2008年の記事一覧Archives

会議が続きます
会議が続きます
今日8/26は ・恵庭市防災会議 ・恵庭市国民保護協議会 ・まちづくり委員会 ・恵庭市情報公開・個人情報保護審査会 ・高齢者福祉・介護保険専門部会 と会議が山盛りでした。 まだまだ勉強が足りないため、審議会などの会議にはできるだけ出席し、情報収集や事業の実施状況の把握に努めているのですが、こう続いてしまうと頭が整理できません。 防災会議では、今年2月に起きた風雪害を教訓に、的確な対応が取れる除雪体制や対応策の説明がありました。 国民保護協議会では、国民保護計画の変更や図上訓練の実施などが報告されました。 まちづくり委員会はほとんど聞けず、インターン生に傍聴してもらっています。 情報公開・個人情報保護審査会では、 (1)災害発生時に備え、介護福祉課などが持っている情報を提供することと、 (2)災害時の目的外使用についてが諮問されました。 災害時に救出された人の約8割は地域の人に助けられているというデータもあり、地域の中で助け合える関係を築くことは重要です。 市内では自主防災組織も増えてきておりますが、個人情報保護法によって、行政が持つ情報の共有が問題となっていました。委員の方たちは、その必要性に鑑み、みなさんが承認していました。 私は、災害時の援護を必要とする方が自己申告できればいいと思うのですが、それでは十分な情報が集まらず、災害時に機能しないおそれがあります。 プライバシーの保護と、災害時の救援体制のバランスをもう少し考えたいと思います。 最後の会議は、社会福祉審議会の高齢者福祉・介護保険専門部会でした。 第4期の高齢者福祉計画・介護保険事業計画策定に向けて、現計画の状況などが説明されました。 まちづくり委員会のときにも思ったのですが、国はサービスを始めるときにだけ補助をし、サービスの種類を増やします。それが普及したあとは、市町村の単独事業となるものが多く、結局はどこの自治体もやめてしまいます。 普及して終わりのものであればそれでもいいでしょう。 でも、本当に必要な福祉はそんなにころころ変わらないはずです。 ただ、今の恵庭は、増えて複雑になり過ぎたものを少し整理する時期なのかもしれません。
報酬が「議員報酬」に
報酬が「議員報酬」に
8/21づけで8月分報酬をいただいております。 これまでも明細書の上では議員報酬となっておりましたが、 先日の臨時議会で条例が改正され、条例上も議員報酬となりました。 これによって、他の非常勤の審議会委員などと明確に区分され、議員の仕事が会期中に限られないということをあらためて示したものです。 8月分報酬は 報酬 355,000円 から 所得税 -8,080円 共済掛金 -57,600円 議員会会費 -3,000円 が控除されます。 控除合計68,680で 差し引き、286,320円が口座に振り込まれました。 ここからさらに国民年金、国民健康保険、住民税を納めます。 国民健康保険税が年額300,400円なので、1ヶ月に割りかえすと25,033円。 住民税額が217,500円なので、1ヶ月に割りかえすと18,125円。 国民年金が月額14,410円です。 これらの合計、57,568円を差し引くと実質手取りは228,752円です。 来年10月からは住民税も公的年金からの天引きをすることになってしまいましたが、その前に議員報酬から住民税の天引きをしてくれればいいのに、と思ってしまいます。
オービータウンは大騒ぎ!
オービータウンは大騒ぎ!
一週間が経ってしまいましたが、先週土曜日に恵庭市自主文化事業 「オービータウンは大騒ぎ」(花組)を見てきました。 恵庭の中学生、高校生が出演者のほとんどで、3ヶ月以上もの間けいこを積んで、この舞台に臨んだというように聞いています。 ストーリーは以下の通りです。 -- 貧しくて静かで平和な町オービータウン、ここにはにぎやかで元気いっぱいの四人姉妹がいるイラナー一家が住んでいました。 ところがある日世界的な大企業マイクロリッチ社がこの町にある妖精の泉の水に注目しミネラルウォーターの工場を建てることになりました。 さあ町には今まで見たこともない大金が転がり込み町中大騒ぎ、あの素朴な田舎町のオービータウンは、、、、、、これからは見てのお楽しみ。 突然町ごとお金持ちになった人達の戸惑いとそこに巻き込まれた小さな家族の物語り。 (プログラムより転載) -- 開発にしても文化にしても同じことだと思いますが、地域の中にある力以上のことをしても、それは長続きしないものだと思います。 今あるものに光をあて、それを自分たちが大切にしようと思わない限り、それは一過性のものになってしまうでしょう。 そんなメッセージを私は感じました。 比較するのは、適切ではないかもしれませんが、この夏には「葉っぱのフレディ」というミュージカルも行なわれました。 それ自体はとてもすばらしいものだったというようにも聞いています。 しかし、よそから持ってきたものは、すぐに忘れられてしまいます。 41人の子どもたちが一緒に歌ったということで満足するのではなく、それが恵庭に根付いていくものであってほしいと願っています。 その点、恵庭の人たちが、外の力も借りながら作りあげた今回のミュージカルは将来に広がりを持つものだと思います。今回関わった人たちから、次の企画につながり、さらに多くの人が出演する側、見る側として関わっていけるようになってこそ、文化が根付いたと言えるのではないでしょうか。 よそから持ってくるものではなく、地域に今あるものを大切にしていきたい。 あらためてそう感じさせていただいたミュージカルでした。 「コウエン」のメッセージはみなさんに届いたでしょうか。
若手議員の見た市議会
若手議員の見た市議会
若い世代の政治への関心を高めることを目的に、道内の市議でイベントを開催します。 主な対象は学生やその周辺世代ですが、若い心をお持ちの方はどなたでもご参加いただけます。 「若手議員の見た市議会 〜ここがヘンだよ!市議会〜」 日時:2008年8月30日(土) 13:30〜15:30 場所:かでる2.7、520研修室    札幌市中央区北2条西7丁目 会費:無料 内容: 昨年の統一地方選挙で初当選した20〜30代の議員が、1年間の議員活動を通して抱いた疑問や議会の現状を、わかりやすくお話します。 地方政治の近さを感じていただき、地方議会が進むべき道を会場のみなさんと一緒に探りたいと思っています。 パネリスト: 岡 英彦 江別市議会議員 武田 圭介 砂川市議会議員 成田 祐樹 小樽市議会議員 柏野 大介 恵庭市議会議員 コーディネーター: 南 絵里華 NPO法人ドットジェイピー北海道支部代表 主催:若手議員の見た市議会シンポジウム実行委員会 共催:NPO法人ドットジェイピー北海道支部
恵庭の事業仕分け その1
恵庭の事業仕分け その1
恵庭版の事業仕分けを行なう、まちづくり委員会が開催されました。 まずお詫びですが、 ブログでは「明日の地方財政を考える会」の方の説明がある旨記載しておりました。 先方の都合がつかなかったとのことで、説明はなくなりました。 報告を期待していた方にはご迷惑をおかけしました。お詫びいたします。 事業仕分け自体は、事務事業のそもそもの必要性や有効性を問うものなので、財政とは関係がありません。 お金がないからできない、という判断をする場ではありません。 080819machidukuri.pdf 資料の1枚目に議題がありますが、その点から考えると財政状況の説明から入ることは不適切です。 もともと事業仕分けの説明のための時間であったとすれば、短い時間であったとしても、実際に仕分けを体験している人からの説明などがあってもよかったと思いました。 滝川で実施した仕分けの際には、ベテラン仕分け員の方が何人も参加をしており、点をつく質問が多かったように思います。 今回の仕分けでは、みなさんが積極的に発言をされていたのはとてもよかったと思うのですが、その事業から外れてしまったり、行政の意向を気にするということがたまに見られました。 1000程度の事業を数年間で全部まわそうと思えば、1つ1つの事業をもう少しテンポよく掘り下げるさばきも必要ではないかと思います。 それは今後の課題でしょうか。 この日の評価対象は以下の8事業でした。 080819chosho.pdf 1.千歳・苫小牧地方拠点地域整備推進事業 2.循環型社会形成の取り組み 3.道路維持管理業務等 4.有害鳥獣対策事業 5.パートナーシップ排雪制度 6.市民農業講座 7.恵庭市融雪施設設置費助成事業 8.こどもふれあい農園推進事業 中身についてはいろいろとあるのですが、先日の委員会で私も確認していた「循環型社会形成の取り組み」が仕分け対象となっていました。 これは (1)資源回収奨励金交付事業(町内会などの行う資源物回収に対し、1kgあたり 2円の助成)と (2)ごみ排出抑制促進事業(生ごみ堆肥化容器の購入助成)の 2つからなっています。 そもそも仕分けを行うにあたっては、別々に議論をする必要があると思います。 まず(1)の集団資源回収の奨励金について。 委員からの質問で、資源物の単価を把握しているのかとの問いに、まったく把握しておらず調査中であるという答え。 厚生消防委員会では「資源物によって、単価が40円〜3円と大きく違う」という答弁をしています。はっきり言って、40円で引き取ってもらえる資源物に奨励金は必要ありません。 単価が安いもの(=市が集めてもお金にならない)には重点的に配分をすることで、処理費用のかさむものをこそ集団資源回収で集めてもらうことが必要です。 次に(2)の生ごみ堆肥化容器は、 把握が難しいとはいえ、それを実施していることによる削減の効果を把握していません。 コンポスター、段ボール堆肥化容器、電動生ごみ処理機、密閉式容器でそれぞれ単価も違えば生ごみの減量効果も違っているはずです。 また堆肥化が難しい資材であれば、使い始めたものの、それが継続されていない場合も考えられます。それが継続的なごみの削減につながっていないのであれば、単なるばらまきになってしまいます。 仕分けの結果としては、「恵庭市が実施する必要があるが要改善」となりました。 私は政策の効果が見えないままであれば「不要」であると思います。 明日22日には第2回目の仕分けが行われます。
8.18 恵庭青年会議所、公開例会
8.18 恵庭青年会議所、公開例会
恵庭青年会議所が開催した、前矢祭町長、根本良一さんの講演を聞きました。 とても断定的に、すべてを見てきたような口調で、職員批判、教員批判、政治家批判をなさっていました。 自分で稼がない職業政治家はだめ。 教員の不祥事がマスコミに出ない日はない。 公務員は1人でできる仕事を3人半でやる。 確かに近年のマスコミの論調ともあっていて、評論家にとっては聞こえがいい話なのかもしれません。 マスコミ受けはしそうですが、でも、それは本当にすべてをとらえているのでしょうか。 恵庭市の職員の方も何名か来ていましたが、来ていた方はみなさんとても熱心に仕事をされている方ばかりだったと思います。 私もそこで批判をされていた職業政治家の1人ですが、ああいう言い方をされて、すべてがそうだと決めつけられてしまうと、非常に残念な気持ちになってしまいます。 6期24年勤めてきたということですが、職員や、自分と一緒に働く人たちを信用しないで、トップが務まるのかという点で非常に疑問です。 人口7000人の矢祭で議員定数を18人から10人に削減したということを切り口に、議会の定数削減と議員のボランティア化の持論を展開されていました。私は定数の削減はあってもいいと思いますが、ボランティア化には反対の意見です。 7000人のまちでは60人の職員で仕事ができるとしても、 68000人のまちで同じことができるでしょうか。 600人の職員が必要だということは、それと同じように事務事業の数だけ見ても、あきらかに仕事が多いのです。 恵庭では、今かかえているだけでも1000以上の事務があり、それをチェックするためには現状の理解が必要です。 国の法律が変われば、条例の改正のために法律の趣旨を理解しなくてはなりません。 7000人から上がってくる陳情と68000人から上がってくる陳情では数も違うでしょう。その多様な陳情の趣旨と背景を理解せずして採決に臨むことはできません。 市民意見の聴取や、広報活動は社会貢献活動としてやればいい、とも根本さんはおっしゃっておりました。 私たちの世代では、12時間ほど働いて週1回の休みという人がたくさんいます。その合間に議会に出席をし、調査研究をし、広報や市民意見の聴取をするとなれば、その機能は低下することは避けられません。 その結果、特権階級しか議員になれないとなれば、議会制民主主義は民意を反映しないものになるでしょう。 ヨーロッパの基礎自治体を例にあげる方もいますが、労働形態だけでなく、民主主義の歴史、政治への参加の仕方が大きく異なっており、単純にそれをもって、日本でも可能というのは、少し無理があるように思います。 以上のような理由から、政治を市民の手に取り戻すために必要なことはボランティア化ではないと私は考えています。 第2部の村本商工会議所会頭、笹松市議会議長、原田北海道議会議員のお話はそれぞれの視点から描く恵庭の将来像が見え、非常に面白かったです。
市内で街頭演説
市内で街頭演説
17、18日の両日は、小林ちよみさんとともに、恵庭市内各地での街頭演説を行なっていました。 16日は黄金、中島町で11カ所。 17日は福住町、有明町、柏陽町、柏木町、文京町で11カ所です。 主にお話させていただいたのは、 ・4大事業 ・和光第2小学校の分離新設 ・葉っぱのフレディとオービータウン ・住民税の公的年金からの天引き ・議会改革 ・事務事業の見直し(事業仕分け) ・ごみの有料化 についてです。 マイクで話すことよりは紙やブログで伝えることほうが個人的には好きなのですが、まったく面識のなかった方とお話ができたり、家の中で聞いていていただける機会(ご迷惑をお掛けしてしまう場合もあると思いますが)はやはり貴重です。 柏陽の公園で演説をしているときには、子どもたちが集まってきてくれました。 その子たちに伝わるようにお話しようと思うと、途端に言葉がつまります。 ややこしい話こそ、端的にわかりやすく伝えられるように、心がけていきたいと思います。
オリンピック陸上100m1次予選
オリンピック陸上100m1次予選
陸上、女子100mの一次予選を応援に行ってきました。 組み合わせもちょうどテレビのライブ中継の時間に合い、応援に来ていた人たちも盛り上がりました。 福島選手は5組目で走り、逆風の中、11秒74のタイムで5位でした。 各組の上位3名の他、すべての組から上位10名が2次予選に進めるということでしたが、一歩及ばず。 今回出場していた選手たちと比べてもまだまだ先があるわけですし、世界レベルの中で走った経験を仲間にも広げ、ぜひ次につなげていただければと思います。 競技結果ページ(北海道新聞) スタートの反応時間はトップクラスですが、向かい風は10組の中で一番強かったようです...。 オービータウンは花組公演を見てきたのですが、ネタバレになってしまうおそれがあるので、明日以降に書きたいと思います。
平成20年第3回臨時会
平成20年第3回臨時会
お知らせにも書いておりましたが、8月20日に第3回臨時会が開催されます。 議案は以下の4本です。 1.地方自治法の改正に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について 2.平成20年度恵庭市一般会計補正予算(第2号) 3.平成20年度恵庭市国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 4.平成20年度恵庭市介護保険特別会計補正予算(第1号) 地方自治法の改正は、今年6月に行なわれたもので、大きく2点の改正でした。 1つ目は、議会活動の範囲の明確化で、これまで定められていた本会議、常任委員会、特別委員会以外の協議や調整も会議規則で定めることにより、法的な根拠を持たせられるようになりました。 2つ目として、これまで非常勤職員と同じであった報酬規定を区分し、「議員報酬」としました。 本当は、自治体の事務に関する調査研究や住民意思の把握を明確に議員の職務としてうたう必要があると思いますが、それについては今回の改正では見送られました。 まだ十分ではないものの、議員活動の範囲への誤解(会議に出るときだけが仕事)も少しは変わっていくでしょうか。 補正予算については、「プレイセンター」が地方の元気再生事業に採択されたことによる補正と、特別会計の19年度の精算に関わるものです。
インターン生日記 第2期−1
インターン生日記 第2期−1
冬に続いて、夏休み中の学生インターンシップの受け入れをしています。 今回は1年生と2年生の2人が来てくれています。 初めの3回は、若者向け政治イベントの打ち合わせ、首長選挙、政治スクールという広く有権者の関心に訴えるものに参加をしてもらいました。 議員、議会は日常的に有権者の意思を確認することが必要です。 選挙のときには、それを訴えていても、それを継続的に行なえているのか、ということを自問するためにも選挙を見にいってきました。 以下、Tさんの報告です。 -- 8月7日(木) 9時恵庭駅集合後、登別へ市長選を見に行きました。 車内で、事前に市長候補お二人の資料(マニフェスト等)を読みましたが、何がなにやらといった感じで、全く質問は浮かびませんでした。 10時頃、登別市へ到着し、市長候補のお一人の話を聞きました。 座談会での市民の方からの質問は、マニフェストよりもわけがわからなく、質問の意図はつかめませんでした。 それに答えられるなんてすごいなぁと。 一緒に参加していた同じインターン生の1人が 【教育の問題で子どもたち、福祉の問題で高齢者への政策はあるが、20を超えたあたりの若者への政策はあるのか】という質問をしたのですが、候補者の方の回答が【これから考えていく】というのだったのは残念でした。ですが、文章だけの印象と、接してみてからの印象は変わっていたので、選ぶときには実際に接してみなくてはわからないなと感じました。 今回は片方の候補の方しか話を聞けませんでしたが、本当に投票するときは全ての候補の方の話を聞いてみたいです。 そのために、市民が参加しやすい接触の場が整っていたら良いと思いました。 2時頃、恵庭市へ戻ってきました。 事務所で8月のスケジュールの確認と、インターン期間中の主な活動について打ち合わせをしました。 恵庭市の4大事業↓を聞いたのち... ・西島松北地区整備事業 ・恵み野駅西口周辺整備事業 ・恵庭駅西口周辺整備事業 ・和光小学校増築事業、第2和光小学校建設事業 3時過ぎ、これらの問題を考えるために、実際にその場を見に行きました。 西島松北地区は、現在農地として成り立っていて、開発していく必要があるのか、疑問に思いました。 車でまわってみて、恵庭の全体像と問題点が聞けてよかったです。