選挙 election
2015/04/19
ごみの値上げに反対します【政策その1】
前回の落選以降、NPO法人を設立し、市議時代から取り組んできたテーマのひとつであるごみ問題を中心に活動を続けてきました。
審議会の委員なども務める中で、大きな課題だと感じていたことは、選挙を通じた政策選択が行われない中で一方的な政策決定がなされることです。
多数を占める会派(グループ)が単独過半数を握っていることで、基本的には市役所が提案した議案はすべて通ります。
そして、今ごみに関して出てきた市役所の方針はごみ処理経費の1/3を市民に求めるという理屈に基づいたごみ処理手数料の値上げです。
私は、有料化当初から訴えてきた通り、市民が努力をしてごみを減量するならば、その分負担も減るような算定の仕組みが必要という考えです。
そもそもごみの有料化の目的は、ごみの減量が主たる目的であって、財政的な問題は、あくまで付随的なものというのが当初の説明でした。だからこそ、私は有料化には賛成をしましたし、一方で減らすことのできない、排泄に関わるごみについては無料とすべきということを主張し、2歳未満のおむつや、大人のおむつ、ストマ用の袋などに対する袋の配布を求めてきました。
今回の値上げ案は、そうした目的に反し、市民に過度の負担を強いるものです。
また審議会の中でも発言している通り、算定の根拠となっている一般廃棄物と産業廃棄物の割合についても、当初計画とずれが生じており、見直しが必要です。
そうした理由から、私は平成29年4月からのごみの値上げには反対で、このことが争点のひとつになっていないことに大きな疑問を感じています。
詳細はこちらもご覧ください。
https://kashiwano.info/article-2113.html
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