活動報告 activity
2008/01/29
恵み野駅西口周辺開発、公開プレゼンテーション
1/26(土)に恵み野駅西口周辺開発事業の公開プレゼンテーションが
行なわれました。
非常にみなさんの関心は高かったようで、200人ほどの方が来場された
ようです。
私の個人的な感想としては、2社のプレゼンの内容には大きな差がありました。
提案1(pdf)のほうは、恵庭というまちの恵み野という地域を理解しようと
する姿勢、これから20年、30年とまちをともに創っていこうという気概を
感じました。
一方の提案2(pdf)のほうは、どこにでもある郊外型の開発、とりあえず敷地に
合わせて絵を描いてみたという印象を受けました。
あくまで私の個人的な受け方なのですが、これほどの差があるのは、
意欲だけでない何かがあるのではないかといううがった見方もできます。
極端にいえば、出来レースの捨て駒なのでは?という風にも思えてしまいます。
確かに業者の選定過程は公開されています。
しかし、プレゼン会場でも市民の意見を聞くことはなく、アンケートの結果が
どう審査委員会に反映されるのかは不透明です。
公開プレゼンテーションを行なっただけで、開発の透明性が増した、とは
言えないでしょう。
2社のプレゼンでは、以前の計画よりもさらに大きい事業費が想定されて
いました。しかし、その中で行政にどれだけの負担を求めているのかは
示されていません。(昨日の総務文教常任委員会でも示されませんでした)
増加する見込みの税収についても非常におおまかな試算が示されただけで、
これだけをもって、提案に対する賛否を表せる段階にはありません。
また、恵庭駅西口開発との整合性の点でもまだ見えてこないものが
あります。
まちを元気にしていくことは、誰も反対するところではありません。
事業の成功をより確実なものとするためには、すべてを網羅的に行なうの
ではなくて、優先順位を決めた上で、力を一点に注がなくてはなりません。
市民、行政、議会が一丸となって、えにわを創っていけるように。
皆様のコメントを受け付けております。