雑感 thoughts
2010/03/17
市役所でいらっしゃいませ
本日の恵庭市議会、予算特別委員会総括質問の中で、
職員の接遇改善に関して、一人の委員から、職員が市民に対して
「いらっしゃいませ」と言うべきだとの提案がありました。
私は、かつてサービス業で仕事をし、接客をしてきた中で
感じているのは、「いらっしゃいませ」を元気よく言うのはあくまで
マニュアルであって、心を込めるということは、そこから踏み出す
一歩にあるのだということです。
その委員の方は、例え話として、20年前の郵便局と今の郵便局との
比較も例示され、組織は変わることができるというお話でした。
確かに「いらっしゃいませ」は誰にでもかけることができる便利な言葉です。
でも、それを使うことによって、逆に人と人との間に一定の距離を
取ってしまうようにも感じます。
コンビニが、一律で無機質なサービスになってしまった。
だからこそ、今コンビニなどでは、「いらっしゃいませ」だけでなく
「こんにちは」とあいさつをしたりするようになったのではないでしょうか。
みなさんは、市役所で「いらっしゃいませ」、どのようにお感じになりますか?
普通に家に人が来ても、いらっしゃいとは言うでしょ。