活動報告 activity
2022/05/14
議員報酬・定数のあり方
昨日は、議員8名と事務局の2名で、石狩市議会に「議員報酬と定数」について、お話を伺いに行ってきました。
恵庭市議会では、議会改革推進協議会で、議会改革に関する提案を行い、会派間の協議を行っています。
2月に、自民党清和会、自民党恵義会、公明党議員団の3会派から、議員報酬の増額と定数削減の提案があり、新たにそのことを協議する部会を作り、協議を始めたところです。
私は、定数削減には反対であり、報酬増額には極めて慎重な立場です。
石狩市議会では、厚田村、浜益村との合併後に(三位一体の改革などにより)財政難の中で、定数削減を進めてきました。
当初27名の定員が、合併特例で48名となり、その後は26名、24名、22名と削減し、2018年には、定数を2名減らし、同時に報酬を増額しています。
お話をお聞きした中では、若い人たちが参加しやすい環境を作る必要があり、若手からの切実な声もあったとのことです。
私は、世代間のバランスや議員の多様性を目指すのであれば、報酬よりも、議会活動を広く市民に伝えることや、政党に所属していない方であっても立候補できるような選挙の入り口での支援を考えるべきだと思っています。
長期的に見ていく必要があるかもしれませんが、石狩市議会では、直近3回の選挙の結果、平均年齢は少しずつ上昇しており、特に最近は無所属の新人候補が落選し、政党所属の候補が上位当選をする状況になっています。
定数の削減によって、多様性が損なわれている可能性があり、今後の議論を進めていく上で大変参考になるものでした。
ご説明をいただいた前議長の加納議員は、報酬・定数に関する議論の取りまとめや、少数会派を含めた議会運営も含めて、大変示唆に富んだお話を聞かせていただくことができました。
お忙しい中、お時間を割いていただきました花田議長、加納議員、そして議会事務局のみなさまに心から感謝いたします。
今後、部会としても報酬・定数に関して、市民のみなさんとの意見交換会を行っていく予定ですが、ぜひこれに関してのご意見をお聞かせいただければと思います。
市町村では、全国初の手話言語条例を制定した石狩市。庁舎内のこんなところにもワンポイント手話の掲示があります。さすが!
他の部会で図書室活性化を協議していることもあり、他のまちを訪ねる際にはできるだけ見学させていただいています。
こちらも、他の部会で検討している委員会室のカメラ設置。固定カメラとのことですが、恵庭の場合、固定カメラにするには、委員会運営についても見直しが必要。
皆様のコメントを受け付けております。
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私は、恵庭市に若くて頼りになる市議さんがいることを誇らしく思っています。
恵庭市の人口が減っていないのですから議員さんを減らすのはおかしいと思います。
少し前に減らしていますよね。
多数派の何らかの意図を感じます。
前回の議会の傍聴をした時、居眠りしている議員さんがいたと思います。緊張ないですよね。質問に対する答弁が分かっているからではないですか。
報酬を増やせばなり手が増えるとも思えません。かえつて、現職の人が再選され報酬が増えることになるのではと。
高齢の方には、若い人に議席を譲って欲しいです。高齢者の方が年金受給の条件がいいのですから、若い人たちを支える立場に立ってほしいと考えるのは、甘いでしょうか。
民主主義を守るには多様性や世代バランスが必要です。 -
議員削減して報酬額アップとは民意に反してると、4万を上げるとは、どの職でもないから(笑)
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[…] 議員報酬の引き上げを求める声があがっています。 4月から数回の議論を行い、市民との意見交換会においては、 […]
こんにちは。
レポート拝見しました。
議員定数を減らすのは賛成でしたが、それによって報酬が引き上げなのは意味がわかりません。
それであれば数はそのままで良いです。
今回の選挙をみましたが、やはり力があるところに集中していますよね。それが悪いわけではありませんが、幅広い意見が淘汰されている気がします。
私は小さい子がいるため一部の意見になりますが、正直子供に優しい市とは思いません。
日本全体もそうですが、子育てをしてこなかった年配の男性が数を占めているせいなのかなとも思います。
もっと若い方、女性の方、そういう幅広い意見が活発に議論しあえる政治だといいなと思います。これからも頑張ってください。