主張 opinion

2011/03/29

アンケートへの回答、その3

「北海道生活と健康を守る会連合会」からの、北海道議会議員選挙に当たってのアンケートです。

回答期限は2週間とありましたが、アンケートに日付がなく、いつ届いたのか明確でなかったため、もしかしたら期限を超過していたかもしれません。回答は3月18日に行いました。

賛成・反対では割り切れないものが多いので、中身のほうを読んでいただけるとうれしいです。


立候補予定者氏名 柏野大介
担当者氏名 柏野大介

1)生活保護の老齢加算の復活について、どうお考えですか
賛成・反対・独自の見解
【独自の見解】
憲法が保障する健康で文化的な最低限度の生活を守ることは必要であるが、国民年金のみを受給する方たちとの均衡をはかる観点からも、年金など他の社会保障制度を含めた見直しが必要です。

2)生活保護を「有期保護制度」にしようとする動きについて、どうお考えですか。
賛成・反対・独自の見解
【独自の見解】
憲法25条に基づき、国がすべての国民に健康で文化的な生活を送る権利を保障することは大切です。一方で、経済環境の悪化などもあり、就労が可能なで生活保護を受給する人に対しては、より積極的な就労や就労準備への支援が必要です。単に期限を区切るということだけはなく、就労へ向けた支援がより効果的になるような検討は否定しません。

3)障害者自立支援法の応益負担制度をやめ、応能負担に戻すことについて、どうお考えですか。
賛成・反対・独自の見解
【賛成】
過度な自己負担増によって、サービス利用を控える制度は改める必要があるが、負担能力に応じた一定の自己負担は否定しない。

4)社会保障の財源として消費税を増税しようとする動きについて、どうお考えですか。
賛成・反対・独自の見解
【独自の見解】
現時点での増税には反対だが、将来的に負担と社会保障給付のバランスを見直すときには、税負担が増えることも選択肢としてはある。

5)「子ども手当」から保育料、学校給食費を天引きする国の計画について、どうお考えですか。
賛成・反対・独自の見解
【独自の見解】
一律の天引きには反対だが、行政からの連絡に応じない場合など、滞納の状況によっては、認めるべき。

6)後期高齢者医療制度を廃止することについて、どうお考えですか。
賛成・反対・独自の見解
【賛成】
持続可能で安定的な制度設計が必要。

7)国保の広域化あるいは都道府県化について、どうお考えですか。
賛成・反対・独自の見解
【独自の見解】
国保会計が自治体財政を圧迫していることへの何らかの対応は必要。しかし、保健事業など独自の取り組みが抑制されてしまうこと、収納率の違いなど、広域化に向けては課題の整理が必要。

(2)教育に関して
1)北海道として、私立高校生全員の授業料が無償になるようにしてください。
賛成・反対・独自の見解
【賛成】
すべての高校生が、経済的な不安を持たずに就学できる環境をつくることは重要です。公立高校と私立高校で税金投入には大きな差があり、これを是正していくことは必要ですが、財源も含めて考えたときに、一定の所得制限や、授業料の上限設定が必要です。

(3)住宅に関して
1)計画的に道営住宅を大量に建設してください。
賛成・反対・独自の見解
【反対】
住宅に困窮される方が、安心して暮らせるための住宅を供給していくことは必要だが、現在の公営住宅法施行令で定められている水準が全国的に住宅困窮と言うべきか疑問がある。民間住宅での家賃補助など、公営住宅の新規建設以外の住宅政策を考えなければならない。

2)「使用の承継」を夫婦に限定しないで下さい。
賛成・反対・独自の見解
【反対】
特別な事情など認められる場合があるにしても、原則としては、使用の承継の範囲を限定する必要がある。

(4)国保・医療等に関して
1)乳幼児医療助成制度の対象者を、通院について小学校卒業まで拡大して下さい。
賛成・反対・独自の見解
【賛成】
拡大を求め努力したい。

2)国保料・税の引き下げのために、道の補助を実施してください。
賛成・反対・独自の見解
【賛成】
本来ならば国が責任をもつべきところだが、現状の引き上げられた保険料負担を軽減するためには、道としても、対策が必要。

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皆様のコメントを受け付けております。

  1. 税金の無駄ズカイはしないで下さい。
    市議選でトップ当選したのはいいけど、1期もやらず道義選に出馬して、落選。
    2度目の道義選勝ち目はあるのですか?
    恵庭市のことや市民のこと何かしたのでしょうか?
    今は調子に乗ってる人にしかみえません。
    あんたには、議員になってもらいたくないです。もう少し時間をかけて、いまの世の中のこと見つめなおしたらどうですか?動画サイトの笑っての動画腹立たしいですね。道義選に出る前に被災地に行って現状を見て、あなたに何ができるか考えたほうがいいのでは?

    • 税金のムダ遣いをひとつでもなくしていこうと提案をし、国が実施をするよりも早く事業仕分けを恵庭でも実現することができました。
      少数意見であっても、ひとつひとつの議案に対して発言をし、それを常にみなさんに発信をしてきたつもりです。ムダ遣いを減らすこと、情報公開を進めることは、議員1人でもできることです。また、市民のみなさんからいただいた声に基づいて、動いたものはいくつかあります。
      一方で、何かハコものをつくったりというような成果はありません。
      限られた財源の中で、事業の優先順位を明確にし、できるもの、できないものをお伝えしていくという役割が、今後さらに重要になっていくのだと考えております。

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