと思うのですが、午後のはじめ40分は数字の読み上げが続き、そうした傾向が顕著でした。 ネット中継が始まり、市民が目にする機会ができても、中身がつまらなければ、ずっと見ていただくことはできません。傍聴する人にとっても面白い(見る価値がある)というのはとても重要なことです。改革項目ですね。 そういえば、最近はあたり前のように書いてしまっていますが、多くの市議会では年に4回議会が開かれます。通常は3,6,9,12月です。市議会の場合、1年のうち70〜100日くらい議会が行われているようです。 他の日は、と言いますとお休みなわけではなくて、議会での質問に向けての調査、研究ですとか、市民に対しての報告や意見聴取などを行っていると思います。(個人差が大きいでしょう。。。) 議員の仕事のひとつに一般質問というものがあります。本会議の中で、役所のしている 仕事全般に対して、様々な切り口から質問をすることができます。 テレビの国会中継でやっているようなものに近いイメージと言うと何となくご理解いただけるでしょうか。 私かしわのは6月の議会に続きまして、今回も一般質問を行います。 内容は、主に行政全般の中で「事業仕分け」、「電子自治体」、ごみ問題の「ディスポーザー」、教育関連で「学校建設」についてです。 9/27(木)の14:40ころからを予定しておりますので、可能な方は議場でナマ傍聴、ネット中継でご覧ください!
和光小見てきました
和光小見てきました
運動会のときにもプレハブ校舎の外観は見ていたのですが、今回の質問と関わる部分もあるため和光小学校を視察してきました。 給食の試食もさせていただいて、ご飯のあたたかさを実感。それから校舎内を校長先生にご案内いただいて、ぐるっと一回りしました。子どものころの記憶では教室のイメージはかなり広いのですが、今見てみると小さく感じます。中・高の記憶が混ざっている部分があるのでしょう。 和光小は現在、生徒数が800名以上。6学年×4学級の24学級あります。 そのうち4年生と2年生は増築された新校舎、さらに2年生のうちの2クラスがさらに外れたところにあるプレハブ校舎で、ここには空調がないため、ストーブと換気扇がついています。 DSC05209.jpg そして、来年度の新入生は5学級となる予定で、また1つ教室が足りなくなります。 予定では音楽室を教室に変えるのだとか。 再来年にはさらに1つ不足する予定。でももう残っている特別教室も視聴覚室、理科室、図工室、家庭科室、パソコン教室しかありません。複数のクラスが一緒に歌の練習ができる部屋も視聴覚室ひとつだけになります。理科の実験、調理実習も必要です。次になくなるのは図工室?になるのでしょうか。 財政はとても厳しいです。 その中でまだ駅前開発など財政収支計画にも計上されていない開発もあります。 全部を一度にやっていくことはできません。 将来を見据えた優先順位。中島市長は開発よりも子どものための事業を行ってくれるはずです。
インターネット中継が示されました
インターネット中継が示されました
先ほど恵庭市HPを確認したところ、インターネット中継という項目が増えていました。 これによると中継される予定なのは、初日25日の諸般の報告、行政報告、教育行政報告、議案審議。27日から10月1日の一般質問。10月16日、17日の決算特別委員会、総括質疑。最終日10月19日の議案審議のようです。 ぜひご覧の上、ご感想などお寄せください。 議事日程、会期につきましては本日(9/21)の議会運営委員会で決定されました。 日程など一部で変更があります。こちらが新しい会期日程です。 25日の議会初日では、理事者側から各種報告を受けたのち、議案などの審議に入っていきますが、各議案の処理については議会運営委員会で既に話し合いが済んでいます。 議員になる前に議会を傍聴したときには、そのスピードについていけず、誰も話を聞いていないのではないかと思いましたが、それは実質的な議論が既に終わっているからです。 すでに了承されたものは、即決・簡易採決となります。 今回の議案では、議案第4号「恵庭市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について」、 議案第6号「恵庭市公共下水道条例及び恵庭市個別排水処理施設に関する条例の一部改正について」、 議案第8号「平成19年度恵庭市一般会計補正予算(第2号)」、 陳情第6号「砲撃音対策に関する陳情書」 を除く議案に関しては、議会運営委員会で了承されました。 ここにあげた議案に関しては所管する委員会に付託の上、審議されます。 議案第8号の補正予算は結論が決まっておりませんので、理事者側から提案説明のみが 行われます。 本会議の議案審議が傍聴していて面白くないのは、すでにシナリオができているというのが大きな理由だと思います。 もし市役所に足を運んでいただけるのであれば、本会議よりも議員の本音により近い部分が見られる議会運営委員会や各常任委員会の傍聴をおすすめします。次回の議会運営委員会は10/9の10時からです。
第3回定例会 一般質問 通告内容
第3回定例会 一般質問 通告内容
昨日配布されました一般質問の通告内容をアップします。 一括して印刷したい方にはご面倒をおかけしますが、ブログ上ではPDFがアップできないためご了承ください。 日程は以下の通りです。 9/27 13:00〜 野沢議員(90分)、柏野(60分)、寺田議員(90分) 9/28 13:00〜 林謙治議員(75分)、大野議員(70分)、川股議員(60分) 10/1 13:00〜 川原議員(70分)、田中芳憲議員(80分)、遠藤議員(70分) 当初の予定と時間が変更になっている部分がありますのでご注意ください。
第3回定例会、招集
第3回定例会、招集
第3回定例会議案、行政報告、教育行政報告などが配布されました。 生活に関わるような議案としては、事業ごみの処分手数料の値上げ、下水道料金の値上げ、市道の廃止・変更、などがあります。 以前にも書きましたが、今回の議会からインターネット中継の試験配信が始まります。当面は文字情報もなし、録画中継もなしですが、全国・全世界から見ることができるわけで大きな前進だと思います。 ただ、市のホームページにも議会のホームページにもまだ何も変化がありません。当日くらいにひょっこりリンクができるのでしょうか。9月25日の10時をお楽しみに。 また、可能な方はぜひ議場のほうへ足を運んでみてください。 ネット中継でみることができるようになっても、現場でしか味わえない空気というものがあります。みなさんのご期待に応えられるように、緊張感を持って臨んでいきたいと思います。
街頭演説の中止について
街頭演説の中止について
昨日、予定しておりましたカウボーイ駐車場前での小林ちよみさんの街頭演説につきまして、このブログ上で告知を行ったものの雨天による中止のご連絡ができませんでした。 みなさまにご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。 また場所の伝え方に関して、慣れから生まれる一方的な発信の不十分さも感じました。 具体的には、「カウボーイ駐車場前といえばわかるだろう」という認識を持っていたのですが、これまでカウボーイ周辺で街頭演説を見たことがなかった方や、周辺の他の道路での演説を見た方にはわかりにくい表現でした。 議会での活動や、このブログでの報告について、今後も「慣れ」過ぎることなく、いつも新鮮な感覚と言葉をもって臨んでいきたいと思います。 わかりづらい表現などないように努めますが、もしありましたらぜひともご指摘ください。 本日も昨日に引き続き、前衆議院議員の小林ちよみさんが恵庭入りいたしまして、今日は私、かしわのとともに市内の方にごあいさつ。 民主党に対するご期待の声もたくさんいただきました。 政局はどう動くかわかりませんが、新しい政権ともきちんとした政策論議を進め、年金問題、地方分権、格差是正などを推し進めていただきたいと思います。
再掲・9月議会日程
再掲・9月議会日程
9月議会の日程を再掲いたします。 この時点ではまだ「無所属・市民の会」が発足していなかったため、一般質問の順番に変更があります。「市民の会」は「共産」と「清和会」の間、今回は4番目になります。 前回載せたのが8/9だったのですが、通常の記事として書いているため、次第に埋もれていってしまいます。議会日程などに関してはすぐにわかる場所に残っていたほうがいいという声をいただきまいた さっそくお知らせ事項として、来週月曜日(敬老の日)の小林ちよみ前衆議院議員の恵庭での街頭演説予定を載せてあります。 12:00〜 恵み野駅前 16:30〜 カウボーイ駐車場前 の予定です。 お買い物のついでに、ぜひお聞きください。
議会改革を考える
議会改革を考える
「議会改革を考える」議員懇談会につきまして、12日に記者発表を行いました。 議会改革を進めていくには、議員全員が同じ方向を向いていく必要があります。そのためには会派ごとの意見で対立軸を生むのではなく、議論を深めつつ協調していくことが必要で、問題意識を共有していきたいという思いからこうした形の勉強会の発足を考えました。 しかし、議員全員の参加を呼びかけるために記者発表が先行してしまったというところで、もう少し別な手順があったのではないかという気持ちに傾いています。 動き始めて初めてわかることがあります。 そして、動いた以上は、形にしていく必要があります。 あとは25日の発足に向けて、できる限りのことをしていくだけです。
「市民と議員の条例づくり交流会議」2日目
「市民と議員の条例づくり交流会議」2日目
2日目の始めは、地方自治総合研究所の辻山先生がコーディネーターとして議論を進めていきました。実は私、大学時代に中央大学の教授をされていた辻山先生のゼミを受験して落ちたたことがあります。できの悪い学生でした・・・。 この日のパネリストとして登壇した方たちは、三重県議、伊賀市議、栗山町議の3名、皆さん議会基本条例を制定された自治体の方です。条例を制定しているということは、少数だけの意見ではなく、過半数以上の合意を形成することができたということです。 3つの先進自治体の事例報告に加えて、会場からもそれぞれの取組みの報告や問題点などが数多く出されました。 議会報告会、議長選挙のあり方、反問権、通年議会、参考人の出席、議員の条例提案、表決態度の公表など、すぐに取り組めないことももちろんあります。そしてあまり積極的ではない意見の根っこには選挙という仕組みが横たわっているということを、報告を聞きながらあらためて感じました。 2日間の研修に参加をして、知識としても多くのことを学ぶことができました。それに加え、全国でこれだけ多くの市民・議員がそれぞれの自治体で苦労を重ねながら改革の道を進んでいるというのを聞くことで、非常に強い刺激をいただきました。 こうした刺激を糧に、これからも進んでいきます。
「市民と議員の条例づくり交流会議」1日目
「市民と議員の条例づくり交流会議」1日目
法政大学で開かれた「市民と議員の条例づくり交流会議」に9月1日、2日と参加してきました。 私は「変えなきゃ!議会キャンペーン」というものに賛同させていただいていますが、これのきっかけとなったのが、この「市民と議員の条例づくり交流会議」なんだそうです。 議会改革については、市民の方からはなかなかわかりづらいという声もいただいています。1日目の報告の中でも、多くの自治体の議員などからも発言がありましたが、どこの自治体でも同様な意見があるようです。 改革、というときに確かに議員定数の削減や政務調査費の削減、費用弁償の廃止(恵庭では既に廃止済み)といったことは話題にもなっていますし、わかりやすいものです。 でも本当に必要な改革というのは、合議体であること、市民の声を取り入れることなど本来の特色を生かせる形を作ることのはずなのです。 例えば、市長は独任制の代表です。一人で決めることができるからこそ、5月の「自校炊飯」中止の決定のようなことができるわけです。(是非は別として) そこで合議制である議会に求められるのは、議論の過程が見えてくることによる世論の形成、課題の提示機能というものがあります。昨今、行政側がさまざまな市民参加の形を模索しています。これは別に議会の権限を奪うものではなく、本来主権者たる市民の声を議会が十分に反映してこれなかったことに起因しています。 議会改革が行われることで、市民自身が地域で今何が問題となっているのか、理解ができるようになります。市民が行政や議会に「お願い」をして教えてもらうのではなく、「当然に」知ることができる環境になっていかねばなりません。 議会改革フォーラムが指摘する問題点は大きく3つあります。 ・討議をしない議会 ・市民が発言できない議会 ・公開が不十分な議会 第一部ではこの3点を中心に3人のパネリストの方でお話が進んでいきました。 伊藤さん(福井県地方自治研究センター)は、議論は必要だけれども、いきなりすべてを討論にしようとしても無理がある。全員協議会など今のルール上で使えるものを使うのも一策だというご提案もありました。 途中で会場の側からも頻繁に意見が出てきます。その中には、議員の議案提出要件を緩和することで、議案を提出する議員とそれに反対する議員の質疑・討論を行っていこうとする議会の話が出てきました。 これであれば、合意形成ができるかは別として、議員間の意見の相違によっては議論を行うことができます。 議会を討議する場所にする、住民が参加できる議会にする、こうした改革は将来的に目指していくとしても、今日明日にすぐ変えられることではありません。しかし、議会の説明責任という部分では、1人の議員であってもすぐに起こせる変化があります。賛否の態度にとどまらず、議会HPにない情報を、今議会・委員会で何が議論されているのかを、つたない文章であっても、できる限りみなさんにわかりやすい形で伝えていくことが私の役割のひとつではないかと考えています。 北海道からは栗山町の議員、議会事務局の方、登別市の議員団、議会事務局、旭川市、函館市の議員などが参加しておりました。恵庭からは同じく「変えなきゃ!議会」に賛同している林よしお議員も参加しておりました。