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選挙
2015.04.02
設備外積載許可申請【選挙準備その7】
いろいろと準備が遅れがちではありますが、ようやく数日前に車の屋根に設置するキャリアを用意しました。
来年の冬はスノーボードへ!行きたいところですが、ここに積むのはスピーカーです。
キャリア、スピーカーなどの寸法を測った上で、警察に設備外積載の許可申請を行います。
告示が4/19であるにも関わらず、この設備外積載の許可申請は3/24までに行うということになっており、新人にとっては、説明会開催から3週間でこうした準備を行うということはかなり大変なのではないかと思います。
あくまでも事前審査ということのはずなので、実際には期日を超過しても対応はしていただけるのだと思います。
今回は自転車+自家用車というスタイルの予定で、前回に近いのですが、スピーカーは2つなので少し控えめです。
自転車の小回りと、車の機動力を合わせて、できるだけ多くの場所で街頭演説に立ちます。

主張
2015.03.29
公約の検証
選挙が近くなってくると、多くの現職議員や新人候補が「公約」を語ります。
ところが、その「公約」がどの程度実現できたのかということに触れている人は多くありません。
それどころか、「〜を充実させます」と約束をしていたのに、それと逆行するような議案に平気で賛成をしてしまう議員もいます。
私が思う議会改革は、議会の検証可能性を高めて、仕事ぶりをきちんと評価できるようにすること。
そのために賛否の態度や議案審議での討論などが重要になってくるのだと思います。
広田まゆみさんは現職の北海道議会議員(白石区選出)ですが、非常にわかりやすい形式で、自身の公約の検証を行っています。
http://hiromaru.jp/WebBoard/data/10/page_10_4.html
8年前の私は多くのことは約束をしておりませんでしたが、任期中それがどのくらい実現できたのかという検証はできていませんでした。
この点は深く反省し、実行されている方を見習っていきたいと思います。
議事録など議会の記録だけでは検証も大変な作業です。
少なくとも自身の約束については、わかりやすい形式で、できなかったことも含めて説明することが必要だと思います。
これは必ず実行していきます。
「約束」については今後ウェブサイト上でお示しをしていきますので、もうしばらくお待ち下さい。

政治と金
2015.03.28
給料いつの間にあげたの?!
先日、過去の定例会の議案を見ていて驚いたことがあります。
昨年の12月に行われた第4回定例会で議員の期末手当(ボーナス)が引き上げられていたことです。
このリンクの第4回定例会のところを見ると、
議案第3号で、「恵庭市長及び副市長の給与に関する条例等の一部改正について」と書いていて全会一致で可決しているのですが、
こちらの上程議案の下から3番目「平成26年第4回定例会(11月28日市長提出:報告第1号及び第2号並びに議案第1号から第15号まで)(12MB)(PDF文書)」を見ると、「等」にはP25の「恵庭市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正」が含まれており、
市議会議員の期末手当が100分の7.5(31,950円)ずつ引き上げられています。
職員の給与などに関しては、人事院勧告という制度に基づいており、ここではその是非については触れません。
しかし、議員などの特別職は、そもそもこの人事院勧告に必ずしも従う必要はありません。
このことは、全国市議会議長会が行っている調査からも明らかで、市議会議員報酬に関する調査結果の北海道の自治体(P7〜8)を見ても、期末手当の支給割合は人事院勧告の4.1ヶ月分(調査当時3.95)にすべての自治体が準拠しているわけではありません。
町村などにおいては、議会議員のなり手不足なども指摘されており、報酬をあげることすべてを否定するものではありません。
ただ、それがお手盛りであると批判をされないために、一定の手続きが定められているのだと思います。
恵庭市では、恵庭市特別職報酬等審議会条例において、議会議員の報酬、市長、副市長、教育長の給料の額に関する条例を議会に提案する場合には、審議会の意見を聞くこととされていますが、今回は「額」に関する議案ではなくて、期末手当の「支給月数」の変更であるから審議会に諮る必要はないという理屈だそうです(なお、平成17年以降、恵庭市特別職報酬等審議会は開催されていません)。
全国的には、審議会で引き上げが否定された例や、議会で条例案が否決された例もあります。
でも恵庭市では、現職市議の全員が賛成して(本会議では質疑もなく)年間63,900円のボーナスを引き上げました。
私は、今回の期末手当引き上げは手続き上も不備があり、そもそも引き上げを行うべきではないと考えています。
みなさんはいかがでしょうか。

選挙
2015.03.27
ポスター掲示ボランティアのお願い
以前の記事で選挙運動用ポスターについて書きました。
ポスター制作については公費負担がありますが、市内各所に設置された掲示場にポスターを貼る作業はそれぞれの候補者が行わなければなりません。
恵庭市の場合、123ヶ所の掲示場があり、すべてにポスターを貼るためにはかなりの時間を要します。
そこで、ポスターの掲示をお手伝いいただける方を大募集しています!ヾ( ゚∀゚)ノ゙
123ヶ所のポスターも123人でやれば1人1ヶ所。
おうちの近くの公園に掲示板があれば、そこにポスターを貼っていただけないでしょうか。
4/19(日)9:00くらいから、貼る作業自体は10分もかかりません。
もしご協力いただけるという方がいらっしゃいましたら、ブログの後援会→ボランティア受付フォームからお知らせください。

雑感
2015.03.26
北海道知事選挙告示
本日3/26から北海道知事選挙が始まりました。
報道によると、現職の高橋はるみさんと新人の佐藤のりゆきさんが届出をされたようです。
個人的に思うところはありますが、まずは直接候補者の訴えも聞いてみたいと思っていたところ、佐藤のりゆき候補がさっそく恵庭に入るとの情報を耳にしたので、候補の訴えを聞きに行ってきました。
政策的には若者が働く場所をつくるということ、原発からの脱却などをお話しされていて、ちょっと早口かなーと思いましたが、さすがは元アナウンサーということもあり、無難に演説をされていました。
ただ、個人的には、いろいろと選挙を見過ぎているためか、政策の訴えよりも応援体制のほうが気になってしまいました。
街頭演説をする場所の選定であったり、選挙カーのスピーカーの向きであったり、ちょっとしたことですが、その積み重ねが大きな差になるようにも感じます。
選挙初日ということもあってか、周囲の盛り上がりは今ひとつ。
webサイトを見る限りはなかなかいいことを書いているように思いますので、期待したいところです。http://satonoriyuki.jp
対する高橋はるみさんは、webサイトによると今日は江別からまっすぐ千歳に入る予定になっているようで、恵庭に来る日程は現時点ではわかりません。
webを見る限りこれまたいいことが書いてあるのですが、高橋さんの場合は現職知事なので、これまでの任期中がどうだったのかということが問われます。http://haruchan.jp
知事選は期間が長いのですが、選挙区も北海道全体と広いため、なかなか候補者を見る機会も多くありません。
できることならば双方の候補者をしっかりと見比べた上で、判断を下したいと思います。

選挙
2015.03.25
2015年3月21日の千歳民報より
(掲載許諾済みです)

選挙
2015.03.24
供託【選挙準備その6】
昨日は札幌にいったついでに(?)、必要な準備のひとつを済ませてきました。
立候補の届出をするためには、供託をする必要があります。
詳しい説明はこちらにありますが、簡単に言うと「国に対して保証金を預ける」という感じでしょうか。
具体的には道議選では60万円、市議選では30万円を札幌駅北口にある札幌法務局に供託します。(ちなみに市長選は100万円)
これはなかなか大きな金額ではありますが、選挙で一定の得票をすれば、返還されます。
計算式は、有効得票の総数/選挙区内の議員定数×1/10で、
2011年の恵庭市議選で考えると、32038/21×1/10=152.6となります(2007年は147)。
つまり過去2回の市議選では落選した候補者も含めて供託金が戻ってこなかった方はいなかったことになります。

活動報告
2015.03.23
地域マネジメント最前線
そんなに余裕もないのですが、以前から興味があった木下斉さんの講演が札幌であるということを聞き、お勉強に行ってきました。
https://spike.cc/p/kdi5JYIP
木下さんは東洋経済に「地方創生のリアル」という連載を書いていて、
こんな記事(なぜ道の駅は儲からなくても店を出せるのか)や、
こんな記事(なぜ地方は補助金をもらっても衰退するのか)も書いています。
恵庭でもまさに駅前再開発と区画整理が進行中ですが、前市長のときに、開発は一時中断をしました。
駅前がそのままでいいとは思いませんでしたが、財政負担などを考えると一度立ち止まって考え直すということはいいことだと私は思っていました。
原田市長が就任し、私も議会を離れ、その後開発は再開されました。
快速が止まるから、駅前だから、という理由だけでうまくいくほど簡単なことではないと思っています。
今日のお話を伺って、あらためてその思いを強くしました。
一方で、
1 既存建築を活用した新事業
2 公的不動産活用による経済開発事業
3 エリアファシリティマネジメント事業
4 エージェント型PPP事業
などといったお話は、実際にこれからの活性化を考える上で、具体的に参考になる事例がいくつもありました。
公共施設を活用し、市民の満足度を高めながら、経済も循環させる。
ひとつひとつそうした歯車を回していかない限り、これからの人口減少は乗り切れないのだと思います。

活動報告
2015.03.22
フェイスブックページ再び
政治活動をお休みしていた間、政治活動用のフェイスブックページは非公開としておりましたが、この度あらためて公開いたしました。
ブログの更新情報などが中心にはなりますが、コメント欄などブログよりも双方向での交流ができるよう努め、政策づくり、条例づくりのツールとして活用していきたいと思っておりますので、お気軽に「いいね!」を押していただければ幸いです。
https://www.facebook.com/kashiwano.eniwa
「いいね!」やコメントが励みになります。

政治と金
2015.03.21
選挙運動用ポスター【選挙準備その5】
私、柏野大介は、できるだけお金のかからない選挙をめざしています。
これまでも選挙が終わったあとには、選挙運動収支報告書を公開するなど、何にいくらかかったのかを明確にしてきました。
それは、あとに続く人たちにも工夫をすれば自分にもできるということを知ってもらいたいと思っていることと、選挙にお金がかからなければ、選挙のあとで取り返す必要がない、いただいた報酬は過剰に蓄える必要がなく、すべて必要な調査活動などに対して、お返ししていくことができると考えているからです。
公職選挙法では、誰もが立候補することができ、お金をかけなくても一定の活動を平等に行うことができるように選挙公営制度(公費負担)というものが定められています。
具体的には、以前書いた選挙運動用自動車、選挙運動用ポスター、そして選挙公報が代表的です(選挙の種類や自治体によって違いがあります)。
こうした仕組みは公職選挙法で定められているのですが、インターネットを使った選挙運動が解禁をされたように、法律自体が時代にそぐわなくなってきているということは間違いなく、選挙カーやポスターという経費にいつまでも多額の税金を使うということは見直していく必要があると思います(詳しくはこちらのリンクをご参照ください)。
先日の立候補予定者説明会でも、選挙管理委員会の方からは、選挙カーの音について市民からの苦情が入るという話がでていました。
選挙期間に入ると多くの選挙カーが走る上に、公職選挙法では、車を使った運動が連呼行為に限定されています。
現代民主主義において重要な位置を占める選挙に関わる運動が、市民から苦情を受ける対象となるという現実は笑うに笑えません。
批判だけしていても仕方がないので、現状などについても少々。
2007年と2011年の市議選について公費負担の状況を情報公開請求の制度を利用して調べました(jpgとpdfの混在ですいません)。
2007市議選公費負担状況.jpg 2011市議選公費負担状況.jpg
データを並べただけでもいくつか面白いことがわかってきます。
まずは2011年と2007年を比較すると総額で300万円以上使われたお金が少ないのですが、一番の要因は候補者が少ないということです。
1人平均でみると2007年の41.3万に対して2011年では35.5万となっていますが、これは公明党の候補や無所属の候補が自動車の公費負担を請求していないことが大きく響いており、上限額に近い60万円を超える請求の候補はいずれの年も5人でどちらかというとベテラン議員が多いという意外な(?)結果となっています。
ポスターに関していえば、2007年のときにはほぼ上限額に張り付いていたものが、2011年では、創意工夫によって(?)金額にも多少のばらつきが出ています。
もちろんデザインや写真や紙質などポスターの出来にこだわれば上限額でも足りないのかもしれません。
しかし、税金で作るポスターです。半分の金額で、伝えるべき情報をおおむね伝えることでできるのであれば、それは取りうる選択なのかとも思います。
地元の事業者に発注をする、公契約に関わる労務者に適正な対価を払う、自分でできる部分は自分でやる。候補者によって、考えはさまざまあるでしょう。
でも結論から言って、新人であっても、お金のかからない選挙をやろうと思えば、今の公費負担制度は使う必要がなく、今の制度ではベテランのほうがかえって制度を使いこなし(!)無用な支出を増やす結果となっているとも言えると思います。
選挙に必要なことは、政策、約束したことの実行可能性、結果を競い合うこと。
いかにそれをお金をかけずに表現、実行していくかが問われているのではないでしょうか。
今年の選挙に関しても終了後に情報公開請求を行うことが楽しみです。