雑感 thoughts

2017/01/24

公共施設の複合化〜ギャンブルを考える

午前中に、1つミーティングを行い、
続いて、練馬区の小竹向原にあるまちの保育園というところに行って来ました。
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https://machihoiku.jp/category/concept/

一昨日の浜松の住民協議会の中で、コミュニティ形成に関するお話の中で、そこにくる必然性を作るという話の中で出ていたところです。
そんな事情で、今回は急だったこともあり、事前にアポイントを入れていたわけではないので、併設されているカフェで食事。ぜひまたの機会に訪ねてみたいと思いました。

続いて、
公民連携により、実質ゼロ円で新庁舎を建てたという豊島区役所へ。
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https://www.city.toshima.lg.jp/chosha/index.html

恵庭市でも公共施設の総合管理計画を策定し、将来の公共施設面積の削減を考えていますが、削減をしなければいけない大きな理由は、維持管理経費の削減で、こうした手法などにより、管理経費を削減できれば、また新たな可能性が生まれます。

もちろん、東京の都心だからこそ、その地価を生かしてできる手法ということではあるのですが、人が集まる施設を集約することによって、そこを訪れる必然性をつくるということは、恵庭でも複合施設を考える上では参考になることだと思います。あとは、その組み合わせ方、居住系、民間収益施設、その収益などなど。

https://thepage.jp/tokyo/detail/20150830-00000005-wordleaf?page=1

夜はこれまでも現場みらい塾でお世話になっている構想日本のフォーラム「ギャンブル」を考えてみように参加。

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正直なところ、IR法案にはかなり慎重な考え方を持っていたのですが、現状のギャンブルが野放しになっていることを考えると、今後実施法を制定していく過程で、現状を改善するような対策をきちんと盛り込んでいくことの必要性を強く感じました。

ただ、賛成・反対ということではなくて、建設的に議論を積み上げていくことの大切さ、市議会の中でも参考にさせていただきたいと思いました。

皆様のコメントを受け付けております。

  1. ギャンブルについては、現状の3店方式が、保通協と警察が仕切っている仕組みが納得いきません。また、公営ギャンブルや宝くじだからと言って、射幸心をあおりすぎるのはどうかと思っています。また、JRAの勝ち馬投票券に対して、控除される額が、PATを使っていても、その当たったレースにのみ絞られてしまうことが、株式などの金融取引との税制と整合性がないと思っています。金融取引の場合年間収支換算ですし、マイナスが出た場合、次の年にマイナス分の繰り越しができます。それに対して、競馬は、場外馬券売り場などで、小分けにして買うとどんなに大きな返金があっても税金を払うことはありません。PATだと取引の全額が残っているので、金融商品と同等に扱てもいいと思っています。買い方によって税金を払う義務が発生したりしなかったりするのは、平等ではないので、一時所得ととらえず、宝くじのように課税しないほうが平等だと思います。ただでさえ、馬券を買った時点で25%は控除され残りの75%から払戻金を出していますし、控除される15%は運営費、10%はJRAに入るので、この時点で税金を払っているのと同じだと思います。この辺を平等にし、パチンコやパチスロもギャンブルと認定するほうが先だと思います。

    • 競馬に関して、外れ馬券を経費として認める判決が出たということは承知していますが、そもそも、公営ギャンブル関連のネット販売が始まった時点で十分に考えられて来なかったということが原因だと思います。
      単純に金融商品と同様の課税とするのがいいかは議論のあるところだと思いますが、今回の推進法、今後のIR実施法を契機として、そういった議論も必要になるのだと思います。

      市として求められるのは、依存症対策などの部分で、税などに関しては直接携わる機会はあまりないのですが、機会があれば、そうしたことは述べていきたいと思います。

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