雑感 thoughts

できるだけ現場を
できるだけ現場を
以前は3人で会派を作っていましたので、基本的な打ち合わせはするものの、発言などについては、それぞれが行っていました。 以前も自分が所属していない委員会についてはできる限り傍聴をして(うしろのほうに座って見てます)、情報を得るように努めていましたが、今期は1人会派ということで、より細かい情報を自分で集める必要があります。 そんなこともあって、ゴールデンウィークは知っている農家の方のところでお手伝いをさせていただいて、当事者の声を伺ったり、今週は発達支援センターで市が行っているいくつかの事業の現状を見せていただいて、基礎的な部分を勉強してきました。 もちろん1日や2日ですべてがわかるわけではありません。 だからこそ日常的に、そういう機会を意図して作ることが必要なんだと思います。 もちろん、そのやり方は議員それぞれで違っていて、兼職をしている人はその仕事を通じて見ている世界があることでしょう。 ただ、私は少しでも現場に近いところでお話を聞くことにできるだけ多くの時間を割いていきたいと思っています。 私からお願いすることが多いと思いますが、こういうところにもっと目を向けてみてはというようなご意見がありましたら、ぜひお聞かせください。可能な限りお邪魔をさせていただき、お話を聞きにいきたいと思っています。 -- 夜はこれまでも参加をしていたある実行委員会の会議。 方向性が大きく変わるということで、ちょっと紛糾する場面もありました。 腹を割って話をしないと、いつまでも前に進まないよなーと思いました。
北海道知事選挙告示
北海道知事選挙告示
本日3/26から北海道知事選挙が始まりました。 報道によると、現職の高橋はるみさんと新人の佐藤のりゆきさんが届出をされたようです。 個人的に思うところはありますが、まずは直接候補者の訴えも聞いてみたいと思っていたところ、佐藤のりゆき候補がさっそく恵庭に入るとの情報を耳にしたので、候補の訴えを聞きに行ってきました。 政策的には若者が働く場所をつくるということ、原発からの脱却などをお話しされていて、ちょっと早口かなーと思いましたが、さすがは元アナウンサーということもあり、無難に演説をされていました。         ただ、個人的には、いろいろと選挙を見過ぎているためか、政策の訴えよりも応援体制のほうが気になってしまいました。 街頭演説をする場所の選定であったり、選挙カーのスピーカーの向きであったり、ちょっとしたことですが、その積み重ねが大きな差になるようにも感じます。 選挙初日ということもあってか、周囲の盛り上がりは今ひとつ。 webサイトを見る限りはなかなかいいことを書いているように思いますので、期待したいところです。http://satonoriyuki.jp 対する高橋はるみさんは、webサイトによると今日は江別からまっすぐ千歳に入る予定になっているようで、恵庭に来る日程は現時点ではわかりません。 webを見る限りこれまたいいことが書いてあるのですが、高橋さんの場合は現職知事なので、これまでの任期中がどうだったのかということが問われます。http://haruchan.jp 知事選は期間が長いのですが、選挙区も北海道全体と広いため、なかなか候補者を見る機会も多くありません。 できることならば双方の候補者をしっかりと見比べた上で、判断を下したいと思います。
こすもす保育園、新園舎説明会
こすもす保育園、新園舎説明会
今日は息子の通う保育園の新園舎移転に関する説明会があり、参加をしてきました。 新しい建物に移ることで使いやすくなる部分もありそうで、そうした部分には期待をするのですが、一方で気になる部分もいくつかあります。 一番大きな心配は、送迎時に使える駐車場がないということです。 保育課などでも確認をしたところ、駅近接型の保育園という位置付けで、当初より駐車場がない施設とのことでしたが、平成25年に入園をしたときから駐車場がなくなるという話は一度も聞いたことがありませんでした。最近になり再開発ビルの工事が進んで外観が見えてから玄関の様子などを見ていると、駐車場がないのでビルの1階部分の駐車場を使えるのか確認したところ、そういう想定はしていないとの回答をいただきました。 保育課として送迎時の利用状況に関してアンケートなども実施していないと思いますが、普段の送迎を見ている限り、ピーク時間には5〜10台程度の車が止まっています。来年からは産休明け保育(2か月から)を始めるということや冬場の送迎などを考えると、定員の100名規模のすべてが車による送迎をしないということは考えられず、計画の誤りは明らかです。 今日の説明会での保育課の説明によると平成24年の実施設計の際に、現在の案が決定をされたということで、保護者も入った運営協議会でも審議されたという話はありましたが、ほとんどの保護者にとっては初めて聞く話だったようで、説明会前後にも「駐車場がないのは困る」という声を何人かの方から聞きました。 加えて、新園舎のすぐ近くにある横断歩道(再開発ビルの空中歩廊の下)が4月からなくなるという話も最近になって耳にしました。 保育園に確認すると「聞いていない」ということでしたが、どうやら事実のようです。 4月いっぱいは保育園の現施設に行くために相生通を横断する必要があります。また、移転後は基本的に相生通を横断する必要はありませんが、駐車場が使えないため、8月末までは旧施設の駐車場を使う必要があり、その場合には相生通を横断しなくてはなりません。 市としては、できたばかりの施設であり、駐車場について変更は考えていないようですが、そもそもの作りが利用者のニーズに合っていないものであって、早急に見直す必要があると思います。 子ども、子育てに関しては、できるだけ多くのお父さん、お母さんの声を聞き、届けていきたいと考えていますが、まずは身近なところの声をしっかり届けていきたいと思います。 困るっ
いちご
いちご
旅行が好きです。 自分で行ったことがある土地のことは、地図や報道で見てもどこか懐かしい気持ちになります。 数日前に、お店でいちごを見ました。 そのラベルには見たことのある地名が書かれていました。 亘理町。 あの年の5月、妻と2人で滞在したまちは山元町と角田市。 お隣の亘理町のボランティアセンターにも何度かお邪魔をしました。 初めて訪れるまちにはいつも新鮮な感動があります。 一方でそれが緊張になるときもあります。 紛争地域に近かったり、治安がよくなかったり、過去に大きな争いを経験したまちにはどこか独特のものがあるように思います。 あのときの東北は、そんな大きな争いのあとのような、張り詰めた空気がありました。 ほんの短い期間、よそから行ってできたことはほんのわずかでした。 でも、人が助け合うこと、力を合わせることなくしては生きていけないのだという当たり前のことを思い出させてもらいました。 困難に直面をしたとき、旅先で一人のとき、自分に足りないものと向き合うことを余儀なくされます。 便利すぎる世の中は、なんでも思い通りになることが当たり前で、一人でも生きられるような錯覚を抱かせてしまいます。 あきらめなかったからこそ、実がなりました。 関わった人たちも、実がなったということを喜びます。 時間はかかっても、地域に種をまき、花を育てるということを続けていけば、その日はくるのだと思います。 https://kashiwano.info/article-1956.html
Do it ourselves
Do it ourselves
ラノベプロジェクトに参加してスツールをつくってきました。 暮らしに身近なもの、自分でつくれたら楽しいですよね。 そもそもは、畑におくベンチがほしいと思い、買ってくるほどでもないから自分でつくろうと思いました。でもどうせつくるならちゃんと作り方を勉強したいと思っていたタイミングでDIY教室を見つけました。 やり方を覚えて応用ができるって楽しいですよね。 ラノベのみなさんがやっていることや、教室に参加している方たちと お話をしていると、いろんなものがつくりたくなってきます。 ふと見かけた木製のものが、自分でもつくれるような気がしてしまったりもします。 ベンチよりも先に、今は堆肥をつくるコンポスターがつくりたいです。 たぶん土に分解されて朽ちていってしまうけれども、 朽ちたらまた直せばいい。 壊れたら直せるのもDIYの魅力ではないでしょうか。 海外で安くつくられたものを買うということは、 グローバル化に取り込まれて、地域の外にお金を流出させること。 近くのお店で材料(できれば道産材を)を買って必要なものを子どもと一緒につくる。壊れたら、一緒に頭を使って工夫をして直す。 お金がたくさんなくても、家族と過ごす時間を大切にしながら、必要なものを自分たちで手入れできるというのはゆたかな暮らしなんじゃないかなーと思っています。
あらそいのはじまり
あらそいのはじまり
(2014年8月10日追記) 最近はfacebookなどのコメントで追記するクセがついてしまい、あえて本文に意図をすべて 書かないことが増えてしまっておりました。 今回記事が1か月以上遅れてtwitterでリンクされ、そのリンクからご覧いただいた方に、 投稿時の状況(2014年7月1日に集団的自衛権行使の閣議決定がなされたこと)などが 伝わらずに誤解を受けた部分があるようです。 そのため、facebook上で記載していたコメントを本文の下に追記しておきます。 (以上、追記) -- 自宅の目の前の公園にカラスが巣をつくっているようです。 公園のそばを歩いていると、低く飛んできたりして威嚇をされます。 昨日は、子どもを抱いて歩いているときにも2羽のカラスがかなり近くに寄ってきました。 身を守らなくてはならないと思いますが、攻撃をすると、カラスは覚えていて後日反撃をされたり、容貌が似ている人も標的になるという話を聞いたことがあります。 緊張が高まっています。 私は、人間としての誇りを持って、石つぶてをぶつけてやろうと思うのですが、反撃を恐れる妻は、反対しています。 公園の横を通る歩行者も危険にさらされています。 みなさんはどう思いますか? -- (以下、facebookのコメント欄より2014年8月10日追記) (2014年7月1日21:42) みなさんコメントありがとうございます。 妻が言うには鳥獣保護法があるから、やみくもに攻撃しちゃいかんっていうのもあったんですよね。 で、私的には先制攻撃を受けている訳だし、わが子を守るための緊急避難が適用されるだろうって思いました。 人間の生活領域に踏み込まれているという意識と、そもそも先住していたのはどちらかという疑問。 言葉が通じない動物相手に向きになっても仕方がないような気がしつつ、相手のことをよく知らないから、相手が緊張を高める原因をつくっているという無理解。 自分が子どもを守るためと思って積極的な防衛行動にでるということが、無関係な人たちにも危害を及ぼすかもしれないという危険性。 みなさんから教えていただいた情報などを参考に、なぜ相手がそういう行動をとろうとするのかを知り、自分が危険を避けるためにどんな行動を取ることができるかを考えるのがよい策なのかなと思いました。 まわりくどくてすいません^^ – (2014年7月3日8:47) 今朝児童の登校見守りに行っていたのですが、大量のカラスたちが一定の方向に飛んで行きました。 巣立ち?なのか、普段みるカラスよりもずいぶん小さい個体が多かったように思います。 自然界には季節のサイクルが訪れます。 私たちの社会では、緊張の波は人によってつくられるものだと思うんですよね。 エゴを主張し合って緊張を高めるのでなく、平和をつくる努力を。 ということで、うちの近所にはそろそろ平和が訪れそうです。 もう一方は?
「どーせ無理」をなくすため
「どーせ無理」をなくすため
本日賃労働がお休みで、赤平にお勉強をしに行ってきました。 これまでもお名前はよく耳にしていたものの、お話を伺うのは初めて。 植松電機の植松努さんです。 お話の中で心に残った言葉はたくさんあります。 ・お金がないと買えないのは、誰かがしてくれるサービス ・嫌なことを我慢しないで解決策を探す ・だったらこうしてみれば、で夢は叶う などなど。 あふれ出てくる言葉のひとつひとつに実感がこもっていて、重みがあって、とことんやってきた人の言葉は心をぐいぐいと揺さぶるものでした。 私も自分なりに、夢を、理想を追いかけて、つまずいて、失敗して、 別な道をめざしてもうまくいかなくて、あきらめかけそうになっていました。 自分の限界、日々の生活。言い訳をしだせばきりがなくて、 そんなときに、夢から目を背けるような話がありました。 それに流されて、まったく別な目標をつくって忙しくしていれば、 一瞬は心が落ち着くのかもしれません。 でもそれは違う。 あきらめなくていいんだ。 あきらめないでやろう。 そう、思いました。 植松さんのFacebookページはこちら https://www.facebook.com/ZhiSongNu 植松努さん著書 『NASAより宇宙に近い町工場』 http://www.amazon.co.jp/NASAより宇宙に近い町工場-植松-努/dp/4887597525
栗沢の石蔵カフェに行ったのは
栗沢の石蔵カフェに行ったのは
日曜日に妻を岩見沢まで送るのを口実に、栗沢の石蔵カフェに行ってきました。 普段なら立ち寄らないであろう栗沢。 たまたま家ではないところから岩見沢までの道のりを地図で見て、途上にあった栗沢。 以前から読んでいる「夕張希望の杜」の村上先生のメルマガで、ちょうど先週紹介されていたカフェのことを思い出したのでした。 村上先生のメルマガで見て来たんです、とお店の人に話して、お店を出てからの妻との会話。 「なんでメルマガ読んでるの?」「・・・」 なんでって言われても、特に理由はないんですが、何かで木下敏之さんが夕張支援のためにメルマガを発行して、その広告収入を寄附すると書かれていたのが、メルマガを読み始めたきっかけ。読み続けているのは、村上先生の地域医療に対する考えや、木下さんの書く情報が自分にとって有益だと思えるから。 今回も、恵庭からこんなに近くに、こんなに素敵なお店があることを知ることができました。 ちょうど今日で200号という節目を迎えられたようですが、これからも読み続けていきたいメルマガのひとつです。 自治体関係の方も、医療や社会保障に関心のある方も、ぜひおススメします! たくさんの人が読むことで、支える力になります。(勝手に) 「夕張希望の杜の毎日」 http://archive.mag2.com/0000253983/index.html カフェ 和徳石庵 http://hills.068.jp/cafe/index.html
ソクラテスミーティング
ソクラテスミーティング
日常的な活動をご報告しようと思いつつ、筆が遅くてすいません。 先日、札幌市立大通高校で行われているソクラテスミーティングに参加をしてきました。   ソクラテスミーティングは、大通高校が目指す「キャリア教育の充実」に則って、単なる職業講話にとどまらない少人数の座談型講話として実施をされています。 私は昨年に引き続き、2度目の参加だったのですが、本当に様々な職業や経験を持った人たちが参加をしています。 若くして起業をした人、 薬物依存から回復した人、 ゲーム好きが高じて、ゲーム製作の仕事についた人、 芸術の分野で才能を発揮している人、 大きな病気を乗りこえた人、 などなど。 6〜10人と少人数のため、率直な質問や、今の高校生の考えにも触れることができ、私にとっても新鮮な気持ちで、自分の来し方を振り返ることができます。 人前でお話できるほどの大した経験でもないのですが、旅行をしていたころの話や、3度の選挙のこと、市議としての仕事のことなどをお話させていただきました。 職業を選択していく上で、また政治について考える上で、ほんの少しでもお役に立っていればうれしいところです。 義務教育分野でも、様々な職業教育などが行われています。 こうした機会に触れ、進路について考え、さらなる学びを求めていくことが、人材立国を目指す日本にとって大切なことなんだと思います。 願わくは、海外に出る若者が増えますことを。
婚活の公益性
婚活の公益性
久しぶりのブログなのに、不思議なタイトルですいません。 以前から関わっていた市民活動のひとつで、婚活イベントを開催しています。 7月に次の会を開催の予定ですが、それに関連して、恵庭市の後援名義を お願いしたところ、難航しています。 理由としては、それはあくまでも私的なものだから、とのこと。 そういう解釈もできるわけですが、少子化の現代、自治体として 晩婚化対策に取り組んでいるところはたくさんあります。 少しでも参加者の方に安心して来てもらうためにも、恵庭市の後援が あるということは大きいことですし、ボランティアで携わる我々としても 励みになります。 ちょっとした駄文を書き連ね、補足資料として提出してきたので、 ぜひご意見ください。 いろんな若者と話をしていて、結婚前の市民の行政に対するニーズは 「就活」と「婚活」と「居場所づくり」だと感じているのですが。 -- 婚活イベント「恵婚部vol.5」の公益性について 恵婚部スタッフ 柏野大介 1 取り巻く環境の変化と現状 a 全国的な未婚化、晩婚化  北海道保健福祉部子ども未来推進局では、少子化の要因は、未婚率の上昇と少産化の進行、希望どおりの数の子どもを持てない世帯が多いことと指摘をしている。  総務省の「国勢調査」によると、全国的にも生涯未婚率は上昇傾向にあり、平成2年に男性、女性でそれぞれ4.28%、4.07%であったものが、平成17年には、男性で14.03%、女性で9.26%まで上昇し、特に女性については、全国の数値よりも2ポイントも高くなっている。  同時に、平均初婚年齢は、平成7年に男性28.1歳、女性26.2歳であったものが、平成21年には男性29.8歳、女性28.4歳と同じく上昇しており、経済的な負担に加えて、肉体的・精神的な負担も相まって、理想の子どもの数よりも実際の子どもの数が少ないという状況、夫婦の平均出生数の低下を招いている。 b 恵庭市のおかれた状況  恵庭市は北海道の中でも数少ない人口が伸びているまちであり、人口動態で見ても自然動態がプラスで推移している。しかし平成23年に入ってからは、自然動態の増減は拮抗しており、全道的な傾向や、人口推計が指し示すように、少子化は確実に進行している。  恵庭市でも、「次世代育成支援対策法」及び「少子化社会対策基本法」に基づき、総合計画を上位計画とする「恵庭市次世代支援行動計画」に基づいた少子化対策を進めているが、恵庭市の女性の有配偶率が、全国・北海道の平均を上回っているという記述があるのみで、結婚に関して特段の対策を講じているわけではない。  前述の通り、全国・北海道の未婚化・晩婚化は急速に進んでおり、その平均と比較して上回っていることが将来に向けての対策を講じない理由とはならない。  なお、恵庭市第4期総合計画の中では、「子どもを生み育てやすい環境」として、以下のように記載されている。 〔地域福祉〕 10地域福祉活動の活性化をめざします 安心して住み続けられる地域社会をめざし、市民参加による地域福祉活動の活性化に努めます。 2 他の自治体の動き  こうした環境の変化に対し、行政としても対応策を打ち出す事例が増えている。  福岡県では平成15年に実施した「子育てに関する意識調査」の中で結婚観についても調査を行った。その回答では、「一生結婚するつもりはない」とする未婚者は男性4.3%、女性5.7%となっており、未回答を含めても約1割であった。つまりいずれは結婚しようと考える未婚者が9割にも上っている中で、現実には未婚化、晩婚化が進んでいる。  この結果に基づき、福岡県は「新たな出会い応援事業」として、出会い・結婚の支援に取り組んでいる。  この他、都道府県として結婚の支援に取り組んでいるのは、福井県(ふくい婚活カフェ)、富山県(とやまで愛サポートセンター)、群馬県(ぐんま赤い糸プロジェクト)、栃木県(とちぎ出会いサポート事業)、岐阜県(しあわせへのとびら)、奈良県(なら出会いセンター)、兵庫県(ひょうご出会いサポートセンター)、島根県(しまね縁結び応援団)、山口県(やまぐち結婚応援団)、長崎県(ながさきめぐりあい)など枚挙に暇がない。  同様に基礎自治体でも、石狩市、島根県益田市、長野県伊那市、兵庫県南あわじ市、岐阜県高山市、岡山県岡山市、福井県勝山市など多くの取り組みがされているが、特徴的なことは、行政自らの事業だけではなく、民間団体の取り組みに対する支援も幅広く行われているということである。 3 私たちの取り組み  私たちの活動は、恵庭市社会教育関係団体にも登録をしているエコフェス実行委員会のスタッフ有志によって始まった。エコフェスでは、音楽が好き、恵庭を元気にしたい、恵庭で楽しいことを増やそう、そういう思いを持った若者が、仕事や学業の傍らボランティアで活動を続けている。私たちがその取り組みの中で、よく耳にしていたのは、就職・景気に対する不安と結婚に関することであった。  恵庭で働く場を作ることは、私たち個人の力で実現することは難しい。しかし、結婚に関しては、当事者世代だからこそ、自分たちでもできることがあると考え、私たちの活動は始まった。  民間事業者が行うお見合いパーティや結婚相談所は料金や敷居が高い。一方で、インターネットを介したものには不安がつきまとう。私たちが目指したのは、手づくりで、多額の費用をかけずに、安心して参加できるものだ。  これまで4回の開催は、恵み野、栄恵町、市民会館と場所を変え、参加者の意見にも耳を傾けながら、内容にも工夫をした結果、延べ110名を超える参加があった。市内の飲食店を利用することにとどまらず、前回は市内の菓子店に講師を依頼し、恵庭の魅力を市外に発信することにも努めてきた。  私たちは、婚活をキーワードに、若い世代が恵庭で交流する機会を増やし、私たち自身ができる地域コミュニティ再生の取り組みを続けていきたい。 <過去の開催> 第1回 平成22年8月6日 恵み野 32名 第2回 平成22年12月11日 栄恵町 30名 第3回 平成23年1月7日 栄恵町 21名 第4回 平成23年2月12日 市民会館 31名 恵婚部のブログ http://ameblo.jp/ekonbu/ 北海道の少子化対策ページ http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kms/homepage/shoushikamondai.htm 興味深いサイトがいくつかあったので、ご参考まで。 伊豆市 i-リーグ http://www.city.izu.shizuoka.jp/form1.php?pid=2286 福井市少子化対策・子育てサイト はぐくむ.net http://www.hagukumu.net/page/danjo/sweet.html 南あわじ市 ハッピーマジック http://www.city.minamiawaji.hyogo.jp/index/menu/336/ 岡山市 出会いのひろば http://www.city.okayama.jp/hofuku/kodomokikaku/kodomokikaku_00028.html 博多経済新聞 恋愛は不況を救う?!福岡の「婚活」事情 http://hakata.keizai.biz/column/11/ おはようとくしま 県内の婚活事情 http://www.jrt.co.jp/tv/ohayo/2009/1020.htm