議会報告 report
2019/09/12
第3回定例会始まりました
昨日9/11から、第3回定例会が始まりました。
201909_第3回定例市議会行政報告
201909_第3回定例市議会教育行政報告
201909_令和元年恵庭市議会第3回定例会議事日程表(9月11日)
本日の議案審議では、継続審査となっていた陳情3件の議決と、新たに上程された議案の審議が行われました。
経済建設常任委員会に付託され、継続審査となっていた陳情が2件ありました。
20190614_経済建設陳情書
・陳情1号 看護師の全国を適用地域とした特定最賃の新設を求める陳情
・陳情2号 介護従事者の全国を適用地域とした特定最賃の新設を求める陳情
これまでの委員会審議の中で、陳情1に関しては、
・看護師の人員不足の要因が低賃金であるのか
・全産業平均よりも看護師の賃金は低いのか
・初任給の地域間格差8万円とする根拠は何か
・陳情が指摘をする内容についての恵庭の実態
などといった質疑があり、
・人手不足に関して、看護師に特化した調査は行われておらず、その点での把握はされていない
・厚生労働省の賃金構造基本統計調査では、12の産業別、性別、年齢階層別賃金が出ているが、中位に位置しており、職種全体として、金額で著しく低い実態とは言い切れない
・地域間格差の根拠は独自調査と推定されるが一定ではない
・継続審査の中で調べたが、把握しきれていない
という答弁がされました。
陳情2に関しても、
・数字の根拠
・恵庭での実態
などといった質疑があり、
同様に、
・統計データなどから、職種ごとに明確に読み取れるものはない
・市内の状況はつかみきれていない
という答弁でした。
委員会の中での採決では、全会一致で不採択とすべきという結論でした。
私も看護師、介護従事者に対する処遇改善が必要であるということについては、その通りだと思っていますが、その解決策を、「最低賃金」という制度に求めることは否定的に考えており、さらに「全国を適用地域とする特定最賃」は地域別最低賃金との間の矛盾が大きくなると考えています。
本会議での採決では、以下の結果となりました。
賛成(3):武藤、澁谷、新岡
反対(17):野沢、生本、松島、宮、南出、岩井、小橋、川股、川原、柏野、石井、長谷、市川、早坂、林、前田、鷹羽
(敬称略、議席順)
その他、新規で提案された手話言語条例について、
・事業者の努力義務に対する市の支援策
・条例制定後の具体的な取り組み(と財政措置)
などについて質疑を行いました。
手話言語条例と会計年度任用職員制度については、それぞれ委員会に付託となっており、手話言語条例は10/2の厚生消防常任委員会で、会計年度任用職員は10/1の総務文教常任委員会で、さらに審議が行われることになっています。
一般質問は9/17〜9/19の3日間で、10人が登壇する予定です。
通告内容は以下の通りです。
ぜひ議場にお越しください!
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