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NPO法セミナーに出席してきました
NPO法セミナーに出席してきました
書こう書こうとは思いつつ、なかなか書けておりませんが。 さて。 昨日は恵庭市が開催したNPO法人向けの法改正に関するセミナーに参加をしてきました。 NPOの設立からなんだかんだでもうすぐ2年。 気づけば法改正があったり会計基準が変わったり、対応していかなければならないことは多いのですが、日々の業務に飲み込まれ、気づけば置いていかれることもあるわけです。 北海道NPOサポートセンターの北村さんが講師で、平成24年度施行の法改正を中心にNPOの定款で直しておくべきポイントを教えていただきました。参加していた他のNPOの方たちも、結構修正する点があったようでした。 われわれの団体は平成24年に設立なので、本来は法改正後なのですが、申請が改正法施行前のため、改正前に作成した定款のままで未対応のものが一部残っておりました。また、会計基準の変更もあったので、とりあえずは次回の総会で定款を変更していこうと思います。 内閣府NPOホームページ(法律・制度改正) https://www.npo-homepage.go.jp/kaisei/kaiseihou_tsuchi.html
し尿処理手数料を改定(H25年度恵庭市公共料金等審議会)
し尿処理手数料を改定(H25年度恵庭市公共料金等審議会)
さて。 前回投稿からも少し間があきましたが、本日恵庭市公共料金等審議会が開かれましたので、そのことを書いておこうと思います。 公共料金等審議会は、水道・下水道の使用料、ごみ処分手数料、し尿処理手数料などの公共料金を市が決定、変更するにあたり、 市長からの諮問を受けて、検証、審議し、市長に対して意見を述べるということになっています。 恵庭市公共料金等審議会条例 恵庭市では、これらの公共料金は2年ごとに見直しが行われているものが多いのですが、 今年は来年以降に予定されている消費税の増税への対応と、ごみ処分手数料、し尿処理手数料の改定を審議しました。 資料については、市のwebで公開されてからのほうが見やすいので、後日公開されるまでお待ちください。 提案・諮問をされた改定案は以下の通りで、結果としては昨年同様、すべて提案の通り承認されることとなりました。 事業系一般廃棄物(生ごみ) 92円/10kg→98円/10kg し尿処理手数料 47円/10リットル→49円/10リットル 事業系一般廃棄物(生ごみ)に関しては特に意見はありません。 生ごみ以外の事業系一般廃棄物と比べて1円だけですが処理費用が安く維持されたことは、本当にわずかですが、 分別に対する動機付けとしてはよかったと思います。(生ごみ以外の事業系一廃は99円/10kg) ただ、し尿に関して、今回の値上げは望ましくないと考えています。 今回の値上げに関して、大きな要因は、事業所、仮設トイレなどの収集量が増えたことにより、 現行1台で積算している委託料を、車両2台として積算することです。 そのために50万ほど委託料が増加し、結果として処理単価が上がることになりました。 し尿人口は年々減少しており、一般家庭のし尿の処理量は減り続けています。 それにも関わらず今回、収集運搬の委託料が増えるのは、事業所や仮設トイレなど、一般家庭以外での処理量が増えることが要因です。 これまでは料金に差異を設けてこなかったことは理解しています。 ただ他の地域を見ると、仮設トイレで別の料金体系を設定しているまちや、一般家庭以外で別の料金体系としているまちもあります。 説明の中でもありましたが、一般家庭でのし尿は通常努力をして減らすことはできません。 しかし事業活動にともなうし尿の増加は、当然事業活動に付随して、収入も増えていると考えるのが自然です。 そうであるならば、今回全面的にし尿処理手数料を引き上げるのではなく、料金区分を設けた上で、 一般家庭以外から求めていくというのが、筋だと思います。 金額としてはわずかであったとしても、何もしていない(何も変わっていない)のに料金を上げられる側からしたら、納得がいかないというのが自然な感情ではないでしょうか。 今回は自分なりに作戦を練って、他の委員の皆さんにも賛同していただけるのではないかと思っていましたが、 まだまだ準備不足だったようです…。
かしわの個人ブログを再開します
かしわの個人ブログを再開します
長らくブログを更新しておりませんでしたが、(実に1年以上!) 思うところがありまして、個人的なブログとして再開したいと考えています。 (かなり前の)前回の記事で書いている通り、このところの発信はもっぱらfacebookになっています。 ただ、インターネット上での検索や、情報の集約、カテゴリ分けなどを考えたときに、 やはりブログに優位性があるように思ったのがひとつです。 現在、政治活動は行っておりませんが、手直しができないので、メニューバーなどはこれまでのままとなっています。 見苦しいところもありますが、ご容赦いただけますようお願いします。 -- (3/3追記) リクエストがありましたので、バナー追加します^^ にほんブログ村
ごみ処理手数料の改定(H24年度公共料金等審議会)
ごみ処理手数料の改定(H24年度公共料金等審議会)
(この記事はfacebookのノートに掲載したものを2013年8月22日に転載しました) 昨日は2年前から公募委員を勤めております公共料金審議会がありました。 ごみ処理手数料や水道料金などといった公共料金がテーマです。 資料はこちら(A3がスキャンできなくて見づらいのはご容赦ください) 120831公共料金等審議会資料 今年の議題はごみ処理手数料。 現行公共料金体系の検証ということで、 1)産業廃棄物 2)事業系一般廃棄物 3)家庭系一般廃棄物 の処理手数料について検証を行いました。 去年お願いしていたかいもあって、今年は資料を事前にいただくことができましたので、前日は夜中までにらめっこをしながら、当日の発言の準備をしておりました^^ 提案・諮問をされた改定案は以下の通りで、結果としてはすべて提案の通り承認されることとなりました。 産業廃棄物(汚泥以外) 132円/10kg→142円/10kg(7.57%アップ) 産業廃棄物(汚泥) 158円/10kg→170円/10kg(7.59%アップ) 事業系一般廃棄物 92円/10kg→99円/10kg(7.61%アップ) 家庭系一般廃棄物(収集) 2円/リットル→据え置き 家庭系一般廃棄物(粗大) 100円/個→据え置き 家庭系一般廃棄物(直接搬入) 70円/10kg→据え置き 私は今年度から始まった生ごみのバイオガス化によって、一般廃棄物が減少しており、結果として最終処分場に搬入される産業廃棄物の割合が今後も増加していくことが予想されることから(資料でもそのように積算されています)、産業廃棄物の処理単価算定をやり直す必要があり、今回は結論づけるべきでないと主張しましたが、提案通り承認すべきとの意見が多数であり、原案通りの承認となりました。 残念です。 それ以外の私の質疑や発言は以下の通りです。 ・産業廃棄物 1)産業廃棄物を自治体が処理する場合の条件は?→「家庭系廃棄物の処理に支障がない」の意味は? 2)生ごみのバイオガス化が始まり、H24以降、埋め立てに占める産廃の割合が高まる。(資料4) しかしながら今回の改定でも第5期最終処分場の事業費は産廃25%:一廃75%で固定されている。この割合の見直しが必要では? ・事業系一般廃棄物 1)これまで産廃の70%としていた算定根拠を原価計算に見直したことは評価できる。 しかし、中小企業育成のためとして処理費用の70%だったものが2/3(66%)と引き下げられている。この根拠は? 2)こうした(企業育成のための)減免措置を行っている自治体は他にあるのか? そもそも市民、企業はそのことを認識していない。これに要している経費は約1700万ほどであり、その費用を環境配慮型の投資に対する補助などに切り替えていくほうが企業育成としての成果が期待できるのでは。 ・家庭系一般廃棄物 1)H25から焼却施設の委託料? →設計費用など 2)算定根拠は有料化対象費用の1/3、最終年度であるH31で考えると9.7億の1/3は3.5円/リットルとなる。市民がリサイクルに努力した結果、処理費用が上がるということでは理解が得られない。 リサイクル率の目標設定と、その目標が達成されたときには算定根拠の見直しが必要では。 →リサイクル率の目標はH31で50%
近況はfacebookをご覧下さい
近況はfacebookをご覧下さい
このところ、ブログの更新があまりできておりません。 ブログに書くべき、主張や報告があまり多くないということもありますが、 このところ携帯端末などからfacebookに発信していることが多いということも一因です。 せっかくブログをご覧いただいている方には申し訳ないのですが、 右側のツールバー最上部にある「facebook」をクリックしていただくと、 私のfacebookに登録してあるプロフィール画面が開きます。 ご興味がある方は、そこから「フィード購読」をクリックしていただくと、 私がなにか投稿するたびに通知がされるようになります。 facebookを活用して、恵庭の活性化につなげようというグループ 「eniwa facebook project」や 恵庭の地域情報、イベント情報などを発信・共有するfacebookページ、 「ピックアップ恵庭」なども 運営しています。 手軽な情報発信を可能にするとともに、人と人との交流を活発にするfacebook。 うまく活用することで、恵庭の元気につなげていきたいと思っています。 なお、1月には、初心者向けfacebook講習会を「eniwa facebook project」の主催で開催の 予定です。こちらもぜひ! 詳しくお知りになりたい方は、facebook上でメッセージを送ってください。 (大変恐れ入りますが、面識のない方からの友だちリクエストはお受けしておりません)
大通つうしんにゲスト出演してきます
大通つうしんにゲスト出演してきます
ソクラテスミーティングのご縁から、 ラジオにゲスト出演することになりました。 FMアップル(http://www.765fm.com/)の 「APPLE style」という番組枠で毎週木曜日に大通高校メディア局が放送している 「大通つうしん」という番組です。 出演はたぶん16:20ころから。 なんでしょう、市議時代の話から、職業の話をちょこっとかな。 もしこの時間帯にラジオが聞ける方は、お茶でも飲みながら聞いてみてください。
歩むべき新たな道
歩むべき新たな道
今日は道内各地で原発に関する出前授業を行っている、川原茂雄さんの講演を聞きました。 震災直後に比べると、北海道での原発に関するマスコミ報道は減り、どこか収束に向かいつつあるような錯覚を覚えます。 事故でどんなことが起こったのか、そして今何がまだ続いているのかを、あらためて知りました。 今日で震災から8カ月が経つにも関わらず、多量の放射性物質の放出は止まらない。 このことだけをもっても、震災以前には考えられなかったことです。 そんな中でも、行くあてのない高レベル放射性廃棄物は増えています。 30年とも50年とも言われる貯蔵期間を経ても十分に冷却されるのか、そして何よりも放射性物質が漏れてこないのかは明確ではありません。 これまでに生み出してしまった放射性廃棄物を減らすことは、今のところできません。 少しでも早く、それを止めることでしか、これ以上増やさない方法はありません。 これから生まれてくる子どもたちに、国の借金だけでなく、もっと大きなツケを残すことにならないためにも、一刻も早く、新たな道を歩み始めねばなりません。 -- もっと詳しく聞いてみたいという方は、ぜひ川原さんのブログをご覧下さい。 http://blogs.yahoo.co.jp/skawahara1217 年内もまだ10回以上の講演があるようです。 ちなみに、12/3(土)の午後には恵み野会館で講演を予定されているとのことでした。
政策研修会に参加
政策研修会に参加
11.10.30 今日は民主党系の地方議員の政策研修会に参加をしてきました。 私は現在議員でも、民主党員でもありませんが、これまでのご縁から、この政策研究を目的とした会の準会員になっており、参加の機会をいただきました。 テーマは2つで、NPOとエネルギー政策という、自分にとっても非常にホットな分野です。 1つ目の講演は、 NPO法人シーズの事務局長 松原明さんから、「NPO法改正に伴う条例制定に向けて」というテーマで、来年4月からの改正法施行に向けて、自治体に求められる条例制定の必要性などについてお話をいただきました。 私は、ちょうど6月〜8月に、NPOサポートセンターが行っていた講座に参加していたこともあり、この法改正については把握をしていましたが、実務的に条例改正によって、税務分野でもいっそうの地域主権を進められるという認識までは持っておりませんでした。 認定NPO制度は、会費や事業収入だけで十分な収入を得られないNPOにとって大きな可能性を持っていますが、寄附を集めるということ自体が容易になるわけではありません。 住民税を含めて、最大で50%の税額控除というこの制度をしっかりと周知していくことによって、寄附文化のさらなる定着を図っていくことが必要です。 恵庭市でも、この部分での条例改正はしっかりと確認していきたいと思います。 2つ目は、 北大大学院の吉田文和教授による「エネルギー政策の転換と再生可能エネルギーの展望」というテーマで、単なる感情論での脱原発ではなく、日本の原子力発電とエネルギー政策の現状を明らかにした上で、どういうエネルギー政策を目指していくべきかという提言をいただきました。 これまで説明されてきた原発の経済合理性が破綻したということは、否定できない事実だと思います。 同時に、安定的な電力供給の必要性は誰もが理解をするところで、それをできるだけ効率的に行っていくことが、エネルギー政策の中心に据えられるべきことです。 ここのところで、まずはしっかりと目指すべき方向性を明確にした上で、それに対する課題を明らかにしていかないと、現実論にとどまってしまう可能性が高いです。 吉田教授は、発送電分離で、公的管理の強化を進めるべきとの主張でしたが、このあたりは私も不勉強で、自分なりの結論はまだ出ておりません。 恵庭も泊原発から80kmの距離(札幌は60km)。 これまでの安全性に対する前提が変わった以上、運転を継続する以上は、より高いレベルでの安全対策構築を求めていく必要があります。 いずれのテーマも、自治体議員がまさに今学ぶべき喫緊の課題で、 こうしたテーマはむしろ党派を超えて、議員同士が議論をたたかわせるべきものだと思いました。 政治活動は当面、お休み中ではありますが、こうした学びの機会はこれからも意識的に作っていこうと思います。
栗沢の石蔵カフェに行ったのは
栗沢の石蔵カフェに行ったのは
日曜日に妻を岩見沢まで送るのを口実に、栗沢の石蔵カフェに行ってきました。 普段なら立ち寄らないであろう栗沢。 たまたま家ではないところから岩見沢までの道のりを地図で見て、途上にあった栗沢。 以前から読んでいる「夕張希望の杜」の村上先生のメルマガで、ちょうど先週紹介されていたカフェのことを思い出したのでした。 村上先生のメルマガで見て来たんです、とお店の人に話して、お店を出てからの妻との会話。 「なんでメルマガ読んでるの?」「・・・」 なんでって言われても、特に理由はないんですが、何かで木下敏之さんが夕張支援のためにメルマガを発行して、その広告収入を寄附すると書かれていたのが、メルマガを読み始めたきっかけ。読み続けているのは、村上先生の地域医療に対する考えや、木下さんの書く情報が自分にとって有益だと思えるから。 今回も、恵庭からこんなに近くに、こんなに素敵なお店があることを知ることができました。 ちょうど今日で200号という節目を迎えられたようですが、これからも読み続けていきたいメルマガのひとつです。 自治体関係の方も、医療や社会保障に関心のある方も、ぜひおススメします! たくさんの人が読むことで、支える力になります。(勝手に) 「夕張希望の杜の毎日」 http://archive.mag2.com/0000253983/index.html カフェ 和徳石庵 http://hills.068.jp/cafe/index.html
今だからこそ、あらためて社会資本のあり方を考える
今だからこそ、あらためて社会資本のあり方を考える
先週の金曜日、中前茂之さんの政経セミナーに参加をしてきました。 「少子・高齢社会を乗り切るために〜社会資本と社会保障を考える」というテーマで、外資系企業などでインフラ事業の経営に携わってきた橋本武寛さんと小樽商科大学大学院の保田隆明准教授による2本の講演がありました。 日本インフラストラクチャーパートナーズ株式会社の代表取締役を務めている橋本さんからは、電力・道路などの社会資本に関する仕事に携わってきた経験から、これまでのインフラ整備と現状、少子高齢化の中での社会資本整備のあり方などについてのお話がありました。 経済成長期、インフラ整備にとっての黄金期のころから、インフラの使用料金の高さや、予算配分のあり方などの課題はあり、経済環境の変化によって、インフラ整備が生む経済効果は減少する一方で、既存のインフラの維持改良費は増大しつづけています。 だからこそ、有権者に対して必要性が明確に説明されるものを、目的に沿う形でできる限り効率的に運営していくことが必要です。 実際に橋本さんが事業再生に携わった箱根ターンパイク(有料道路)の実例は、これまで活かしきれていなかった魅力に光をあてたことや、利害共有者との協力など、具体的な方策も含め、非常に明快で参考になるものでした。 電力の話も多少あったのですが、道路の話が主だったこともあり、恵庭の道の駅のことなんかが頭をよぎりました。 指定管理にするにしても、やっぱり限定指定はないよなー…と個人的には思っています。 保田さんからは、 年金の支給開始年齢を切り口に、現在の社会保障にかかっている負担と税収、世代間における支払と受給の関係などを、具体的な数字を交えながら、わかりやすく解説していただきました。 どさんこサミットを一度覗いたときから一度お話を聞いてみたいと思っていましたが、期待していた通りの新鮮な刺激をいただきました。 2つの講演を通じ、未来をともに考えていける政治家を選択していくことの重要性を、あらためて感じました。 中前茂之さんのwebはこちらです。 http://nakamae-shigeyuki.jp/