活動報告 activity
2008/02/25
連合審査会が開催されます。
本会議の合間となっている2/28に連合審査会が開催されます。 連合審査会とは、複数の委員会が合同で審議を行うもの。今回は、「恵庭駅西口周辺再整備の凍結・延伸決定」についての審議で、地元権利者の意見聴取と理事者への質疑が行われるそうです。総務文教委員会と経済建設委員会の合同なので、厚生消防委員会の私は審議には参加できません。 行政だけではなく、議会も市民の声を直接聞くということは重要なことです。陳情・請願が提出されたときに、趣旨など不明確なものを確認することも必要でしょう。直接対話の場は増やしていくべきです。 直接利害関係にある方たちが多くの意見を持っているということは理解できます。でも市全体に関わる大きな事業であればこそ、利害関係者だけでない広い意見を現時点でも聴取すべきではないかと思うのです。計画当初にも市民委員の参加はありましたが、かなりまわりの環境も変化しています。 また、議会に予算の提案権がない以上、連合審査の結果はどう反映されるのでしょうか。仮に連合審査の結果、西口は絶対に推進すべし、という結論にいたったとして、その結論はどういう意味を持てるのでしょう。 市長の手順の不手際ということであれば、一般質問の中でも質すことができるはずですから、あとは「議会はこんなに理解を示しているのに、市長が悪い」という姿勢を強調したいのでしょうか。議会として、恵庭西口推進の立場に立つのであれば、財政収支も含めて事業の取捨選択を示す必要があります。恵み野をやめれば、恵庭西も学校も西島松もできる、なんてことにはなりません。 「開発か財政規律か」という二項対立的な構図にしたいところですが、それだけでは表せない部分がありますので、連合審査の審議過程にも注視していきたいと思います。
皆様のコメントを受け付けております。