活動報告 activity
2015/12/16
委員会視察報告・1【神奈川県座間市】「スポーツ・健康について」
議会閉会中の10月〜11月に、各委員会は4日間の日程で委員会視察を行いました。
私の所属している厚生消防常任委員会では、11/10〜13の4日間で、以下の4項目について視察、研修を行いました。
・神奈川県座間市 「スポーツ・健康について」
・静岡県御殿場市 「ごみ処理施設について」
・東京都新宿区「夜間保育(24時間保育)について
・東京都武蔵村山市 「職員地域担当制について」
順次ご報告いたします。
まず1日目は神奈川県座間市の「スポーツ・健康について」。
恵庭市でも来年度、組織を変更し、学校体育以外のスポーツに関する事務を保健福祉部へ移管することとしています。
【神奈川県座間市】 「スポーツ・健康について」
研修日:11月10日
人口:129789人、面積:17平方キロ
特徴:在日米軍の本拠所在地であるキャンプ座間や陸上自衛隊座間駐屯地などが所在し、第4施設群には250名ほどの隊員がいる。
近隣では数少ない自営水道を持つ。
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平成23年4月に保健福祉部を福祉部(福祉事務所)と健康部(健康づくり課、国民健康保健関連)に分け、教育部だったスポーツ課を移して作られた。
第4次総合計画に基づいて、競技スポーツ、生涯スポーツを扱う。
各種健康予防事業への連携の上でメリットがある。
健康ウォーキング、水中ウォーキング、ニュースポーツ:カローリング、バウンズボールなど。
今年初めて、笹川スポーツ財団の提唱するチャレンジデーに参加し、秋田県大仙市と競った。(道内では14自治体が参加)
30-3-3(サンゼロサンサン運動)
1日30分、週3日、3カ月続けましょうという取り組みを推進している。
4年間で高齢化率は2.6%上昇。
健康診査の受診率向上の努力はしているが、なかなか難しい。
高度医療、高額医療の原因としてメタボリックシンドローム、慢性腎不全などがあるので、保健師などと連携して保健指導を行っている。
ジェネリック医薬品の勧奨を同封して啓発している。
レセプト点検は当初県下でも有数の点検効果率があったが、今はどこの自治体も力を入れている。
約93億の医療費(H26年度決算)は右肩上がりで増えている。
介護特会、予防に力を入れなくてはいけないということで、27年度から脳トレを取り入れた。
その他、神奈川県内でも健康体操は導入されている。
座間では、「WE LOVE ZAMA! 健康体操」が行なわれている。
ただし、座間の体操は介護的ではない。H14年に市政30周年の記念でwe love zamaという歌を作った。
この歌に合わせた体操を作ろうということになり、たまたまNHKの体操の藤本直美さんという人がいて、その人に作っていただいた。
普及のために市内のコミセン8館で、毎月1館あたり2回程度の講座を開いて普及に努めてきた。
2分40秒ほどの体操。
ラジオ体操第1と同程度の効果がある。
コミセン以外でも出向いて講座は開催している。
当初1回あたり21名程度から、今は1回あたり18名程度となり、微減。
(P.4写真)右上が一般的なもの、左は普及員指導。
下はサマーフェスタという健康に関するイベントで披露したときの様子。
H25→H26 回数が減っている。
当初月2回やっていたものをある程度普及が進んだということで月1回に減らした。指導者を増やしたいと思っているが、なかなか難しい。
H27からは委託事業ということでやっている。
どちらかというと健康な人が対象の体操。
介護予防でもやっているが、その中間が必要ではないかと思っているところ。
スポーツと健康のイベント →資料3
スポーツ課事業と指定管理の体育館事業の2つ。
健康サマーフェスタ
骨盤エクササイズ100名定員に121名の参加。
1教室3回程度。エアロビクス、ヨガは人気。
イベントは出前講座でもやっているが、始めた頃よりは参加者が減っている。
増員の要因は保育園のお子さんに教えたり。
自主性に任せるような形で徐々に手放すような方向を考えている。
普及活動の回数は増えている。
よかったこと、よくなかったこと、
切り離せる部分と切り離せない部分がある。
学校体育の児童生徒に関する部分は教育委員会が担っている。
体育館での公開講座、これまでは定休日があったが、今後は年末年始以外は定休日をなくしていく。観戦スポーツは、プロバスケットボールチームに都合悪い時に座間の体育館を使ってもらっている。
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