活動報告 activity

2010/08/19

サマースクール1日目

本日から、北大の公共政策大学院が開催している
地方議員向けサマースクールに参加しています。

今日の講義は、
公共政策大学院教授の宮脇淳さん、
北海道町村議会議長会事務局長の勢簱了三さんのお二人から、
そして、最後に地域主権改革に関するワークショップでした。

宮脇先生のお話は、銀行の調査部門にもお勤めだったという経験も踏まえた
為替講義も途中に入り、大変興味深いものでした。
中でも、今の議会改革は形の議論が中心だが、本来必要なのは
質の話、つまり立法権の拡充こそが重要だという話はまったく
その通りだと思います。

立法権の拡充、つまりは自ら政策を創っていくための視点。

あたり前すぎることでありながら、ついつい忘れてしまいがちな、
議論とは、政策とは、考えることとは、そんなことにも触れながら、
価値観の違うもの同士が合意形成を図るという、合議体の
意思決定に必要な作業を改めて学びました。

今日のワークショップでお話をしてみても、道内はもとより、
さまざまな自治体からの参加者の方がいます。
明日以降も、それぞれのまちが抱える背景などを伺いながら、
私たちが求める地域主権のあり方を描くのが楽しみです。

この地方議員向けサマースクールは今年で3年目になるそうですが、
宮脇先生の講義を聞いている中で、自治を担う人材を育てていこうという
強い意思を感じました。

私たちが行っているダッシュ政権塾も、分権が進む中で
地域が自ら人材を育てていくという点では同じ視点です。

自治を創るのは、誰かではない、われわれ地域です。

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