活動報告 activity
2015/03/23
地域マネジメント最前線
そんなに余裕もないのですが、以前から興味があった木下斉さんの講演が札幌であるということを聞き、お勉強に行ってきました。
https://spike.cc/p/kdi5JYIP
木下さんは東洋経済に「地方創生のリアル」という連載を書いていて、
こんな記事(なぜ道の駅は儲からなくても店を出せるのか)や、
こんな記事(なぜ地方は補助金をもらっても衰退するのか)も書いています。
恵庭でもまさに駅前再開発と区画整理が進行中ですが、前市長のときに、開発は一時中断をしました。
駅前がそのままでいいとは思いませんでしたが、財政負担などを考えると一度立ち止まって考え直すということはいいことだと私は思っていました。
原田市長が就任し、私も議会を離れ、その後開発は再開されました。
快速が止まるから、駅前だから、という理由だけでうまくいくほど簡単なことではないと思っています。
今日のお話を伺って、あらためてその思いを強くしました。
一方で、
1 既存建築を活用した新事業
2 公的不動産活用による経済開発事業
3 エリアファシリティマネジメント事業
4 エージェント型PPP事業
などといったお話は、実際にこれからの活性化を考える上で、具体的に参考になる事例がいくつもありました。
公共施設を活用し、市民の満足度を高めながら、経済も循環させる。
ひとつひとつそうした歯車を回していかない限り、これからの人口減少は乗り切れないのだと思います。
皆様のコメントを受け付けております。