活動報告 activity
2018/04/17
芽室町議会、ICT推進計画
本日、明日の2日間は恵庭市議会 議会改革推進協議会とICT専門部会の合同視察です。
早大マニフェスト研究所が行なっている議会改革度調査において、3年連続の1位を受賞されるなど、北海道内では圧倒的な取り組みを行っている芽室町議会で、議会のICT推進計画について勉強させていただきました。
http://www.memuro.net/gikai/gikai.htm
事前に、
・芽室町議会白書
・芽室町議会基本条例(逐条解説)
・芽室町議会ICT推進計画
などを拝見させていただいていましたが、
通年議会やモニター制度など、個別の仕組みとしても、ぜひ参考にさせていただきたい取り組みも多く、こちらについても改めて伺いたいところです。
今回の視察対応にしても、議長、副議長だけでなく、司会を務めるのも議員の役割でした。
今日はテーマがICT計画ということで、議会事務局長による説明でしたが、普段は議員が説明も行うとのこと。
普段から使用されているタブレットとプロジェクタによる説明も非常にわかりやすく、かつ、実際に使用している閲覧用のアプリケーションの様子などがよくわかり、見せていただいてはじめてわかること、実際の運用のことなどを教えていただくことができました。
事務局の担当職員はわずか3人で、2つの常任委員会は合わせて年間50回、議会運営委員会や全員協議会など、会議をすべて合わせると年間150回という信じられない数になります。
その議論のサポートをしながら、さらに議会改革やICT化の動きを進めるなど、事務局の協力、支援というものも非常に大きいように思います。
もちろん、ICT化には、議会事務局の事務の効率化や、議会情報の発信強化などもありますが、
なによりも強調をされていたのは、議員の力を発揮するということ。
タブレットを導入し、議員がいつでも行政の情報を引き出すことによって、市民との対話を深め、議員のスキルアップをはかり、その政策立案能力を高めた結果、最終的には町民福祉の向上につながるというビジョンは大変共感できるものでした。
私からも何点か質問をさせていただきましたが、
電子データの保存や管理ということに関しては、まだルールの整備としては十分でない部分もあるということや、端末の更新計画、中継録画システムの経費など、恵庭で今後議論をしていく上で、大変参考となるお話を伺うことができました。
恵庭市議会でも、こうした思いを共有しながら、議会改革を進めていければと思います。
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