議会報告 report
2023/02/27
第三者委員会中間報告
本日、第三者委員会に係る協議会が開かれました。
議題は第三者委員会からの中間報告書の提出でした。
この協議会、公開で行うことで合意され、多くの傍聴者の参加のもと
進められてきましたが、本日資料の配布がなく、冒頭それを確認するところから
始まりました。
結果的には、会議終了後に希望者には配布されたのですが、
そもそも報告、協議の段階では傍聴者の手元に資料がありませんでした。
せっかく関心を持って、お越しいただいた方に、
会議メンバーと同じ資料を提供するのは必須だと思います。
第三者委員会の中間報告はこちらです。
https://www.city.eniwa.hokkaido.jp/material/files/group/54/zizituninntei.pdf
報告については、私からは3点、確認の質疑をしました。
①第三者委員会設置の根拠が違う。
誰がこのような説明をしたのか。
このままの報告では認められない。
②1月には議員に対してハラスメントに関するアンケートが実施されているが、
議員向けアンケートに関しての言及がない。どのような取り扱いとなったのか。
③P12 因果関係があるか否かの判断は医学的知見に基づかなければ困難との記述。
前回の協議会で報告された精神科医の辞任が影響している。
医師の意見書を求めるなど、補完する手立てが取れないのか。
①については、ハラスメント条例に基づかないという説明をしたが、
第三者委員会のほうで、ハラスメント条例を適用することもできると
判断をして、当事者への聞き取りの際にも、その旨を記載した覚書を提示したとのこと。
第三者委員会のみなさんには、ご多忙の中、
お時間を割いていただいていることはありがたいことです。
ですが、議会の会派代表が協議をし、
ハラスメント条例に基づく第三者委員会では合意が得られませんでした。
その前提に立って、第三者委員会の設置要綱からは、
ハラスメント条例に基づくという記述を削除しました。
修正した要綱に基づいて、委員への就任を依頼しているところ、
委員が勝手に根拠法令を変えたというのが事実だとすれば、
それは越権行為ではないかと思います。
前回2/14の「第三者委員会に係る協議会」では、
12/26の第1回目の「第三者委員会」終了後に、
4名の委員のうち、1名が辞任したという報告を受けました。
この件も1か月半にわたって、議長からは何の報告もなく
不信感を抱いているところですが、本日の中間報告をみて、
さらにその思いは強くなりました。
委員の辞任、その報告遅れ、
根拠法令がすり替えられた委員会と
誤った覚書(?)に基づく調査、
今後出される最終報告への信頼がすでに崩れていると感じています。
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