活動報告 activity

総合軍事力演習
総合軍事力演習
9/14に総合戦闘力演習、「玄武2010」を視察、研修に行ってきました。 5カ年かけて計画、錬成を行い、今年最終年として、総合的な演習を実施とのこと。 普段の訓練の成果が、発揮されるためには、実践的・総合的な演習が合わせて 行われるということはよく理解できます。 恵庭市議会では、基地特別委員会に所属をしてきましたが、 米軍再編に関わる訓練移転で、千歳基地で説明を受けたときを除けば、 直接自衛官の方から説明を受ける機会は少なく、非常に勉強になりました。 報道機関など、市外・道外の方が多く参加していたようですが、 こうした大規模な機会でなくても、市内や近隣の市民が、日常的な演習などを 視察できる機会がもう少し多くあればと思います。
サマースクール1日目
サマースクール1日目
本日から、北大の公共政策大学院が開催している 地方議員向けサマースクールに参加しています。 今日の講義は、 公共政策大学院教授の宮脇淳さん、 北海道町村議会議長会事務局長の勢簱了三さんのお二人から、 そして、最後に地域主権改革に関するワークショップでした。 宮脇先生のお話は、銀行の調査部門にもお勤めだったという経験も踏まえた 為替講義も途中に入り、大変興味深いものでした。 中でも、今の議会改革は形の議論が中心だが、本来必要なのは 質の話、つまり立法権の拡充こそが重要だという話はまったく その通りだと思います。 立法権の拡充、つまりは自ら政策を創っていくための視点。 あたり前すぎることでありながら、ついつい忘れてしまいがちな、 議論とは、政策とは、考えることとは、そんなことにも触れながら、 価値観の違うもの同士が合意形成を図るという、合議体の 意思決定に必要な作業を改めて学びました。 今日のワークショップでお話をしてみても、道内はもとより、 さまざまな自治体からの参加者の方がいます。 明日以降も、それぞれのまちが抱える背景などを伺いながら、 私たちが求める地域主権のあり方を描くのが楽しみです。 この地方議員向けサマースクールは今年で3年目になるそうですが、 宮脇先生の講義を聞いている中で、自治を担う人材を育てていこうという 強い意思を感じました。 私たちが行っているダッシュ政権塾も、分権が進む中で 地域が自ら人材を育てていくという点では同じ視点です。 自治を創るのは、誰かではない、われわれ地域です。
かしわの★レポートNo.11
かしわの★レポートNo.11
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若者の雇用は将来への投資
若者の雇用は将来への投資
一週間ほど恵庭を離れておりましたが、昨日帰ってきました。 今日は午後から道議会の委員会を傍聴。 いつもと同じ文教委員会を傍聴していました。 教職員の服務規律に関する調査の結果、 全国学力、学習状況調査の結果、 学校耐震化の進ちょく状況などの報告と、 通告されていた委員からの質問がありました。 いつも冒頭の道教委からの報告は、大量の資料に基づいて行われるのですが、 委員会が終わってから、しかもかなり粘り強くお願いしないと資料をいただけないので、 せっかく傍聴に行って時間を費やしても、資料なしで説明だけをひたすら 聞き続けなければなりません。 一方で報道機関には資料が用意されているので、出せないわけでは なさそうです。 最近の恵庭市議会では、傍聴者にも資料を配布していただけるように なったのですが、他のところではかならずしもそうはいかないようです。 今日は、次の予定があったこともあって、最後まで委員会を傍聴できず、 よって資料ももらえず。 委員会の審議内容では、西区選出の道下さんが質問をしていた 新規高卒未就職者の35%が1社も採用試験を受けていないという数字が 衝撃的でした。(しかも仕事に就いている人のほとんどは非正規雇用との ことでした) 恵庭の数字はまだ確認していませんが、 若い人たちが仕事に就けずにいる状態を放置することは、 ただでさえ世代のバランスが崩れつつある中で、将来の社会構造に 大きな禍根を残すことになります。 一刻も早い対応を、道段階だけではなく、各市町村で行っていく必要があると 思います。
今年も事業仕分け
今年も事業仕分け
恵庭市では、今年で3年目になる事業仕分けを実施しています。 http://www.city.eniwa.hokkaido.jp/www/contents/1278391653250/index.html 春に委員の公募をしていたので、どうせなら応募して委員として 参加すればよかったです。残念ながら今年も傍聴席から。 まちづくり委員会資料.pdf 13日に行われた1日目の仕分けでは、以下の4つの事業が対象となりました。 1)防塵処理事業 2)適応指導教室「ふれあいルーム」の充実 3)中学校施設維持管理事業 4)市民会館維持管理事業 1)防塵処理 まず、市としては、余り交通量が多くない道路であっても、 同じ市道として、舗装を目指して行くとのこと。 未舗装の市道は160kmほどあって、毎年舗装しているのが3kmほど。 50年以上かかってしまいます。 その上、舗装も10年ほどでメンテナンスが必要ということは、 舗装をすればするほど、将来の維持経費が増大するという ことにもなりかねません。 現在の防塵処理については、交通量の多いところでは毎年実施する ようなところもあるということですから、雨水管整備の問題はあるに しても、コストを試算した上で、より明確な優先順位をつけていくことと、 舗装をしないという選択も必要になるのだと思います。 未舗装160kmのうち、 例えば、今後20年間の維持管理コストが 舗装に要する費用+維持管理経費<防塵処理に要する費用×頻度 というものについては、 舗装の必要性が高いと思いますが、 舗装に要する費用+維持管理経費>防塵処理に要する費用×頻度 ということであれば、 そもそも舗装が必要であるのかを見直す必要があると思います。 防塵処理の仕分けではありますが、表裏一体とも言える道路舗装に 対する考え方が、仕分け員の発言にも出ていたと思います。 結果は、現行通りが3人、要改善が5人です。 2)適応指導教室「ふれあいルーム」 その必要性については、まったく異論はありません。 もともと不登校の児童・生徒が通う場所ということで、不登校児の 中で利用している割合が高くないことも理解はできますが、 通学の支援、学習面での増強(人員増が難しければ、曜日で 教科をわけることができないか)などが必要なのではないかと 思いました。 仕分け結果は 要改善が2名、現行通り・拡充が6名でした。 恵庭市では不登校児童・生徒は減少傾向にあり、加えて 市としては、外部と連携した新たな事業展開も考えているようですので、 すべての子どもたちが、よい形で学びの機会を得られるよう期待を したいです。 時間の都合もあり、最後までの傍聴はできませんでした。 明日23日の10:00から、2日目の仕分けが行われます。 項目などもこちらでご覧いただけますので、ぜひ傍聴にお越し下さい。 http://www.city.eniwa.hokkaido.jp/www/contents/1278391653250/index.html
厚別で朝街宣
厚別で朝街宣
5月から再開している朝の街頭宣伝行動。 今は石狩管内の若手の仲間たちと一緒に、厚別、石狩、江別、北広島、 そして恵庭などで活動をしています。 今日は厚別区の新札幌駅前にて、 厚別区の松山さん、内山さん、石狩市の本間さんと。 私からは参院選総括と改革の継続、さらに地方から分権改革を 進めていくためにも、自治体議会の改革を訴えました。
割ばしを届けてきました
割ばしを届けてきました
昨日は王子製紙苫小牧工場に、5/15,16に開催したエコフェス2010の 会場で回収した、割ばしを届けてきました。 もともと、イベントなどで出るごみを少しでも減らそうと、マイ箸、マイ皿、 マイカップの持参を呼びかけ、量り売りも行っているエコフェス。 ただすべてのお客さんがそれらを持参してくださるわけではないので、 容器販売のコーナーを設け、そこでは道産間伐材利用の割ばしを 販売しています。 まずは減らして、それでも出てしまう分はリサイクル、ということで、 今年からは恵庭ごみゼロの会の協力を得ながら、分別回収を行いました。 結果、集まった割ばしは544本。 ペットボトル飲料の段ボールに半分という量は、 思ったよりも少ないというのが正直なところですが、かなりの方が、 マイ箸を持参したり、持ち帰りに協力していただいたのだろうと思います。 リサイクルするから、たくさん使ってもいいということではありません。 行政だけに頼らない、小さな循環の輪がたくさんできることを。
恵庭市の都市計画
恵庭市の都市計画
今日は、平成22年度に入って1回目の都市計画審議会が 開催されました。 今日の議題は下記の5点でした。 都市計画審議会、次第 (1)都市計画区域の整備、開発及び保全の方針の第1回見直しについて・・・資料1 (2)区域区分の第6回見直し及び関連都市計画の決定(変更)・・・資料2 (3)汚物処理場の変更について(事前審議)・・・資料3 (4)都市計画マスタープラン及び都市計画道路見直しの平成22年度の進め方について・・・資料4 (5)都市計画公園(なみき公園)の変更について・・・資料5 -- 今、都市計画審議会の話題となっているものは、将来的なまちづくりの枠組みや、 具体的に恵み野駅西口周辺の開発を行う上での前提条件など重要な案件です。 たまたまなのかもしれませんが、採決が行われるのは次回。 今回の会議を持って、公募の委員の任期は終了です。 つまり新委員の方にとっては、初回から、そんな重要な判断を求められるわけですが、 一般公募で入ったとすれば、事務局から提出された内容を理解するだけでも 大変なことではないでしょうか。 現委員の任期中に採決を行ったほうが、身のある審議になったような気がしますが。 さて。 今日はいつもよりも、報道や傍聴の方も多くいました。 議論が白熱したのは、主に1と2の部分。 恵み野駅西口の開発に関わるものです。 前市長のときには、反対の立場だった人たちも、どういう理屈なのかは よくわかりませんが、今は開発推進の立場を取っているようです。 前の3月議会での陳情採択という事情もあってか、割と開発前提で 話が進んでいきます。 行沢委員から、人口推計、市街化区域、調整区域の人口の増減などを 踏まえて、既存市街地でも十分に増加分の人口を賄えるのではないかという ご意見。 学識経験者の瀬戸口委員からは、 まずは低炭素なまちづくりという基本コンセプトがあり、現在のまちの形が コンパクトシティになっていないという指摘。 その考えでいけば、駅周辺のこの地域は当然有望な地域。 数合わせだけでなく、目指す姿に向かっての努力も必要ということは 理解できるのですが、それだともう一方の財政という視点での数字が 合わない気がします。 恵庭駅の西口開発には、さらに多額の税金が使われるわけで、 ごみ処理施設や小学校の増築や、恵庭駅西口に加えて、さらに恵み野と なると、いかに財政負担が少ないとはいえ、厳しいことは容易に予想できます。 6月議会の一般質問では、このあたりも当然話題になってくるのでしょうか。 -- なお、資料の5は本町のビッグハウスの建て替え関連。 店舗跡地が駐車場となって、現在の公園と駐車場が店舗になり、なみき公園が 動きます。 オープンは、再来年くらいになるのでは、とのこと。
議会改革打ち合わせ
議会改革打ち合わせ
昨日は、「恵庭市議会の改革を考える議員懇談会」の打ち合わせがありました。 来年の市議会改選に向け、議会改革の論議も熱を帯びるところですが、 恵庭市議会の5会派の一致を見ることは難しく、なかなか前進している ように感じられません。 今、議会運営委員会で議論のテーブルに上がっている定数の削減。 定数を減らせば議会の改革につながるのか。 私はNoだと思います。 市民の方からいただく、今の議員は多すぎるというような声は、 議員の活動がうまく伝わって来ない中で、それならば減らしてもよいのでは、 ということだと思います。 議会改革の目指すところは、間接民主制という制度の中で、いかに民意を的確に 反映させるか。そのためのコストをできる限り低減させるということも重要では ありますが、そのために、機能を弱めてしまっては本末転倒だと思います。 むしろそのことよりも、 民意を常にくみ取ることができる仕組みを、議会としてどう作っていくか。 そのひとつが議会報告会の実施であり、 陳情・請願での意見陳述であり、 議員間での自由討議であると思います。 どれもが重要ではありますが、実現可能性で考えた時に、 議会報告会を定期的に開き、公開の場で、常に市民と意見をかわしていく ことが最優先だと考えています。
北海道若市議総会&研修会
北海道若市議総会&研修会
全国若手市議会議員の会北海道ブロックの総会と研修会が先週の 土曜日にありました。 私は、この1年間、鳥越浩一会長(苫小牧市議)のもと、事務局を務めさせて いただきましたが、この度の総会を持って、任期満了となりました。 任期途中での、市議辞職、道議選出馬など、会のみなさんにはご迷惑を おかけして来ましたが、それにも関わらず、多くのみなさんが党派を超えて、 応援にかけつけてくださいました。 同じ志を持つ仲間たちの応援は、本当に心強いものでした。 次期の会長は、室蘭市議の青山剛さんで、事務局長は江別市議の岡英彦さん。 このお二人を中心に、若手の情熱が、北海道の自治をますます高めていく 存在となるよう、私も一会員として、支えていきたいと思います。 総会に続いて行われた研修会では、 逢坂誠二内閣総理大臣補佐官から、自治に関するご講演をいただきました。 大学生が数名参加していたことを意識してか、ちょっと柔らかい話も多め。 img967.pdf 国の財政が破綻したとしても、市民生活は続く。 だからこそ自治。 自治が本質的な幸せを創る。 私も、現政権に変わったからこそ、自治の可能性が発揮できる、 力を高めていかなくてはと言ってきたつもりでしたが、逢坂さんのお話を伺うと、 余計に自治の重要性がぐいぐい響きます。 一括交付金の除外の範囲をどこまでで検討しているのか、 具体的な検討事例など聞いてみたかったのですが、限られた時間の中で、 それはかなわず。 明快な言葉はモノゴトを進める大きな力だということを再認識。 しゃべるのが苦手な自分は、やはり書かなくては。 (10.5.25 PDFの資料を追加)